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無料でできるメール誤送信対策は?情報漏えいを防ぐツール11選

無料でできるメール誤送信対策は?情報漏えいを防ぐツール11選

情報漏えいの原因の多くはメールの誤送信であり、リスク対策の一環としてメール誤送信対策に取り組まなければなりません。できるだけコストをかけずに、無料でメール誤送信対策を行いたいという企業は、従業員への注意喚起や意識改革からはじめましょう。

この記事では、無料でできるメール誤送信対策について解説します。またヒューマンエラーをなくし、メールセキュリティ強化に役立つメール誤送信対策ツールも紹介します。

この記事は2022年3月時点の情報に基づいて編集しています。
目次

    メール誤送信対策ツール紹介ページ遷移画像

    無料で今すぐできる!メール誤送信対策

    まずは、無料ですぐに対策できるメール誤送信対策を紹介します。

    宛先入力時の補助機能を使わない

    メールソフトには、名前や宛先を入力すると候補を表示する自動入力補助機能が搭載されています。宛先の入力を省ける便利な機能ですが、選択ミスによって誤送信の危険性があるのです。

    メールの誤送信を防止するなら、補助機能の設定を無効にして都度宛先のメールアドレスを入力し、確認しましょう。

    メール送信のルールを決める

    メール誤送信は、ヒューマンエラーがほとんどです。誤送信のリスクを軽減するため、ルールの設定も有効な対策です。メール送信前の確認項目などを、決めておくとよいでしょう。確認すべき項目としては、以下のようなものが挙げられます。

    • ■送信先アドレスの確認
    • ■件名、本文や添付ファイルの確認
    • ■添付ファイル暗号化の確認
    • ■ToやCc、Bccの使い方は適切か

    特に急いでいるときなどは、送信先を間違えたり、添付ファイルの暗号化を忘れてしまったり、ミスをしやすいので注意しましょう。

    ルールの運用と併行して、従業員の情報セキュリティ教育も重要です。メール誤送信のリスクや誤送信対策の重要性を再確認させてください。

    無料のメール誤送信対策ツールを活用する

    メール誤送信対策ツールは、宛先間違いのメールや社内のセキュリティポリシーに反するメールの送信を防ぐのに有効です。クラウド型で提供されるツールも多く、フリーソフトもあります。

    しかし無料のソフトでは機能が制限され、サポートがない場合がほとんどです。また製品の提供元が不明だとセキュリティ面でも不安が残ります。一方、有料のメール誤送信対策ツールは、誤送信を防ぐためにさまざまな機能を搭載しています。ベンダーサポートもあるので、トラブルが発生しても解決までがスムーズでしょう。

    【比較表】メール誤送信対策ツールの一覧

    有料のメール誤送信対策ツールの中でもおすすめの製品を厳選し、一覧表にまとめました。無料トライアルの有無や価格、特徴を比較しやすくしているので、気になった製品があれば、ぜひ資料請求をしてみてください。

    製品名特徴対象従業員規模価格無料トライアルレビュー評価
    safeAttachクラウドサービス120アドレスからは定額制プランすべての規模に対応月400円~/1アドレス30日間
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    CipherCraft/Mail(サイファークラフトメール)ミスを確認できるポップアップ表示が見やすいすべての規模に対応245,000円/50ユーザー
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    Microsoft365 with IIJ5層のフィルタリング機能を搭載250名未満月435円/1ユーザー
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    @Securemail Plus FilterMicrosoft365やGoogle Workspaceと連携できるすべての規模に対応月250円~/1アカウント
    ※10アカウント単位での契約
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    Mail SafeMicrosoft 365 Exchange Onlineのユーザー向け100名以上
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    CooKai誤送信防止ツールOutlookにインストールするだけで導入完了250名以上150円/1ID
    ※250ID以上から
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    IIJセキュアMXサービスメールの誤送信対策だけでなく、受信メールも対策可能すべての規模に対応
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★

    ※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。

    メール誤送信対策ソフト の製品を調べて比較 /
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    おすすめのメール誤送信対策ツールを徹底比較

    ここからは、ITトレンド編集部がおすすめするメール誤送信対策ツールを紹介します。製品はすべて無料で資料請求できるので、比較のうえ自社にあうものを検討してください。

    safeAttachクラウドサービス

    クロス・ヘッド株式会社
    製品・サービスのPOINT
    1. ≪定額制≫ライセンス数フリーで高いコストパフォーマンスを実現
    2. Microsoft365やGoogle Workspace環境でも利用可能
    3. 30日間の無料トライアル利用可

    「safeAttachクラウドサービス」は、クロス・ヘッド株式会社が提供するメール誤送信防止ソリューションです。最低購入数の設定はありますが、1アドレス月額400円から利用できます。また、120アドレス以上になると定額制プランになるので、利用者が多い企業におすすめでしょう。

    添付ファイルの自動暗号化・Webダウンロード化、メールの送信一時保留、BCC強制変換、送信ブロック、第三者確認などの機能を搭載しています。30日間の無料トライアルも提供しているので、使用感をぜひお試しください。

    CipherCraft/Mail(サイファークラフトメール)

    NTTテクノクロス株式会社
    製品・サービスのPOINT
    1. メール誤送信防止市場16年連続シェアNo.1※ 官公庁等の実績多数!
    2. 様々なメールソフトに対応し、メール環境を変えずに利用可能
    3. きめ細やかな管理設定で部署単位などの運用も可能

    NTTテクノクロス株式会社が提供する「CipherCraft/Mail(サイファークラフトメール)」は、オンプレミス型のメール誤送信防止・暗号化ソフトウェアです。送信前のメールにミスがないか確認できるポップアップ表示が見やすく、わかりやすい配色で注意を促すので誤送信を防げるでしょう。

    そのほか、添付ファイルや本文の自動暗号化、宛先Bcc自動追加、上長承認機能などの機能を搭載しています。また、メールや電話でのサポートや無償バージョンアップなども行っているので安心です。

    Microsoft365 with IIJ

    株式会社インターネットイニシアティブ
    《Microsoft365 with IIJ》のPOINT
    1. Microsoft 365とIIJの二重防御でスパム対策
    2. 宛先間違いメール送信を防ぐ誤送信対策機能を装備
    3. 添付ファイル自動暗号化機能でメール誤送信時の情報漏洩を防止

    株式会社インターネットイニシアティブが提供する「Microsoft365 with IIJ」は、Microsoft 365のユーザーにおすすめのクラウドサービスです。Microsoft 365と同じ月額料金でセキュリティ機能を強化できる点が魅力でしょう。

    送信ドメイン認証フィルタ、添付ファイルフィルタ、迷惑メールフィルタなど5層のフィルタリング機能を追加し、スパム対策が可能です。また、添付ファイル自動暗号化やメールの一時保留などで誤送信を防止します。

    @Securemail Plus Filter

    株式会社ケイティケイソリューションズ
    《@Securemail Plus Filter》のPOINT
    1. 現在利用中のメール環境のまま利用可能
    2. メールの送信ミス自動で防止
    3. 不正なメール利用による情報漏えいを未然に防ぐ

    株式会社ケイティケイソリューションズが提供する「@Securemail Plus Filter」は、1アカウントあたり月額250円から利用できるクラウド型メール誤送信防止サービスです。Microsoft365やGoogle Workspaceと連携できるので、既存のメール環境を変更する必要はありません。

    添付ファイルの自動暗号化やWebダウンロード化、送信の一時保留、上長の承認、自動Bcc化など、メール誤送信対策に必要な機能を搭載し、セキュリティポリシーに合わせた条件設定が可能です。さらにウイルススキャン機能も搭載しており、ウイルスを検知した場合はメールを破棄します。

    Mail Safe

    SBテクノロジー株式会社
    《Mail Safe》のPOINT
    1. 複数の誤送信防止機能を持つクラウド型メールセキュリティ
    2. 柔軟なポリシー設定が可能
    3. 個人情報を含むデータのメール送信を禁止

    「Mail Safe」はSBテクノロジー株式会社が提供しており、Microsoft 365 Exchange Onlineを利用している従業員数100名以上の企業に最適なクラウド型メールセキュリティ製品です。添付ファイルの自動暗号化・Webダウンロード化、一時保留、Bcc強制変換、上司承認などの機能を、Microsoft 365 Exchange Onlineに付与できます。

    また、送信拒否の設定を柔軟に変更できる点が特徴といえるでしょう。個人情報を含むデータのメール送信を禁止し、重要なメールは必ず上司が確認するなどの設定が可能です。

    Coo Kai メール誤送信防止ツール

    株式会社ピーエスシー
    製品・サービスのPOINT
    1. 社外だけでなく社内メールにも対応
    2. Web版だけでなくApp版にも対応
    3. Microsoftゴールドパートナー※MCPP最上位「Specialization」認定

    Microsoft社のゴールドパートナーである株式会社ピーエスシーが提供する「CooKai誤送信防止ツール」は、1IDあたり150円で利用できる誤送信防止ツールです。Outlookにインストールするだけで利用できるので、初心者でも簡単に導入できます

    メールを送信する前にポップアップで警告を表示し、強制的にダブルチェックを行わせるので、責任者の負担を軽減できるでしょう。さらに、警告の表示条件やチェック後の送信ホールド時間などの設定も細かく行えます。

    IIJセキュアMXサービス

    株式会社インターネットイニシアティブ
    《IIJセキュアMXサービス》のPOINT
    1. 宛先ミスのメールも一定時間なら取り消し可能
    2. 様々なフィルタで送信メールの条件を制御
    3. 誤送信対策と脅威対策をまとめて実現
    株式会社インターネットイニシアティブが提供する「IIJセキュアMXサービス」は、メールの誤送信対策だけでなく、受信メールのセキュリティ対策も可能なクラウド型メールセキュリティサービスです。

    誤送信対策としては、送信の一時保留機能が搭載されており、保留時間や保留させたくないドメイン・アドレスなどの設定が可能です。社外秘の情報が含まれるメールや、大量のファイルが添付されたメールは送信拒否もできます。

    導入製品にお悩みで、まずは最新の人気製品から検討してみたい、という方はこちらのランキングも参考にしてください。

    完全無料・フリープランがあるメール誤送信ソフト

    ここからは、完全無料で使える、もしくはフリープランがあるメール誤送信ソフトを紹介します。

    Outlook Okan

    株式会社のらねこが提供する「Outlook Okan」は、誰でも無料で利用できるOutlook用の誤送信アドインです。送信前に、すべての項目にチェックを入れなければ送信できないため、確実な二重確認が行えます。警告設定・送信禁止設定・名称とドメインの紐づけなど、無料ながらさまざまな機能を搭載しています。

    Re:lation

    株式会社インゲージ (INGAGE Inc.)が提供する「Re:lation」は、メール・電話・LINEなどの複数の窓口からの問い合わせを一元管理する顧客対応ツールです。送信前に画面を表示し警告する機能や、異なるドメインへの誤送信を防止するアラート機能などを搭載しています。初期費用・月額料金無料のフリープランを提供しています。

    メール誤送信対策ツールを活用して情報漏えいを防ごう

    無料で行えるメール誤送信対策としては、宛先の自動入力補助機能を使わず、社内ルールを設定するとよいでしょう。無料のメール誤送信対策ツールを使うという手もありますが、機能が制限されるなどのデメリットがあります。セキュリティを強化したい場合は、有料のメール誤送信対策ツールも検討してみてください。最適な方法でメール誤送信による情報漏えいを防ぎましょう。

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