Web会議システムとは?
Web会議システムとは、パソコンとネットワーク回線を用いて遠隔での会議を実現するシステムです。ヘッドセットをパソコンにつなげば、自席で気軽にWeb会議を実施することができます。近年では社内会議や商談、面接といった少人数の集まりから会社説明会やセミナーなど、大人数の集まりまで、幅広いシーンで利用されています。
Web会議システムとテレビ会議システムの違い
テレビ会議システムは、多くの場合「専用の接続回線を用いて特定の拠点同士での会議を実現するシステム」を指します。対してWeb会議システムは、パソコンとネットワーク回線があれば利用可能なため、専用の会議室は不要で、高額な導入費用もかかりません。
テレビ会議のように高品質な専用機器を利用しないので品質は劣るのでは、と思われるかもしれませんが、パソコンに接続できるWeb会議用の高品質なWebカメラやスピーカーマイクも販売されています。
それぞれの違いや仕組みを図にしたものがこちらです。
Web会議システムのメリット・デメリット
テレビ会議と比較すると、Web会議システムは場所を選ばずどこにいてもネット環境さえあれば会議を実現できる、というメリットがあります。テレビ会議は特定の場所に依存します。
しかし、テレビ会議のほうが音質と画質が良く、Web会議システムは通信環境によって左右されやすいのがデメリットです。映像や音声の品質は製品により異なるので、さまざまな会議システムを比較すると良いでしょう。
Web会議システムの比較ポイント
Web会議システムの種類がありすぎて、どれを選んだらいいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。そのようなお悩みをお持ちの方は、以下のポイントをぜひ参考にしてください。
- 1.映像・音声の品質
- 2.ユーザビリティ(操作性)
- 3.セキュリティ
- 4.サポート体制
- 5.費用対効果があるか、導入前とのコスト比較
1.映像・音声の品質
せっかくWeb会議システムを導入しても映らなかったり聞こえなかったり、会議にならないようでは使えません。
品質はインターネットの接続環境(通信環境)に大きく依存してしまいますが、選定するシステムによっても変わります。回線速度の処理が低いと映像が重たくなったり音声が遅れて聞こえたり、スムーズな会議ができなくなるので要注意です。導入前に無料トライアルなどを使ってしっかり確認しましょう。
2.ユーザビリティ(操作性)
映像や音声と同じく重要なのが、ユーザビリティ(操作性)です。特に、初めてWeb会議システムを導入する場合は、ユーザーが迷うことなくシステムを操作できると良いです。操作画面は製品によって異なるので、こちらも無料トライアルなどで実際に操作感を確認しましょう。
また、初めてWeb会議システムを導入する場合は、使いやすい製品を選ぶことはもちろん、社内用の操作マニュアルを作成すると良いでしょう。パソコンが苦手な人でも抵抗感なくWeb会議システムを利用できるように工夫が必要です。
3.セキュリティ
会議では社外秘・部外秘の情報も多くやりとりされます。遠隔地とネットワーク上で音声や資料などを共有することになるので、製品のセキュリティレベルはしっかり確認しましょう。インターネット回線を利用するWeb会議システムは、通信が暗号化されていないと、第三者に盗聴される危険性もあります。情報漏えいを防ぐため、セキュリティ対策は必須です。
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4.サポート体制
サポート体制がしっかりしていないと、何かトラブルが起こった際にサービスが利用できなくなるという事態にもなりかねません。導入したあとに困らないよう、事前にしっかり確認することをおすすめします。具体的には、トラブルが起こった際にどのくらいの時間で対応してもらえるのか、問い合わせ窓口の対応時間、海外の製品の場合は日本語での問い合わせにも対応してもらえるのかなどを確認しましょう。
5.費用対効果があるか、導入前とのコスト比較
Web会議システムの大きなメリットに、移動費や出張コストの削減効果があります。システム導入によっていくらコストを削減できるか試算する場合は、次の数値を利用して概算を出します。
- ・会議の頻度(1ヶ月あたりの平均回数)
- ・出張1回の交通費(1人あたりの平均)
- ・出張1回の宿泊費(宿泊しない場合も含めた1人あたりの平均)
- ・出張1回の出張手当(1人あたりの平均)
- ・出張1回の人数(会議1回あたりの平均人数)
たとえば会議は月1回、大阪支店から東京本社まで日帰りで交通費は往復30,000円、出張手当は5,000円、社員の数は2人とした場合、
(交通費30,000円 + 出張手当5,000円)× 社員2人分 × 月1回
計算すると、70,000円が導入前の1ヵ月あたりの出張コストです。年間では840,000円になります。
これと、Web会議システムのコストを比較します。オンプレミス型の場合は何年で償却できるかがわかりますし、クラウド型の場合は月々の使用料金と簡単に比較できます。なお、出張をWeb会議システムに置き換えることによる、生産性の向上にも注目しましょう。ムダな移動時間をビジネス活動に充てられます。
Zoom、Teams、Google Meet…定番製品を比較!
まずはWeb会議システムの定番製品ともいえるZoom、Microsoft Teams、Google Meetを比較しましょう。
製品名 |
レビュー評価 |
良い評価 |
悪い評価 |
Zoom |
総合満足度:4.4 使いやすさ:4.4 機能満足度:4.4 |
・チャットやQ&Aなどの機能が充実している ・MTGにパスワード設定ができるので安心 ・音声もクリアで安定している |
・セキュリティの観点から顧客によってはZoomが使えないため、他のシステムとの併用が必要 ・無料版の40分は短い |
Microsoft Teams |
総合満足度:4.1 使いやすさ:4.0 機能満足度:4.2 |
・Outlookと簡単に連携できるのでスケジュール調整がしやすい ・社内、社外問わず使いやすいのはTeams ・チーム機能で社内SNSとしても使える |
・CPUのメモリを多く消費するので、古いPCでは他のアプリの動作に影響が出ることがある ・チャット機能がやや使いにくい |
GoogleMeet |
総合満足度:4.2 使いやすさ:4.3 機能満足度:4.4 |
・Googleカレンダーと連携して会議URLを発行できるので便利 ・シンプルな画面設計でチャット機能などが迷わずに使える |
・バーチャル背景が設定できない ・ブラウザによっては画面共有が上手くいかない ・画質や音声が他のシステムに比べて低いように感じる |
Zoom の比較ポイント
- 場所を選ばずWeb会議!スマホやタブレットでも利用可能
- チャット機能も充実!ファイルやテキストのやり取りも自由自在
- セキュリティも!管理者機能で参加者のアクセスをコントロール
「Zoom」はZVC JAPAN株式会社が提供しており、操作がしやすく通信品質が高いWeb会議ツールです。無料プランの場合は参加者100人まで、一度に40分までの会議を開催できます。ファイル共有、チャット機能などのほか、アンケート機能や質疑応答機能、バーチャル挙手などコミュニケーションを円滑にする機能も搭載しています。
Microsoft Teams の比較ポイント
- コミュニケーション機能を網羅!会議にチャット、ファイル共有も
- Web会議への招待はメールを送信するだけ!
- 各種Officeソフトと連携して共同編集が可能!
日本マイクロソフト株式会社が提供する「Microsoft Teams」は、チャット機能やスケジュール機能が搭載されたWeb会議ツールです。基本のオンライン会議機能は無料で使えます。そのほか、Microsoft 365と連携し、ファイルの同時編集も可能です。必要な情報のみを表示して画面共有したり、画面の操作権限を付与して相手に操作してもらったり、物理的な距離を気にせずに会議を進められるでしょう。
GoogleMeet の比較ポイント
- 無料でも回数制限なし!まずはお試し利用も可能
- スマホからでも利用可能!場所を選ばず気軽に会議
- 高度なセキュリティ機能が充実!安心して導入できる
「GoogleMeet」はグーグル合同会社が提供しており、無料プランでも会議の開催回数制限なしで使えるWeb会議システムです。同時接続できる人数は、無料プランで100人、有料プランだと最大で250人です。画面共有やドキュメント同時編集、チャット機能など基本機能のほか、音声の字幕表示や画面レイアウト変更などの便利機能が充実しています。
【比較表あり】おすすめのWeb会議システム
まずは、おすすめのWeb会議システムを一覧表で見ていきましょう。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
ここからは、ITトレンドがおすすめする製品の詳細を紹介します。機能や特徴を比較して最適な製品を探してみましょう。
Calling Meeting の比較ポイント
- 最安水準のID単価1,500円で通話無制限、全ての機能が利用可能!
- 重要!お客様とスムーズに通話開始出来る仕組みを追求!
- 資料共有やホワイトボード機能など豊富な機能を使いやすく搭載!
株式会社ネオラボが提供する「Calling Meeting」は、最大30名が同時に接続できるWeb会議システムです。スマホやタブレット、PCから指定のURLにアクセスするだけで簡単にWeb会議に参加できます。さらにAmazonが提供するAWSのデータセンターを利用し、パスワード認証を行っているので部外者はアクセスできない仕組みになっています。
さらに、導入しやすい価格も魅力で、1ID月1,500円で通話・ルーム作成数が無制限です。
LoopGate の比較ポイント
- ワンタッチでつながる簡単操作
- 信頼性の高い国内自社開発
- 安心の毎日サポート
ギンガシステム株式会社の「LoopGate」は、テレビ会議専用機を提供しているWeb会議システムです。専用機タイプなので音声や映像が高品質で、ボタンを1回押せば簡単に接続できる点もメリットでしょう。
PC版やタブレット版もあり、専用機と同様に簡単に操作できます。さらに導入後のサポートが手厚く、初回から3回目までの会議では事前準備などを手伝ってくれます。その後も技術スタッフによるサポートがあり、土日や早朝の対応も可能です。
Lite FreshVoice の比較ポイント
- ID・アカウント・ログイン不要!手軽に会議を始められます。
- URLを共有するだけ!面倒なアプリのインストールもいりません。
- メールでも電話でも、専任のスタッフがサポートいたします。
エイネット株式会社が提供する「Lite FreshVoice」は、URLの共有だけで利用でき、アプリなどのインストールが不要なWeb会議システムです。IDやアカウントは会議室を作成する人のみ所持していれば良いため、参加者はログインなしで簡単に参加できます。
マルチデバイス対応で、最大5拠点、1つの会議室につき5人まで参加可能なため、スモールスタートしたい企業にもおすすめです。2003年の発売開始以来、乗っ取りや改ざんなどのセキュリティ事故は発生しておらず、安心のサポート体制も魅力の一つといえるでしょう。
EyeVision の比較ポイント
- Web型で、専用機に匹敵する高画質・高音質!
- 業界最高水準のデスクトップ共有機能
- マルチディスプレイ対応
ENWA株式会社が提供する「EyeVision」は、専用機並みの高画質・高音質が強みのWeb会議システムです。デスクトップ共有機能にもこだわりがあり、動画やCADソフトをマルチディスプレイでスムーズに共有できます。そのほか、会議に不可欠なファイル共有、ホワイトボード共有、ファイル転送機能などが備わっています。
同製品はパッケージソフトでの提供となりますが、インターネットを介した接続にも対応しており、通信は暗号化されていて安心です。また傍聴機能を使えば、ウェビナーツールとしても利用できます。
VCRM の比較ポイント
- リアルタイムで画面共有ができるので直接伝えられます。
- 事前に資料のセットアップができ、時間を効率よく使えます。
- 快適なコミュニケーションがとれ、効果的に商談が進められます。
「VCRM」はナレッジスイート株式会社が提供しており、ルームごとの課金制なのでユーザー数無制限で使えるオンライン商談ツールです。同時接続は最大10人まで可能で、社内でのWeb会議や採用面接にも活用できます。
事前にURLを共有してアクセスするだけで接続されるので、簡単にWeb会議を始められるでしょう。なお、スマホ、タブレット、PCのマルチデバイス対応で、画面共有や資料送付可能も可能です。
Fresh Voice の比較ポイント
- 1拠点3千円~と手軽な価格。無料トライアルで購入前に試せます!
- 気象庁や東大病院など絶対に切れてはいけない環境で選ばれてます
- わずか3クリックで会議に参加!iPhoneから多拠点会議に参加OK!
エイネット株式会社が提供する「Fresh Voice」は、ソフトウェアタイプにも関わらず高音質・高画質のWeb会議システムです。MCU(多地点接続装置)を用いているため多拠点での接続にも強く、スムーズに会議を進められるでしょう。
接続方法は簡単で、電話帳から参加メンバーを選択するだけです。PCのほかiPhoneやiPadからの接続も可能であり、同時接続は250拠点に対応しています。
Cisco Webex Meetings の比較ポイント
- 世界で一番使われているクラウドWeb会議サービス
- パソコン、スマホ、タブレット対応
- トップクラスのセキュリティで安心・安全
シスコシステムズ合同会社が提供する「Cisco Webex Meetings」は、世界中で導入実績があるグローバル対応のWeb会議サービスです。固定電話や携帯電話を使ってWeb会議に参加することも可能で、コールバック機能で参加すれば携帯電話の通話料金はかかりません。
また、個人のルームスペースのロックや多層型セキュリティによって、利便性を損なわずに安心して利用できます。
Poly G7500 の比較ポイント
- 自分のデバイスを使えて操作も簡単!手軽なコンテンツ共有が可能
- 鮮明な映像と高性能のオーディオで臨場感溢れる会議を実現
- 起動から実行まで素早く行えて誰でもすぐに会議スタート!
「Poly G7500」は、ポリコムジャパン株式会社 (Poly)が提供するビデオ会議用モジュラーシステムです。4K Ultra HDの超ハイレゾで、NoiseBlockAIとAcoustic Fence技術によって周囲の私語や騒音をブロックします。
なお、同社はさまざまなシリーズを提供しているので、利用環境に適したものを選択できる点もメリットです。
ミータスルーム の比較ポイント
- 全通信にE2EEを搭載!通信経路上での傍受のリスクを排除します
- インストールやアプリも不要!クリックするだけの簡単接続
- 利用時間や接続数に上限なし!大規模な会議にもご利用頂けます
BuzzCloud合同会社の「ミータスルーム」は、全通信にE2EE暗号化が適用されたクラウド型WEB会議システムです。ルームに入室する人のデバイス上にのみ復号鍵が存在するため、第三者が暗号化されたデータを復号するのは不可能となります。
また、利便性の高さも魅力です。ツールをインストールする必要がなく、簡単に誰でも接続できるうえ、利用時間や接続数に制限がないので大規模な会議にも対応します。
LiveOn の比較ポイント
- 『ASP・SaaSクラウドアワード2013』 グランプリ受賞
- 2015~2017年には稼働率100%を達成
- AESを使用した暗号化によるセキュアな通信
「LiveOn」は、ジャパンメディアシステム株式会社が提供するWeb会議システムです。稼働率が安定しており、上質な音声と映像が特徴です。音質は32KHz、映像はハイビジョン画質に対応し、海外や多拠点との接続でも途切れることなく会議ができます。
そのほか、資料や画面の共有、ファイル送信、暗号化など基本機能を搭載しており、Web会議への参加はブラウザでアクセスするか、招待メール内のURLにアクセスするだけです。
OrangeOne株式会社の「smile it! 365(「Microsoft 365」Teams スピード導入パック)」は、マイクロソフト社のグループウェアサービスOffice365の導入をサポートするサービスです。Office365はグループウェアやスケジュールアプリなどをセットにした製品で、Web会議ツールとして使えるMicrosoft Teamsもそのうちの1つです。
Microsoft Teamsを導入したくても、専任者が社内におらず導入できない企業に最適でしょう。操作方法を教えてくれたり初期設置などを代行してくれたり、丁寧に対応してくれます。また、支援の範囲によってさまざまなプランが用意されており、Office365は導入済みなのでMicrosoft Teamsの導入支援だけをしてほしい、というニーズにも応えられます。
「GlobalMeet® コラボレーション」は、プレミアコンファレンシング株式会社が提供するWeb会議システムです。ドルビー社の高音質な音声会議サービス「Dolby Voice」を採用しており、バックグラウンドノイズを排除してクリアに聞こえるのが特徴です。
シンプルな画面で操作が簡単であり、アプリまたはブラウザへアクセスするだけでWeb会議を始められます。加えて、24時間365日体制でサポートを行っており、平日8時~20時は日本語での対応、それ以外は英語での対応となります。
ソースネクスト株式会社が提供する「MeetingOwl Pro」は、360°全方位対応のカメラ・マイク・スピーカーを搭載したWeb会議オールインワンカメラです。マイクが8個内蔵されており、半径5.5mまでの音声を認識します。AIが発言者の声や動きを認識して自動的にフォーカスするので、対話がしやすくなるでしょう。
ZoomやTeams、Skypeなど主要なWeb会議システムと連携して使えます。また、電源ケーブルを接続し、USBケーブルでパソコンとつなげるだけでセットアップが完了します。1台を5日間無料で試せるので、ぜひ活用してみましょう。
「bellFace」は、ベルフェイス株式会社が提供するオンライン営業システムです。トークスクリプト機能やCRMとの連携機能など、営業を支援する機能が豊富ですが、Web会議に役立つ画面共有や録画録音機能も搭載されています。
録音した音声はテキスト化されるので、会議の振り返りも簡単になるでしょう。なお、アプリのインストールやURLの発行は不要で、電話をしながらでもスマホやPCに接続可能です。
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無料で使えるWeb会議システムを比較
無料で使えるWeb会議システムは、人数制限や機能に制限があるものの、少人数で行う分には問題ないでしょう。ここでは、主要な無料Web会議システムを紹介します。
Whereby
Videonor ASが提供する「Whereby」はオンライン会議サービスで、ブラウザがあればWeb会議を始められます。接続は簡単で、会議室を作成してそのURLを共有するだけです。デフォルトで会議室はロックされているので、主催者がアクセスを制御できる点が特長です。有料版では最大50人、無料版では最大4人で接続できます。
Skype
Microsoftが提供する「Skype」は、携帯電話や固定電話にも発信が可能なビデオ会議アプリです。1対1の対話はもちろん、最大50名まで接続可能です。通話中は字幕を表示できたり画面共有をできたり、基本的な機能は搭載されています。なお、共有できるファイルの容量は最大300MBまでです。
BIZMEE
株式会社grabss(グラブス)が提供する「BIZMEE」は、ブラウザのみで高品質通話を実現する無料Web会議システムです。会議への参加はURLにアクセスするだけ。2〜4人程度の会議であれば高品質な音声で、離れたメンバーとも距離を感じることなくミーティングできます。
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無料で使えるWeb会議システム13製品を徹底比較!利用の注意点も解説
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まだまだある!Web会議システムを比較
これまでに紹介した以外にも多種多様なWeb会議システムがあるので紹介します。
Active Web Video
「Active Web Video」は株式会社インフィニテックが提供するWeb会議システムです。Google ChromeとFirefoxのブラウザで作動するWeb会議システムなので、アプリなどをインストールする必要はなく、簡単に導入できます。
吹き出し付きのグループチャット機能やファイル転送機能を搭載しており、議事録の作成や会議資料の共有が簡単になります。1グループにつき基本は2ユーザーの接続となり、最大5ユーザーでの同時接続も可能です。
MORA Video Conference
「MORA Video Conference」は株式会社テリロジーが提供するクラウド型、オンプレミス型のWeb会議システムです。スタッフによるサポートで、ブラウザを利用したWeb会議システムをスムーズに導入できます。音声を最優先することによってWeb会議の中断を防ぎます。
クラウド型は1ID月額3,000円、オンプレミス型は年間231,200円程度で導入できます。なお、アプリケーション共有やデスクトップ共有、多人数モードなどはオプションとなります。
コネクト・ライブ
「コネクト・ライブ」は楽天コミュニケーションズ株式会社が提供するクラウド型のWeb会議システムで、Chrome、Firefoxなどのブラウザから1クリックでWeb会議に参加できます。同時接続は25拠点まで可能で、海外拠点との接続にも対応します。
また、画面や資料の共有など基本的な機能を網羅しており、主催者1ユーザーあたり月額1,950円から利用可能です。
ミエルカ・クラウド
株式会社SOBAプロジェクトが提供する「ミエルカ・クラウド」は、カスタマイズが可能なクラウド型Web会議システムです。ユーザインタフェースの変更や機能の追加など、ニーズに応じてカスタマイズできます。
Web会議への参加はブラウザからアクセスするだけです。会議中は画面共有や議事録の自動作成ができます。最低利用期間は1ヶ月なので、Web会議を開催しない月はサービスの利用を停止するといった対応も可能です。初期費用は無料で5ライセンス月額25,000円で利用できます。
sMeeting
「sMeeting」はドコモ・システムズ株式会社が提供するクラウド型Web会議システムで、高音質かつセキュリティの高さが特徴です。音楽業界でも注目される音声圧縮技術を用いているので、音声が途切れることはありません。加えて、端末にWeb会議のデータを残さない仕組みで、情報漏えいを防ぎます。
PCやモバイル端末から会議に参加でき、1対1の会議や大規模Web会議にも対応しています。5ライセンスパックの場合は月額28,800円で利用できます。
費用対効果と課題解決に最適なWeb会議システムの導入を
Web会議システムの導入に失敗しないためには、これまでかかっていたコストと、Web会議システムを導入した結果削減できるコストを比較すると、費用対効果を事前に確認できて良いでしょう。
また、製品ごとに接続環境や機能が異なるので、資料請求をして各製品の詳細をよく比較したうえで、導入することをおすすめします。