クラウド請求書発行システムとは
請求書の発行から送付まで一連の業務は、膨大な手間がかかります。エクセルで作成している場合、紙媒体に印刷し、封をして郵送しなければなりません。顧客数に比例して作業量も増大するでしょう。
請求書業務の悩みを解決するのが、クラウド請求書発行システムです。クラウド請求書発行システムとは、クラウド請求書ソフトやWeb請求書とも呼ばれ、請求書の作成や送付ができるクラウドサービスです。他システムと連携すれば金額を参照し請求書の自動作成も可能で、送付作業も電子化あるいは郵送代行サービスにより一連のプロセスを効率化できます。ペーパーレス化や新型コロナウイルス流行によるリモートワークに伴い、請求書発行システムを導入する企業が増加傾向にあるといえるでしょう。
【比較表】無料で利用できるクラウド請求書発行システム
ITトレンド編集部おすすめ、無料で利用できるクラウド請求書発行システムを比較表にまとめました。各種システムの基本情報などを確認できるので、請求書発行システム選びの参考にしてください。
無料プランのあるクラウド請求書発行システム
無料プランのあるクラウド請求書発行システムは、一定の条件を満たしていれば基本的に利用期間に限りはありません。以下の比較表では、基本情報に加え無料プランの条件も比較しています。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
無料トライアルのあるクラウド請求書発行システム
無料トライアルでは、有料版のシステムを期間限定で使用可能です。以下の比較表では、基本情報に加えトライアル終了後の参考価格なども比較しています。
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製品名 |
対象規模 |
参考価格 |
郵送代行 |
レビュー評価 |
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楽楽明細 |
すべての規模に対応 |
初期費用100,000円~ 月額25,000円~ |
〇 |
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MakeLeaps |
すべての規模に対応 |
【個人プラン】月額500円 〜【法人プラン】月額800円 〜 |
〇 |
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freee経理 |
すべての規模に対応 |
ー |
〇(1通150円) |
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invoiceAgent |
すべての規模に対応 |
初期費用200,000円~ 月額45,000円~ |
〇 |
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マネーフォワード クラウド債務支払 |
すべての規模に対応 |
基本料金・各サービスの従量課金・オプション料金の合計から利用料金を算出 |
ー |
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ジョブカン見積/請求書 |
すべての規模に対応 |
月額:500円 / 1ユーザー 月額最低利用料金2,000円(ジョブカン会計と併用の場合月額最低利用料金1,500円) |
ー |
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マネーフォワードクラウド請求書 |
すべての規模に対応 |
【個人事業主向け】月額980円〜1,280円【法人企業向け】月額3,980円〜5,980円 |
〇 |
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LinkPrint CLOUD |
すべての規模に対応 |
【開発版】月額15,000円~ 【ユーザ版】 月額20,000円~ |
ー |
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sweeep |
すべての規模に対応 |
ー |
ー |
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プリントクリエイター |
すべての規模に対応 |
【ライト】月額6,000円(年額68,400円)~ 【スタンダード】月額9,000円~(年額102,600円)【プレミアム】月額14,000円~(年額159,600円) |
ー |
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イーメイサイプロ |
すべての規模に対応 |
【受取型・自社フォーマット】150,000円(タイプにより異なる) |
〇 |
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RICOH Trade Automation |
すべての規模に対応 |
【RICOHクラウドアプリケーションスタートパック】5,000円/契約 【RICOH Trade Automation 月額基本ライセンス】5,000円/契約 |
ー |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
気になるクラウド請求書発行システムがある方は、以下のボタンより無料の資料請求をおすすめします。
\ Web請求書・クラウド請求書ソフト の製品を調べて比較 /
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無料プランを提供しているクラウド請求書発行システム
無料プランが提供されているクラウド請求書発行システムを紹介します。製品ごとの基本情報に加え対応機能も紹介しているので、自社にあうクラウド請求発行システム選びに役立ててください。
製品・サービスのPOINT
- 100以上の通貨、20以上の言語が使用可能なグローバル対応
- 請求書の電子データを簡単に他会計システムへ連携可能
- 電子帳簿保存法に準拠しているため、原本管理が不要
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が提供している「BConnectionデジタルトレード」は、請求書を電子化するツールです。オンラインで請求書を発行できるだけでなく、紙で受領した請求書を電子化できる代行サービスも提供されています。また、取引先への導入支援サービスが嬉しい特長です。電子帳簿保存法やインボイス制度・海外の法制度にも対応しています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携 |
参考価格 |
標準機能(請求書の送受信・メッセージ・請求書ダウンロード・ファイル添付など)は無料・追加機能(データ連携・支払依頼承認フロー・電子化代行など)は有料 |
Bill One powered by Sansan
製品・サービスのPOINT
- あらゆる請求書を オンラインで受け取れる
- 法改正に対応した 業務フローを構築できる
- 経理部門に限らず 組織全体の生産性が上がる
「Bill One powered by Sansan」は、Sansan株式会社が提供する請求書の受領サービスです。メールで送付されるPDFファイルや郵送される紙媒体など、多種多様な形式の請求書をオンラインで一元的に管理します。電子帳簿保存法やインボイス制度で求められる要件は製品側で全面的に対応するため、ユーザーが実施する作業はありません。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
ー |
参考価格 |
請求書受領件数が100件まで無料。それ以上は、請求枚数に応じてお見積もり |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 建設 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Bill One powered by Sansanのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
請求書の送付は郵送が基本でしたが、BillOneを利用すればオンライン上で簡単に請求書の送付・管理が行えます。送られてきた請求書を紙媒体で管理するよりも、安全かつ簡単です。在宅管理にも適しています。 |
業種 | 素材 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Bill One powered by Sansanの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
取り扱うデータの容量がそこまで大きくないにも関わらず、動作が重くて不安定な事があるので改善されたら大満足のツールです。 |
《請求QUICK》のPOINT
- 月額無料で請求書の作成・発行・入金消込・仕訳出力をデジタル化
- 請求書発行業務にかかる工数を約90%削減することに成功
- 毎月の請求管理が驚くほどラクに!請求~会計まで一元管理が可能
SBIビジネス・ソリューションズ株式会社が提供する「請求QUICK」は、請求書作成・発行から入金消込・会計処理までを一元管理できます。経理担当者の目線で作られたシステムのため、経理業務の効率化につながるでしょう。大きい規模で使用する場合は、有料プランの契約が必要ですが、3か月間の無料トライアルが提供されています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
ー |
参考価格 |
ご利用人数5人、請求書発行枚数50枚まで初期0円・月額0円~ |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Misoca》のPOINT
- 洗練されたデザインでロゴ挿入も容易
- 24時間365日のメールサポートあり
- 256bit SSLによる通信路の強固な暗号化
弥生株式会社が提供する「Misoca」は、クラウドで請求業務を完結できるシステムです。請求書だけではなく、見積書や納品書などあらゆる文書を作成・管理できます。請求書の送付は、メールも郵送も対応可能です。弥生会計・freee・MFクラウド会計など会計ソフトと連携ができるため、請求書データをもとに仕訳ができます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携・電子請求書発行・請求書配信 |
参考価格 |
請求書5通まで無料【プラン15】年額8,000~円 【プラン100】年額30,000円~ 【プラン1000】年額100,000円 |
Misocaのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
まず送付件数によっては無料から使えるのが導入しやすいと思います。請求書送付の管理の一元化もしやすく、電子化もすごく簡単に出来ます。クラウドなのでリモートでも作業しやすいのもメリットに感じました。 |
Misocaの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
お得意様への請求書、見積書は多く書くので、自動でファイルにまとめてくれたりするともっと楽になると感じました。 |
株式会社Deepworkが提供する「invox発行請求書」は、請求データ取込・請求書発行・売上計上・入金消込と督促・会計システム連携が可能です。電子帳簿保存法の「電子取引情報の保存」「スキャナ保存制度」の要件を満たしているほか、インボイス制度への対応も予定しています。また、金融庁の審査を受けて電子決済等代行業に登録されるなど、セキュリティ面も万全のため、安心して利用できるでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携・電子請求書発行・請求書配信 |
参考価格 |
請求書10件まで無料【ミニマム】月額1,980円~ 【ベーシック】月額9,800円~ |
無料トライアルを実施しているクラウド請求書発行システム
無料トライアルが提供されているクラウド請求書発行システムを紹介します。一定期間の無料トライアルで使用感などを試したあと、本格的な導入が可能です。対応機能も紹介するので、製品選びの参考にしてください。
《楽楽明細》のPOINT
- 請求書の発行にかかる手間・コストを大幅削減!
- 電帳法・インボイス制度に対応!平均1.5カ月で運用スタート!
- システムとの連携実績が豊富なので、スムーズに導入可能!
「楽楽明細」は、株式会社ラクスが提供する帳票をWebで発行するクラウド型のシステムです。請求書はもちろん納品書・支払明細・給与明細などにも対応しています。請求データをシステムに取り込み、発行日を予約するだけで請求書の発行・送信ができるため、請求業務の削減につながるでしょう。郵送代行機能も搭載しています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携・電子請求書発行・請求書配信 |
参考価格 |
月額25,000円~ 初期費用100,000円~ |
業種 | 素材 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
楽楽明細のいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
弊社では国内の顧客で合っても紙での請求書処理を実施していました。コロナ禍でも事務社員を出社させる必要があり、苦情もでていました。このシステムであれば、問題なく家でも請求書発行が可能です。 |
業種 | その他 |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
楽楽明細の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
一括ダウンロード機能があるのですが、画面上に表示されている全てのデータがダウンロードされます。過去にダウンロードしている分は灰色の表示になりますが、そのデータも一括ダウンロードされてしまうので、未ダウンロードのみを一括処理できるとありがたいです。 |
《MakeLeaps》のPOINT
- 見積書から請求書・納品書までクラウドでかんたんに作成&共有
- 請求書や納品書を電子化してワンクリックでかんたん送付
- 電子帳簿保存法やインボイス制度といった最新法令に対応
リコージャパン株式会社が提供する「MakeLeaps」は、請求業務を一元管理できるシステムです。インターネット環境があれば、どこからでも請求や入金情報の確認ができます。直感的に利用できるシンプルなインターフェースで、誰でも操作が可能です。無料トライアルは30日間利用できます。外貨やバイリンガルに対応しているため、グローバル企業でも利用しやすいでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携・電子請求書発行 |
参考価格 |
個人プラン月額500円 〜・法人プラン月額800円 〜 |
《freee経理》のPOINT
- 有料ユーザー企業数※38万超「freee会計」の経理機能が使える
- 見積書・請求書発行を電子で完結。請求書郵送は1通150円
- 売掛金の管理・消込、記帳までも一気通貫で効率化
「freee経理」は、freee株式会社が提供する請求書発行をオンラインで解決できるソフトです。導入実績が多い「freee会計」の仕組みで試算表等を取り除いた製品です。請求書類のオンライン作成・送信はもちろん、郵送も1通150円で対応できます。Salesforceやkintoneなどと連携ができるため、部署や部門をまたいで請求業務の効率化ができるでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携・電子請求書発行・請求書配信 |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
freee経理のいい点 |
★ ★ ☆ ☆ ☆ 2 |
定期請求書発行を登録しておく事で毎月発生している請求書の発行漏れを防ぐことができ、請求金額のミスも減らすことができる所が良い点だと思います。 |
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 10名未満 |
freee経理の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
取引相手の情報が見たい時、登録情報設定の項目から遡って検索をかけていますが、ここの手間をもう少し省かないかな、と少し思っています。単純に、トップページのどこかに取引相手の情報(フルネームや住所など)一覧を見られるタブがあればより効率的に作業できるな、と思う場面がよくあります。 |
《invoiceAgent》のPOINT
- 請求書発行・受取にかかる作業時間や郵送等のコストを大幅削減。
- いつものPDF請求書をセットするだけ。大きな運用変更は不要。
- 保管もクラウド上で。電子帳簿保存法・インボイス制度に対応。
ウイングアーク1st株式会社が提供する「invoiceAgent」は、請求書だけでなく、納品書や検収書などの各種帳票を一元管理できるシステムです。配信のみならず受領にも対応しています。自社と取引先が単一のプラットフォームでやり取りするため、双方ともに帳票管理の負担を軽減できるでしょう。オンボーディングなど、カスタマーサポートが充実しているのも特徴です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携・電子請求書発行・請求書配信 |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 運輸 |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
invoiceAgentのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
クラウド型なので導入の際の負担が少なく、請求書をデジタル化する際の項目の設定が簡単で電子帳簿保存法にしっかりと対応した電子文書管理が行える点です。 |
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
invoiceAgentの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
一度保存するとファイルの中身はもちろんファイル名すら編集ができない。
ファイルの中身は仕方ないとしても、ファイル名は後からでも編集できるようにしてほしい。 |
製品・サービスのPOINT
- 煩雑な紙の取り回しをペーパーレスに
- 申請 / 承認のハンコリレーを電子化してテレワークに対応
- 請求書の受取と開封 / 保管をBPOで
「マネーフォワードクラウド債務支払」は、株式会社マネーフォワードが提供する煩雑な書類をペーパーレス管理するクラウド請求ソフトです。作成はもちろん、受け取る請求書を開封し保管するサービスもあります。支払時には、システムからワンクリックで振込指示も可能なため、効率化はもちろん内部統制にも効果があるでしょう。支払い状況をグラフ化し分析も可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
ー |
参考価格 |
基本料金、各サービスの従量課金、オプション料金の合計から利用料金を算出 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
マネーフォワード クラウド債務支払のいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
簡単に請求書が作成できたり、複製の作成や印刷、PDF等にもすることができたりします。また、MFクラウド会計等と自動連係ができ、請求書を発行した時点で売上計上ができるためとても便利です。 |
業種 | 人材サービス |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
マネーフォワード クラウド債務支払の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
今のところこれといって特に改善点はありませんが、しいてあげるなら、1度きりの取引相手の情報であっても登録が必要なため、時間の無い時には少し使用することに躊躇します。 |
《ジョブカン見積/請求書》のPOINT
- 誰でもかんたん!クラウド上で請求書の作成が可能
- 一括作成機能を活用することで、大幅な工数削減が実現
- 取引先ごとにレポート作成可能!自動集計でミスや工数も削減
株式会社DONUTSが提供する「ジョブカン見積/請求書」は、簡単に請求書を作成できるシステムです。豊富なテンプレートが備わっており、テキストや画像を変更するだけで請求書の作成が可能です。タイムスタンプ付与や検索といった管理機能が充実し、電子帳簿保存法の要件を満たしています。2023年10月1日施行予定のインボイス制度にも対応予定です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
ー |
参考価格 |
月額:500円 / 1ユーザー 月額最低利用料金2,000円(ジョブカン会計と併用の場合月額最低利用料金1,500円) |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
製品・サービスのPOINT
- 請求書を定期発行で自動作成し、ミスの削減を実現!
- 1クリックで請求書を郵送手配!
- 会計ソフトとの自動連携で、更なる効率化実現!
「マネーフォワードクラウド請求書」は、株式会社マネーフォワードが提供する請求書業務を一元管理できるサービスです。必要事項の入力で請求書・見積書・納品書・領収書を簡単に作成できます。毎月発行する必要のある請求書は、自動作成機能を利用できるため、発行漏れの防止につながるでしょう。マネーフォワードクラウド会計との連携も可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
電子請求書発行 |
参考価格 |
【個人事業主向け】月額980円〜1,280円【法人企業向け】月額3,980円〜5,980円 |
《LinkPrint CLOUD》のPOINT
- 帳票データを取り込むだけで得意先に合わせた請求書が作成できる
- 送付方法は「電子送付」「郵送」「FAX」「印刷」の4通り
- 負荷の大きい請求書作成・印刷・封入・発送作業を効率化
ティービー株式会社が提供する「LinkPrint CLOUD」は、4種類の送付方法が利用できるシステムです。電子送付・郵送・FAX・プリンタ印刷から送付方法が選択できるため、取引先の希望により異なる場合でも対応可能です。過去の請求書も、さまざまな条件で検索できます。さらに帳票レイアウトが柔軟に変更できるため、取引先指定のフォーマットで作成が可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携・電子請求書発行・請求書配信 |
参考価格 |
【開発版】月額15,000円~ 【ユーザ版】 月額20,000円~ |
《sweeep》のPOINT
- 請求書を受け取る会社数は無制限
- 1帳票あたり98.53%を誇るAI-OCR
- 領収書や見積書などほかの帳票の読み取りにも対応
「sweeep」は、sweeep株式会社が提供する請求書の処理をすべて電子化するシステムです。AI(人工知能)により仕訳や振り込みを自動化できます。取引先から紙で郵送される場合も受取・開封・電子化を代行するサービスがあります。弥生会計やクラウド会計など50種類以上の会計ソフトと、仕訳や債務管理の連携が可能です。取引先別に毎月の金額を自動計算するため、予算編成に役立つでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携 |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《プリントクリエイター》のPOINT
- 普段使っている帳票類をアップロードして利用可能
- kintoneアプリ上の出力ボタンをワンクリックするだけ
- 複数レコードの一括出力で手間を大幅に削減
トヨクモ株式会社が提供する「プリントクリエイター」は、kintoneに追加する帳票発行機能です。顧客管理をするkintoneのデータを活用して請求書や見積書を作成できます。ひとつのデータで請求書はもちろん、見積書や発注書などさまざまな帳票を選択して発行可能です。A4・B5・はがきサイズの他に、1ミリ単位で大きさを変更できるため、さまざまな帳票を作成できるでしょう。無料トライアルは30日間利用できます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携 |
参考価格 |
【ライト】月額6,000円(年額68,400円)~ 【スタンダード】月額9,000円~(年額102,600円)【プレミアム】月額14,000円~(年額159,600円) |
《イーメイサイプロ》のPOINT
- クラウド上で請求書作成・請求をおこなう
- 請求書フォーマットを統一できる
- 複数の取引先からの請求書を同じ画面で確認
「イーメイサイプロ」は、株式会社シスプロが提供するクラウドで請求書の発行・受け取り・送金まで対応しているシステムです。独自のロゴや印影を登録し利用した請求書の作成ができ、納品書や請求書でも対応できます。検索機能で履歴を探せるため、書類の確認は短時間で対応できるでしょう。送付されてきたPDFを利用したい場合は、システムへそのままアップロード可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携・電子請求書発行・請求書配信 |
参考価格 |
【受取型・自社フォーマット】150,000円(タイプにより異なる) |
《RICOH Trade Automation》のPOINT
- 請求書と対応する注文書を自動照合できる!
- 購入側の購買や経理業務の人手と時間を削減!
- 電子帳簿保存法に対応した電子保存でペーパーレスも実現可能!
リコージャパン株式会社が提供する「RICOH Trade Automation」は、同グループ会社が提供する「MakeLeaps」と連携することで真価を発揮します。注文書データの作成・送付から請求書データの受領まではMakeLeaps、データの照合や電子保存などをRICOH Trade Automationが担います。会計システムや銀行支払いシステムなど、外部システムとの連携も可能です。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
対応機能 |
システム連携 |
参考価格 |
【RICOHクラウドアプリケーションスタートパック】5,000円/契約 【RICOH Trade Automation 月額基本ライセンス】5,000円/契約 |
まずは、人気のクラウド型請求書発行システムを知りたい方は、以下のボタンより最新の資料請求ランキングが確認できます。
クラウド請求書発行システム導入による3つのメリット
クラウド請求書発行システムを導入すると、どのような効果を得られるのでしょうか。代表的なメリットを3つ紹介します。
ミスが軽減・業務効率が上がる
請求書の管理業務は、手作業だとミスの発生する可能性が高いといえるでしょう。しかし、クラウド請求書発行システムを導入すれば、請求書作成作業の多くを自動化できるため、ミスの心配はありません。例えば、会計ソフトなどと連携すれば、データが自動的に入力されるため転記ミスの発生は防止できるでしょう。また、配信予約機能を使用すれば毎月同じタイミングで請求書が自動作成・送付されるため、発送漏れが防げます。
さらに、業務の自動化によって手作業が減るほか、クラウドへアクセスすれば時間や場所を問わず請求書の発行が可能なため、業務効率も向上します。営業活動で、商談の際に早急に請求書が必要になった場合などに役立つでしょう。
管理しやすい・セキュリティ強化
クラウド請求書発行システムを利用せず、メールなどを介して請求書のPDFデータのやり取りは可能です。しかしメールで請求書を送付するのは、セキュリティ面に不安が残ります。
メール送信時に宛先を間違えて情報漏えいする可能性や第三者の侵入により情報を盗み見られる可能性もあります。さらに誰に送付したか管理をしなければいけませんが、時間が経ってからの確認は、困難といえるでしょう。
クラウド請求書発行システムでは、通信の暗号化や権限設定など、セキュリティ機能が充実しています。請求書に関するすべての情報が一元化されており、管理も容易です。
ペーパーレス・コスト削減
紙媒体で請求書を発行する場合、紙やインクが必要なうえ、郵送には封筒や切手など費用がかかります。長期的に発生し続けると考えれば、無視できない金額になるでしょう。
クラウド請求書発行システムは、基本的にオンラインで作業が完結しペーパレス化するため、コストの削減ができます。クラウド請求書発行システムの使用料金とペーパーレス化した際のコストカット分を比較しましょう。
クラウド請求書発行システムの2つのデメリット
クラウド請求書発行システムを導入した場合には、デメリットもあります。デメリットと対策を紹介するので参考にしてください。
取引先の協力が必要になる
クラウド請求書発行システムは、システム上で送受信するため、取引先も導入する必要があります。ITツールに不慣れで紙の請求書にこだわる企業が相手の場合、導入に難航するおそれがあるでしょう。同意する企業とはクラウド上でやり取りし、導入しない企業には紙で対応するなど、柔軟な体制が求められます。システム導入の際には、取引先への手厚いサポートサービスがある提供会社を選びましょう。
コストがかかる
クラウド請求書発行システムでは、初期費用や月額料金などが発生します。長期にわたってランニングコストが生じることに注意が必要です。クラウド請求書の導入・運用コストと、カットできるコストでは、どちらが大きいか導入前にシミュレーションするのが重要です。扱う請求書の数を洗い出し、発生する費用の計算をしましょう。
無料で利用できるクラウド請求書発行システムの選び方
無料で利用可能なクラウド請求書の選び方を紹介します。自社の請求書数や取引先への送付方法などをふまえる必要がありますが、費用対効果次第では、有料版の導入も検討しましょう。
自動化できる範囲はどれくらいか
クラウド請求書発行システムは、製品により業務を自動化できる範囲が異なります。請求書の作成・送付を基本機能としているシステムが多くありますが、入金の消込や売上管理・案件管理機能は備わっていない製品もあります。自社が自動化したい業務を明確化し、ニーズに合致したクラウド請求書発行システムを選びましょう。
業務フローに組み込みやすいか
既存の業務フローに、請求書発行システムを組み込めるか検討しなければなりません。
請求書の発行フローは、企業によってさまざまです。上長の承認がなければ発行できないケースもあれば、取引先によって電子と紙を使い分ける場合もあります。さらに、会計システムや基幹システムと連携させたい場合は、対応したクラウド請求書発行システムを選ぶ必要があるでしょう。
電子帳簿保存法へ対応しているか
請求書を電子化するには電子帳簿保存法へ対応しなければなりません。2023年に施行予定のインボイス制度への対応も必要です。現在の要件に対応していることはもちろん、今後の改正にも速やかに応じてくれるか、事前に確認しましょう。
自社にあうクラウド請求書発行システムを知りたい方は、製品ごとの特徴を比較している以下のページをご覧ください。
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無料のクラウド請求書発行システムでコスト削減につなげよう
クラウド請求書発行システムには無料で利用できる製品があります。条件を満たせば期間の定めがなく無料で利用できる製品や、トライアルとして期間限定で無償提供される製品も少なくありません。まず無料で試して、本格的な導入を決断したら有料プランに移行してもよいでしょう。
クラウド請求書発行システムを導入すると、業務が効率化しミスの軽減につながります。さらにコスト削減やセキュリティ強化も可能です。自社にあう製品を選ぶために、自動化できる範囲や業務フローに組み込めるか、法律に対応しているかなどを留意しましょう。無料で利用できる製品の特徴を理解し、自社の請求業務の改善に役立ててください。