Zoomの接続テストを行う重要性
Zoomを初めて利用する場合は接続テストが欠かせません。なぜなら、以下のような多くのトラブルが生じるおそれがあるからです。
- 【正しく作動しない】
- マイクやカメラに不具合があり、音声・映像が届かないことがあります。最初からパソコンにカメラやマイクが搭載されていないケースもあるでしょう。また、パソコンのスペックやインターネット回線に問題があることもあります。
- 【品質に問題がある】
- 正しくマイクやカメラが作動しても、音声・映像の品質に問題があるケースもあります。たとえば、照明が暗くて顔が見えなかったり、雑音が紛れ込んで会議に支障をきたしたりします。
本番でいきなり上記のような問題が生じると、会議の開始が遅延したり中止を余儀なくされたりする可能性があります。必ず参加者全員が接続テストを行い、本番に備えましょう。

Zoomで接続テストを行う方法
では、Zoomで接続テストを行う方法を見ていきましょう。
1.カメラ・スピーカー・マイクの確認
まず、Zoomのアプリをダウンロードしましょう。続いて公式サイトのミーティングテストページにアクセスし、「参加」をクリックします。すると、アプリが起動するため「ビデオ付きで参加」をクリックしましょう。
まず、カメラが正常であれば自分自身の顔が画面に表示されます。次にスピーカーテストとして音楽が流れます。そして、最後にマイクのテストが始まるため、マイクに向かって声を出しましょう。マイクが正常であれば、自分が発した声がスピーカーから返ってきます。
もし上記のどこかで問題が発生したら、マイク・カメラといった周辺機器本体や、パソコンの設定を確認しましょう。たとえば、スピーカーの音量が0だと音楽は聞こえません。また、OSの設定でカメラの利用を停止していれば、画面には何も映りません。
ちなみに、スマホやiPadなどのモバイルデバイスも基本的なテスト手順は同じですが、マイクとスピーカーのテストは省略されます。
2.ミーティング画面の操作確認
ミーティング画面の下部には、左端から順に以下のアイコンが表示されます。それぞれ正常に作動するか確認しましょう。
- 【ミュート】
- これをクリックするとこちらのマイクがミュート状態になり相手に音声が届かなくなります
- 【ビデオの停止】
- このアイコンをクリックするとカメラが停止しこちらの映像が相手に届かなくなります
- 【セキュリティ】
- ホストが使える機能で参加者の行動を制限します
- 【参加者】
- 参加者一覧を表示しミュートにするなどの操作ができます
- 【チャット】
- クリックするとチャット画面が開き文字でやり取りできます
- 【画面の共有】
- ブラウザやPDFなどの画面を共有します
- 【レコーディング】
- ホストが使える機能で会議の映像を録画できます
- 【反応】
- 挙手や拍手などのリアクションをとれます
- 【退出】
- Zoomミーティングから退出します
本番環境で不具合が生じた際の対処法
本番環境で不具合が生じた際はどうすれば良いのでしょうか。状況別に見ていきましょう。
- つながらない
- アップデートがある場合は適用しましょう。その後、一度デバイスを再起動してやり直すとつながることがあります。これでもつながらない場合は、Zoomのサーバ側に障害が起きている可能性もあるため、公式サイトを確認しましょう。
- 声がお互いに届かない
- 開始時に「コンピューターでオーディオに参加」ボタンを押していない可能性があります。この場合は画面左下のミュートボタンが「オーディオに接続」になっているため、それをクリックして「コンピューターでオーディオに参加」を選びましょう。
- 自分の声だけ聞こえない
- ミュート状態になっています。左下のマイク型アイコンをクリックしましょう。
- 自分の映像が相手に届かない
- ビデオが停止状態になっています。画面下部の左から2番目にあるカメラ型アイコンをクリックしましょう。
Zoomの接続テストを行い、ミーティングを円滑に行おう!
Zoomの接続テストを事前に行うと、本番でトラブルが発生するリスクを抑えられます。以下の方法で準備を行いましょう。
- 1.カメラ・スピーカー・マイクのテスト
- 2.各種アイコンの確認
また、本番でトラブルが生じた場合は、具体的に何が適切に作動していないのかを確認して対処しましょう。
以上を踏まえ、円滑な会議を実現してください。
