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無料のBIツール9選!有料製品との違いや注意点、オープンソースBIも紹介

無料のBIツール9選!有料製品との違いや注意点、オープンソースBIも紹介

社内データを分析し適切な経営判断に導くBIツールには、無料で利用できるものや、オープンソースソフトウェアもあります。しかし、無料のBIツールにはどのような機能や特徴があるのかわからず、導入を悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、無料で利用できるBIツールとオープンソースのBIツールを紹介します。有料製品との違いや導入する際の注意点も解説するので、製品検討時の参考にしてください。各社製品の一括資料請求も可能なため、複数製品をじっくり比較したい方はぜひご利用ください。

この記事は2024年2月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

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    無料で活用できるBIツール

    まずは、無料で利用できるBIツールを紹介します。

    Microsoft PowerBI Desktop

    「Microsoft PowerBI Desktop」は、マイクロソフト コーポレーションが提供しているBIツールです。社内にあるさまざまなデータを取り込んで加工し組み合わせることで、グラフや対話型レポートを作成します。有料版では、ダッシュボードの公開やチームでの共同作業も可能です。

    Looker Studio

    Google Inc.が提供している「Looker Studio」は、さまざまなデータの取り込みができ、各種グラフや画像・テキストなど好きな形での可視化・レポートの共有が可能です。ただし、無料版ではシステム内の計算をはじめとするデータ加工はできないため注意してください。

    Zoho Analytics

    ゾーホージャパン株式会社が提供している「Zoho Analytics」は、さまざまなデータを統合・分析し、視覚的に捉えられる図表をオンラインで共有できます。ビジネス指標の追跡や、トレンド把握、未来予測など多角的な観点からダッシュボードを作成できるほか、AIを活用した分析も可能です。無料プランは、ユーザー数がオンプレミスでは1ユーザー、クラウドでは2ユーザーと制限に違いがあります。

    オープンソースのBIツール

    BIツールにはオープンソースで提供されているものがあります。オープンソースとは、Web上に無償で公開されているソフトウェアのことです。費用をかけず自由にカスタマイズできるのがメリットです。ここでは、オープンソースのBIツールを紹介します。

    Grafana

    Grafana Labsが提供している「Grafana」は、すでに使用しているシステムで得た情報をグラフやダッシュボードにまとめることができます。データを収集する機能はないため、既存システムとの連携が必要になります。ビッグデータ系のデータベースやNoSQLをサポートし、監視ソフトウェアのデータを扱えることが最大の特徴です。表示が日本語化されていない点を考慮のうえ利用しましょう。

    Metabase

    Metabaseプロジェクトが提供している「Metabase」は、社内で利用している各種データベースで利用でき、さまざまな切り口でグラフ形式での表示が可能です。SQLなどデータベースの知識がない担当者でも活用できるインターフェースのため、データの検索や分析を行いやすいでしょう。

    Kibana

    Elastic社が提供している「Kibana」は、Elasticsearchで得たデータを可視化するツールです。使用できるグラフの種類が豊富で、フィールドをドラッグ&ドロップするだけで瞬時にプレビューが表示されるなど、直感的な操作が可能なツールです。

    Graylog

    Graylog,INCが提供している「Graylog」は、社内に散在するログを集約して分析・可視化します。対応しているログの種類は幅広く、古いソフトウェアから新しいものまで利用できます。ログの高速検索も行えるため、必要な情報を迅速に入手可能です。株式会社デージーネットが日本語マニュアルを公開しています。

    Redash

    Redash社が提供している「Redash」は、幅広いデータベースに対応しているBIツールです。容易にダッシュボードを作成でき、分析しやすいのが特徴です。既存システムとの連携もしやすいため、世界中で利用されています。表示は英語です。

    Apache Superset

    Airbnb社が提供している「Apache Superset」は、MySQLなどのさまざまなデータソースを活用できます。折れ線グラフや円グラフ、扱いやすいダッシュボードもあり、視覚性に優れた分析結果を出力可能です。表示は部分的に日本語化されています。

    無料BIツールと有料BIツールの違い

    BIツールの無料製品と有料製品の違いは、活用できる機能の豊富さとサポート体制です。無料BIツールには利用人数や活用できる機能に制限がある場合が多くあります。また、オープンソースのBIツールは最低限の機能しか搭載していないものもあるため、機能を追加したい場合は自社で開発が必要です。利用規模や目的にあっていなければ、いずれは有料のBIツールへ切り替えることになるでしょう。また、無料製品やオープンソースのBIツールはサポートが受けられない場合も多く、トラブルが発生した際は自社で対処する必要があります。

    有料のBIツールには、データ分析ツールやデータ可視化ツールとしての機能にくわえ、データマイニングなどが可能な製品もあります。サポート体制が充実している製品も多くあるため、BIツールを導入する前に利用規模や必要な機能・サポートを考慮し、無料ツールと有料ツールをよく比較して検討するのがおすすめです。資料請求や無料トライアルを有効活用し、自社に最適なBIツールを導入しましょう。

    ITトレンドで人気のBIツール

    ITトレンドで資料請求のお問い合わせが多かった有料のBIツールを紹介します。

    Yellowfin

    Yellowfin Japan株式会社
    《Yellowfin》のPOINT
    1. 国内700社、世界50カ国、27,000社以上導入実績のグローバルBI
    2. 重要なデータの変化を自動で検出・分析し、結果をユーザーに通知
    3. ガイドに従って自然言語でデータに質問するだけで簡単に分析

    Domo

    ドーモ株式会社(代理店:NDIソリューションズ株式会社)
    《Domo》のPOINT
    1. データ活用を実現するために必要な機能をオールインワンで提供
    2. SaaS型BI国内市場NO.1!※高い顧客満足度を獲得!
    3. モバイル標準対応なのでデータを元に迅速なアクションを促進可能

    FineReport

    バリューテクノロジー株式会社
    《FineReport》のPOINT
    1. ローコードでExcelライクのデザイナにより、分析画面を簡単作成
    2. データ可視化にデータ入力機能もあり、社内様々な課題が解決可能
    3. 日本国内大手企業の導入実績が多く、各種事例と安心サポート

    以下の記事では、ITトレンド編集部がおすすめするBIツールを紹介しています。タイプごとに特徴や機能など比較しているので、導入を検討したい方はぜひ参考にしてください。

    関連記事 BIツールおすすめ21選を比較!人気ランキングや機能、活用例も紹介

    BIツールを導入する際の注意点

    BIツールを導入する際には、いくつかの注意点があります。知っておけば思わぬ導入の失敗を避けられるでしょう。ここでは、BIツール導入時にチェックしておくとよい点について詳しく解説します。

    運用体制の整備が必要

    BIツールの導入目的が不明確だったり、自社内で運用体制の整備やルールの周知ができていなかったりすると、導入しても活用されなくなる場合があります。

    BIツールの目的は「既存データを統合・分析して、経営の意思決定をスムーズに行う」ことですが、企業によって活用するデータの種類や求める結果は異なります。導入目的を明確にし運用体制を想定したうえで、自社に必要な機能やサポート体制があるツールを選ぶとよいでしょう。運用開始後に体制やルールを定期的に見直すことも重要です。

    また、オープンソースのBIツールは、自社で構築から運用まで行う必要があります。操作に専門知識が必要なシステムの場合、運用するリソースを確保できなければ、構築の途中段階で頓挫する可能性もあるでしょう。人材確保やプロジェクトチームの設立もあわせて検討するのがおすすめです

    既存システムとの連携可否

    BIツールは自社内のさまざまな業務システムのデータを活用し、分析・出力するツールです。既存システムと連携ができなかったり、既存システムから出力したデータフォーマットに対応していなかったりすると、導入してもツールの活用は困難になるでしょう。資料請求やベンダーへの問い合わせを活用し、自社のシステムとの連携可否や対応フォーマットを確認してから導入するのがおすすめです

    分析や操作のしやすさ

    BIツールは製品によって、必要とされる専門知識の量やレベルが異なります。そのため、実際にBIツールを活用する従業員を想定してツールを選ぶことが重要です。チーム内で従業員の知識レベルに差がある場合や、全く知識のない現場の従業員一人ひとりがBIツールを活用する場合は、分析や操作をサポートする機能やサービスに強みがある製品を導入するとよいでしょう。

    BIツールは導入目的にあわせてよく比較しよう

    BIツールの導入を成功させるには、導入目的にあった機能や特徴をもった製品を選ぶことが重要です。コストだけでなく、導入・運用に関わる従業員のスキルやベンダーのサポートなど総合的に考慮し、有料製品と比較しながら検討するのがおすすめです。

    この記事からITトレンド編集部がおすすめするBIツール(有料版)の各社資料請求が無料でできます。BIツールの比較検討にぜひ役立ててください。

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