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BIツールでERPのデータを有効活用しよう!両者の違いも解説

BIツールでERPのデータを有効活用しよう!両者の違いも解説

分散したデータを集約・可視化できるBIツールと、企業の経営資源であるデータを一元管理できるERPは非常に相性が良いと言えます。しかし、この2つのツールの違いや具体的な活用方法が分からず困っている人は多いのではないでしょうか。

この記事では、BIツールとERPを連携させて効果を最大化する方法、BIツールとERPの違いについて解説します。

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目次

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    ERPのデータをBIツールで有効活用しよう

    ここでは、ERPとBIツールの違いを理解し、これら2つのシステムを組み合わせる意義について解説します。

    BIツールとERPの違い

    ERPは基幹システムのデータを統合管理することで「経営データの可視化」ができるため、BIツールと同様の機能を持っていると思われる方も多いかと思いますが、BIツールは好きなデータをつなぎ合わせて分析し、ほしい情報を出力できるため、ERPよりもデータ出力に優れている点で異なります。

    活用方法としては、社内の各システムに分散したデータをERPで統合管理できる状態にし、統合されたデータに対してBIツールで分析を行うのがベストであると言えるでしょう。この2つは連携して一緒に使用することでそれぞれの効果を掛け算のように最大化することが可能です。近年ではERPの一つの機能としてBIツールが提供される場合もあります。

    BIツールとERPについて、詳しくはこちらの記事をチェックしてみてください。

    関連記事 【図解】BIツールとは?機能や種類、活用例などをわかりやすく解説
    関連記事 【2025年最新】ERP25選を比較!タイプ別にわかりやすく紹介

    ERP導入のみでは活用効果は半減する

    とはいえ、自社ではERPしか導入していないという企業も多いのではないでしょうか。実のところ、ERPを導入してデータを統合するだけでは、経営の効率化の段階まで有効活用できていないケースが多いです。それは、ERPが分散した業務処理を統合して省力化するツールだからであり、事務作業に従事している方は導入の効果を大きく実感するでしょう。

    一方、経営層の目線で見ると、ERPから得られるデータだけでは、投資効果などの売上に結び付く各プロセスの情報までは見えてきません。効果の実感が難しいために、経営状況を判断する材料として情報を使いづらくなってしまっているのが現状ではないでしょうか。

    統合したデータを分析するためにはBIツールが必要

    ERPで統合したデータを有効活用するには、BIツールが必要となります。現場レベルではERPのみの導入でも十分に効果が得られたという声が上がるかもしれませんが、経営層やマネージャー目線で考えると、せっかく苦労して統合したデータをもっと活用したいというのが本音ではないでしょうか。

    BIツールはERPによって統合されたデータを元に現状の見える化を行い、グラフや表を用いて視覚的に分析結果を表示することができます。製品によっては非常にシンプルな操作性であり、現場レベルでの業務改善から経営判断に用いる重要な分析まで、簡単にこなすことができるのです。

    BIツールとERPは組み合わせることで相乗効果を発揮し、企業にとってさまざまなメリットをもたらすことになるでしょう。

    BIツールとERPを連携させるメリット

    では、BIツールとERPの併用によって得られるメリットには具体的にどのようなものがあるのでしょうか。ここではBIツールとERPを連携させるメリットを紹介します。

    ERPのデータを活用して分析できる

    BIツールを利用するためには、社内の各システムに分散したデータを統合して一箇所に集めることが必須となります。ERPを既に導入しているのであれば、この前提条件は既にクリアしていることになります。

    前述の通り、BIツールを使えば、ERPで集約した社内データの詳細を簡単に分析できます。分析結果は数字やグラフとして分かりやすく可視化することも可能です。

    専門知識がなくても有効な情報をアウトプットできる

    ERPとBIツールを併用すれば、高度な分析を交えた有効な情報を容易にアウトプットできるようになります。例えばビッグデータ活用の一例であるデータマイニングや、経済学や経営学などの専門知識を持っていないと難しいような分析方法も、BIツールに任せればスピーディーに行えます。

    業務を効率化し適切な経営判断ができる

    業務を効率化することにより適切な経営判断が可能というメリットもあります。ERPで情報収集した情報をBIツールに取り込めば、業務の各プロセスの詳細な情報を得られます。それによって業務の問題点の洗い出しの精度が上がり、業務の効率化へとつながるのです。

    また、詳細なデータは経営判断のひとつにもなり得ます。どこが問題点なのかを特定することによって、適切な方向への舵切りができるようになります。

    現場の状況をリアルタイムに見える化できる

    ERP単体では、各システムで処理されたデータが統合され同じシステムの中を流れていくのみですが、分析し結果を視覚的に分かりやすく表示することに長けたBIツールを活用すれば、現場の状況をリアルタイムに見える化することもできます。

    BIツールにはダッシュボード機能があり、あらかじめ設定した通りの分析結果をリアルタイムにユーザーに知らせてくれます。

    ダッシュボード機能について、詳しくはこちらをご覧ください。

    関連記事 BIツールの「ダッシュボード」とは?メリットや活用のポイントも解説

    ERPとBIツールを導入するときの注意点

    ここでは、ERPとBIツールを導入する際に注意してほしいポイントを3点紹介します。

    ツールを導入する目的を明確にする

    ERPとBIツールを導入する前に、「なぜ導入するのか」を明確にしておきましょう。自社が抱えている問題をすっきり解決できるものでなければ、導入の効果は薄れてしまうためです。事前に確認しておくべき点としては、以下の3つが挙げられます。

    • ■業務上の問題点
    • ■問題をどのようにして解決したいのか
    • ■最低限ほしいデータの種類

    また、ERPやBIツールは失敗しても買い直せばよいと思えるような安い買い物ではありません。そのため、目的を明確にしたうえで失敗しない買い物をしなければならないのです。

    社内に分析するために必要なデータがあるか確認する

    ERPやBIツールを導入する前に、分析に必要なデータがあるかを確認しておきましょう。ERPやBIツールは情報を分析するシステムであるため、情報がなければそもそも効果を発揮しません。

    システムやデータと連携できるか確認する

    BIツールを選ぶ際には、システムやデータと連携できるかをしっかりと確認しておきましょう。ERPとBIツールは元来別の製品です。そのため、ツール同士でデータの連携ができなければ導入する意味がありません。

    BIツールを導入してERPを更に活用しよう!

    ERPのみを利用している場合、経営判断のツールとしては不十分なケースが多いです。情報を活用するにはBIツールとの併用が有効であり、合わせて使うことで情報の見える化、そして適切な経営判断を補助してくれます。

    ただし、BIツールもERPも安い買い物ではありません。そのため、導入目的を事前に明確にしたうえで製品選びをする必要があります。自社にあったBIツールを選び、ERPとの併用でビジネスをさらに加速させましょう。

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