ITトレンドがおすすめする製品・サービス
- ■依頼業務別
- 記帳代行:タクシタ経理、アミエル税理士法人の経理代行サービス
- 請求書発行・支払業務:タクシタ経理、アミエル税理士法人の経理代行サービス、freee支出管理 受取請求書アシスト、マネーフォワード クラウド(経費・債務支払)
- 月次・年次決算の支援:タクシタ経理、メリービズのバーチャル経理アシスタント
- ■契約形態別
- 稼働時間に応じた料金:オンライン経理代行 StepBase(ステップベース)
- 月額制のプラン:タクシタ経理、アミエル税理士法人の経理代行サービス
- 専門チームによる対応:メリービズのバーチャル経理アシスタント、BackofficeForce
経理アウトソーシングの料金を決める要素
経理アウトソーシングとは、記帳や請求書の発行、支払業務などの経理業務を外部の専門事業者に委託することです。料金は、取引の量と依頼する業務の内容、証憑のやり取りの方法によって変わります。
月間の仕訳数
経理アウトソーシングでは、1か月あたりの仕訳数を料金の基準とする場合があります。仕訳とは、取引を勘定科目ごとに分けて帳簿に記録することで、取引が多い企業ほど仕訳数も増えます。
仕訳1件あたりの単価を設定する方式や、「月100仕訳まで」のように仕訳数の区分ごとに料金を決める方式があります。見積もりを依頼する前に、過去数か月の仕訳数を確認しておくと、料金の目安をつかみやすくなります。
依頼する業務の種類
記帳だけを依頼するのか、請求書の発行や支払の処理、経費精算のチェック、決算の準備まで任せるのかによって、料金は大きく変わります。業務が増えるほど料金は上がりますが、社内に残る作業は減ります。
すべての業務を一度に委託する必要はありません。社内で負担になっている業務や、担当者の退職などで対応が難しくなっている業務から優先的に委託すると、費用を抑えながら効果を確認できます。
証憑の受け渡し方法
領収書や請求書などの証憑を、紙で郵送するのか、スキャンしたデータで送るのかによっても料金は変わる場合があります。紙の証憑を受け取って仕分けや入力を行う場合は、そのぶん作業量が増えるためです。
電子データで受け渡しができれば、作業の手間が減り、料金を抑えられる可能性があります。電子帳簿保存法への対応も含め、証憑をどのような形で保存するかを委託先と事前に決めておきましょう。
業務別にみる経理アウトソーシングの料金
経理アウトソーシングの料金は、業務ごとに設定されている場合があります。ここでは、依頼される機会のある記帳代行、請求・支払業務、決算支援の3つについて、料金の考え方を紹介します。
記帳代行
記帳代行は、証憑をもとに会計ソフトへ仕訳を入力する業務です。経理アウトソーシングのなかでは基本的な業務で、仕訳1件あたりの単価や仕訳数の区分で料金を設定している例がみられます。
ただし、単価は証憑の状態や勘定科目の判断の難しさによっても変わります。現金出納帳や預金の明細から入力するだけなのか、証憑の内容を確認して科目を判断する必要があるのかで作業量が異なるため、依頼内容を具体的に伝えて見積もりを取りましょう。
請求書発行と支払業務
請求書の作成・発行や、取引先への支払データの作成も委託できる場合があります。請求書の発行は1件ごと、支払業務は振込の件数ごとに料金を設定する例があり、取引先の数が多い企業ほど費用は増えます。
支払業務を委託する場合でも、振込の最終承認は社内で行う形をとるのが望ましいでしょう。不正や誤送金を防ぐために、承認の手順と権限の分け方を委託先と取り決めておくことが大切です。
月次・年次決算の支援
月次決算の資料作成や、年次決算に向けた残高の確認、決算整理仕訳の準備なども委託できる場合があります。これらは専門的な判断が必要なため、記帳代行に比べて料金は高くなる傾向があります。
なお、法人税などの税務申告書の作成や税務相談は、税理士の業務とされています。経理代行会社に依頼する場合は、提携する税理士が対応するのか、申告は自社の顧問税理士が行うのかを確認しておきましょう。
経理アウトソーシングの契約形態と料金体系
経理アウトソーシングの料金は、どのような契約形態を選ぶかによっても変わります。代表的な契約形態は、仕訳数による従量課金、月額固定のパッケージ、専属チーム型の3つです。それぞれの特徴を確認しましょう。
仕訳数による従量課金
従量課金は、実際に処理した仕訳の数や件数に応じて料金が決まる形態です。取引量が少ない月は料金も下がるため、業務量に応じて費用を払いたい企業にとって無駄が少ない方式といえます。
一方で、決算期や繁忙期など取引が増える月は料金が上がり、毎月の費用が読みにくくなる点に注意が必要です。月ごとの取引量の変動が大きい企業では、年間の仕訳数をもとに総額を試算しておきましょう。
月額固定のパッケージ
月額固定のパッケージは、あらかじめ決められた業務範囲と処理量の範囲内であれば、毎月同じ料金で依頼できる形態です。費用の予算を立てやすく、毎月の支払いが安定する点がメリットです。
ただし、パッケージに含まれる処理量を超えると追加料金がかかる場合があります。また、使わない業務が含まれていると割高になることもあるため、パッケージの内容が自社の業務にあっているかを確認しましょう。
専属チーム型
専属チーム型は、自社の担当者として決まったスタッフやチームが継続的に業務を行う形態です。オンラインで対応する形や、社内に常駐する形などがあり、自社独自の業務フローにも対応しやすい点が特徴です。
担当者の稼働時間や人数に応じて料金が決まる場合があり、ほかの形態に比べて費用は高くなる傾向があります。業務量が多い企業や、経理担当者の不在を補いたい企業が検討する選択肢といえるでしょう。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料請求して、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)で経理アウトソーシングの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。
依頼先で異なる経理アウトソーシングの料金
経理アウトソーシングの依頼先には、税理士事務所や経理代行会社などがあり、料金の決まり方や対応できる業務が異なります。依頼先の特徴を理解したうえで、自社の目的にあう委託先を選びましょう。
税理士事務所
税理士事務所は、記帳代行に加えて税務申告や税務相談までまとめて依頼できる点が特徴です。顧問契約の料金に記帳代行を含める場合や、記帳代行を別料金で追加する場合など、料金体系は事務所ごとに異なります。
中小企業で、記帳から申告までを一か所に任せたい場合に検討しやすい依頼先です。一方で、請求書の発行や支払業務など日々の経理業務への対応範囲は事務所によって差があるため、事前に確認しておきましょう。
経理代行会社
経理代行会社は、記帳や請求、支払、経費精算など日々の経理業務を幅広く受託している事業者です。業務フローの設計から運用までを支援する会社もあり、業務量が多い企業や、経理業務全体を見直したい企業の選択肢となります。
料金は、業務ごとの積み上げや月額固定、専属チーム型など、会社によって異なります。初期費用として業務フローの設計費がかかる場合もあるため、月額料金とあわせて確認することが大切です。
料金以外に確認したい経理アウトソーシングのポイント
経理アウトソーシングでは、料金の安さだけで委託先を選ぶと、業務の進め方があわず、社内に負担が残る場合があります。契約前に料金以外の観点も確認しておきましょう。
初期費用と業務の引き継ぎ
経理アウトソーシングを始める際は、現在の業務の流れや勘定科目のルールを委託先に引き継ぐ必要があります。この業務フローの整理や設計に、初期費用がかかる場合があります。
引き継ぎの資料が整っていないと、確認のやり取りが増え、初期費用や立ち上げの期間が増えるおそれがあります。業務の手順や判断のルールを事前に文書にしておくと、引き継ぎを円滑に進めやすくなります。
会計ソフトの指定と追加費用
委託先によっては、使用する会計ソフトを指定している場合があります。自社で使っている会計ソフトに対応していない場合は、ソフトの変更や、データの移行に費用がかかることもあります。
クラウド型の会計ソフトを使い、自社と委託先が同じデータを確認できる形にすると、処理の状況を把握しやすくなります。会計ソフトの利用料が料金に含まれるのか、自社で契約する必要があるのかも確認しておきましょう。
情報管理と責任範囲
経理アウトソーシングでは、取引先の情報や口座の情報など、重要なデータを委託先に預けます。データの受け渡し方法や保管体制、第三者認証の取得状況を確認しましょう。
あわせて、入力の誤りが見つかった場合の修正の手順や、どこまでが委託先の責任範囲かを契約書で明確にしておくことが大切です。責任範囲があいまいなままだと、問題が起きた際の対応が滞るおそれがあります。
依頼業務と料金形態で比べる経理アウトソーシング
この記事で紹介する経理アウトソーシングを、料金の形と対応業務の特徴で一覧にしました。依頼したい業務と予算の考え方に近いサービスを探す際の参考にしてください。
| 製品名 | 料金の形 | 特徴 |
|---|---|---|
| タクシタ経理 | 月額制(規模・業務範囲で変動) | 請求書発行・仕訳登録・経費精算から決算関連、顧問税理士との連携まで代行。現在の会計ソフトのまま依頼できる |
| アミエル税理士法人の経理代行サービス | 契約業務開始費用+月額制 | 記帳・給与計算・請求支払などの経理業務をまとめて代行。会計システム導入や管理会計の構築も支援する |
| freee支出管理 受取請求書アシスト | 別途お問い合わせ | 請求書の送り先を変えるだけで、受け取りやスキャン、システムへのアップロード、OCR結果の確認・修正を任せられる |
| マネーフォワード クラウド(経費・債務支払) | 別途お問い合わせ | 経費精算や請求書の受け取りなど、負荷の高い経理処理を効率化するサービス。領収書の確認・承認などの業務負担軽減を支援する |
| メリービズのバーチャル経理アシスタント | 月額制(規模・業務内容で変動) | 課題にあわせて組成したオンライン経理チームが、仕訳入力から月次決算まで経理業務を支援する |
| BackofficeForce | 別途お問い合わせ | 実務経験のある専門人材がチームで経理・財務を担当し、業務を運用しながらマニュアルとして整備する |
| オンライン経理代行 StepBase(ステップベース) | 稼働時間に応じた料金+管理費 | 経理業務を専門チームに必要な分だけ依頼できるオンライン業務代行。マニュアルの準備なしで利用できる |
| SEVENRICHAccountingの経理BPOサービス | 別途お問い合わせ | 経理代行と業務フロー設計、DX支援を組み合わせたBPOサービス。内製化を目指した業務フローの定着も支援 |
料金の形と依頼範囲から選ぶ経理アウトソーシング
経理アウトソーシングの費用は、依頼する業務の範囲と契約の形によって変わります。月額制や稼働時間制、チームでの対応など、料金の考え方を比べやすいサービスを紹介します。
タクシタ経理
- 幅広い経理業務と、顧問税理士への連絡まで代行
- 採用率0.5%。簿記資格保有者・実務経験者のみ在籍
- 業務整理・マニュアル作成まで既存システムのまま対応
株式会社kubellパートナーが提供する「タクシタ経理」は、請求書発行・仕訳登録・経費精算から決算関連、顧問税理士との連携まで代行するオンライン経理代行サービスです。料金は従業員数や依頼内容に応じた月額制で、記帳・仕訳や売掛金・買掛金の消込から、管理会計、月次・年次決算まで幅広く対応します。現在利用している会計ソフトを継続できるため、システムの入れ替えを避けながら経理業務を委託したい企業にも向いています。
アミエル税理士法人の経理代行サービス
- 経理業務を一括代行しコア業務に集中可能
- 会計システム導入と管理会計構築で数字を見える化
- 資金調達や税務顧問までワンストップ支援
「アミエル税理士法人の経理代行サービス」は、記帳・給与計算・請求支払などの経理業務をまとめて代行するサービスです。料金は契約業務開始費用と月額費用で構成され、経理業務を一括して依頼できる「経理まることサポート」などのプランを用意しています。会計システムの導入や管理会計の構築も支援し、経営判断に役立つ月次データを提供します。資金調達や税務顧問まで一か所で相談できるため、記帳から税務まで同じ窓口に任せたい企業の候補になるでしょう。
freee支出管理 受取請求書アシスト
- 業務効率化を超えた、業務の⾃動化/削減を実現
- テクノロジーと⼈の⼒を合わせた現状の最適解を提供
- ⾃社も、取引先もストレスフリー
フリー株式会社が提供する「freee支出管理 受取請求書アシスト」は、テクノロジーと人の力を組み合わせたBPaaSサービスです。取引先からの請求書の送り先を変えることで、請求書の受け取りやスキャン、システムへのアップロード、OCR結果の確認・修正を任せられます。これらの業務を外部に委託することで、自社で行う作業を最小限に抑えられます。支払業務のうち、請求書を受け取ってデータ化するまでの工程を切り出して委託したい企業に適したサービスです。
マネーフォワード クラウド(経費・債務支払)
- 経費精算にかかる経理部門の業務工数を削減
- 経理作業の代行による業務の標準化を実現
- 導入ハードルの低さが魅力
株式会社マネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウド(経費・債務支払)」は、経理処理のなかでも負荷の高い領収書の確認・承認や請求書の受け取り、明細入力などを任せられる経理アウトソーシングサービスです。経費精算にかかる経理部門の工数を削減し、経理作業の代行を通じて業務の標準化を図れます。マネーフォワード クラウドとの併用を前提としており、同シリーズを利用している企業や、あわせて導入を検討している企業に向いています。
メリービズのバーチャル経理アシスタント
- 2,000名以上の実務経験豊富なプロ経理スタッフによる経理代行
- 貴社の課題に合わせてオンライン経理チームを組成してサポート
- 完全カスタマイズ型で企業規模や業種を問わず導入可能
メリービズ株式会社が提供する「メリービズのバーチャル経理アシスタント」は、プロの経理スタッフによる専用チームが、オンラインで経理業務をサポートするサービスです。課題にあわせて経理チームを組成し、完全カスタマイズ型で企業規模や業種を問わず導入できます。料金は依頼する業務内容や規模に応じた月額制で、月次決算の大部分を委託するケースから、仕訳入力・支払データ作成を任せるケースまで幅広く対応します。専属チームに必要な業務をまとめて依頼したい企業に向いています。
BackofficeForce
- 経理・財務の実務を専門人材のチームが担当
- 業務を運用しながら可視化し、マニュアルとして整備
- 利用中の会計システムのまま依頼できる
BackofficeForce株式会社が提供する「BackofficeForce」は、経理・財務を中心としたバックオフィス業務を、実務経験のある専門人材がチームで担当するアウトソーシングサービスです。業務を運用しながら可視化し、マニュアルとして整備するため、担当者が交代しても運用を続けられます。利用中の会計システムのまま依頼できる点も特徴です。担当者の退職などで属人化した業務を引き継ぎ、チームで継続的に任せたい企業に向いています。
オンライン経理代行 StepBase(ステップベース)
- パーソルグループの長年の実績を活かした業務代行を月5.5万円で
- 採用倍率500倍以上!実務経験が豊富なアシスタントを直接採用
- マニュアルは不要!事前準備なしで業務依頼可能。内製化支援にも
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社が提供する「オンライン経理代行 StepBase(ステップベース)」は、経理業務を専門チームに必要な分だけ依頼できるオンライン業務代行サービスです。月間の稼働時間や契約期間に応じた料金プランを用意しており、業務量にあわせて依頼範囲を調整できます。マニュアルの準備なしで利用でき、内製化の支援にも対応します。作業時間を基準に費用を管理しながら、必要な経理業務を委託したい企業に向いています。
SEVENRICHAccountingの経理BPOサービス (株式会社SEVENRICH Accounting)
- スタートアップ特化の会計事務所発サービス
- 年間約260万円のコストカット
- 内製化を目指し、業務フローの設計と定着を支援。
まとめ
経理アウトソーシングの料金は、月間の仕訳数、依頼する業務の種類、契約形態によって決まります。記帳代行は比較的抑えやすい一方、請求・支払業務や決算支援まで任せると費用は上がります。従量課金・月額固定・専属チーム型の違いや、初期費用、会計ソフトの条件も含めて総額で比較することが大切です。自社にあう委託先を見つけるために、まずは資料請求をして複数のサービスの料金と対応範囲を比べてみてください。

