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PBXの種類は大きく3つ?各PBXの違いと導入ポイントを解説!

PBXの種類は大きく3つ?各PBXの違いと導入ポイントを解説!

PBXは構内交換機と呼ばれ、内線通話や、外部からの電話を取り次いだり転送したりといった外線通話機能に欠かせないシステムです。 従来は、企業内にPBXを設置するのが当たり前でしたが、ITの発展によりPBXの種類が増え、その導入形態も様変わりしてきています。

この記事では、PBXの種類や仕組み、それぞれの違いについて解説します。混同しがちなビジネスフォンとPBXの違いの解説も必見です。

PBXとは?

PBXは、Private Branch eXchangeの略であり、「構内交換機」と呼ばれています。外線電話と内線電話を接続したり、複数の内線電話同士を接続したりするのが主な機能で、外線からの発着信制御を行う機能もあります。また、施設内の電話機から外線の発信を行なったり外線から代表番号への着信を特定の電話機に転送したりする機能をもつPBXもあります。

種類によりますが、従来のPBXは専用機器を事業所内に設置して使用します。音声をデジタル処理する「デジタルPBX」が主流ですが、近年ではシステム制御をデジタルで行う「IP-PBX」の普及が急速に進んでいます。

PBXの仕組みは公衆回線との接続を可能にする

PBXは、ISDN回線や加入者電話網などの公衆回線との接続を行います。PBXの機種や構築環境により機能が異なり、公衆回線からの着信制御やPBX同士を専用回線で接続し複数拠点間の内線通話を無料で行えるようになります。

ビジネスフォンとの違いは拠点間で接続できる数

ビジネスフォンはPBXの種類の1つであり、多くは発着信制御や転送機能など、PBXの一般的な機能を網羅しています。大きな違いは、その接続数にあります。

■ビジネスフォン
収容数:数台から数十台
適した事業規模:中規模程度の企業
特徴:単一事務所内のみ内線通話が可能
■PBX
収容数:数百台以上
適した事業規模:大企業向け
特徴:1つのPBXで複数拠点間の内線通話を行える
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PBXの主な種類とは?

内線の通話や外線からの発着信制御を行うPBXは大きく分けて、「レガシーPBX」「IP-PBX」「クラウドPBX」の3種類があります。

従来のPBXであるレガシーPBX

レガシーPBXは会社内に専用機器を設置します。電話線同士を接続し、電話線に電気信号を流して通信を行うスタイルです。主導交換器が導入された1890年に登場しました。他の種類のPBXと差別化するため、従来のPBXはレガシーPBXと呼ばれます。

外線をIP電話へ振り分けるIP-PBX

IP-PBXはレガシーPBXが進化したもので、通信効率の良いIP電話が利用できるのが特徴です。外線をIP電話へ振り分けるほか、インターネット回線(TCP/IPネットワーク)を利用して内線通話システムを構築できます。PCやスマートフォンを電話機として利用できるため、固定電話機が不要になるのもメリットでしょう。

Web上で完結するクラウド型PBX

インターネット回線を利用したPBXで、クラウド上のPBXを利用してインターネットに接続した端末を内線化します。音声信号も制御システムもIPベースでデジタル処理を行います。

通話相手がインターネット環境下であれば内線通話を行え、ネットワークのエリア外であればアナログ変換を行い公衆回線を利用した通話を行います。社内にPBX装置を設置する必要はなく、ソフトウェアをインストールする必要もありません。

関連記事 【2025年】クラウドPBXおすすめ27選比較!選び方も解説

それぞれのPBXの実用的な違いとは?

レガシーPBX、IP-PBX、クラウド型PBXを導入する際にはそれぞれ、どのような違いがあるのでしょうか。2つの観点から解説していきます。

ハードウェアの必要性

各PBXでは、ハードウェアの必要性が異なります。ここでは、ハードウェアの必要性について解説します。

レガシーPBX

レガシーPBXは、主装置であるPBXを拠点ごとに設置する必要があります。電話線が届く範囲内でしか内線をつなぐことができません。

IP-PBX

一方で、IP-PBXには2種類の設置方法があります。

・ハードウェアタイプ(交換機ベース)
専用機器を企業内に設置します。セキュリティの高さ、安定した稼動がメリットです。
・ソフトウェアタイプ(サーバベース)
既存の機器に専用のソフトをインストールして使用します。

クラウド型PBX

クラウド型は、インターネットを利用してサービスを利用する形態です。PBXは外部業者が管理や運用を行うため、自社でのハードウェアを準備する必要はありません。

導入・運用コスト

各PBXには、導入・運用コストにおいて大きく異なる点があります。ここでは、導入・運用コストの違いについて解説します。ぜひ違いを理解して自社に合ったPBXを選んでみてください。

レガシーPBXは割高

電話線が届く範囲内でしかPBXを設置できません。また、社内レイアウト変更や導入の度にPBXを設置する際は専門の業者に工事を依頼しなければならなため、「IP-PBX」「クラウド型PBX」に比べて、導入や運用時のコストが発生します。

IP-PBXは負担が少ない

レガシーPBXとは異なり電話線を開通する必要はありません。インターネット環境下であれば、社内LANに接続するだけでシステムの構築が可能です。また、社内レイアウト変更の際は、LANケーブルの変更だけで利用を再開でき、内線番号の再設定は必要ありません。

ですが、ハードウェア・ソフトウェアタイプの導入を検討している場合は、専用機器の購入や専用ソフトを購入する必要があります。

クラウド型PBXは高機能・低コスト

ベンダーが提供するサービスを利用する形態のため、導入時のコストを抑えることができます。また、自社にハードウェアを設置しないため運用コストを抑えることが可能です。ベンダーによって様々な機能を備えたクラウド型PBXが存在しています。自社のニーズに合ったシステムを理解して、導入することが大切です。

関連記事 クラウドPBXのメリット・デメリットとは?失敗回避の方法も解説

PBXの違いを理解し、自社に合ったシステムを導入しよう

PBXは企業内には欠かすことのできないシステムであり、円滑なコミュニケーションをサポートするビジネスツールです。従来は電話回線を利用したレガシーPBXが主流でしたが、急速なITの発達によりIP-PBXやクラウド型PBXが主流になりつつあります。

IP-PBXやクラウド型PBXにはそれぞれの製品特長があります。以下の記事では、人気のPBX比較と選び方を詳しく解説しています。ぜひ無料で資料請求をして、どの製品が自社の業務スタイルにフィットするのかをよく検討し、最適なシステム導入を検討してみましょう。

関連記事 【2025年版】PBX製品17選を徹底比較!おすすめのクラウド型も多数紹介
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IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「PBXの種類は大きく3つ?各PBXの違いと導入ポイントを解説!」というテーマについて解説しています。PBX(構内交換機)の製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
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