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構内交換機(PBX)の価格は調達方法で変わる?購入・リース・月額の違い

構内交換機(PBX)の価格は調達方法で変わる?購入・リース・月額の違い

構内交換機の価格は、交換機の収容能力や電話機の台数といった構成に加え、一括購入・リース・月額制のクラウドサービスのどれで調達するかによって、支払い方と総額が変わります。初期の支払いを抑えたいのか、長期の総額を抑えたいのかで、適した調達方法も異なるでしょう。この記事では、構内交換機(PBX)の価格を左右する要素と調達方法ごとの特徴、中古品や工事費の注意点、見積もり比較の進め方を解説します。

この記事は2026年10月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

    ITトレンドがおすすめする製品・サービス

    ■調達方法別
    ■重視するポイント別

    構内交換機(PBX)の価格を左右する構成要素

    構内交換機とは、社内の内線同士や、内線と外線をつなぐ交換機のことで、PBXとも呼ばれます。価格は交換機本体だけで決まるのではなく、収容能力や電話機、外線の構成によって大きく変わります。

    交換機本体の収容能力

    構内交換機の価格に大きく影響するのが、接続できる内線数や外線数といった収容能力です。収容能力が大きい機種ほど本体価格は上がります。一方で、収容能力の上限に達すると、交換機ごと入れ替えが必要になる場合があります。

    そのため、現在の人数ぴったりの機種を選ぶと、増員のたびに追加費用がかかるおそれがあります。今後3~5年程度の人員計画や拠点の増減を見込んで、必要な収容能力を見積もることが大切です。

    接続する電話機の種類と台数

    構内交換機に接続する電話機は、台数分の費用がかかります。ディスプレイ付きの多機能電話機や、受付用、会議室用などの専用機を組み合わせると、そのぶん総額は上がります。

    一方で、コードレス電話機やスマートフォンを内線端末として使える構成もあります。全員に固定の電話機が必要かどうかを部署ごとに見直すと、台数を減らして費用を抑えられる可能性があります。既存の電話機を流用できるかも確認しましょう。

    関連記事 クラウドPBXまでの流れ|電話交換機の歴史をかんたん解説

    外線の種類と回線数

    外線にアナログ回線や、光回線を使ったIP電話など、どの回線を使うかによって、交換機に必要な接続部品や設定が変わります。回線の種類に対応するユニットの追加が必要な場合は、その費用も見込んでおきましょう。

    同時に通話できる回線数を増やすと、回線の契約料も上がります。過去の着信状況から、同時に使われている回線数の最大値を把握しておくと、過不足のない構成を検討しやすくなります。

    購入・リース・月額利用で異なる支払い方

    構内交換機の調達方法は、主に一括購入、リース契約、月額制のクラウドサービスの3つです。同じ機能でも、調達方法によって初期の支払い額や総額、契約期間中の自由度が変わります。

    一括購入

    一括購入は、交換機や電話機を買い取る方法です。導入時にまとまった費用が必要ですが、リース料や利用料がかからないため、長く使うほど1年あたりの費用は下がります。

    購入した機器は自社の資産として扱うため、減価償却などの会計処理が必要です。また、故障時の修理や保守は別途契約が必要な場合があるため、保守費用を含めた総額で比較しましょう。

    リース契約

    リース契約は、リース会社が購入した機器を借り、月々のリース料を支払って使う方法です。初期の支払いを抑えられるため、手元の資金を残したい企業で選ばれる場合があります。

    ただし、リース料には金利や手数料に相当する費用が含まれるため、総額は一括購入より高くなる傾向があります。契約期間中の解約は原則としてできず、残りのリース料の支払いが求められる場合がある点にも注意が必要です。

    月額制のクラウドサービス

    構内交換機の機能をクラウド上で提供するクラウドPBXは、機器を購入せず、利用人数に応じた月額料金を支払う方法です。初期費用を抑えられるうえ、人数の増減にあわせて契約数を変えられるサービスもあります。

    一方で、利用を続けるかぎり月額料金がかかり続けます。長期間使った場合の総額を一括購入やリースと比べ、さらに通話品質や必要な機能に対応しているかもあわせて確認しましょう。

    関連記事 クラウドPBXのメリット・デメリットとは?失敗回避の方法も解説

    中古の構内交換機を選ぶ際の価格と注意点

    構内交換機の価格を抑える方法として、中古品の購入を検討する企業もあります。費用面のメリットがある一方で、保守や将来の更新についてのリスクもあるため、両方を理解したうえで判断しましょう。

    中古品で費用を抑えられる理由

    中古の構内交換機や電話機は、新品に比べて本体価格を抑えられる場合があります。同じシリーズの電話機をすでに使っている場合は、故障した端末の交換用として中古品を活用する方法もあります。

    ただし、中古品でも設置工事や設定の費用は新品と同じようにかかります。本体価格だけで判断せず、工事費や保守費を含めた総額で新品やクラウドサービスと比べることが大切です。

    保守や部品供給のリスク

    中古の構内交換機は、メーカーの製造や保守がすでに終了している機種である場合があります。故障した際に交換部品が手に入らず、修理に時間がかかったり、急な入れ替えが必要になったりするおそれがあります。

    中古品を選ぶ場合は、販売店の保証期間や保守の対応範囲を確認しましょう。電話が止まると業務への影響が大きい企業では、中古品の採用は慎重に判断することをおすすめします。

    関連記事 PBXの耐用年数は?買い替え時期やリプレイス方法を解説

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    見積もりで差が出やすい構内交換機の工事費

    構内交換機の見積もりでは、機器の価格よりも工事費の差が大きくなる場合があります。工事の範囲はオフィスの状況によって変わるため、どの作業が含まれているかを確認することが重要です。

    配線・設置工事

    構内交換機を設置する際は、交換機から各席の電話機まで配線を行う工事が必要です。席数が多い場合や、床下や天井裏に配線を通す必要がある場合は、作業時間が増えて費用も上がります。

    既存の配線を再利用できれば工事費を抑えられる場合がありますが、配線の劣化や規格の違いによって使えないこともあります。現地調査を依頼し、配線をどこまで新しくする必要があるかを確認しましょう。

    既存設備の撤去と移設

    古い構内交換機から入れ替える場合は、既存の機器や配線の撤去費用がかかる場合があります。撤去した機器の処分費用が別途必要かどうかも、見積もりで確認したい項目です。

    オフィスの移転やレイアウト変更にあわせて交換機を移設する場合も、移設工事や再設定の費用が発生します。移転の予定がある場合は、移転後の環境で見積もりを取るほうが二重の工事を避けられます。

    設定変更の作業費

    内線番号の割り当てや着信の振り分け、保留音の登録などの設定作業にも費用がかかります。導入時の設定は見積もりに含まれていても、導入後の変更は1回ごとに作業費がかかる場合があります。

    人の入れ替わりや席替えが頻繁な企業では、設定変更の費用が積み重なる可能性があります。管理画面から自社で設定を変更できる製品かどうかも、価格を比較する際の判断材料です。

    構内交換機の見積もりを比較する進め方

    構内交換機の価格を適正に比較するには、依頼する条件を整理し、見積もりの内訳をそろえて比べることが大切です。比較の手順を3つのステップで紹介します。

    必要な内線数と機能を整理する

    まず、必要な内線数と外線数、電話機の台数を部署ごとに洗い出します。あわせて、通話録音や自動音声応答、スマートフォンでの内線利用など、必要な機能を整理しておきましょう。

    条件があいまいなまま見積もりを依頼すると、業者ごとに想定する構成が異なり、価格を正しく比較できません。現在の電話業務で困っていることを書き出しておくと、必要な機能を判断しやすくなります。

    見積もりの内訳をそろえて比較する

    見積もりを受け取ったら、機器代、電話機代、工事費、設定費、保守費などの内訳ごとに並べて比較します。総額が安く見えても、保守費が含まれていない、撤去費が別途必要といった差がある場合があります。

    調達方法が異なる見積もりは、5年程度など期間をそろえた総額に換算して比べましょう。不明な項目は業者に質問し、回答を書面で残しておくと、契約後の認識違いを防ぎやすくなります。

    保守条件と契約期間を確認する

    価格が近い見積もり同士では、保守の条件が判断の分かれ目になる場合があります。故障時の受付時間や駆けつけ対応の有無、代替機の貸し出しなど、保守契約に含まれる範囲を確認しましょう。

    あわせて、保守契約の期間と更新時の料金、メーカーが部品を供給する期間の目安も確認しておくと、次の入れ替え時期を見込みやすくなります。リースの場合は、リース期間と保守期間がずれていないかも確認したい点です。

    関連記事 【2026年版】PBX製品20選を徹底比較!おすすめのクラウド型も多数紹介

    調達方法で比べる構内交換機・クラウドPBX一覧

    この記事で紹介するPBXを、機器設置型とクラウド型などの導入形態や料金体系で比較できるよう一覧にまとめました。初期費用や月額費用、保守・運用にかかるコストを確認し、自社に適した製品を選ぶ際の参考にしてください。

    製品名調達のタイプ特徴
    MAHO-PBX NetDevancer機器設置/クラウドアプライアンスPBXとクラウドPBXを展開。オプション料金なしで使え、Web管理画面から自社で設定できる
    IZUMO-PBX機器設置/クラウド全拠点を内線化できるPBX。構築費用と利用料に内線アカウント料金を加える体系で、基本料金はアカウント数で変わらない
    GoodLine月額制クラウド工事・保守不要のクラウドPBX。2内線のプランから80内線のパックまであり、内線は1つ単位で追加できる
    03plus月額制クラウド基本IDと契約番号の月額に追加ID・追加番号を足す料金体系。工事不要でWebから固定電話番号を取得できる
    トビラフォン Cloud月額制クラウド設備投資不要のフルクラウド型PBX。050番号や内線番号を含む基本セットに、必要な分を追加・拡張できる
    UNIVERGEAspireWX機器設置ビジネスチャットやWeb会議も統合したオフィスコミュニケーションゲートウェイ。スマホ内線化やUTM機能を搭載
    SmartNetcommunityαA1機器設置中小規模オフィス向けのビジネスフォン(主装置)。ひかり電話と組み合わせて内線・外線をまとめて管理できる
    クラコールPBX月額制クラウド初期費用0円で始められるクラウドPBX。スマホやPC、SIP電話機で固定電話番号を発着信できる
    CloudPhone Biz月額制クラウド初期費用なしで利用を始められるクラウド型PBX。スマホ・PCにアプリを入れるだけでビジネスホンの機能を使える
    回線.comクラウドスマホをビジネスフォン化できるクラウドPBX。電話線や工事が不要で、初期費用と保守管理費用は0円
    SmartCloud PhoneクラウドPBXをクラウド化してスマホを内線化するサービス。既存PBXとの併用が可能で、スモールスタートで導入できる
    VoiceConnectクラウド専門知識がなくても短期間で導入できる音声クラウドサービス。拠点数が多くても導入しやすい

    支払い方と総額を比べたいPBX

    PBXは機器を設置するかクラウドサービスを利用するかによって、初期費用や継続費用が異なります。ここでは、導入形態や料金体系に特徴のある製品を紹介します。利用人数や内線数、保守費用なども考慮して比較しましょう。

    MAHO-PBX NetDevancer

    株式会社まほろば工房
    《MAHO-PBX NetDevancer》のPOINT
    1. オプション料金なしの低コストで快適な電話環境を実現
    2. WEB管理画面から自社でサクッと設定変更できる簡単操作
    3. 導入から運用までずっと安心できる万全なサポート体制

    株式会社まほろば工房が提供する「MAHO-PBX NetDevancer」は、IP技術を活用したアプライアンスPBXとクラウドPBXを提供する電話交換機です。機器を設置するアプライアンス型2モデルとクラウド型1モデルを用意しており、自社の環境や導入規模にあわせて選択できます。オプション料金なしで各種機能を利用でき、Web管理画面から自社で設定を変更できる点も特徴です。初期費用や維持費用を比較しながら、適した導入形態を検討できます。

    IZUMO-PBX

    株式会社フィールトラスト
    《IZUMO-PBX》のPOINT
    1. 全ての拠点を内線化でき、会社電話でどこでも発着信可能
    2. 高い音声品質と強固なセキュリティをもつプライベートクラウド
    3. 専用アプリを使えば、スマホをビジネスフォンとして利用可能

    株式会社フィールトラストが提供する「IZUMO-PBX」は、利用中の電話番号を維持したまま複数拠点を内線化できるPBXです。オンプレミス・クラウド・アプライアンスに対応し、専用アプリを使えばスマートフォンをビジネスフォンとして利用できます。料金は構築費用と月額利用料に、端末ごとの内線アカウント料金を加える体系です。基本料金はIPアカウント数によって変動しないため、利用人数や端末構成に応じた費用を確認しながら導入を検討できます。

    GoodLine

    株式会社グッドリレーションズ
    《GoodLine》のPOINT
    1. 高い音声品質で、社用携帯や工事・保守も不要な圧倒的低価格
    2. 有料クラスの豊富な機能を標準搭載し、直感的で簡単に操作が可能
    3. ネット回線変更やアプリなどの限定はなく、会社電話を見える化

    株式会社グッドリレーションズが提供する「GoodLine」は、工事や保守が不要で、会社電話をWeb管理画面で一括管理できる多機能型クラウドPBXです。料金は2内線のSOHOプラン、基本料に内線ごとの料金を加える通常プラン、20内線から80内線までの内線パックに分かれており、パックを超える内線は1内線単位で追加できます。主装置の買い替えではなく、内線の追加で人数の増加に対応したい企業が比較しやすい体系です。

    03plus

    株式会社グラントン
    《03plus》のPOINT
    1. 工事不要、最短10分で固定電話番号を取得
    2. スマホやPCで会社の代表電話にチームで対応
    3. 通話録音・IVR・クラウドFAXなどPBX機能を搭載

    株式会社グラントンが提供する「03plus」は、会社の固定電話番号をスマートフォンのアプリや電話機で利用できるクラウドPBXです。工事不要でWebから固定電話番号を取得でき、通話録音やIVR、クラウドFAXなどの機能もオプションで利用できます。料金は基本IDと契約番号の月額料金に、追加IDや追加番号の費用を加える体系で、最低利用期間は3か月です。初期費用や通話料なども踏まえて、利用規模に応じた総額を比較できます。

    トビラフォン Cloud

    トビラシステムズ株式会社
    《トビラフォン Cloud》のPOINT
    1. 設備投資不要で簡単に導入可能
    2. 自動テキスト化などのさまざまな機能が標準搭載
    3. 柔軟な着信設定と操作性に優れた管理画面

    トビラシステムズ株式会社が提供する「トビラフォン Cloud」は、専用アプリで会社番号の発着信ができるフルクラウド型のクラウドPBXです。設備投資が不要で、通話録音などの機能を追加料金なしで利用できます。初期費用・月額費用ともに基本セット料金に追加・拡張料金を加える構成で、月額費用には通話料などの従量課金も加わります。購入やリースと比べる際は、通話料を含めた月々の費用で試算するとよいでしょう。

    UNIVERGEAspireWX (NECプラットフォームズ株式会社)

    《UNIVERGEAspireWX》のPOINT
    1. シリーズ累計50万システム出荷の実績
    2. 導入後もファームウェアのバージョンアップが可能
    3. スマホ内線化、UTM・無線LAN機能搭載

    SmartNetcommunityαA1 (NTT東日本株式会社)

    《SmartNetcommunityαA1》のPOINT
    1. 中小規模オフィス向けのビジネスフォン
    2. ひかり電話と組み合わせて利用可能
    3. 内線・外線をまとめて効率的に管理

    クラコールPBX (株式会社三通テレコムサービス)

    《クラコールPBX》のPOINT
    1. 低コストで新規の固定番号をかんたん取得!
    2. スマホから会社の固定電話番号で発着信!無料で内線が使える
    3. 工事不要でシンプルに電話を使いたい企業様に最適

    CloudPhone Biz (株式会社アジャストワン)

    《CloudPhone Biz》のPOINT
    1. 名刺データ・顧客情報・電話帳をクラウドで一元管理!
    2. 個人スマホを内線化し通話料無料に!対海外でもOK!
    3. 着信時に顧客情報を表示!商談状況を確認しながら対応できる!

    回線.com (株式会社サンシスコン)

    《回線.com》のPOINT
    1. スマホで03・06番号発着信、内線無料
    2. 電話線・工事不要。初期費用・保守管理費用0円
    3. NTTや楽天など多様な番号に対応し既存番号も利用可能

    VoiceConnect (NECネッツエスアイ株式会社)

    《VoiceConnect》のPOINT
    1. クラウド型のサービスで拠点数が多くても容易に導入が可能!
    2. 専門知識がなくてもお客様自身で社内で設定変更等ができる!
    3. ネッツワイヤレスとの連携機能!設備投資なしでも利用が可能

    まとめ

    構内交換機(PBX)の価格は、交換機の収容能力や電話機の台数、外線の構成に加え、一括購入・リース・月額制のクラウドサービスのどれで調達するかによって変わります。中古品は本体価格を抑えられる一方で、保守や部品供給のリスクがあります。工事費や設定変更の費用も含めて、期間をそろえた総額で比較することが大切です。まずは資料請求をして、複数の製品やサービスの価格と構成を比べてみてください。

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    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「構内交換機(PBX)の価格は調達方法で変わる?購入・リース・月額の違い」というテーマについて解説しています。PBX(構内交換機)の製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
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