【ITトレンド掲載】定番の無料Web会議システム比較表
まずは、ITトレンドで資料請求できる定番の無料Web会議システムを一覧で確認していきましょう。どの製品も似たような仕様のため違いがわかりにくいかもしれませんが、チャット機能や画面録画機能は搭載していない製品があります。また、同時接続数も異なるので利用規模に合ったものを選定しましょう。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
無料のWeb会議システムを比較
つづいて、製品ごとに特徴や注意点を比較してみましょう。
《Zoom》のPOINT
- 場所を選ばずWeb会議!スマホやタブレットでも利用可能
- チャット機能も充実!ファイルやテキストのやり取りも自由自在
- セキュリティも!管理者機能で参加者のアクセスをコントロール
ZVC JAPAN株式会社が提供する「Zoom」は、無料にもかかわらず通話品質が高く、知名度も高いWeb会議ツールです。スマートフォンやタブレットにも対応しており、チャット機能や資料、カレンダーの共有機能、会議の記録機能など基本機能を搭載しています。
無料プランだと100人まで会議に参加でき、会議の時間は一度に40分までです。会議時間に制限がない有料プランもあるので利用環境に応じて検討してみてください。
《Microsoft 365》のPOINT
- 高度なWeb会議機能が備わっているMicrosoft Teams
- 場所を問わずどこからでも仕事が行えて生産性を向上できる
- データを安全に守るためのセキュリティを搭載
「Microsoft Teams」は、日本マイクロソフト株式会社が提供するWeb会議ツールです。オンライン会議機能や画面共有、チャットなど基本機能を無料で使えます。
Officeソフトと連携でき、ドキュメントの同時編集も可能なので、WordやPowerPointなどを普段使っている企業では、より使いやすいと感じるでしょう。会議後、次の会議の日程はTeamsアプリやOutlookで設定できます。
《GoogleMeet》のPOINT
- 無料でも回数制限なし!まずはお試し利用も可能
- スマホからでも利用可能!場所を選ばず気軽に会議
- 高度なセキュリティ機能が充実!安心して導入できる
グーグル合同会社が提供する「GoogleMeet」は、無料プランでも会議の開催回数制限がなく、使いやすいWeb会議システムです。無料プランの場合、同時接続数は100名、1時間まで会議を開催できます。
画面共有やドキュメント同時編集、チャット機能など基本的な機能が備わっており、マルチデバイス対応です。
Web会議システム の製品を調べて比較
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まだまだある!無料で使える定番のWeb会議システム
ITトレンドに掲載のない製品以外にも、定番のWeb会議システムがいくつかあります。自社にどのシステムを導入するのか、以下で紹介する定番製品もぜひ参考にしてください。
Skype
Microsoftの「Skype」はビデオ通話の代名詞とも言えるツールで、ビジネスだけでなく、英会話やオンラインスクールなど、さまざまな目的で使われています。同時接続できるのは最大50名までです。
画面共有機能も搭載しており、より会議室の環境に近い状態を作り出せるでしょう。Skypeにはモバイル用とデスクトップ用があるので、端末によって使い分けると便利です。
Whereby(旧:appear.in)
「Whereby」は、Videonor ASによってリリースされているWeb会議システムです。無料版では、一度に最大4名までWeb会議に参加可能です。有料版に移行すれば、最大50名の同時接続できます。
代表者が作成した会議室のURLにアクセスし、ノックボタンを押せばWeb会議に参加できます。代表者は誰が参加するのかを事前に確認できるので、セキュリティ面も安心でしょう。
BIZMEE
株式会社grabss(グラブス)が提供する「BIZMEE」は、インストールや会員登録などの面倒な作業が不要で、ブラウザから簡単にWeb会議ができるシステムです。会議室を作り、相手を招待するだけですぐにミーティングを開始できます。
また、ブラウザを通して映像や音声をやり取りする技術「WebRTC」によって、高品質通話を実現しています。遠方の方とのミーティングもストレスなく実施できるでしょう。人数に制限は設けられていませんが通信負荷の関係上、2〜4名程度のWeb会議に適しています。
ここまで無料のWeb会議システムを紹介しましたが、有料製品と比べて無料製品は制限が多い傾向にあります。無料Web会議システムの注意点を理解したうえで、有料製品も含めて導入検討していきましょう。
無料Web会議システムの注意点・有料製品との違い
では、無料製品と有料製品は何が違うのでしょうか。まずは以下の表で見比べてみましょう。
比較項目 |
無料製品 |
有料製品 |
接続の安定性 |
不安定になりやすい |
多拠点接続でも比較的安定 |
同時接続数 |
最大100名程度 |
最大500名程度 |
音声・動画の品質 |
画面が荒く音声が途切れることもある |
フルHD画質や独自技術を採用しているので高品質 |
セキュリティ |
端末同士を直接接続し、通信が暗号化されていない可能性もある |
サーバを介して接続し、通信はSSLやAESで暗号化されており、権限設定なども可能 |
ここからは無料製品を導入するうえで注意すべき点を、詳しく解説します。
1.接続が安定しづらい
当然ながら、無料のサービスは有料のものと比較すると接続が安定しない傾向にあります。最近は通信の質が改善されているものの、会議中に音声や映像が途切れてしまうようなことも考えられます。
接続について事前に確認し、問題なく利用できるか確かめましょう。
2.利用人数の制限がある
無料サービスの多くは利用人数に制限が設けられています。多くの社員やクライアントが参加するような会議は、全員が参加できないかもしれません。
会議に参加する人数や規模を事前に把握し、大人数での会議実施予定があるならば有料製品の導入も検討しましょう。
3.音質や画質が悪い可能性もある
無料サービスの場合、有料製品に比べるとやはり音声や映像品質も劣る可能性は高いでしょう。相手の声がしっかりと聞き取れるか、画面越しに資料の文字が読み取れるかなどを事前にテストしておきましょう。
4.セキュリティのリスクがある
利用者数の多い有名な無料製品であれば問題ない場合もありますが、セキュリティ面で不安が残る製品も存在します。
Web会議をする以上、会議内容に関する情報漏えいのリスクがないとは言いきれないため、セキュリティ対策はよく確認しましょう。特に無料サービスの場合は入念なチェックが必要です。
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watch_later 2023.01.17
Web会議システムのセキュリティ対策とリスク、注意点を解説! 続きを読む ≫
無料トライアル付きのWeb会議システムを比較
Web会議の開催にあたって、有料Web会議システムの必要性を実感された方も多いのではないでしょうか。
しかし、必ずしも最初から有料のシステムを使う必要はありません。多くの製品には無料トライアル期間があるため、使い勝手を試したうえで最適なものを選びましょう。
ここからは、無料トライアル付きのWeb会議システムを紹介します。
《jinjerミーティング》のPOINT
- URLをクリックするだけでアクセスできる簡単操作のWeb会議!
- 画面共有だけでなく、ホワイトボードで議事録作成が可能
- 1000人以上参加する、大規模ウェビナーも開催できる
無料期間 |
特徴 |
7日間 |
最大30名まで同時接続可能 |
株式会社ネオラボの「Calling Meeting」は、1ID月額1,500円と最安水準のWeb会議システムです。スマホやタブレット、PCからURLをワンクリックするだけでWeb会議が可能です。URLへアクセスする前にパスワード認証をするので、関係者しかログインできません。なお、同時接続ができるのは最大30名です。
《LoopGate》のPOINT
- ワンタッチ操作で誰でも簡単に使える
- コピー機や電話機と同じく、いつでも当たり前に使える
- 国内自社開発&毎日サポートで安心して使える
無料期間 |
特徴 |
7日間 |
専用機ならではの高音質・高画質 |
「LoopGate」はギンガシステム株式会社が提供しており、テレビ会議専用機を用いて高品質なテレビ会議をワンタッチで実現します。パソコンやタブレットでも同様の操作でテレビ会議ができます。導入後もサポートがあり、3回目までの会議では事前準備などを支援してくれるので初心者でも運用しやすいでしょう。
《Lite FreshVoice》のPOINT
- ID・アカウント・ログイン不要!手軽に会議を始められます。
- URLを共有するだけ!面倒なアプリのインストールもいりません。
- メールでも電話でも、専任のスタッフがサポートいたします。
無料期間 |
特徴 |
14日間 |
専任スタッフによるサポート |
「Lite FreshVoice」は、エイネット株式会社が提供するWeb会議システムです。アプリなどのインストールをする必要はなく、会議室のURLを共有するだけでWeb会議を始められます。最大5拠点、1つの会議室につき5人まで参加でき、強固なセキュリティ環境も魅力です。専任スタッフによるサポートがあり、トラブルが生じた際はサポートデスクが対応してくれるので安心でしょう。
《Fresh Voice》のPOINT
- 1拠点3千円~と手軽な価格。無料トライアルで購入前に試せます!
- 気象庁や東大病院など絶対に切れてはいけない環境で選ばれてます
- わずか3クリックで会議に参加!iPhoneから多拠点会議に参加OK!
無料期間 |
特徴 |
別途お問い合わせ |
多拠点接続でも安定した通信 |
「Fresh Voice」は、エイネット株式会社が提供するWeb会議システムで、気象庁や東大病院などへの導入実績があります。テレビ会議専用機に匹敵する高画質・高音質と、多拠点の接続でも途切れない安定した通信が特徴です。また、電話帳から参加者を選んで会議を開始するので、最短3クリックで接続できます。
《LiveOn》のPOINT
- 『ASP・SaaSクラウドアワード2013』 グランプリ受賞
- 2015~2017年には稼働率100%を達成
- AESを使用した暗号化によるセキュアな通信
無料期間 |
特徴 |
14日間 |
上質な音声と映像で安定稼働 |
ジャパンメディアシステム株式会社が提供する「LiveOn」は、一般的なWeb会議システムよりも高い音質や画質が魅力です。音質は32KHzでCDと同じくらいの質であり、ハイビジョン画質に対応しています。資料・画面共有やファイル送信、通信の暗号化など基本機能を搭載し、スマホやタブレットからの接続も可能です。
《どこでもSHOWBY》のPOINT
- 【簡単接続】ワンタイムIDやエントランスから指定するだけでOK
- 【プラス機能でカスタマイズ】各種機能を使いたいときにプラス1
- 【初期費用も月額費用も無し!】
無料期間 |
特徴 |
90日間 |
応募者によるアプリインストールは不要 |
どこでもSHOWBYは株式会社かんざしが提供するクラウド型Web商談ツールです。アプリケーションの【事前インストールが不要】で、対応デバイスや用途が広く、【商談】の他に学習塾の【質問対応】や【オンライン診療】、不動産の【IT重説】や【コンサル】、【社内の内線連絡】など様々な活用ができます
以下の記事では、ここで紹介した以外のWeb会議システムも掲載しているので比較してみてはいかがでしょうか。
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既存環境に合うWeb会議システムを導入しよう
無料のWeb会議システムはコストがかからない一方でデメリットも存在します。利用規模にもよりますが、全社的に本格導入するのであれば有料製品の利用も検討しましょう。
そこで重要となるのが無料トライアルです。実際に使ってみて比較したほうが、より自社に合った製品を選択できるでしょう。
その第一歩として各製品の資料請求をし、さまざまなWeb会議システムをリサーチするところから始めてみましょう。以下のボタンから、無料で資料請求が可能です。ぜひご活用ください。