ITトレンドがおすすめする製品・サービス
- ■料金体系別
- ユーザー数に応じた課金:Jira、プロジェクトマネジメントDX Flagxs(フラッグス)、Lychee Redmine、Jira Work Management、ReTask、Mammoth Project
- 人数によらない定額制:Backlog、プロジェクト日報[PJ]
- 無料プランから始められる:Jira、Lychee Redmine、Jira Work Management、シェアガント
- ■プランで差が出る機能別
- ガントチャートで工程を管理:Backlog、Lychee Redmine、ReTask、Mammoth Project、シェアガント
- 工数や予算を管理:プロジェクトマネジメントDX Flagxs(フラッグス)、Planisware Enterprise、Lychee Redmine、プロジェクト日報[PJ]
- 複数プロジェクトを横断して管理:プロジェクトマネジメントDX Flagxs(フラッグス)、Planisware Enterprise、Lychee Redmine
- ■提供形態・管理範囲別
- オンプレミスでの導入にも対応:Backlog、Planisware Enterprise、Lychee Redmine、Mammoth Project
- 勤怠・作業報告と工数を連動:プロジェクト日報[PJ]
プロジェクト管理ツールの価格を決める課金単位
プロジェクト管理ツールの価格は、何を単位に課金されるかで考え方が変わります。主な課金単位は次の3つです。自社の利用人数が今後どう増えるかもあわせて考えると、選ぶべき料金体系が見えてきます。
1ユーザーごとの月額課金
登録したユーザー1人につき月額いくらと決まっている料金体系です。クラウド型のプロジェクト管理ツールで採用例が見られ、1ユーザーあたり月額数百円から2,000円台の価格を設定している製品が見られます。上位のプランや、ユーザー料金とは別にクラウド利用料などがかかる製品もあります。
人数に比例して費用が増えるため、小さなチームから始めやすい一方、利用者が増えると総額も大きくなります。人数が増えると1人あたりの単価が下がる段階的な設定の製品もあるため、価格表は人数の区切りまで確認しましょう。
人数によらない定額制
組織やチーム単位で月額料金が決まり、利用人数によって料金が変わらない体系です。製品やプランによってはユーザー数が無制限のため、大人数で利用する場合に1人あたりの費用を抑えられる可能性があります。
ただし、定額制でもプロジェクト数やデータ容量などに上限が設けられる場合があります。上限を超えると上位プランへの変更が必要になるため、利用人数だけでなく、将来のプロジェクト数や保存容量も確認しておきましょう。
無料プランの上限
プロジェクト管理ツールには、利用期限のない無料プランを用意している製品があります。少人数で試したい場合や、基本的なタスク共有だけを行う場合に適しています。一方、一定期間だけ有料機能を試せる無料トライアルとは異なるため、利用期限の有無を確認しましょう。
無料プランでは、ユーザー数やプロジェクト数、保存容量、利用できる機能に制限が設けられる場合があります。ガントチャートや権限設定などが有料プランでしか使えないこともあるため、必要な機能から判断することが大切です。
社外メンバーや閲覧者の登録で価格が変わる
プロジェクト管理ツールの価格を見積もるとき、見落としやすいのが「社内のメンバー以外を何人登録するか」です。社外の人や閲覧だけの人を課金対象に含めるかどうかは製品によって異なります。
ゲストユーザーの扱い
協力会社や顧客をプロジェクトに招待する場合、ゲストとして登録できる製品があります。ゲストが課金対象になるかは製品ごとに異なり、無料で招待できる人数に上限を設けている製品もあります。
社外とのやり取りが多いプロジェクトでは、ゲストの人数が社内メンバーより多くなるケースもあります。見積もりを依頼する際は、社外メンバーの人数と、どの範囲の情報を見せたいかをあわせて伝えると、実際の費用に近い金額を確認できます。
閲覧だけのユーザーの扱い
経営層や他部門の担当者など、進捗を見るだけでタスクを更新しない人もいます。こうした閲覧専用のユーザーを、通常のユーザーより低い価格や無料で登録できる製品があります。
閲覧専用ユーザーの区分がない製品では、見るだけの人にも通常のユーザー料金がかかります。その場合は、進捗報告をレポートの共有で代替できるかも検討しましょう。誰がどこまで操作するかを整理しておくと、課金対象の人数を正しく見積もれます。
ガントチャートや工数管理でプランの差が出る
プロジェクト管理ツールの多くは、機能の範囲によって複数のプランを用意しています。どの機能がどのプランに含まれるかで、必要な価格帯が変わるため、使いたい機能から逆算しましょう。
工程管理と複数プロジェクトの管理
タスクの一覧やカンバンでの管理は、下位のプランから使える製品が見られます。一方で、ガントチャートでの工程管理や、タスクの依存関係の設定は、上位のプランで提供される場合があります。
複数のプロジェクトを横断して進捗や担当者の負荷を確認する機能も、プランによって差が出やすい部分です。部門の責任者が全体を把握したい場合は、その機能が含まれるプランの価格で予算を組む必要があります。
工数と予算の管理
メンバーが作業時間を記録し、プロジェクトごとの工数や予算の消化を確認する機能も、製品やプランによって提供範囲が異なります。受託開発や制作業務など、工数をもとに採算を確認したい場合は確認が欠かせません。
工数の記録だけでなく、集計結果を出力できるか、会計や勤怠のシステムと連携できるかもプランで変わる場合があります。必要な機能を一覧にし、各製品のどのプランで満たせるかを比べると、価格の比較がしやすくなります。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料請求して、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でプロジェクト管理ツールの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。
月額以外にかかるプロジェクト管理ツールの費用
プロジェクト管理ツールの価格表に載っている月額料金だけで予算を組むと、契約時に費用が変わる場合があります。契約条件や追加オプションで発生する費用も確認しておきましょう。
契約期間と最低利用人数
年間契約で支払うと、月払いより割安な価格を設定している製品があります。反対に、年間契約が前提で月払いを選べない製品や、最低利用人数が決まっている製品もあります。
年間契約では、期間の途中で人数を減らしても返金されない場合があります。プロジェクトの終了で利用人数が減る見込みがあるなら、人数の増減をどの単位で反映できるかを確認しましょう。価格表の金額が税込か税抜かもあわせて確かめておくと安心です。
ストレージや認証などのオプション
設計書や画像などのファイルをプロジェクト管理ツールに保存する場合は、ストレージの容量に注意が必要です。容量の上限を超えると、追加料金や上位プランへの変更が必要な場合があります。
また、シングルサインオン(1回のログインで複数のサービスを使える仕組み)や、操作ログの保存期間の延長は、上位プランやオプションで提供されることがあります。情報システム部門のセキュリティ要件で必要な機能がある場合は、その機能を含むプランの価格で比較しましょう。
導入支援とデータ移行の費用
クラウド型のプロジェクト管理ツールは初期費用がかからない製品も見られますが、導入時の設定支援や操作研修を有償で提供している場合があります。社内に詳しい担当者がいない場合は、こうした支援の費用も予算に含めておくと安心です。
ほかのツールやExcelから乗り換える場合は、データ移行の費用も確認しましょう。CSVの取り込みを自社で行うなら費用は抑えられますが、移行作業をベンダーに依頼すると別途費用がかかる場合があります。オンプレミス型では、サーバの用意や保守の費用も別に発生します。
利用人数から年額を試算する手順
複数の製品の価格を比べるときは、同じ条件で年額を試算すると違いがわかります。次の手順で、自社の利用人数と必要な機能を当てはめて計算してみましょう。
利用者を区分して人数を数える
まず、プロジェクト管理ツールを使う人を「タスクを更新する社内メンバー」「閲覧だけの社内メンバー」「社外のゲスト」に分けて数えます。区分ごとに課金の有無と単価が異なる場合があるためです。
仮に、社内メンバー20人と閲覧だけの5人、ゲスト10人で使う場合を考えます。閲覧専用ユーザーとゲストを無料で登録できる製品なら、課金対象は20人です。一方、全員を課金対象に数える製品では、35人分の費用がかかります。人数の数え方で総額が変わる点を押さえておきましょう。
必要なプランで年額を比べる
次に、使いたい機能が含まれるプランを製品ごとに確認し、年間の総額を試算します。ユーザー課金なら「課金対象人数×月額単価×12か月」、定額制なら「月額固定料金×12か月」を基本とし、初期費用やオプション費用を加えましょう。年間契約で割引がある場合は、実際の年額料金を使って比較します。
あわせて、1年後や2年後に利用人数が増えた場合の費用も試算すると、長期的な負担を把握しやすくなります。料金は改定される場合があるため、最新の契約条件は見積もりで確認してください。
料金体系で比べるプロジェクト管理ツール一覧
課金の単位や無料プランの有無、プランで差が出やすい機能を見比べられるよう、紹介する製品の特徴をまとめました。
| 製品名 | 特徴 |
|---|---|
| Jira | 最大10ユーザーまで無料のFreeプランと、ユーザー単位の有料プランを用意 |
| Backlog | スペース単位の月額料金。スタンダード以上はユーザー数無制限 |
| プロジェクトマネジメントDX Flagxs(フラッグス) | 10ユーザー単位の契約。導入支援などのオプションを用意 |
| Planisware Enterprise | 複数プロジェクトを横断してリソースやコストを管理できる。料金は問い合わせ |
| Lychee Redmine | 無料プランとユーザー数に応じた有料プランを用意。ガントチャートや工数管理に対応 |
| Jira Work Management | ITトレンド掲載情報では10ユーザーまで無料。現行の提供条件は要確認 |
| ReTask | 1ユーザー単位で月払いか年払いを選べる。ガントチャートを自動作成 |
| Mammoth Project | クラウド版・オンプレミス版・プライベートクラウド版から選べる |
| シェアガント | ガントチャートが中心。基本利用は無料で上位プランも選べる |
| プロジェクト日報[PJ] | 勤怠と作業報告を連動して工数を管理。利用者数が増えても月額は固定 |
課金単位とプランで選ぶプロジェクト管理ツール
ユーザー課金か定額制か、無料プランがあるか、ガントチャートや工数管理をどのプランで使えるかに注目して、予算を組む際に比べたい製品を紹介します。
Jira
- 世界15万社以上が活用するプロジェクト管理のスタンダード
- 組織全体の進捗を可視化し、データに基づく意思決定を支援
- AIアシスタントRovoと連携し、タスク作成や要約・提案を効率化
アトラシアン株式会社が提供する「Jira」は、無料のFreeプランとユーザー単位の有料プランから選べるプロジェクト管理ツールです。Freeプランは最大10ユーザーまで無料で、ボードやカレンダーなどのビュー、レポート、ダッシュボードを利用できます。ITトレンドの料金ページでは、チーム規模300ユーザーの場合、Standardが1ユーザーあたり月額990円、Premiumが月額1,770円と表示されています。請求サイクルは月間と年間から選べるため、少人数で試してから人数を増やす進め方を検討できます。
Backlog
- 担当者と期限が明確で、確認漏れや遅延を防止
- 直感的な操作と親しみやすいデザインで誰でも使いやすい
- 人数無制限の定額制で、チーム拡大も安心
株式会社ヌーラボが提供する「Backlog」は、ユーザー単位ではなくスペース単位の月額料金で利用するプロジェクト管理ツールです。月額16,000円のスタンダードプラン以上はユーザー数が無制限で、社外メンバーを含めて人数が増えやすい場合に比べたい製品です。プランによってプロジェクト数やストレージ容量、AI機能の有無が異なり、スタータープランではガントチャートを利用できません。なお、2027年1月1日からプランが変わると案内されているため、契約前に最新のプラン内容を確認しましょう。
プロジェクトマネジメントDX Flagxs(フラッグス)
- 計画から実行、レポートまで考え抜かれた設計思想
- 現場の定着にこだわった圧倒的に使いやすいExcelライクな操作性
- 円滑なマネジメントサイクルを実現するコンサルティングサポート
フラッグス株式会社が提供する「プロジェクトマネジメントDX Flagxs(フラッグス)」は、WBSの標準化や進捗のリアルタイムレポートに対応したプロジェクトマネジメントプラットフォームです。標準プランは10ユーザー単位の契約で、1ユーザーあたり月額2,200円、最低利用価格は22,000円、最低利用期間は6か月と表示されています。大規模向けのエンタープライズプランは個別見積りで、導入支援やセキュリティなどのオプションも用意されています。
Planisware Enterprise
- AI搭載の統合プロジェクト管理システム
- 研究開発、IT、エンジニアリングなど多様なプロジェクトに対応
- 世界中の主要企業がプロジェクトおよびポートフォリオ管理に活用
プラニスウェア・ジャパン株式会社が提供する「Planisware Enterprise」は、プロジェクトとポートフォリオを管理する統合プロジェクト管理システムです。スケジュールやリソース、コストのデータを連動させて一元管理でき、複数のプロジェクトを横断したリソース配分のシミュレーションにも対応しています。複数部門のプロジェクトをまとめて管理したい場合に、必要な機能と費用を確認したい製品です。
Lychee Redmine
- ガントチャートで進捗を見える化
- 工数と予算をリアルタイムに管理
- プロジェクトレポートを自動作成
株式会社アジャイルウェアが提供する「Lychee Redmine」は、無料プランとユーザー数に応じた有料プランを用意したプロジェクト管理ツールです。ガントチャートや工数管理、予算管理、レポートなどの機能を備え、必要な管理機能にあわせてプランを選択できます。有料プランではユーザー数に応じた料金に加え、クラウド利用料などの費用が発生する場合があります。利用する機能や提供形態によって必要な費用が異なるため、最新の料金プランを確認して比較しましょう。
Jira Work Management (アトラシアン株式会社)
- 職種別のテンプレートで部署に合わせた運用が可能!
- リスト・カレンダー・タイムラインで優先タスクを逃さない!
- 10ユーザーまでは無料!小規模プロジェクトは0円で利用可能
ReTask (株式会社メディアナビ)
- タスク登録だけでワークロードとガントチャートを自動作成!
- マルチデバイス対応と豊富な通知機能で作業漏れを徹底防止!
- タスクの管理はドラッグとクリックメインの簡単操作!
Mammoth Project (パラダイスウェア株式会社)
- 5つのビュー機能で抜け漏れのないタスク管理を実現!
- 議事録等の記録保存で「言った、言わない」のトラブル回避!
- 外部ツール連携やイン・エクスポートでより効率的な業務が可能!
シェアガント (株式会社シェアガント)
- すべてのプロジェクトとタスクを一覧で確認し全体を俯瞰できる!
- 基本利用は無料!本格運用も圧倒的な低コストでスタート可能!
- タスクごとのチャット連動で円滑なコミュニケーションを実現!
プロジェクト日報[PJ] (オーバルテクノロジー株式会社)
- ISMS認証取得済みの万全なセキュリティ対策
- 最短2週間で導入可能。カスタマイズも柔軟に対応
- 利用者数が増えても月額料金は固定
まとめ
プロジェクト管理ツールの料金は、ユーザー数課金か定額制か、必要な機能をどのプランで使えるかによって変わります。社外ゲストや閲覧専用ユーザーの扱い、ストレージ容量、追加費用も確認が必要です。自社の利用人数と運用方法を整理し、資料請求を活用して同じ条件で各製品の年額と機能を比較しましょう。

