【比較表】おすすめのAIチャットボット一覧
ITトレンドおすすめのAIチャットボットについて、提供形態や対応機能、無料トライアルの有無などを一覧表にまとめました。自社の利用目的や必要な機能と照らしあわせながら比較してみましょう。
気になる製品があれば、資料をまとめて請求して、AI機能や外部システムとの連携、料金、サポート体制などを詳しく比較してみましょう。
【用途別】AIチャットボットのおすすめタイプ
AIチャットボットは、顧客からの問い合わせ対応や社内ヘルプデスク、Web接客など、活用する場面によって適した製品が異なります。ここでは、主な用途にあわせて以下の3タイプに分類しました。
| タイプ | おすすめの企業 | 主な製品 |
|---|---|---|
| ▶顧客向けFAQ・問い合わせ自動化型 | よくある質問への回答を自動化し、問い合わせ削減や顧客の自己解決を促進したい企業 | Helpfeel、GMO即レスAI、OPTiM AIRES、SHELP、askrun、PICTONA AIアシスタント |
| ▶社内問い合わせ・ナレッジ活用型 | 社内文書やマニュアルを活用し、人事・総務・情報システムなどへの問い合わせを効率化したい企業 | マネーフォワードAdmina AIヘルプデスク、SELFBOT、ミンクスプラス生成AI、freee AIヘルプデスク |
| ▶Web接客・有人対応支援型 | AIによる自動応答とオペレーター対応を組み合わせ、顧客対応の効率や品質を高めたい企業 | PKSHA ChatAgent、CAAC(カーク) |
▶AIチャットボット(顧客向けFAQ・問い合わせ自動化型)
Webサイトなどで顧客から寄せられる質問への回答を自動化し、自己解決率を高めたい企業におすすめのタイプです。AIが質問内容を解析し、FAQやWebサイトなどの情報をもとに回答します。よくある質問への対応を減らしたい場合や、営業時間外にも問い合わせ窓口を設けたい場合に適しています。
Helpfeel(ヘルプフィール)
- 「探す」から「話す」へ。圧倒的な検索力で答えに導くAIチャット
- チャット・フォームと組み合わせて“最適な窓口”に自動誘導
- 継続率99% 運用とAI活用を専任チームが伴走し、成果が続く
株式会社Helpfeelが提供する「Helpfeel(ヘルプフィール)」は、AI検索とAIチャットを活用し、ユーザーの自己解決を支援するシステムです。ユーザーの曖昧な質問や多様な表現にも対応し、適切な回答へ導きやすい検索性能が特徴です。チャットや問い合わせフォームなどと組み合わせて適切な窓口へ誘導できるほか、専任チームによる運用・AI活用の支援も提供しています。
OPTiM AIRES
- 既存のナレッジからAIチャットボットを即時で簡単構築
- 回答の正確性・一貫性・安全性をコントロール
- 利用状況と課題を可視化し、継続的な改善を支援
株式会社オプティムが提供する「OPTiM AIRES」は、AIがユーザーからの問い合わせに自動回答するチャットボットです。WebサイトのURLやQ&A、マニュアルなどを登録して回答の参照情報として活用できます。専門的なAI知識がなくても直感的に構築しやすく、短期間で運用を開始できる点が特徴です。
GMO即レスAI
- 自然な会話でAIが24時間365日いつでも回答!回答率も99.9%以上
- 自社での実績あり!有人対応の負荷80%削減でコストと時間を節約
- 経験豊富なメンバーがヒアリングから導入、活用までサポート
GMOペパボ株式会社が提供する「GMO即レスAI」は、AIを活用して社内外の問い合わせ対応を自動化するサービスです。自然な会話による自動応答に対応し、24時間365日の問い合わせ窓口を構築できます。AIの専門知識がなくても導入しやすく、ヒアリングから環境構築、活用まで支援を受けられる点も特徴です。
SHELP
- 生成AIチャットボットやFAQ・ヘルプページをノーコードで作成
- 見やすいヘルプを簡単に作成でき、デザインも自由にカスタマイズ
- ユーザー行動を分析し、SEOに最適化されたサイトを実現
sollo株式会社が提供する「SHELP」は、生成AIチャットボットやFAQ、ヘルプページをノーコードで作成できるサービスです。AIによる問い合わせ対応だけでなく、FAQや社内文書などのコンテンツ作成にも活用できます。チャットボットとヘルプページを組み合わせて、ユーザーの自己解決を促進したい企業に適しています。
askrun
- 業界最安値!「無料」から利用開始が可能!
- 専門知識・シナリオ設計不要!資料アップロードだけで3分で公開
- 社内・社外の問い合わせをAIが回答し、担当者の負担を軽減
株式会社ベーシックが提供する「askrun」は、資料をアップロードしてAIチャットボットを構築できるサービスです。専門知識や複雑なシナリオ設計を必要とせず、社内外から寄せられる問い合わせへの自動回答に活用できます。導入準備の負担を抑えながら、問い合わせ対応を効率化したい企業におすすめです。
PICTONA(ピクトナ) AIアシスタント
- 商業・観光レジャー施設にお薦め。来館者やスタッフ対応を効率化
- 施設ごとの情報を学習し回答精度を向上、メンテナンスも容易
- 全国500施設以上のサポート実績を元に、パルコの子会社が提供
株式会社パルコデジタルマーケティングが提供する「PICTONA AIアシスタント」は、Webサイトやグループウェアなどに導入できるAIチャットボットです。施設ごとの情報をもとに来館者やスタッフからの問い合わせへ回答でき、商業施設や観光・レジャー施設などで活用できます。利用者向け案内と施設スタッフへの問い合わせ対応を効率化したい場合に適しています。
▶AIチャットボット(社内問い合わせ・ナレッジ活用型)
人事・総務・情報システムなどに寄せられる社内問い合わせを効率化したい企業におすすめのタイプです。社内文書やマニュアル、FAQなどをAIが参照し、従業員からの質問に回答します。社内ナレッジを横断的に活用できる環境を整えることで、バックオフィスやヘルプデスク担当者の負担軽減につながります。
マネーフォワードAdmina AIヘルプデスク
- 既存のチャットツールに組み込めるヘルプデスク
- FAQ生成・メンテナンスを自動化する「自走型」運用
- 問い合わせ受付から処理・対応までをワンストップで対応
マネーフォワードi株式会社が提供する「マネーフォワードAdmina AIヘルプデスク」は、社内問い合わせ対応の効率化を支援するAIヘルプデスクです。既存のチャットツール上でAIに質問できるほか、問い合わせ受付から処理・対応までを一元化できます。FAQの生成やメンテナンスも自動化し、問い合わせ対応だけでなくナレッジ運用の負担まで軽減できる点が特徴です。
SELFBOT
- 社内資料やURLを登録するだけで根拠付きの回答を生成
- Slack・Teams・SharePoint・GoogleDriveなどと連携可能
- Microsoft Azure国内リージョン、IP制限で情報を保護
SELF株式会社が提供する「SELFBOT」は、社内資料やWebサイトなどを登録し、その情報をもとに回答を生成するAIチャットボットです。SlackやMicrosoft Teams、SharePoint、Google Driveなどとの連携にも対応しています。複数の社内ナレッジを活用し、従業員が必要な情報を探す時間や問い合わせ対応工数を削減したい企業に適しています。
ミンクスプラス生成AI
- コストが把握しやすい定額型SaaS
- 自社データ活用(RAG+参照元表示)と組織内での共同利用
- NTT東日本が伴走する生成AI導入から定着までのトータルサポート
NTT東日本株式会社が提供する「ミンクスプラス生成AI」は、自社データを活用した生成AI環境を構築できるサービスです。RAGによって社内文書などを参照し、参照元を示しながら回答を生成できます。社内ナレッジを生成AIで活用しながら、導入から社内定着までサポートを受けたい企業におすすめです。
freee AIヘルプデスク
- チャットツールからAIに質問して回答を確認
- 問い合わせをチケット化して対応状況を管理
- 社内ナレッジを横断検索して回答を生成
フリー株式会社が提供する「freee AIヘルプデスク」は、社内ナレッジを活用して従業員からの問い合わせに回答するAIヘルプデスクです。チャットツールからAIに質問できるほか、問い合わせをチケット化して対応状況を管理できます。AIによる自己解決と、担当者による問い合わせ管理を一つの仕組みで行いたい企業に適しています。
▶AIチャットボット(Web接客・有人対応支援型)
AIによる自動応答とオペレーターによる有人対応を組み合わせ、顧客対応を効率化したい企業におすすめのタイプです。AIで解決できる問い合わせは自動化し、複雑な相談は担当者へ引き継ぐことで、対応負荷の軽減と顧客体験の向上を両立できます。複数チャネルからの問い合わせを管理したい企業にも適しています。
CAAC(カーク)
- チャネル横断の一元管理で、対応品質と効率の最大化が実現
- ルールが柔軟に設定でき、自動で担当者の割り当てが可能
- だれでもプロ同様の対応ができる!AIの力で対応品質をレベルUP
株式会社クレッシェンド・ラボが提供する「CAAC(カーク)」は、複数の問い合わせチャネルを横断して顧客対応を管理できるサービスです。問い合わせ内容に応じた担当者の自動割り当てや、AIによる回答アシストなどに対応しています。AIとオペレーターを組み合わせながら、対応スピードや品質を高めたいカスタマーサポート部門に適しています。
PKSHA ChatAgent
- 高度な対話性能と外部システム連携による柔軟な顧客対応
- テクニカル知識不要で容易にメンテナンスできる管理機能
- エンタープライズ顧客から高評価な導入サポートと運用支援
株式会社PKSHA Technologyが提供する「PKSHA ChatAgent」は、高度な対話性能を備えたAIチャットボットです。自然言語処理技術によってユーザーからの質問を理解し、問い合わせ対応を自動化します。外部システムとの連携や有人対応への切り替えにも対応し、自動応答だけでは解決が難しい問い合わせを含めた顧客対応を支援します。管理機能や導入後の運用支援も用意されています。
AIチャットボットの選び方
AIチャットボットは、製品によって得意とする用途やAIの回答方法、利用できるデータ、外部システムとの連携などが異なります。自社に適した製品を選ぶために、以下のポイントを確認しましょう。
利用目的にあったタイプを選ぶ
まずは、誰からの、どのような問い合わせをAIチャットボットで効率化したいのかを明確にしましょう。
顧客からのよくある質問を減らしたい場合は、WebサイトでのFAQ・問い合わせ対応に強い製品が適しています。人事や総務、情報システムへの社内問い合わせが課題なら、社内文書やマニュアルを参照できる製品がおすすめです。AIだけでは対応できない相談が多い場合は、有人チャットへの切り替えやオペレーター支援機能も確認しましょう。
回答に利用できるデータを確認する
AIチャットボットによって、回答の参照元として利用できる情報は異なります。FAQを登録する製品のほか、WebサイトのURLやPDF、マニュアル、社内文書などを読み込ませられる製品もあります。
現在保有しているFAQやマニュアルをそのまま活用できるかを確認すると、導入準備にかかる負担を抑えられます。Google DriveやSharePointなどで社内文書を管理している場合は、既存の保存先と直接連携できるかも確認しましょう。
質問の表記揺れや曖昧な表現への対応力を確認する
ユーザーが企業側の想定どおりの言葉で質問するとは限りません。同じ内容でも異なる言い回しをしたり、誤字を含んだ文章を入力したりする場合があります。
自己解決率を高めるには、自然な文章や曖昧な質問、表記揺れからでも意図を理解し、適切な回答を提示できるかを確認することが重要です。無料トライアルやデモを利用できる場合は、実際の問い合わせ例を入力して精度を確認しましょう。
有人対応へスムーズに切り替えられるか確認する
AIチャットボットだけですべての問い合わせを解決するのは困難です。個別の契約内容に関する相談やクレーム、複雑な手続きなどでは、担当者による対応が必要になります。
カスタマーサポートで利用する場合は、AIが回答できない質問を有人チャットや問い合わせフォームへ誘導できるか確認しましょう。オペレーターへ会話履歴を引き継げれば、ユーザーが同じ内容を説明する手間も減らせます。
既存システムや利用チャネルと連携できるか確認する
Webサイト以外にも、LINEやSlack、Microsoft Teams、社内ポータルなどで利用したい場合は、必要なチャネルに対応しているか確認しましょう。
CRMや問い合わせ管理システム、クラウドストレージなどとの連携にも対応していれば、既存の業務フローやナレッジを活かしながらAIチャットボットを導入できます。API連携に追加費用がかかるかも確認しておくと安心です。
運用・メンテナンスを続けやすいか確認する
AIチャットボットは、導入後も回答内容やナレッジを継続的に更新する必要があります。管理画面からFAQや参照データを簡単に変更できるか、会話ログから回答できなかった質問を確認できるかをチェックしましょう。
社内に専門担当者がいない場合は、初期構築だけでなく、導入後の回答精度改善やナレッジのメンテナンスまで支援してもらえるかも重要です。
料金体系と無料トライアルの有無を確認する
AIチャットボットの料金は、初期費用や月額料金のほか、利用ユーザー数、問い合わせ数、生成AIの利用量などによって変動する場合があります。
基本料金だけでなく、外部システム連携やサポートなどのオプションを含めた総額を比較しましょう。無料プランや無料トライアルが用意されている場合は、操作性や回答精度を確認してから本格導入を判断するのがおすすめです。
AIチャットボットとは
AIチャットボットとは、人工知能を活用してユーザーからの質問を理解し、回答を自動で提示するチャットシステムです。顧客向けのカスタマーサポートだけでなく、社内ヘルプデスクやWeb接客などさまざまな用途で活用されています。
従来のシナリオ型チャットボットと比べ、ユーザーが入力した自然な文章から質問の意図を判断できる点が特徴です。近年では生成AIを組み込み、FAQや社内文書などをもとに回答文を生成する製品も増えています。
従来型チャットボットとの違い
従来のシナリオ型チャットボットは、あらかじめ設定した選択肢や会話の流れに沿って回答します。想定された質問には安定して対応できる一方、登録されていない質問には回答しにくい特徴があります。
AIチャットボットは自然言語処理などを利用して質問の意図を解析するため、異なる言い回しや自然な文章にも柔軟に対応しやすくなります。ただし、回答できる範囲や精度は製品や登録したデータによって異なります。
生成AIとの関係
生成AIを搭載したチャットボットでは、登録された情報のなかから回答候補を探すだけでなく、ユーザーの質問にあわせて自然な文章を生成できます。
また、RAGと呼ばれる仕組みにより、社内文書やFAQなどの自社データを検索し、その内容をもとに回答を生成する製品もあります。一方、生成AIが事実と異なる情報を回答する可能性もあるため、参照する情報の範囲や回答制御の方法を確認しておく必要があります。
AIチャットボットの仕組み
AIチャットボットは、ユーザーが入力した質問を解析し、その意図に応じた情報を検索・生成して回答します。製品によって具体的な仕組みは異なりますが、主に自然言語処理やFAQ・ナレッジ検索、生成AIなどが活用されています。
自然言語処理で質問の意図を理解する
自然言語処理とは、人間が日常的に使用する文章をコンピュータで処理する技術です。AIチャットボットは、入力された文章から重要な単語や文脈を解析し、ユーザーが何を知りたいのかを判断します。
これにより、FAQに記載された文章と質問が完全に一致していなくても、関連する回答を提示しやすくなります。
FAQやナレッジから回答を探す
AIチャットボットの多くは、FAQやWebサイト、マニュアル、社内文書などを回答の参照情報として利用します。ユーザーの質問に関連する情報を検索し、その内容をそのまま提示したり、生成AIが整理して回答したりします。
回答精度を維持するには、参照する情報を最新の状態に保つことも重要です。会話ログを確認しながらFAQやナレッジを追加・更新することで、対応できる質問を増やせます。
AIチャットボットを導入するメリット
AIチャットボットを導入すると、問い合わせ対応の効率化をはじめ、顧客や従業員の自己解決促進などさまざまな効果が期待できます。
- ■問い合わせ対応の負担を軽減できる
- ■24時間問い合わせに対応できる
- ■顧客や従業員の自己解決を促進できる
- ■問い合わせデータを業務改善に活用できる
問い合わせ対応の負担を軽減できる
よくある質問への回答をAIチャットボットに任せることで、担当者が個別に対応する問い合わせ件数を減らせます。定型的な対応を自動化すれば、担当者は複雑な相談や優先度の高い業務へ時間を割きやすくなります。
24時間問い合わせに対応できる
AIチャットボットは、担当者が不在の時間帯でもユーザーからの質問に自動で回答できます。営業時間外でも必要な情報を確認できるため、顧客や従業員が回答を待つ時間を減らせます。
顧客や従業員の自己解決を促進できる
ユーザーの質問意図をもとに適切なFAQやナレッジを提示することで、問い合わせを行わなくても自分で問題を解決しやすくなります。顧客向けサポートだけでなく、社内ヘルプデスクの負担軽減にも有効です。
問い合わせデータを業務改善に活用できる
チャットの利用履歴を分析すれば、多く寄せられている質問や、AIが回答できなかった内容を把握できます。FAQの改善やサービスに関する情報提供の見直しなど、ユーザーの声を業務改善に活用できます。
AIチャットボットを導入する際の注意点
AIチャットボットは問い合わせ業務の効率化に役立ちますが、導入するだけですべての対応を自動化できるわけではありません。導入前に以下の点を確認しておきましょう。
継続的なメンテナンスが必要
商品・サービスや社内制度が変更されたにもかかわらず、回答の参照情報が更新されていないと、古い内容をユーザーへ案内する可能性があります。
FAQやマニュアルなどの更新担当者を決め、定期的に会話ログや回答内容を確認する運用体制を整えましょう。
生成AIが誤った回答をする可能性がある
生成AIを利用したチャットボットでは、事実と異なる回答が生成される場合があります。回答の参照元を限定できるか、参照元を表示できるか、回答できない質問を制御できるかなどを確認しましょう。
有人対応が必要なケースもある
クレームや個別契約に関する相談など、AIだけでは対応が難しい問い合わせもあります。AIで解決できない場合の問い合わせフォームや有人チャットへの導線をあらかじめ用意しておくことが大切です。
セキュリティやデータの取り扱いを確認する
社内文書や顧客情報をAIチャットボットで利用する場合は、データの保存場所やアクセス制御、AIの学習への利用有無などを確認しましょう。自社のセキュリティポリシーに適合しているかも重要な選定ポイントです。
AIチャットボットの導入を成功させる進め方
AIチャットボットを効果的に活用するには、製品を導入するだけでなく、対象業務や運用体制を事前に整理し、導入後も継続的に改善することが重要です。
導入目的と対象となる問い合わせを明確にする
まず「問い合わせ件数を減らしたい」「顧客の自己解決率を高めたい」「社内ヘルプデスクを効率化したい」など、導入目的を明確にします。
あわせて、AIチャットボットに対応させる問い合わせの範囲も決めましょう。導入当初はよくある質問など対象を絞り、運用しながら対応範囲を広げる方法もあります。
回答に必要なFAQやナレッジを整備する
既存のFAQやマニュアル、Webサイト、社内文書など、回答に利用する情報を整理します。重複した情報や古い内容が含まれている場合は、導入前に更新しておくと回答精度を高めやすくなります。
運用体制を整える
導入後に回答内容やナレッジを更新する担当者を決めましょう。複数部門で利用する場合は、改善要望を集約する窓口や、情報更新のルールも設けておくとスムーズです。
社内で運用リソースを確保できない場合は、ベンダーによる導入支援や運用サポートの利用も検討しましょう。
効果を測定して改善する
運用開始後は、問い合わせ件数や自己解決率、回答率、有人対応への切り替え率などを確認します。回答できなかった質問や利用者からの評価を分析し、FAQやナレッジを改善しましょう。
効果測定と改善を繰り返すことで、AIチャットボットが対応できる範囲を徐々に広げられます。
AIチャットボットに関するFAQ
AIチャットボットの導入を検討する際によくある疑問をQ&A形式で紹介します。
- Q1:AIチャットボットとシナリオ型チャットボットはどちらを選ぶべきですか?
- 定型的な問い合わせを決められた流れで案内したい場合はシナリオ型、ユーザーによって質問の表現が異なる場合や幅広い問い合わせへ対応したい場合はAI型が適しています。両方の方式を組み合わせられる製品もあります。
- Q2:生成AIを搭載したチャットボットなら何でも回答できますか?
- すべての質問に正確に回答できるわけではありません。回答の参照元となるFAQや社内文書、AIの回答制御機能などによって対応できる範囲は異なります。導入前に自社で想定される質問を使って精度を確認しましょう。
- Q3:顧客向けと社内向けで同じAIチャットボットを利用できますか?
- 社内外の両方に対応した製品もあります。ただし、顧客向けではWebサイトや有人チャットとの連携、社内向けではチャットツールや社内文書との連携など、必要な機能が異なります。主な用途を明確にしたうえで比較しましょう。
- Q4:AIチャットボットの回答精度が低い場合はどうすればよいですか?
- 会話ログを確認し、回答できなかった質問に対応するFAQやナレッジを追加・修正しましょう。参照データの内容が古くないか、重複や矛盾がないかを確認することも重要です。
- Q5:無料で試せるAIチャットボットはありますか?
- 無料プランや無料トライアルを提供している製品もあります。ただし、回答数や登録できるデータ量、利用できる機能などに制限が設けられている場合があるため、本格導入時の料金もあわせて確認しましょう。
AIチャットボットを比較して自社に適した製品を選ぼう
AIチャットボットには、顧客からのよくある質問への回答を自動化する製品、社内ナレッジを活用して従業員の問い合わせに対応する製品、AIと有人対応を組み合わせてWeb接客を支援する製品などがあります。
まずは「誰からの、どのような問い合わせを効率化したいのか」を整理し、回答精度や連携機能、運用方法、料金などを比較することが重要です。気になる製品は資料を取り寄せ、自社の用途に適したAIチャットボットを検討してみましょう。

