資料請求リスト
0

BIツール活用のために、知っておくべきデータベース(DB)設計の基本

2024年02月05日 最終更新

BIツールの製品一覧
BIツール活用のために、知っておくべきデータベース(DB)設計の基本

BIツールとは社内に眠る大量のデータを活用し、経営判断や企業活動に役立てる事ができるツールです。その要となるのがデータベース(DB)です。この記事では、BIを構成するデータベースについてや、有効活用するためのデータベース設計のポイントなどをご紹介します。

\ 無料で一括資料請求!/

データベース(DB)とBIツールの関係性

データベースとは、一定の形式で出来事の発生を記録したデータの集合体のことです。「誰が、いつ、何を、いくらで売ったか」といった売上データなどが例にあたります。企業活動を行う上で、日々大量に発生しているこれらのデータを有効活用し、経営戦略の立案や営業活動の促進に活用するために登場したのが、BIツールです。

BIツールはこうした企業内のデータベースから生のデータを直接抽出・加工し活用しており、データベースとの関係性をきちんと理解することが重要です。では、BIツールを正しく活用するために必要なポイントはなにか、ご紹介します。

BIツールでデータベース(DB)を正しく分析するために知っておくこと

企業には販売、在庫、生産管理システムなど、様々なシステムがあります。各システムの中には企業活動で蓄積された膨大なデータが存在しています。しかし、これらのデータは各種システムに依存していることが多く、システムをまたいでの活用には手間と工数を割かなければなりませんでした。

この問題を解決するのがBIツールです。BIツールはこれらの各システムに格納されているデータから、いわゆる「BIツール用のデータベース」へと生のデータを取り込み加工・分析しています。それを可能にしているのが、ETLとDWHです。

ETLとは

ETLとは、Extract(抽出)/Transform(変換)/Load(書き出し)の略で、企業内にある各システムからデータを抽出し、変換/加工した上で、次に説明するDWHへ受け渡す仕組みのことを指します。データを統合・分析するうえで必要不可欠なツールです。

DWHとは

一方、DWH(データウェアハウス)とはデータの倉庫とも呼ばれています。データを保存するという意味ではデータベースと同じと思われるかもしれませんが、DWHは項目や属性別にデータを分類するなど、データ活用のための仕組みが用意されているという点がデータベースと大きく違います。

つまり、企業内の各システムに格納されているデータをETLによって抽出・変換などをし、DWHへと格納していくようなイメージです。BIツールはこの格納されたデータベースから分析に必要なデータを取得していきます。

関連記事 【図解】BIツールと「DWH」や「ETL」との違いとは?
BIツール紹介ページ遷移画像

BIツールのデータベース(DB)設計の重要性とリスク

ここまで、BIツールの要であるデータベースについて説明してきました。BIツールを有効活用するためには、このデータベースをミス無く設計することが重要です。

BIツールで活用するデータベース自体に設計ミスがあると、そもそも分析ができなかったり、参照データのズレなどから正しい分析結果を出すことができません。当然、間違ったデータを参考にしてしまっては、適切な判断はできません。特にBIツールは経営戦略の立案に貢献するツールでもあるので、データベースの設定ミスによる企業のリスクは大きなものになります。

BIツールの知っておくべきデータベース(DB)設計のポイント

では、データベース設計の際は、どのようなポイントを踏まえればよいのでしょうか。以下に挙げた点を参考にしてみてください。

要件を定義する

活用目的は部門によって異なるため、まずは経営層や現場のメンバーにヒアリングを行い、どんな種類のデータを/何のために/どう活用したいかを明確にしておきましょう。これをもとに設計していくため、非常に重要なポイントとなります。

データ項目・属性を定める

BIツールで利用するデータベースに蓄積するデータの項目と、その項目に付与する属性を定めておきましょう。後から付与することは難しいので、要件定義をもとに、できるだけ詳細に決めておく必要があります。

集計する項目や属性は最小単位で設定する

データベース設計では、データは最小単位に設定しましょう。例えば、「月」の項目だけを設定してしまうと、「日」「曜日」「時間」などの切り口で分析したくても、掘り下げが難しくなります。想定しうる最小単位で設定しておくと、その後の分析がしやすくなります。

データごとの関連性を付ける

複数のシステムを統合する際に、キーとなる共通のデータを付与することで、データ同士の関連性を付与することができます。この関連性がないと、分析したいデータを見ることができません。

無料でBIツールを利用するには?

1からデータベースを設計するのは難しいと思う方もいるかも知れません。BIツールの製品の中には、オープンソースになっているものやExcelをBIツールとして利用できる製品もあります。しかし無料のツールはどこかで必ず限界が来ます。無料の製品をトライアルとして利用して、自社に合うツールの要件を洗い出すことをおすすめします。

実際に製品を見ながら、必要な機能を洗い出してみるのもいいかもしれません。以下の記事で製品紹介をしていますので、合わせてチェックしてみてください。

関連記事 BIツールおすすめ21選を比較!人気ランキングや機能、活用例も紹介

データベース(DB)設計を正しく理解しBIツールを活用しよう

この記事では、正しいBI分析をするために必要なデータベースや、その設計についてご紹介してきました。重要性を理解いただけたでしょうか。繰り返しになりますが、このデータベースの設計は非常に重要です。BIツールを最大限活用するためにも、正確なデータベース設計を目指していきましょう。

BIツール紹介ページ遷移画像
\ 無料で一括資料請求!/
この記事を読んだ人は、こちらも参考にしています

話題のIT製品、実際どうなの?

導入ユーザーのリアルな体験談

電球

IT製品を導入しDXに成功した企業に

直接インタビュー!

電球

営業・マーケ・人事・バックオフィス

様々なカテゴリで絶賛公開中

私たちのDXロゴ
bizplay動画ページリンク
動画一覧を見てみる
IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「BIツール活用のために、知っておくべきデータベース(DB)設計の基本」というテーマについて解説しています。BIツールの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
このページの内容をシェアする
facebookに投稿する
Xでtweetする
このエントリーをはてなブックマークに追加する
pocketで後で読む
BIツール_診断バナー
認知度、利用経験率No.1のITトレンド BIツール年間ランキング
カテゴリー関連製品・サービス
カテゴリー関連製品・サービス
Yellowfin
Yellowfin Japan株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
3.8
Domo
ドーモ株式会社(代理店:NDIソリューションズ株式会社)
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.4
WebQuery
株式会社システムコンサルタント
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.1
軽技Web
富士電機ITソリューション株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.1
Tableau Desktop
株式会社セールスフォース・ジャパン
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.1
ETLツールTROCCO
株式会社primeNumber
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
0.0
NetSuite Analytics Warehouse
日本オラクル株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
0.0
FineReport
バリューテクノロジー株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.0
Microsoft Power BI 導入支援サービス
イースト株式会社
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
0.0
Tableau Cloud
株式会社セールスフォース・ジャパン
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
0.0
Excellent
株式会社システムコンサルタント
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.7
Tableau Server
株式会社セールスフォース・ジャパン
☆☆☆☆☆
★★★★★
★★★★★
4.0
ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
BIツールの製品をまとめて資料請求