資料請求リスト
0件

教材を作る人・受講する人別に見るeラーニングシステムの使い方

教材を作る人・受講する人別に見るeラーニングシステムの使い方

eラーニングシステムの使い方は、教材を作って公開する担当者の操作と、教材を受講する従業員の操作に分けると理解しやすくなります。担当者は社内資料や動画を教材にまとめて配信し、受講者はPCやスマートフォンで視聴してテストに答えるという分担です。この記事では、両方の操作の流れと、受講者がつまずきやすい場面への対処、受講後に教材を改善する方法までを解説します。初めてeラーニングを社内に取り入れる方は参考にしてください。

この記事は2026年10月時点の情報に基づいて編集しています。
\ 先月は3,000人以上の方が資料請求しました /
目次

    ITトレンドがおすすめする製品・サービス

    ■使う教材の形式別
    ■使い方を覚えるための支援別

    eラーニングシステムで教材を作る手順

    eラーニングシステムを使う最初の作業は、教材づくりです。手元の資料を教材の形にし、理解を確かめるテストを付けて、公開前に動作を確かめるまでの流れを解説します。

    社内資料や動画を教材として登録する

    教材の素材には、研修で使っているスライドやPDFのマニュアル、撮影した動画、PC画面の録画などを使えます。eラーニングシステムの教材作成機能でファイルを取り込み、章ごとにページや動画を並べれば、ひとつの教材にまとまります。

    素材をそのまま載せるだけでなく、スライドに音声の解説を付けたり、重要な箇所に注釈を入れたりすると、集合研修の講師がいなくても内容が伝わりやすくなります。取り込めるファイル形式や1ファイルの容量の上限は製品によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

    理解度を確かめる確認テストを作る

    教材の最後や章の区切りには、確認テストを置きます。選択式や正誤式の設問を作り、合格点を決めておけば、受講者が内容を理解できたかを確かめられます。

    設問は、教材の中で伝えた要点から出題するのが基本です。知識を暗記しているかよりも、業務の場面でどう判断するかを問う設問にすると、実務に近い理解度を測れます。不正解のときに解説を表示する設定があれば、テストを解くこと自体を復習の機会にできます。

    公開前に受講者として試す

    教材ができたら、公開前にテスト用のアカウントで受講者と同じように操作してみましょう。動画が最後まで再生されるか、テストの採点が正しいか、修了の記録が残るかを順番に確かめます。

    PCだけでなく、受講者が使う予定のスマートフォンやタブレットでも表示を確認しておくと安心です。可能であれば、対象部署の数人に先行して受講してもらい、分かりにくい箇所や所要時間についての意見を集めてから全体に公開しましょう。

    関連記事 eラーニングを効果的に活用する会社とは?有効活用の重要ポイントも

    最後まで受講してもらえるeラーニング教材の工夫

    eラーニングは自分のペースで進められる反面、途中で受講をやめてしまう人も出てきます。受講者が最後まで取り組みやすい教材にするための工夫を2つ紹介します。

    1本の動画を短く区切る

    30分を超えるような長い動画は、業務の合間に見る時間を確保しにくく、途中で集中が切れる原因にもなります。内容のまとまりごとに5~10分程度に区切れば、受講者は休憩時間や移動時間を使って少しずつ進められます。

    短く区切った動画のあとに、小さな確認問題を1~2問挟む方法もあります。区切りごとに理解を確かめられるため、受講者は自分がどこでつまずいたかに気づきやすくなります。教材の担当者にとっても、改訂が必要な箇所だけを差し替えやすくなる利点があります。

    スマートフォンでも見やすい画面にする

    現場で働く従業員や外出の多い営業担当者は、スマートフォンで受講する場合があります。PC向けに作ったスライドは、文字が小さく読みにくいことがあるため、文字を大きくして1枚あたりの情報量を減らす工夫が有効です。

    動画に字幕を付けておけば、音を出せない場所でも内容を追えます。スマートフォンで受講する場合は通信量も気になるため、Wi-Fi環境での受講を案内するか、画質を抑えた動画を用意するとよいでしょう。

    関連記事 eラーニングのメリット・デメリットとは?企業と受講者の視点で解説

    受講者から見たeラーニングシステムの使い方

    教材を公開したら、受講者はシステムにログインして受講を進めます。受講者が行う操作をログインから修了まで順に整理するので、社内向けの受講マニュアルを作る際にも役立ててください。

    ログインして受講する教材を選ぶ

    受講者は、案内メールに記載されたURLやスマートフォンのアプリから、eラーニングシステムにログインします。社内のIDと同じアカウントで入れるシングルサインオンを使っている場合は、パスワードを別に覚える必要はありません。

    ログイン後のトップ画面には、自分に割り当てられた教材と受講期限が一覧で表示されます。期限が近いものから順に取り組めば、受講漏れを減らせます。初回のログイン時に、受講者自身でパスワードやプロフィールを設定する場合もあります。

    動画を視聴して途中から再開する

    教材を開くと、動画やスライドが順番に表示されます。途中で画面を閉じても進み具合を記録し、次に開いたときに続きから再開できるeラーニングシステムもあります。

    ただし、通信が途切れたまま画面を閉じると、直前の進み具合が記録されない場合もあります。教材によっては、動画を早送りできない設定や、最後まで視聴しないとテストに進めない設定がされていることもあるため、時間に余裕を持って受講しましょう。

    テストに答えて修了する

    教材を最後まで進めると、確認テストに進みます。合格点に届けば修了となり、受講記録が残ります。不合格の場合は、教材を見直してから再受験できる設定にしている場合があります。

    修了後は、受講履歴の画面で修了日や点数を確認できます。修了証が発行される研修では、画面からダウンロードしておきましょう。研修によっては修了後にアンケートへの回答を求められるため、最後の画面まで進めたかを確認してから閉じることが大切です。

    ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料請求して、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でeラーニングの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。

    \ eラーニングシステム(LMS) の製品を調べて比較 /
    製品をまとめて資料請求! 資料請求フォームはこちら

    受講者がつまずきやすい場面と対処法

    eラーニングの導入直後は、受講者から操作の問い合わせが寄せられがちです。よくあるつまずきと、担当者がとれる対処法を事前に把握しておくと、問い合わせへの対応が早くなります。

    ログインできないときの対処

    ログインできない原因には、IDやパスワードの入力ミス、パスワードの有効期限切れ、アカウントの登録漏れ、アクセスできるネットワークの制限など、複数の可能性があります。受講者には、まずパスワード再設定の画面を案内するのが手早い方法です。

    それでも解決しない場合は、担当者が管理画面でアカウントの状態を確認します。入社や異動の直後は登録が反映されていない場合もあるため、問い合わせが増える時期の前に、受講者の登録状況を点検しておきましょう。

    動画が再生されない・進捗が反映されないときの対処

    動画が止まる、再生されないといった不具合は、通信環境やブラウザの種類と設定、端末の性能、社内ネットワークの制限など、複数の要因で起こります。受講者には、別のブラウザや通信環境で試してもらい、症状が変わるかを確認してもらいましょう。

    受講したのに修了にならない場合は、最後の画面まで進んでいない、テストが未回答といった原因が考えられます。受講履歴の画面を確認しても解決しないときは、端末やブラウザ、発生日時を添えてベンダーに問い合わせます。

    関連記事 eラーニング導入3つの成功例とは?受講率を上げるポイントも紹介

    受講後の声をeラーニング教材の改善に生かす

    eラーニングシステムは、教材を配信して終わりではありません。受講者の反応やテストの結果をもとに教材を改善していけば、研修の効果を高められます。

    アンケートや質問機能で受講者の声を集める

    受講後のアンケートで、内容の分かりやすさや所要時間、業務への役立ち度を尋ねましょう。自由記述の欄を設けておけば、どの部分が分かりにくかったかといった具体的な意見が集まります。

    受講中に疑問が出たときに質問を投稿できる機能があれば、よくある質問を教材の補足として追記できます。集まった声は、教材の作成者だけでなく現場の管理者とも共有し、業務の実態とずれていないかを確かめると改善点が見つかりやすくなります。

    正答率の低い設問から教材を見直す

    テストの結果は、受講者の理解度だけでなく教材の出来を測る材料にもなります。多くの受講者が間違えている設問があれば、その内容を説明している箇所が分かりにくいか、設問の表現にあいまいさがある可能性があります。

    該当する箇所の説明を補ったり、図や事例を加えたりして教材を改訂しましょう。改訂後に正答率が変わったかを確認すれば、見直しの効果を確かめられます。改訂の内容と日付は記録に残しておきます。

    関連記事 eラーニングシステムの導入効果は?5つの導入事例を解説!

    教材の準備と受講がしやすいeラーニング一覧

    教材を作る担当者と受講する従業員の双方の使いやすさに関わる機能を中心に、この記事で紹介するeラーニングシステムを表にまとめました。手持ちの資料や用意したい教材の形式とあわせて比べてみてください。

    製品名特徴
    LearnOGoogleスライドやPowerPointの資料をそのまま教材に登録できる。テストやアンケートも作成可能
    Generalist/LMパワーポイントやPDF、動画を組み込んだ教材をWebオーサリングツールで作れる
    manebi eラーニング豊富な既製教材を搭載。手持ちのPDFや動画を動画編集ソフトで教材化することもできる
    Cloud CampusPCのインカメラに向かって話すだけで動画教材を作れる。見放題の既製教材はオプション
    Schoo for BusinessビジネススキルからAI・DXまで幅広い動画で学べる。導入・運用の伴走サポートあり
    サクテス学びホーダイ動画とドリルがセットのeラーニングパッケージ。5~10分のマイクロラーニングで学べる
    LOGOSWARE Xeハイブリッド研修に対応。製品使い方講習会やマニュアルの公開でサポートを受けられる
    学び~と既存資料を活用してオリジナル教材を作成できる。進捗や理解度の可視化にも対応
    Learning Ware自社のPowerPoint教材を活用してeラーニング教材を作り、全社に展開できる

    教材作成や既製教材の活用を支援するeラーニングシステム

    スライドや動画から教材を作る機能、すぐ使える既製の教材、操作を覚えるための支援といった観点で製品を紹介します。教材を作る担当者と受講者のどちらにとっても使い始めやすいかを確認してみてください。

    LearnO

    Mogic株式会社
    《LearnO》のPOINT
    1. パソコン・スマートフォンの各ブラウザに対応しスムーズに学習
    2. シンプルで誰でも使いやすい操作画面
    3. 選べるプラン&リーズナブルな価格

    Mogic株式会社が提供する「LearnO」は、既存のGoogleスライドやPowerPointで作った資料を、そのまま教材として登録できるeラーニングシステムです。動画教材の配信にも対応しています(格安プランを除く)。選択式・記述式のテストは制限時間や合格点、再受験の可否まで設定できます。受講者は講座単位で質問やコメントを書き込めるため、疑問を共有しながら学習を進められます。PC・タブレット・スマートフォンの主要ブラウザに対応した画面です。

    Generalist/LM

    株式会社東芝
    《Generalist/LM》のPOINT
    1. 直感操作のオーサリングツールでeラーニング教材をかんたん作成
    2. スキルマップで社員のスキルを可視化し戦略的な人材育成を支援
    3. 400以上の既製コンテンツですぐにeラーニングをスタート可能

    株式会社東芝が提供する「Generalist/LM」は、教材の作成から配信、受講管理までを一つにまとめたLMSです。インストール不要のWebオーサリングツールで、パワーポイントやPDF、動画を組み込んだ教材を作成し、受講者からの見え方をすぐにプレビューできます。受講者はログイン直後のポータル画面で取り組むべき学習を確認でき、続きからの再開やブックマーク保存も可能です。既製コンテンツを購入して研修を始めることもできます。

    manebi eラーニング

    株式会社manebi
    《manebi eラーニング》のPOINT
    1. 【運用も安心】受講者が迷わない操作性+サポートチームの伴走
    2. 【豊富な教材】10,000教材から選べる階層別・コンプラ研修
    3. 【コスパ◎】IDのオンオフ切替で無駄のない運用を実現

    株式会社manebiが提供する「manebi eラーニング」は、コンプライアンス研修や階層別研修などの既製教材を豊富にそろえたeラーニングシステムです。ジャンルや研修時間を指定すると、AIが研修プランやコンテンツを提案します。手持ちのPDFや動画は動画編集ソフトVrewで編集して教材にでき、自社教材のアップロードにも対応しています。学習の内容と順番を示すコースマップ機能があり、受講者が何から始めればよいか迷いにくい画面です。

    Cloud Campus

    株式会社サイバー大学
    《Cloud Campus》のPOINT
    1. ユーザ登録無制限・定額制
    2. 研修作成から履歴管理までかんたん操作
    3. 100種類以上のeラーニングコンテンツが見放題

    株式会社サイバー大学が提供する「Cloud Campus」は、教材の内製と既製コンテンツの活用を両立できるeラーニングシステムです。PCのインカメラに向かって話すだけで動画教材を作れ、スライドと動画を2画面で表示する教材や字幕の設定にも対応しています。テストは自動採点付きで作成可能です。オプションのコンテンツパックを追加すれば既製教材も見放題で利用できます。管理者向けには個別オンライントレーニングや動画チュートリアル、操作ガイドが用意されています。

    Schoo for Business

    株式会社Schoo
    《Schoo for Business》のPOINT
    1. 9,000本以上の動画で社員研修から自律学習まで幅広く活用可能!
    2. DXやAIなど最先端の知見から、ビジネススキルまで幅広く学べる
    3. 専任チームが導入準備から運用、効果測定までを伴走サポート

    株式会社Schooが提供する「Schoo for Business」は、基本的なビジネススキルからAIやDXまでを動画で学べるオンライン学習サービスです。研修のテンプレートを選び、受講者を選択するだけで研修を設定できます。受講状況は管理画面で把握でき、進捗の可視化によってリマインドも効率よく行えます。導入時にはPDFマニュアルや管理ツールの使い方動画、管理画面の使い方説明会が用意されており、初めて運用する担当者も操作を覚えやすい体制です。

    サクテス学びホーダイ

    株式会社イー・コミュニケーションズ
    《サクテス学びホーダイ》のPOINT
    1. ビジネスにおいて教育が必要とされる領域を網羅したコンテンツ
    2. 5~10分のマイクロラーニングで簡単に学べ、従業員の負担も軽減
    3. 運用が簡単なシステムで教育担当者が抱える課題を解決

    株式会社イー・コミュニケーションズが提供する「サクテス学びホーダイ」は、動画と確認問題がセットになったeラーニングパッケージです。内定者や若手社員、管理職向けのビジネスコンテンツに加え、情報セキュリティやコンプライアンス、ハラスメントの教材もそろっています。1本5~10分程度のマイクロラーニングで、動画で学んだ後にドリルやテストで理解を確かめる流れです。「マニュアル不要で誰でも操作ができる」をコンセプトに開発されています。

    LOGOSWARE Xe

    ロゴスウェア株式会社
    《LOGOSWARE Xe》のPOINT
    1. 従量課金プランで事業の収益を最適化
    2. ハイブリッド研修でニーズに合わせた研修設計を実現
    3. データの一元管理で業務の効率化と教育効果の最大化を同時に実現

    ロゴスウェア株式会社が提供する「LOGOSWARE Xe」は、オンラインと対面を組み合わせたハイブリッド研修に対応するeラーニングシステムです。受講者はeラーニングの受講に加え、集合講座への申し込みや出席登録、課題レポートの提出をシステム上で行えます。進捗状況やテスト結果、アンケート回答は一元管理が可能です。購入前の相談や製品使い方講習会、マニュアル・技術資料の公開といったサポートがあり、導入・運用支援や教材の制作代行を含むサービスも用意されています。

    学び~と (エスエイティーティー株式会社(駿台グループ))

    《学び~と》のPOINT
    1. 既存資料を直感的に活用してオリジナル教材を作成。
    2. 進捗や理解度を可視化し、学習効果の向上を支援。
    3. 少人数からの月額利用、複数サイト一括管理、多言語対応。

    Learning Ware (株式会社プロシーズ)

    《Learning Ware》のPOINT
    1. 導入企業2,400社、利用者数100万人以上の圧倒的な導入実績!
    2. シングルサインオンで煩雑なログインフローなし!意欲的な学習を
    3. 30以上の言語対応でグローバル企業にも対応!

    まとめ

    eラーニングシステムの使い方は、教材を作る担当者が資料や動画を教材にまとめてテストを付け、受講者がログインして視聴し、テストに答えて修了するという流れです。動画を短く区切る、スマートフォンでも見やすくするといった工夫に加え、つまずきへの対処や教材の改善も欠かせません。自社で作りたい教材や受講者の端末を整理したうえで、資料請求をしてeラーニングシステムの機能を比べてみてください。

    \ 先月は3,000人以上の方が資料請求しました /
    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「教材を作る人・受講する人別に見るeラーニングシステムの使い方」というテーマについて解説しています。eラーニングシステム(LMS)の製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
    このページの内容をシェアする
    facebookに投稿する
    Xでtweetする
    このエントリーをはてなブックマークに追加する
    pocketで後で読む
    eラーニングシステム(LMS)の製品をまとめて資料請求