【比較表】おすすめクラウド型固定資産管理システム
クラウド型固定資産管理システムを紹介します。まずは比較表で価格や特徴を比較してみましょう。気になる製品は製品名をクリックすれば詳細を確認できるので、固定資産管理システム比較の参考にしてください。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
複数の固定資産管理システムを比較したうえで検討したいという方には、一括資料請求がおすすめです。ぜひご活用ください。
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クラウド型固定資産管理システムを比較
ここからは上記の比較表で紹介したおすすめのクラウド型固定資産管理システムについて詳しく紹介します。
《ProPlus固定資産システム》のPOINT
- 最適な固定資産管理で業務効率化を実現したい企業
- IFRS対応も見据え、多彩な事例をベースに再構築を検討中の企業
- グローバル固定資産管理基盤の構築を実現したい企業
「ProPlus固定資産システム」は株式会社プロシップが提供する固定資産管理システムです。IFRS対応、固定資産の取得から移動・除却、減価償却や減損等の会計・税務関連情報、現物管理まで一元管理ができます。グループ会社シェアード機能で、決算月や項目、会計方針などを子会社ごとに設定できます。
参考価格 |
600,000円~ |
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス/クラウド/パッケージソフト |
業種 | 自動車、輸送機器 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
ProPlus固定資産システムのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
自分の会社では、国内拠点すべての固定資産がプロプラスで管理されています。該当する固定資産番号に設置場所や簿価等の情報が紐付けられており財務的な情報が一括で見れるのが良い点かと思います。 |
業種 | その他製造 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
ProPlus固定資産システムの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
ソースコードがオープンされておらず、社内の情報システム部が応用してデータを使えない。今時のトレンドでは使えるのが普通。 |
《OBIC7固定資産管理システム》のPOINT
- 会計との一体運用で、固定資産管理を総合的に管理
- 建設仮勘定やリース資産管理、減損処理にも柔軟に対応
- 不動産や工事取引など関連業務ともスムーズなデータ連携を実現
「OBIC7固定資産管理システム 」は株式会社オービックが提供する固定資産管理システムで、償却計算機能を搭載しています。また、資産現物管理、リース資産管理、建設仮勘定機能を備え、日本の会計基準とIFRSの双方に対応できます。
参考価格 |
5,000,000円 |
対象従業員規模 |
100名以上 |
提供形態 |
クラウド |
《Convi.BASE》のPOINT
- ICタグ・バーコードで固定資産の棚卸し、貸出し、入出庫が可能
- 会計システム等の外部システムとデータ連携可能
- ハンディターミナル、スマホで誰でも簡単に物品管理
「Convi.BASE」は株式会社ネットレックスが提供する物品管理システムでクラウド台帳として利用できます。台帳作成・管理を効率化し、管理ラベルの出力も可能です。ハンディターミナルやiPhoneで棚卸が可能で、管理項目を自由に設定できます。
参考価格 |
55,000円~ |
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド |
業種 | その他 |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
Convi.BASEのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
QRコードにて資産管理ができ、管理が安易にできる。
棚卸機能もあり、毎年の棚卸作業がスムーズに行うことが可能 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Convi.BASEの改善してほしい点 |
★ ★ ☆ ☆ ☆ 2 |
ユーザーインターフェース(UI)がイマイチに感じる点があります。例えば、物品の管理者担当者でフィルターしようとしたときに、管理担当者が小さな窓に選択式で全件表示され非常に操作性が悪いです。フィルタするキーワードを手打ちすると候補が絞り込まれながら表示されれば良いと思います。 |
製品・サービスのPOINT
- 複数台帳管理で日本基準とIFRSどちらにも対応できる
- クラウドサービスで資産の見える化を実現
- 会計・税務・業務担当者全員が管理しやすい
「マネーフォワード クラウド固定資産」は株式会社マネーフォワードが提供する資産管理システムです。会計と税務の償却資産計算を並行で管理できる複数台帳管理機能を搭載し、経理担当者だけではなく総務や情シス担当者でも使いやすい仕様になっています。複数台帳管理で日本基準とIFRSどちらにも対応可能です。
参考価格 |
ー |
対象従業員規模 |
50名以上 |
提供形態 |
クラウド/SaaS |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Assetment Neo》のPOINT
- 減価償却計算ではなく、固定資産の実査に特化した豊富な棚卸機能
- バーコードやRFIDを活用した棚卸で、作業負担を1/5に削減
- 固定資産管理システムと連携し、正確な資産管理を実現
「Assetment Neo」は株式会社アセットメントが提供する現物管理に特化したシステムです。社内の固定資産台帳を一元化することで、常時正確な管理状態を維持し、効率的に管理業務を行えます。また、固定資産管理ソフトと連携し、相互管理強化を図った運用が実現できます。棚卸方法も豊富で、バーコード棚卸や紙でのリスト棚卸、スマホでの棚卸、さらにフロア図からの棚卸も可能です。
参考価格 |
月60,000円~ |
対象従業員規模 |
500名以上 |
提供形態 |
クラウド |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Assetment Neoのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
スマホにアプリを入れてIT資産に貼付しているバーコードを読み取るだけで棚卸が可能です。複数の機器を連続でスキャンすることも可能です。 |
Assetment Neoの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
データの設計によるところが大きいが棚卸の手順が難しい。組織が多くあり、いくつかの資産台帳を繋ぎ合わせたデータベースのため、使いづらくなっている。 |
製品・サービスのPOINT
- 多様な税務会計運用に標準機能できめ細かく対応
- 金融機関グループならではの万全のセキュリティ
- 制度改正などのメンテナンスは原則不要
「総合資産管理サービスA.S.P. Neo3.0」は三井住友ファイナンス&リース株式会社の固定資産管理システムです。資産取得・異動・除売却までの一連の処理と会計・税務処理をサポートします。金融機関グループならではの万全なセキュリティ運用で、バージョンアップ時もコスト負担がありません。
参考価格 |
ー |
対象従業員規模 |
100名以上 |
提供形態 |
クラウド/ASP |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Plaza-i 固定資産システム》のPOINT
- 建仮、固定資産、リース資産を抱える、上場企業、中堅企業に最適
- 法令改正にもバージョンアップ対応
- 豊富な管理コードや配賦機能で管理会計もカバー
「Plaza-i 固定資産システム」は株式会社ビジネス・アソシエイツが提供するシステムです。減損処理・リース会計・資産除去債務・IFRS会計に対応します。20年以上にわたり税制改正にいち早く対応してきたため、上場企業や会計事務所、全国金融機関での導入実績があり、スムーズな処理が可能です。
参考価格 |
600,000円~ |
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
パッケージソフト/オンプレミス/クラウド |
業種 | その他 |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
Plaza-i 固定資産システムのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
いままでとても手間となっていた見積、受注、売上、そして請求までの作業を完遂してくれる優れた販売管理システムです。 |
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
Plaza-i 固定資産システムの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
検索する際、企業名や案件名などカタカナの半角・全角が拾いにくく、どちらでも検索ヒットしてくれると助かる。 |
《PCAクラウド 固定資産》のPOINT
- 会計ソフト連動で「つながる× ひろがる」
- 管理したい項目の自由追加が可能
- 償却資産税の電子申告に対応
「PCAクラウド 固定資産」はピー・シー・エー株式会社が提供する固定資産管理システムです。リース資産管理にも対応し、APIにより会計ソフトとも連携可能です。網羅的に固定資産管理業務を効率化できるでしょう。なお、3か月の無料トライアルがあります。
参考価格 |
14,850円~(税込)/1ユーザー |
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド/オンプレミス/パッケージソフト/SaaS |
業種 | その他 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
PCAクラウド 固定資産のいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
ひとつの資産に対して細部まで登録できる(写真・コードの種類など)事やわからないときに問い合わせセンターの方がとても親切で丁寧に教えていただけるので助かっています。
|
業種 | コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
PCAクラウド 固定資産の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
ソフト自体がリーズナブルなので仕方ないかもしれませんが、大量の固定資産を入力すると動作が少し重くなります。 |
《multibook リース資産管理》のPOINT
- 全拠点にあるリース資産を一元管理!リアルタイムで見える化
- リース管理業務の工数削減!膨大なリース資産をしっかり管理
- 多言語対応!グローバル全体でリース資産の管理業務を標準化
「multibook リース資産管理」は株式会社マルチブックが提供するシステムです。ERP導入経験豊富なコンサルタントが導入をサポートし、バイリンガルのスタッフが在籍しています。さらに1か月の短期導入で、Excel利用によるリース資産管理の脱却が可能になるでしょう。
参考価格 |
ー |
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド/SaaS |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
クラウド型以外の固定資産管理システムも比較検討したい方は、以下の記事を参考にしてください。
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クラウド型固定資産管理システムの選び方
クラウド型固定資産管理システムは、価格にばらつきがあります。そこで、費用を最小限に抑えてシステム導入するためのポイントを見ていきましょう。
減価償却計算機能に対応したものを選ぶ
固定資産管理には固定資産税算出のための減価償却計算機能が欠かせません。減価償却計算方法はいくつかあり、増加償却や割増償却など一般的ではない償却方法には対応していないシステムがあります。自社が採用している管理会計の基準を前もって確認しておき、対応したシステムを選定しましょう。
自社に合った利用形態を選択する
固定資産管理システムの利用形態は3タイプです。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自社に最適な形態を選びましょう。
ERP系
経営に関わる情報を統合・管理することで企業経営の効率化を図るERPツールですが、固定資産管理機能も搭載しています。ERPの特徴である「組織全体の効率化」を実現できますが、固定資産管理はあくまでも一部機能で網羅性は高くないでしょう。
会計システム系
会計システムの機能にも、固定資産管理が搭載されているケースがあります。ERP系同様、機能の一部として搭載されているため、固定資産管理に特化していません。また、固定資産管理に関する法改正があった場合、システム改修などに時間や費用がかかることが多くあります。
単独システム系
単独システム系は、固定資産管理に特化したシステムを指します。固定資産情報の一元管理や固定資産管理業務の効率化を目的とするなら、ERP系や会計システム系よりも単独システムがおすすめです。会計システムと連携できる固定資産管理システムだと、税務申告業務の効率も上がるでしょう。
導入前に無料のお試し版を利用する
使い勝手のよいシステムでなければ、実用的ではありません。そこで導入前に無料トライアルを利用し、システムの使用感を確かめましょう。実際の運用イメージがしやすく、自社に必要な機能や導入前に洗い出すべき項目が明確になってくるはずです。
無料で固定資産管理する方法やシステムを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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サポート体制が整っているかを確認する
システム利用時にトラブルがあった際に迅速な対応をしてもらえるか確認しましょう。電話窓口やメールサポートの対応時間をチェックしておくことが重要です。
クラウド型固定資産管理システムのメリット
なぜ多くの企業がクラウド型固定資産管理システムを利用しているのでしょうか。それは、クラウド型には、オンプレミス型にはない多くのメリットがあることが理由です。ここからはクラウド型固定資産管理システムのメリットを紹介します。
初期費用が安く、すぐに利用できる
自社にサーバ構築するオンプレミス型と違い、クラウド型はベンダーがインターネット上に構築したサービスを利用する形態です。ユーザーは何も用意せず、すぐにサービスを利用できるので初期費用を安く抑えられます。早期導入を目指す企業にとっては魅力的かもしれません。
もちろん、オンプレミス型にも「大人数で利用すると結果的に安く済む場合がある」「機能を自社仕様にカスタマイズできる」などのメリットはあります。しかし、固定資産管理システムは、利用する担当者が限定的であり、クラウド型でも拡張性に優れたシステムがあります。費用や工数を考えると、クラウド型で十分という企業も多いでしょう。
運用管理・保守はベンダーにお任せできる
クラウド型固定資産管理システムは、運用管理・保守をベンダーが行います。バージョンアップやメンテナンスの手間がなく、常に最新のバージョンを利用できます。また、万が一システム上のトラブルが発生しても、迅速に対応してくれることがメリットです。
ただし、セキュリティもベンダーに依存する形になるので、自社が求めるセキュリティレベルを満たしているか導入前に確認しておくとよいでしょう。
自社に最適なクラウド型固定資産管理システムを導入しよう
固定資産管理は、固定資産管理台帳からシステムに切り替えることで効率化が可能です。クラウド型固定資産管理システムなら、初期費用を抑えすぐに導入できるうえ、運用管理・保守をベンダーに任せられます。
ただし、クラウド型であっても長期的に利用すれば、運用費用がかかります。最小限の費用で運用するには、利用形態やトータルコストを考慮し、無料トライアルで使用感を確かめてから導入しましょう。さまざまな製品を比較して、自社に最適なクラウド型固定資産管理システムを見つけてください。