Web会議システムとは
Web会議システムは、PCやスマホ、タブレットなどのデバイスを利用して、インターネット上で相手とコミュニケーションを取れるシステムです。離れた場所にいる相手と音声や映像を共有できるため、社内での打ち合わせや商談、セミナーなど幅広く活用されています。
画面上で資料の共有や録音・録画機能、チャット機能などが備わっているので、対面での会議のように進行できるのが特徴です。Web会議システムと似ている「テレビ会議システム」がありますが、システム自体が異なるため混同しないよう注意しましょう。
Web会議システムの仕組みやテレビ会議システムとの違いは、こちらの記事を参考にしてください。
Web会議システムの市場規模
Web会議システム市場の最新動向を見てみましょう。
グローバルインフォメーションが紹介する市場調査レポートによると、Web会議市場は2025年に170億9,900万米ドルと推計されており、2030年には268億3,500万米ドルに達すると予測されています。2025年から2030年までの年間平均成長率(CAGR)は9.43%と見込まれています。
リモートワークやハイブリッドワークの定着に加え、AI機能の統合やクラウドネイティブ型ツールの普及などが市場成長の背景とされています。医療・教育分野などへの活用拡大も進んでおり、Web会議は一時的な需要拡大を経て、恒常的な業務基盤として定着しつつあります。
参考:市場調査レポート: Web会議市場-2025年~2030年の予測|株式会社グローバルインフォメーション
Web会議システムの課題と選び方
実際にWeb会議システムを利用する中で、通信品質や操作性、コスト面などに課題を感じる声もあります。
過去のアンケート調査でも、利用システムの見直しを検討する声が一定数あることが示されています。ここでは代表的な課題と、選ぶ際のポイントを解説します。
映像や音声が途切れてしまう
Web会議システムはインターネットを介して行うシステムです。インターネット環境が あればどこでもWeb会議を行えますが、通信が安定していないと映像や音声が途切れてしまい、会議を続けられない状況になることもあります。
このような状況に陥らないようにするには、通信環境が悪くても比較的安定して会議を行えるシステムを選ぶことがポイントです。
操作がわかりづらい
Web会議システムには使うと便利な機能が備わっています。しかし、操作が複雑でわかりづらいと、社員は積極的に利用してくれず、導入した意味がなくなりかねません。
操作しやすければ、利用する社員や活用する場面が増え、スムーズな定着化につながるでしょう。社員のだれもが使いこなせるように、操作が簡単なシステムを選ぶ必要があります。
画質が悪い・画面共有がしづらい
Web会議では資料を直接渡したり、モニターに映したりできないため、資料を共有する必要があります。
画質が悪く文字がはっきり見えない、画面共有に時間がかかるといった課題も発生しがちです。そうなると会議がスムーズに進まなくなり、強いストレスを感じるでしょう。当然、会議の効率も下がります。
対面での会議と同じような環境で進行できるように、画質のよさや画面共有のしやすさにも注目してシステム選びをしましょう。
コストが高い
初期費用やメンテナンス費用といったコストもシステムによって異なり、二つある導入形態によっても違ってきます。
一つは、自社にサーバーを設置するオンプレミス型のシステムで、セキュリティや機能のカスタマイズといったものが充実しているので、初期費用やメンテナンス費用は高額です。
比較的低コストで済むのが、インターネット上のサーバーを利用するクラウド型のシステムです。セキュリティや機能のカスタマイズなどは劣りますが、初期費用やメンテナンス費用は不要のため、コストを抑えられます。
選ぶポイントは、単純にコスト面だけで選ばず、自社の求めるものにあわせてシステムを選ぶことです。
複数のWeb会議システムを比較して最適なものを選ぼう
Web会議システムは、インターネットを介して遠隔で会議を行えるシステムです。会議だけでなく、商談やセミナーなど活用できる場面は多くあるため、導入する企業は増え続ける傾向にあります。
その一方で映像や音声が途切れる、画質が悪いといった課題もあるため、システム選びは重要です。
Web会議システムの導入を検討する際は、ぜひ資料請求をして複数のシステムを比較してから自社に合うものを選びましょう。



