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ES調査(従業員満足度調査)と似た調査の違い|測る対象と頻度で比較

ES調査(従業員満足度調査)と似た調査の違い|測る対象と頻度で比較

ES調査(従業員満足度調査)は、従業員が待遇や職場環境にどの程度満足しているかを測る調査です。エンゲージメントサーベイは会社への貢献意欲を、ストレスチェックは心理的な負担の程度を測る点で異なり、ストレスチェックは法律で実施が求められる点も違います。この記事では、ES調査と似た調査の違いを、測る対象、実施の根拠、頻度、結果の使い方で整理し、目的に応じた組み合わせ方を解説します。

この記事は2026年10月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次
    組織診断サーベイ
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    株式会社HRBrain
    組織の課題が一目瞭然!改善に繋がる

    ITトレンドがおすすめする製品・サービス

    ■対応している調査の種類別
    ■提供形態別

    ES調査と似た調査の違いを一覧で整理

    従業員を対象にした調査は、名称が似ていても測る対象や実施の根拠が異なります。まず全体像を表で確認し、そのあとでES調査との違いを個別に見ていきます。

    調査の種類主に測るもの
    ES調査(従業員満足度調査)待遇や職場環境、仕事内容への満足度
    エンゲージメントサーベイ会社や仕事への愛着、貢献したいという意欲
    ストレスチェック心理的な負担の程度。労働安全衛生法にもとづく制度
    パルスサーベイ少ない設問を短い間隔で聞き、変化をとらえる
    CS調査(顧客満足度調査)商品やサービスに対する顧客の満足度

    測る対象の違い

    ES調査が測るのは、従業員が会社から受け取っている待遇や環境に対する満足度です。エンゲージメントサーベイは会社や仕事への意欲、ストレスチェックは心身の負担というように、同じ従業員を対象にしていても知りたい内容が異なります。

    そのため、同じ「職場の人間関係」に関する設問でも、どの調査として聞くかによって設問の文面や結果の読み方が変わります。調査を始める前に、何を知りたいのかを言葉にしておくことが大切です。目的が定まらないまま複数の調査を行うと、従業員の負担だけが増えるおそれがあります。

    関連記事 従業員満足度調査とは?目的や質問項目、意識すべき点まで解説

    実施の根拠と頻度の違い

    ES調査やエンゲージメントサーベイは、企業が任意で行う調査です。実施するかどうかや頻度、設問、結果の公開範囲は企業が自由に決められます。年1回程度の大規模な調査として行う企業もあれば、パルスサーベイの形で毎月行う企業もあります。

    一方、ストレスチェックは労働安全衛生法で定められた制度で、対象となる事業場には年1回の実施が求められます。任意の調査と法定の制度では、準備の進め方や結果の扱いが大きく異なる点を押さえておきましょう。

    調査の対象者の違い

    ここまでの調査はすべて従業員を対象にしていますが、CS調査(顧客満足度調査)は顧客を対象にしている点で異なります。名称が似ているため並べて語られることがありますが、回答者も設問も別のものです。

    一方で、従業員の満足が接客やサービスの質を通じて顧客の満足に影響するという考え方もあります。接客業やサービス業では、ES調査とCS調査の結果を店舗や部署ごとに並べて見て、両者の関係を確かめる企業もあります。

    ES調査とエンゲージメントサーベイの違い

    ES調査と特に混同されやすいのが、エンゲージメントサーベイです。どちらも任意で行う調査ですが、満足度と貢献意欲という測る対象の違いから、結果の使い方にも違いが出ます。

    満足度と貢献意欲の違い

    ES調査は「会社が提供しているものに満足しているか」を、エンゲージメントサーベイは「会社や仕事に自ら貢献したいと思っているか」を測ります。待遇に満足していても、仕事への意欲は高くないという状態もありえます。

    反対に、待遇に不満があっても、仕事のやりがいや仲間への思いから意欲が高い従業員もいます。満足度と意欲は重なる部分がある一方、必ずしも一致しない別の指標として扱うと、結果を読み違えにくくなります。

    結果の使い方の違い

    ES調査の結果は、給与制度や福利厚生、職場環境など、不満の原因になっている条件を見つけて改善する目的で使われます。エンゲージメントサーベイの結果は、上司との関係やキャリアの見通しなど、意欲を高める要因を探り、組織づくりに生かす目的で使われる傾向があります。

    実際には、両方の観点を1つの調査に含めて実施する企業もあります。名称にこだわるより、解決したい課題にあわせて設問を選ぶことが大切です。例えば、離職が続いている場合は待遇の満足度と仕事への意欲を両方とも聞くと、原因の手がかりを得やすくなります。

    ES調査とストレスチェックの違い

    ストレスチェックは法律で実施が定められているため、ES調査とは目的も結果の扱いも異なります。両方を実施する企業は、混同して運用しないよう違いを把握しておきましょう。

    法律上の位置づけの違い

    ストレスチェックは、労働安全衛生法にもとづき2015年12月に始まった制度です。常時50人以上の労働者がいる事業場では年1回の実施が義務で、50人未満の事業場は努力義務とされてきました。

    厚生労働省によると、2025年5月に公布された改正労働安全衛生法により、2028年4月1日から50人未満の事業場でも実施が義務化されます。一方、ES調査に法律上の実施義務はなく、企業が目的にあわせて任意で行います。

    結果の取り扱いの違い

    ストレスチェックの個人の結果は、実施者である医師や保健師などから本人に通知され、本人の同意がなければ事業者に提供されません。高ストレスと判定された人は、申し出により医師の面接指導を受けられる仕組みです。

    ES調査は、会社が集計結果を分析して施策に生かすことを前提にしています。この違いから、ストレスチェックの個人結果を、本人の同意なくES調査の分析に使うことはできません。両方を同じ時期に行う場合は、回答者の負担や設問の重なりにも配慮しましょう。それぞれの目的や結果の扱いが異なることを告知文で説明しておくと、従業員の誤解を防ぎやすくなります。

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    実施頻度で分かれるパルスサーベイとの違い

    ES調査は、実施する頻度によっても性格が変わります。年1回程度の詳しい調査と、短い間隔で行うパルスサーベイの違いを理解すると、自社にあう組み合わせを考えやすくなります。

    年1回程度の詳しい調査

    年1回程度、多くの設問で組織全体の状態を詳しく聞く調査は、「センサス型」と呼ばれることがあります。待遇や評価、人間関係、働き方など幅広い領域を一度に把握でき、部署ごとの構造的な課題を深掘りしやすい点が特徴です。

    一方、設問数が多いため回答の負担が大きく、集計や分析にも時間がかかります。結果が出るまでの間に職場の状況が変わる場合もあるため、変化をとらえるには別の方法との組み合わせが必要です。

    関連記事 モラールサーベイとは?活用のメリット・実施方法・注意点を紹介!

    短い間隔で行うパルスサーベイ

    パルスサーベイは、数問程度の設問を週1回や月1回などの短い間隔で配信する調査です。回答の負担が小さく、施策を行った後の変化や、繁忙期の状態などをタイミングよく把握できます。

    ただし、設問数が少ないため、課題の原因まで深掘りするのは難しい場合があります。年1回の詳しい調査で課題を見つけ、パルスサーベイで改善の様子を追うといった役割分担を考えましょう。配信の間隔が短すぎると回答が形だけになるおそれもあるため、結果への対応が追いつく頻度に設定することが大切です。

    関連記事 パルスサーベイとは?目的・効果・方法・デメリットを徹底解説

    違いを踏まえた従業員満足度調査サービスの選び方

    どの調査を行うかが決まると、従業員満足度調査サービスに求める機能も見えてきます。ここでは、調査の違いを踏まえて確認したい項目を紹介します。複数の調査を1つのサービスで行えるかどうかも、運用の手間を左右するポイントです。

    行いたい調査に対応した設問の有無

    満足度を中心に聞きたいのか、エンゲージメントもあわせて測りたいのかによって、必要な設問は変わります。調査サービスには標準の設問を用意しているものがあるため、自社が測りたい領域の設問が含まれているかを確認しましょう。設問の数や回答にかかる時間の目安も、あわせて確かめておくと安心です。

    設問を自社で追加や変更できるかも確認しておくと、自社特有の制度や課題を聞きたい場合に対応できます。経年で比較したい場合は、設問を固定して使い続けられるかもポイントです。

    実施頻度にあう配信と集計の仕組み

    パルスサーベイのように短い間隔で調査を行う場合は、配信の予約や、未回答者へのリマインド送信を自動で行えるかが、運用の負担を左右します。前回との比較を自動で表示できるかも確認しましょう。スマートフォンから回答できると、現場で働く従業員も短い時間で回答でき、回答率の維持につながります。

    年1回の詳しい調査が中心なら、部署や属性ごとの集計や、自由記述の分析に対応しているかが重要です。設計や分析を自社で担うのが難しい場合は、提供会社の支援の範囲もあわせて比較しましょう。

    関連記事 従業員満足度調査(ES調査)サービスおすすめ18選比較!費用相場や人気ランキングも紹介

    調査の種類別に見るES調査サービスの特徴

    ES調査に対応するサービスを中心に、エンゲージメントサーベイやパルスサーベイ、ストレスチェックなどに対応する製品も含めて、特徴を一覧にまとめました。

    製品名特徴
    SmartHRエンゲージメントなど目的別のプリセットサーベイを使い分け
    Wevox月1回のパルスサーベイ。エンゲージメントと個人特性も測定
    カオナビ満足度調査とパルスサーベイ、アンケートに対応
    HRMOSタレントマネジメント10カテゴリー74設問を用意。退職者アンケートにも対応
    HRBrain 組織診断サーベイEXをもとにした設問で期待と実感を測定。MIT教授監修のスコア
    モチベーションクラウド期待度と満足度の2軸で測るエンゲージメントサーベイ
    ES-Quick満足度とeNPSを測定。200問から設問を選択
    ASQES調査向け。81問の設問と同業平均との比較
    HRBrain パルスサーベイ wellday月1回約1分のパルスサーベイ。AIでリアルタイム分析
    パルスアイ月1回の実名アンケートと匿名アンケートの組み合わせ
    LLax forestエンゲージメント、ストレスチェック、パルスを一本化

    ES調査と関連する調査サービスを紹介

    従業員満足度調査に対応するサービスを中心に、エンゲージメントサーベイやパルスサーベイ、ストレスチェックなど、関連する調査に対応した製品・サービスも紹介します。

    SmartHR

    株式会社SmartHR
    《SmartHR》のPOINT
    1. 「プリセットサーベイ」で手軽に設問作成、すぐに調査が可能
    2. スマホアプリとプッシュ通知で従業員の負担なく高い回答率を実現
    3. 従業員データと掛け合わせた機能で、高度な結果分析が瞬時に完了

    株式会社SmartHRが提供する「SmartHR」は、目的別のプリセットサーベイを使い分けられる、クラウド型の人事・労務サービスです。エンゲージメント、入社・退社、人事評価、就労環境など、課題に即したサーベイを用意しています。まずエンゲージメントサーベイで全体を把握し、ほかのサーベイで原因を探るという段階的な使い方もでき、調査の種類を切り替えて運用したい企業の選択肢です。

    Wevox

    株式会社アトラエ
    《Wevox》のPOINT
    1. 月額9万円〜全機能利用可能!初期費用・契約期間の縛りなし。
    2. AIサポートや他社比較など、データの分析に役立つ機能が豊富。
    3. 実名閲覧やセキュリティ設定、活用支援...多様なオプションあり

    株式会社アトラエが提供する「Wevox」は、エンゲージメントのサーベイに加え、独自設問、個人特性、組織カルチャーのサーベイを提供するクラウド型のサービスです。パルスサーベイを搭載しており、毎月配信すれば回答時間は2~3分ほどです。配信頻度を自由に設定できるため、年1回の調査と短い間隔の調査を使い分けたい場合に検討できます。

    カオナビ

    株式会社カオナビ
    《カオナビ》のPOINT
    1. 手間をかけず簡単に定期的なエンゲージメント調査が可能
    2. 社員アンケートのテンプレートあり!手軽に社員の声を収集できる
    3. 人事データと調査結果を紐付け、AIが課題を分析・提案

    株式会社カオナビが提供する「カオナビ」は、従業員満足度調査に加え、自由度の高いアンケート機能やパルスサーベイも備えた、クラウド型のタレントマネジメントシステムです。調査結果を人事データと紐づけて、部署別や役職別の傾向をダッシュボードで確認できます。満足度調査を中心に始め、必要に応じて人事評価や学習管理などの機能を追加していく使い方にあいます。

    HRMOSタレントマネジメント

    株式会社ビズリーチ
    《HRMOSタレントマネジメント》のPOINT
    1. 簡単にはじめられる!主要な設問項目はあらかじめ設定済み
    2. 分析・改善方法もご提案!優先度の高い課題をひと目で把握
    3. 全面サポート!導入から活用まで充実した支援体制

    株式会社ビズリーチが提供する「HRMOSタレントマネジメント」は、10カテゴリー74設問があらかじめ用意された、クラウド型のサーベイ機能を持つサービスです。カスタム設問も設定でき、質問スコアとeNPSの相関から優先度の高い課題を示します。退職者アンケートにも対応しているため、在職者の調査と退職者の声をあわせて見たい場合に役立ちます。対象は従業員50名以上の企業です。

    HRBrain 組織診断サーベイ

    株式会社HRBrain
    《HRBrain 組織診断サーベイ》のPOINT
    1. エンゲージメント向上に効果的なEX(従業員体験)を可視化
    2. アナリスト、コンサルタントがパートナーとして伴走!
    3. 導入実績は4,000社以上!(2026年1月時点)

    株式会社HRBrainが提供する「HRBrain 組織診断サーベイ」は、満足度とエンゲージメントの結果を同じ尺度で見比べたい企業が検討できる、組織診断サーベイです。従業員体験(EX)をもとにした設問で期待と実感を可視化し、MIT教授の監修を受けたスコアリングで人的資本の情報開示にも対応します。過去に実施したサーベイとスコアの一貫性を保てる点も特徴です。

    モチベーションクラウド

    株式会社リンクアンドモチベーション
    《モチベーションクラウド》のPOINT
    1. 13,460社、589万人以上国内最大級のデータベース
    2. 組織の「現状把握」から「成果改善」までを伴走支援
    3. 経営と現場をつなぐオールインワンのサービス

    株式会社リンクアンドモチベーションが提供する「モチベーションクラウド」は、満足度とあわせて、従業員が会社に何を期待しているかも調べるエンゲージメントサーベイです。通常の満足度調査とは異なり、期待度と満足度の2軸で組織を診断します。プリセットの質問項目は慶應大学と共同開発したもので、診断から施策の設計、定着までの支援も受けられます。

    ES-Quick (NTTドコモビジネスX株式会社)

    《ES-Quick》のPOINT
    1. ノウハウを詰め込んだ独自の質問200問の中から選ぶだけ
    2. 改善にすぐに役立つ、わかりやすいグラフ化された結果レポート
    3. 自社パネルを活用した同一業種同一規模のベンチマーク調査も可能

    ASQ (株式会社アスマーク)

    《ASQ》のPOINT
    1. 独自分析ロジックでタイプ別に診断し本質的な課題の発見に繋げる
    2. 10,000人の幅広い業種のベンチマークデータを基に同業平均と比較
    3. 施策提言付きなため、結果を施策立案に役立てやすい

    HRBrain パルスサーベイ wellday (株式会社HRBrain)

    製品・サービスのPOINT
    1. 個人や組織の状況をリアルタイムに分析!
    2. 無駄なサーベイコストをかけず組織のコンディションを可視化!
    3. 解決策の実行から進捗までまとめて一括管理が可能!

    パルスアイ (株式会社ジャンプスタートパートナーズ)

    《パルスアイ》のPOINT
    1. 実名と匿名のアンケートを組み合わせて社員の調子と本音を把握
    2. 気持ちをスコア化してグラフにし、AIが退職リスクを4段階判定
    3. オンラインで導入し、直感的な操作で簡単に運用可能

    LLax forest (SOMPOヘルスサポート株式会社)

    《LLax forest》のPOINT
    1. 年間850社、100万名以上の実績から開発
    2. 1分のパルスサーベイで離職予防を
    3. 複数サーベイの一本化で事務負担が大幅軽減

    まとめ

    ES調査(従業員満足度調査)は待遇や環境への満足度を測る任意の調査で、貢献意欲を測るエンゲージメントサーベイや、法律で定められたストレスチェックとは目的も結果の扱いも異なります。実施頻度によっては、パルスサーベイとの組み合わせも有効です。対応する調査の種類や支援の範囲は調査サービスによって異なるため、測りたい内容を整理したうえで資料請求し、比較してみてください。

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    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「ES調査(従業員満足度調査)と似た調査の違い|測る対象と頻度で比較」というテーマについて解説しています。従業員満足度調査(ES調査)サービスの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
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