【比較表】おすすめクラウド型固定資産管理システム
おすすめのクラウド型固定資産管理システムを比較表で紹介します。気になる製品は製品名をクリックすれば詳細を確認できるので、固定資産管理システム比較の参考にしてください。
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クラウド型固定資産管理システムを比較
ここからは上記の比較表で紹介したおすすめのクラウド型固定資産管理システムについて詳しく紹介します。
製品・サービスのPOINT
- 複数台帳管理で税務基準・会計基準の差異にも対応
- クラウドサービスで資産の見える化を実現
- 会計・税務・業務担当者全員が管理しやすい
「マネーフォワード クラウド固定資産」は株式会社マネーフォワードが提供する資産管理システムです。会計と税務の償却資産計算を並行で管理できる複数台帳管理機能を搭載し、経理担当者だけではなく総務や情シス担当者でも使いやすい仕様になっています。日本基準とIFRSどちらにも対応可能です。
提供形態 |
クラウド/SaaS |
対象従業員規模 |
50名以上 |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Convi.BASE》のPOINT
- ICタグ・バーコードで固定資産の棚卸し、貸出し、入出庫が可能
- 会計システム等の外部システムとデータ連携可能
- ハンディターミナル、スマホで誰でも簡単に物品管理
「Convi.BASE」は株式会社コンビベースが提供する物品管理システムで、クラウド台帳として利用できます。台帳作成・管理を効率化するほか、管理ラベルの出力、ハンディターミナルやiPhone・Androidアプリを使った棚卸が可能で、管理項目も自由に設定できる点が特徴です。
提供形態 |
クラウド |
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
月額55,000円~※利用人数・オプションにより変動 |
改善してほしい点
情報処理、SI、ソフトウェア
1,000名以上 5,000名未満
製品・サービスのPOINT
- 建仮、固定資産、リース資産を抱える、上場企業、中堅企業に最適
- 法令改正にも保守範囲でバージョンアップ対応
- 豊富な管理コードや配賦機能で管理会計もカバー
「Plaza-i 固定資産システム」は株式会社ビジネス・アソシエイツが提供するシステムです。減損処理・リース会計・資産除去債務・IFRS会計に対応し、スムーズな処理が可能です。20年以上にわたり税制改正にいち早く対応してきたことも特徴で、上場企業や会計事務所、全国金融機関での導入実績があります。
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト |
対象従業員規模 |
100名以上 |
参考価格 |
基本ライセンス:600,000円~ ※導入会社規模・ユーザ数・オプション等によって変動 |
改善してほしい点
卸売・小売業・商業(商社含む)
250名以上 500名未満
《OBIC7固定資産管理システム》のPOINT
- 会計との一体運用で、固定資産管理を総合的に管理
- 建設仮勘定やリース資産管理、減損処理にも柔軟に対応
- 不動産や工事取引など関連業務ともスムーズなデータ連携を実現
「OBIC7固定資産管理システム 」は株式会社オービックが提供する固定資産管理システムで、償却計算機能を搭載しています。また、資産現物管理・リース資産管理・建設仮勘定機能を備え、日本の会計基準とIFRSの双方に対応できます。
提供形態 |
クラウド |
対象従業員規模 |
100名以上 |
参考価格 |
5,000,000円※最小構成時の参考金額 |
《Assetment Neo》のPOINT
- 減価償却計算ではなく、固定資産の実査に特化した豊富な棚卸機能
- バーコードやRFIDを活用した棚卸で、作業負担を1/5に削減
- 固定資産管理システムと連携し、正確な資産管理を実現
「Assetment Neo」は株式会社アセットメントが提供する現物管理に特化したシステムです。社内の固定資産台帳を一元化することで、常時正確な管理状態を維持し、効率的に管理業務を行えます。また、固定資産管理ソフトと連携し、相互管理強化を図った運用が実現できます。棚卸方法も豊富で、バーコード棚卸や紙でのリスト棚卸、スマホでの棚卸のほか、フロア図からの棚卸も可能です。
提供形態 |
クラウド |
対象従業員規模 |
500名以上 |
参考価格 |
Light:月額40,000円 〜 60,000円/資産数1,000まで Standard:月額60,000円 〜 280,000円/資産数50,000まで Enterprise:資産数無制限、個別見積
|
いい点
情報処理、SI、ソフトウェア
1,000名以上 5,000名未満
《PCAクラウド 固定資産》のPOINT
- 会計ソフト連動で「つながる× ひろがる」
- 管理したい項目の自由追加が可能
- 償却資産税の電子申告に対応
「PCAクラウド 固定資産」はピー・シー・エー株式会社が提供する固定資産管理システムです。リース資産管理にも対応し、APIにより会計ソフトとも連携可能なため、網羅的に固定資産管理業務を効率化できるでしょう。なお、2か月の無料トライアルが提供されています。
提供形態 |
クラウド |
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
月額17,820円~(税込み)/ユーザ |
改善してほしい点
コンサル・会計・法律関連
50名以上 100名未満
《FAManager》のPOINT
- 安全・安心・安定のクラウド環境で固定資産をリアルタイムに管理
- リース・減損・資産除去債務の管理をワンパッケージでご提供
- 常に最新の会計基準、税制に対応したシステムを利用できる
株式会社TKCが提供する「FAManager」は、税制改正に強く、データ連携で固定資産の登録から管理までを効率化します。複数拠点で安全性を確保した利用が可能です。また、税務・会計の専門家によるサポート体制が整い、リース会計や減損会計にも対応します。
提供形態 |
クラウド / SaaS |
対象従業員規模 |
100名以上 |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《ProPlus固定資産システム》のPOINT
- 最適な固定資産管理で業務効率化を実現したい企業
- IFRS対応も見据え、多彩な事例をベースに再構築を検討中の企業
- グローバル固定資産管理基盤の構築を実現したい企業
「ProPlus固定資産システム」は株式会社プロシップが提供する固定資産管理システムです。IFRS対応、固定資産の取得から移動・除却、減価償却や減損等の会計・税務関連情報、現物管理まで一元管理ができます。グループ会社シェアード機能で決算月や項目、会計方針などを子会社ごとに設定することも可能です。
提供形態 |
オンプレミス/クラウド/パッケージソフト |
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点
自動車、輸送機器
1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点
その他製造
1,000名以上 5,000名未満
《multibook リース資産管理》のPOINT
- 全拠点にあるリース資産を一元管理!リアルタイムで見える化
- リース管理業務の工数削減!膨大なリース資産をしっかり管理
- 多言語対応!グローバル全体でリース資産の管理業務を標準化
「multibook リース資産管理」は株式会社マルチブックが提供するシステムです。ERP導入経験が豊富なコンサルタントの導入サポートが受けられるほか、バイリンガルのスタッフが在籍している点も特徴です。導入から短期間でExcel利用によるリース資産管理の脱却が可能になるでしょう。
提供形態 |
クラウド/SaaS |
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
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クラウド型固定資産管理システムの選び方
クラウド型固定資産管理システムは、製品によって特徴や搭載機能、価格などが異なります。自社に最適な製品を導入するには、どのようなポイントに着目して製品を比較するとよいのでしょうか。ここでは、クラウド型固定資産管理システムの選定ポイントについて詳しく解説します。
減価償却計算機能に対応したものを選ぶ
固定資産管理には固定資産税算出のための減価償却計算機能が欠かせません。減価償却の計算方法はいくつかあり、増加償却や割増償却など一般的ではない償却方法には対応していないシステムがあります。自社が採用している管理会計の基準を前もって確認しておき、対応したシステムを選定しましょう。
自社にあったタイプを選択する
固定資産管理システムは、大きくわけて以下の3つのタイプに分類できます。それぞれに特徴があるため、自社に最適なタイプを選びましょう。
- ■ERP系
- 経営に関わる情報を統合・管理することで企業経営の効率化を図るERPツールに、固定資産管理機能を搭載しているタイプです。固定資産管理だけではなく組織全体の効率化を実現したい場合や、関連する業務すべての効率化も図りたい企業に向いているでしょう。
- ■会計システム系
- 会計システムの機能の一つとして固定資産管理機能が搭載されているタイプです。会計部門とのスムーズなデータ連携で、固定資産管理の一連の業務を効率化できるでしょう。ただし、固定資産管理に関する法改正があった場合にはシステム改修などに時間や費用がかかることがあります。
- ■単独システム系
- 固定資産管理に特化したタイプです。固定資産情報の一元管理や固定資産管理業務の効率化を目的とする場合に向いているでしょう。搭載機能がシンプルなため、比較的低コストで導入できます。また、会計システムと連携できる固定資産管理システムだと、税務申告業務の効率も上がるでしょう。
導入前に無料トライアルを利用する
使い勝手のよいシステムでなければ、実用的ではありません。そのため、導入前に無料トライアルを利用し、システムの使用感を確かめてから検討するのがおすすめです。実際の運用イメージがしやすく、自社に必要な機能や導入前に洗い出すべき項目が明確になってくるでしょう。
また、必要な機能や運用体制をじっくり検討してから製品を導入したい場合は、無料の固定資産管理システムを利用するのもおすすめです。無料で固定資産管理をする方法やシステムを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
サポート体制が整っているかを確認する
固定資産管理システムは自社内の固定資産情報を一元管理するため、システム利用時にトラブルがあった場合、業務への影響は大きいでしょう。そのため、トラブル発生時に迅速な対応をしてもらえるか確認しておくのがおすすめです。くわえて、電話窓口やメールサポートの対応時間もチェックしておくとよいでしょう。
また、システムへの管理体制移行に不安がある場合は、導入時のサポートが提供されている製品を選ぶと安心です。
クラウド型固定資産管理システムのメリット
クラウド型固定資産管理システムには、オンプレミス型と比較してコスト面や運用・保守面で多くのメリットがあることから、多くの企業に利用されています。ここからはクラウド型固定資産管理システムのメリットを紹介します。
初期費用が安くすぐに利用できる
自社にサーバ構築するオンプレミス型と違い、クラウド型はベンダーがインターネット上に構築したサービスを利用する形態です。ユーザーは何も用意せずにサービスを利用できるので初期費用を安く抑えられます。また、サーバやシステムを構築する必要がないため、早期導入が可能な点もメリットです。
固定資産管理システムは利用する担当者が限定的であり、クラウド型でも拡張性に優れたシステムがあることから、費用や工数を考えるとクラウド型で十分という企業も多いでしょう。
運用管理・保守はベンダーにお任せできる
クラウド型固定資産管理システムは、運用管理・保守をベンダーが行います。そのためバージョンアップやメンテナンスの手間がなく、常に最新のバージョンを利用できます。また、万が一システム上のトラブルが発生しても、迅速に対応してくれることがメリットです。
ただし、セキュリティもベンダーに依存する形になるので、自社が求めるセキュリティレベルを満たしているか導入前に確認しておくとよいでしょう。
以下の記事では、ITトレンド編集部がおすすめする固定資産管理システムを紹介しています。クラウド型以外の製品も紹介しているので、別の提供形態の製品とも比較したい方はあわせてご覧ください。
まとめ
クラウド型固定資産管理システムは、初期費用が比較的安価なことや運用管理の手間が少ないというメリットがあります。低コストで導入でき、運用管理にリソースをかけずに活用可能なシステムを求めている方は、クラウド型固定資産管理システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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