楽楽精算の改善してほしい点
電子帳簿保存法オプションを導入すべく何度かテストを行いましたがUI,UXに難があります。以下、改善点を記載します。①重複申請のアラート機能がないこと。電帳法で受領者本人による破棄を認める運用とする場合、同一領収書を複数回利用する不正リスク、あるいは同一領収書を複数人で使い回す不正リスクが存在しますが、それに対するアラート機能があればと思います。②支払依頼メニューでも仕訳明細の行単位で請求書を添付する必要がある点です。この仕様のせいで以下のような問題が発生します。弊社では、申請者がどの「内訳」を選択すればいいか判断できない場合は、経理に選択を委任するための選択肢「経理委任」を設けており、電帳法オプション非導入であれば、当該内訳で申請が回ってきたら経理がその内訳を削除し、正しい内訳を新規作成する形で修正することができました。しかし電帳法オプションを導入すると、請求書が添付されている明細は金額の修正ができないせいで、例えば課税費目と非課税費目を合算して「経理委任」とされた明細に請求書が添付されてきた場合は、それを削除し2行に分ける形での修正が行えません。その結果、以下のようなおかしな仕訳を作成するしかなくなります。例)【電子帳簿保存法オプション導入前】申請時:経理委任 21,000 / 未払金 21,000 …☆ 経理の修正:☆を直接以下のとおり修正できます。 運賃(課税) 11,0000 /未払金 11,000 運賃(非課税) 10,000 /未払金 10,000 【電子帳簿保存法オプション導入後】(1)経理委任 21,000 / 未払金 21,000 ←この仕訳に請求書が添付されており、経理側で削除ができません。 (2)経理委任 -21,0000 / 未払金 -21,000 (3)運賃(課税) 11,0000 /未払金 11,000 (4)運賃(非課税) 10,000 /未払金 10,000 (1)は申請者が申請した仕訳。この仕訳は削除することができません。(2)(3)(4)は承認途中で経理が修正のために追加入力した仕訳。この(1)~(4)の全仕訳が会計システムに連携されてしまいます。(1)(2)の借方科目は会計システム上で残高ゼロの費用科目となりますが、監査時のバウチングなどで抽出されると説明が面倒なので、あまりこういう科目は作りたくないのですが…。ちなみに差し戻しを行って本人が(1)を修正すれば良い話なのですが、それだと申請者への負担が大きいです。③支払依頼では、請求書登録時と支払依頼時に二度も支払先を選択しなければなりません。しかも請求書登録時は支払先マスタが使えません。改善してほしいです。