クラウド型メール誤送信対策ツール
ITトレンド編集部がおすすめするクラウド型メール誤送信対策ツールをご紹介します。
@Securemail Plus Filter の比較ポイント
- メールの一時保留や上長承認で誤送信を防ぎます!
- 添付ファイルの WEBダウンロード化や転送をブロックできます!
- Microsoft 365などの既存メール環境と連携して利用できます。
株式会社ケイティケイソリューションズが提供する「@Securemail Plus Filter」は、クラウド型メール誤送信防止サービスです。Microsoft365やGoogle Workspaceと連携できる点が魅力でしょう。既存のメール環境を大幅に変更することなく、短期間で導入できます。また、添付ファイルの自動暗号化やWebダウンロード化、送信の一時保留、上長の承認、自動Bcc化など必要な機能が網羅されています。
CipherCraft/Mail(サイファークラフトメール)
CipherCraft/Mail(サイファークラフトメール) の比較ポイント
- メール誤送信防止市場13年連続シェアNo.1※ 官公庁等の実績多数!
- 様々なメールソフトに対応し、メール環境を変えずに利用可能
- きめ細やかな管理設定で部署単位などの運用も可能
「CipherCraft/Mail(サイファークラフトメール)」は、NTTテクノクロス株式会社が提供するメール誤送信防止・暗号化ソフトウェアです。送信前のメールをチェックができるポップアップ表示が特徴です。そのほか、添付ファイルや本文の自動暗号化、宛先Bcc自動追加、上長承認機能などが搭載されています。なお、こちらはオンプレミス型の製品ですが、クラウドサービスも用意されています。
Office 365 with IIJ の比較ポイント
- Office 365とIIJの二重防御でスパム対策
- 宛先間違いメール送信を防ぐ誤送信対策機能を装備
- 添付ファイル自動暗号化機能でメール誤送信時の情報漏洩を防止
株式会社インターネットイニシアティブが提供する「Office 365 with IIJ」は、Microsoft 365を利用している企業に最適なクラウドサービスです。Microsoft 365のセキュリティ機能に加え、5層のフィルタリング機能でセキュリティを強化できます。送信ドメイン認証フィルタ、添付ファイルフィルタ、迷惑メールフィルタのほか、添付ファイル自動暗号化や一時保留が可能です。また管理者は、保留時間や保留を希望しないメールアドレスの設定などができ、柔軟性があります。
Mail Safe の比較ポイント
- 複数の誤送信防止機能を持つクラウド型メールセキュリティ
- 柔軟なポリシー設定が可能
- 個人情報を含むデータのメール送信を禁止
「Mail Safe」は、SBテクノロジー株式会社が提供するクラウド型メールセキュリティ製品です。Microsoft 365 Exchange Onlineに、添付ファイルの自動暗号化・Webダウンロード化、一時保留、Bcc強制変換、上司承認などの機能を付与できます。また、個人情報を含むデータのメール送信を禁止にできるなど、送信拒否機能が特徴的です。
株式会社 USEN ICT Solutionsが提供する「メール誤送信防止」は、日本語・英語・中国語に対応したクラウド型メール誤送信防止サービスです。二重暗号化防止、処理件数や操作履歴の確認機能など、便利機能を搭載している点がポイントです。そのほか、添付ファイル自動暗号化、送信保留、BCC強制書き換え、上長承認など基本機能を搭載しています。運用サポートもあるので安心して利用できるでしょう。
safeAttachクラウドサービス の比較ポイント
- 定額制、ライセンス数フリーで高いコストパフォーマンスを実現
- Office365やGSuiteの環境でもメールセキュリティ強化
- 30日間の無料トライアルを実施中
「safeAttachクラウドサービス」は、クロス・ヘッド株式会社が提供するメール誤送信防止ソリューションです。120アドレスからは定額制プランになり、利用者が多い企業向けといえるでしょう。添付ファイルの自動暗号化・Webダウンロード化、メールの送信一時保留、BCC強制変換、送信ブロック、第三者確認などが可能です。なお、専用サーバが用意されており、堅牢なデータセンターで24時間365日サーバ監視を行っているのでセキュリティ面も安心です。
Mail Dealer の比較ポイント
- ファイル添付時、パスワード暗号化zipファイルへ自動変換
- オプションで情報漏えい対策機能等も利用可能
- 6,000社を超える導入実績
「Mail Dealer」は、株式会社ラクスが提供するクラウド型のメール共有管理システムです。メールや電話、SNSなどからの問い合わせを一元管理し、添付ファイルの自動暗号化・ダウンロード化、送信後の取消しなどの機能を搭載しています。6,000社以上での導入実績があり、導入フォローもしてくれるので信頼度の高い製品といえるでしょう。
「Re:lation」は株式会社インゲージが提供する、問い合わせ対応の課題を解決するメール共有管理ツールです。メール誤送信対策だけでなく、案件管理や顧客管理など、関連する業務の情報共有と効率化を図ります。
社内でのみ共有されるコメントをメッセージごとに入力できる機能や送信前の添付忘れを警告するアラート機能が便利です。
最先端AI技術を搭載したセキュリティ対策ツールです。添付ファイルの暗号化や上長の承認など、メール誤送信対策に最適な機能を装備。さらに標的型攻撃やランサムウェアなど、入り口対策も実装できます。
また、メール・Web経由の出口対策も可能なため、ウイルス感染時のリスクが低減します。
クラウド型以外のメール誤送信対策ツールも見たい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
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クラウド型メール誤送信対策ツールのメリット
ここからは、クラウド型メール誤送信対策ツールのメリットを解説します。
スピーディかつ低コストで導入できる
オンプレミス型の場合は、システム構築に数ヶ月かかります。また、サーバやさまざまなハードウェアを調達しなければならないため、導入コストが高額になりがちです。
一方、クラウドはスピーディーな導入が可能です。早ければ1週間程度でサービスを利用できる場合もあります。さらにすでに構築されているサービスを利用するため、サーバなどは不要で低コストでの導入が実現します。主に発生するのは月々のランニングコストで、初期費用は無料のケースも多いです。
運用・管理が容易になる
オンプレミス型は社内ネットワークに接続するので、社外からサーバへアクセスして業務を行うのは難しいでしょう。セキュリティ対策を実施し、障害発生時も自社内で対応しなければなりません。そのため、専門知識やスキルをもつ専任者が必要です。
対して、クラウド型はインターネット環境下であればどこからでもアクセス可能です。外出先や出張先からでもサーバにアクセスし、メールの送信ができます。特に外回りの多い営業の場合は、会社に戻る必要がないため効率的でしょう。
さらに、クラウド型ツールにはセキュリティ対策が施されていることがほとんどで、サーバに障害が生じてもベンダーのほうで復旧対応を行います。メンテナンスにかかる手間がなく、初心者でも利用しやすいのが特徴です。
クラウド型メール誤送信対策ツールでセキュリティを強化!
クラウド型メール誤送信対策ツールは、初期コストがかからないことが多く、スピーディーな導入が可能です。さらに、手間やコストのかかるシステム管理をベンダーに一任し、セキュアな環境で簡単に運用できます。
最適なクラウド型メール誤送信対策ツールを選定し、セキュリティの強化に努めましょう。