
IT資産管理ツールとは
IT資産管理とは、企業内にあるPCをはじめとする端末やソフトウェアなどのIT資産情報を一元管理することです。IT資産の数や稼働状況を正確に把握し、不正利用がないかを管理します。またIT資産の購入から保守・廃棄までの一連のライフサイクルを最適化することで、IT投資の費用対効果を高めます。
IT資産管理ツールとは、企業内の端末やソフトウェア、ライセンスなどの保有・利用状況を可視化し、IT資産管理を効率化するツールです。IT資産管理ソフトとも呼ばれます。
IT資産管理ツールの必要性
IT化の促進にともない、PC・スマートフォン、各種ソフトウェアなどのIT資産が企業内に増加し、管理の複雑化が進んでいます。IT資産情報が不十分な場合、各デバイスの利用状況・セキュリティ対策状況の把握やソフトウェアのバージョン管理を適切に行えません。セキュリティの抜け漏れや不正利用、情報漏えいなどのリスクが高まります。
膨大な量のデバイスを漏れなく管理し、セキュリティリスクを低減するためにはIT資産ツールの活用が必要不可欠です。IT資産管理ツールを活用すれば、社内のIT資産を効率よく一元管理するほか、ソフトウェアのアップデートやパッチ適用も一括化できます。IT資産管理の必要性については、以下の記事も参考にしてください。
IT資産管理ツールの導入率
ITトレンドが独自に行った調査によると、IT資産管理ツールの資料を請求した企業のうち、もっとも多かったのは「従業員数10名未満」の小規模企業で、全体の26.86%を占めていました。次に多かったのは「1,000名以上5,000名未満」の大規模企業で21.59%となっており、企業規模を問わず、幅広く関心を集めていることがわかります。なお、今回の調査では資料請求を行った企業の100%が、新規導入を検討している企業でした。(2025年3月時点)

IT資産管理ツールをお探しの方へ
ITトレンドでは、人気のIT資産管理ツールを多数掲載しています。この記事では、IT資産管理ツールを以下の3タイプに分類して比較紹介するので、導入検討の参考にしてください。
▼製品を一覧でチェックしたい方はこちら!
【ランキング】おすすめのIT資産管理ツール一覧
IT資産管理ツールの機能
IT資産管理ツールは、デバイス管理の効率化やセキュリティ強化に役立つさまざまな機能を搭載しています。機能の一例を紹介します。
機能 | 内容 |
---|---|
台帳管理機能 | 社内で使用しているパソコンやスマートフォン、ソフトウェアなどを一元的に登録・管理する機能。 利用者や利用開始日などの情報を記録し、資産の状況や更新タイミングを把握できる。 |
インベントリ収集機能 | 各端末に搭載されたメモリ容量やストレージ空き容量、IPアドレスなどの構成情報を自動で取得する機能。 手作業による確認を省き、正確かつ効率的な資産情報の把握を可能にする。 |
統合運用管理機能 | パソコン、サーバ、ネットワーク機器などの状態や構成情報を統合して管理する機能。 システム全体の可視化により、障害対応や保守作業を効率化できる。 |
ライセンス管理機能 | ソフトウェアのライセンス利用状況を把握し、未使用ライセンスの特定や使用過不足の管理を行う機能。 ウイルス対策ソフトの適用状況なども確認でき、コスト削減とセキュリティ強化を支援する。 |
以下の記事では、IT資産管理システムの基本機能について詳しく解説しているので、あわせてご一読ください。
IT資産管理ツールのメリット
IT資産管理ツールを導入することで、管理業務の自動化やコスト削減が実現するほか、セキュリティ対策やコンプライアンス強化にもつながります。詳しいメリットについて解説します。
管理自動化による負担軽減
IT資産管理ツールは、社内ネットワークで接続されているデバイスの設定や資産情報などを自動収集します。また、デバイスの設定変更やアプリケーション・ライセンスの更新も自動で判別し一度に実施できるのもメリットです。さらにリモートワークでもデバイスの稼働状況やソフトウェア情報などの把握・更新が可能なため、IT資産管理業務を効率化します。
IT資産活用の最適化によるコスト削減
IT資産管理ツールは、社内のIT資産の使用状況を可視化します。利用されていないデバイスやライセンスの把握もできるほか、デバイスとライセンスを紐づけ、数や契約内容に相違がないかも判別可能です。不要なデバイスに対するソフトウェアのサブスクリプション発生など、無駄な投資を防いでコスト最適化にもつなげられます。
コンプライアンスやガバナンス強化
IT資産管理ツールは、ソフトウェアの保有ライセンス数とインストール数の照合や、契約に違反する利用の有無を確認します。あわせて各デバイスごとの操作ログを定期的に収集し、ソフトウェアの不正コピーなどが行われていないかの監視も可能です。IT資産の適正利用を徹底することで、コンプライアンス・ガバナンスの強化につながります。
脆弱性対策の強化
IT資産管理ツールは、操作ログの収集やアクセス制御が可能です。そのため、不正利用があった場合の追跡や対象デバイスの遮断ができます。またセキュリティパッチの一斉配布も可能なため、緊急性の高い場合でも迅速に保護強化を行えるでしょう。そのほか、USBなどによる持ち出し制限や使用禁止ソフトの起動制限などさまざまな保護機能を用いて、セキュリティ対策を効率よく実施できます。
IT資産管理ツールのメリットについてより詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。
IT資産管理ツールのタイプ
IT資産管理ツールは、製品の特徴によって以下の3タイプに分類できます。管理対象や搭載機能が異なるため、自社の利用目的にあわせて適切なタイプを選定しましょう。

インベントリ収集型のIT資産管理ツール
IT資産情報の収集がメインのタイプです。パソコンやスマートフォンに関する機種名、メモリ容量、OSのバージョン、インストールされているソフトウェア、IPアドレスなどの情報を自動で取得できます。シンプルで専門知識がなくても操作しやすいのが特徴。「IT資産の棚卸しを定期的に行いたい企業」「IT資産の全体像が把握できていない企業」などにおすすめです。
▶おすすめのIT資産管理ツール(インベントリ収集型)はこちら!
統合管理型のIT資産管理ツール
統合管理ツールの機能の一部としてIT資産管理が行えるタイプです。IT資産情報のほか、サーバやネットワークなどの情報も収集できます。資産管理にとどまらず、セキュリティやログ管理など複数の業務をまとめて対応できる場合があります。「自社内にあるITシステムの運用管理を一元化したい」と考えている企業におすすめです。
独自の強みをもつIT資産管理ツール
基本的なIT資産管理機能のほか、独自の機能や技術を搭載し業務効率化や内部統制強化が図れるタイプです。企業ごとの特定課題に対応するために開発されており、管理手法や連携機能に強みをもちます。インベントリ収集型や統合管理型にはない、特定の機能に特化した製品を求める企業におすすめです。
IT資産管理ツールの比較・選定ポイント
IT資産管理ツールを選定する際は、以下のポイントを意識して製品を比較するとよいでしょう。それぞれの比較ポイントについて詳しく解説します。
自社の目的達成・課題解決に必要な機能があるか
IT資産管理ツールの導入目的を明確にして、必要な機能を搭載している製品か確認しましょう。例えば、現在エクセルで行っているソフトウェアの登録や管理が煩雑になっており効率化したい場合は、台帳管理機能や自動配布機能などを搭載したものがおすすめです。また、不正利用やコンプライアンス強化には、シャドーIT検知機能や誤操作防止機能などが搭載されているとよいでしょう。
エージェントインストール型かエージェントレス型か
IT資産管理ツールのインベントリ収集では、各端末にエージェントをインストールするタイプと、エージェントレスタイプがあります。インベントリとは、クライアントPCや接続機器のデータを一覧にしたものです。
エージェントインストール型は詳細なシステム情報を取得できるほか、ソフトウェアの更新や削除、再起動まで幅広く対応しているのが特徴です。一方エージェントレスタイプは、管理PC1台のみのインストールで手間をかけずに管理・運用できます。しかし、インストール型と比較すると収集できる情報の範囲が狭まります。
不正利用や不審なログを防ぐセキュリティ機能はあるか
IT資産を管理・運用するだけでなく、自社のセキュリティポリシーに則った対策ができるか確認しましょう。例えば、不正利用が行われた場合、ただちに検知してIT管理者へ情報を知らせる不正利用防止機能が搭載されていると安心です。さらにアラートだけでなく、異常事態には自動的にネットワークを遮断する機能や不審な通信ログを自動で調査する機能も有効です。
自社のOSの種類やデバイスに対応可能か
IT資産管理ツールには、OSがMacかWindowsのどちらかにしか対応していないものや、OSによって機能制限のある場合があります。また、PC管理のみならずスマホやタブレットなどモバイルデバイスも管理したい場合には、MDM機能を搭載した製品がおすすめです。MDMツールを別途導入するよりも、管理・運用面で負担が軽減されます。自社が保有するIT資産の種類を把握し、それらの管理に対応可能かを製品資料などで確認して比較検討するとよいでしょう。
以下のボタンから、おすすめのIT資産管理ツールの一括資料請求(無料)が可能です。ぜひご利用ください。
【ランキング】おすすめのIT資産管理ツール一覧
ITトレンドおすすめのIT資産管理ツールを2024年年間資料請求ランキングの順に比較表にまとめました。また、この記事で紹介している主要な製品を細かく調査して見えてきた、IT資産管理ツールの特徴や傾向を以下にまとめています。ぜひ製品の比較検討にお役立てください。
- ●ほぼすべての製品でセキュリティ対策を強化する特徴や機能を搭載。
- ●多言語対応が可能な製品は約1割。
- ●ほぼすべての製品がエージェントインストール型。
- ●ほぼすべての製品がクラウド型での提供に対応。
- ●オンプレミス型での提供に対応できる製品は約半数。
最新の人気傾向を参考にしたうえで製品選定を進めたい方は、ぜひ以下の月間ランキングページもご覧ください。
IT資産管理ツールの料金相場
現在ITトレンドに掲載中のクラウド型IT資産管理ツールは、初期費用が無料、1端末あたりの月額利用料も数百円から提供されています。一方、オンプレミス型・パッケージ型のIT資産管理ツールは、初期構築費用がかかり、製品によっては数百万円を要するものもあります。
ただし、IT資産管理ツールの料金相場は、参考価格を公開している製品が少なく、正確な相場の把握は難しい状況です。また、公開されている製品でも、機能やユーザー数、提供形態により価格が変動します。詳しくは資料を取り寄せ、見積もりを取ってみましょう。以下のボタンから一括資料請求(無料)が可能なため、ぜひご利用ください。
▶おすすめのIT資産管理ツール(インベントリ収集型)
ここでは、インベントリ収集機能を中心としたIT資産管理ツールを紹介します。
Watchy
- PC1台100円〜で手軽に始められる
- IT資産管理〜ログ管理まで幅広く管理ができる
- 運用の保守点検負担が少ないクラウドサービス
株式会社スタメンが提供する「Watchy」は、IT資産管理の負担を軽減し、誰でも簡単に運用できるクラウドサービスです。自動収集機能により、エクセル管理の手間を削減し、人的ミスを防止。自社の管理方式にあわせたカスタマイズも可能です。クラウド上で自動アップデートが行われるため、常に最新の機能を利用でき、サーバ管理の必要もありません。専門知識がなくても短時間での導入・運用が可能で、情シスのいない企業でもスムーズなIT資産管理を実現します。
対象従業員規模 | 500名未満 | 無料トライアル | ◯(7日間) |
提供形態 | クラウド / SaaS | ||
参考価格 | 年間プラン基本料金:月額6,000円+機能利用料(利用機能数×台数×100円) 月間プラン基本料金:月額8,000円+機能利用料(利用機能数×台数×180円) |
ジョーシス
- バラバラだったSaaS・デバイスを一元化管理し、管理工数を削減
- 入退社時のアカウント発行・削除を自動化し、業務の効率化を実現
- シャドーITや削除漏れアカウントを検知し、ITセキュリティを向上
「ジョーシス」は、ジョーシス株式会社が提供するIT資産管理ツールです。コーポレートIT業務のアナログ作業を自動化し、業務コストの削減とセキュリティレベルの向上をサポートします。デバイス購入・廃棄やアカウント新規発行・削除など、情報資産ライフサイクルの一元化が可能です。そのため、デバイスやSaaSの利用状況と従業員情報を連携させた管理が実現できます。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ◯(14日間) |
提供形態 | SaaS | ||
参考価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
ジョーシスを利用したユーザーの口コミ
メンバーを登録すると自動で使用アプリを確認できる。また、今までスプレッドシートで管理していたデバイス管理の登録ができて便利でした。また、入退社がある際に一括で削除や登録ができるのが魅力的です。
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導入時のオンボーディングに関するまとまったマニュアルがないため、社内の他のスタッフを担当者に育成したい時に不便を感じます。ただ、サポートの方が親身に対応してくださりますので、お手数をおかけする形にはなりますが、なんとか対応できています。
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IIJセキュアエンドポイントサービス
- お客様の課題や対策に応じて、アセットレスに機能を導入できる
- AIを駆使した「CylancePROTECT」で、未知のマルウェアも検知
- ユーザーと同じ画面を見ながらリモートでサポートできる
「IIJセキュアエンドポイントサービス」は、株式会社インターネットイニシアティブが提供するIT資産管理ツールです。IT資産管理とアンチウイルスの機能を一つのサービスで利用できる点が特徴です。クラウド型のエンドポイントセキュリティサービスで、PC・iOS/Androidを一元管理するほかテレワークにおける端末管理を強化します。外部脅威の防御と内部からの情報漏えい抑止に役立ちます。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ー |
提供形態 | クラウド / SaaS | ||
参考価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
IIJセキュアエンドポイントサービスを利用したユーザーの口コミ
セキュリティ対策を自社で行わなくても安心できる点が良いです。専門知識を持ったスタッフが即座に対応してくれ、常に最新のセキュリティ対策が提供されます。また、多彩な機能を備えているため、企業のニーズに合わせて柔軟な対応が可能です。
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利用料金が高いことが挙げられます。また、初期設定や操作方法が直感的な操作では無いためやや難解で、導入や利用に慣れることに若干期間がかかりました。利用者に対してより分かりやすい説明やサポートがあるとより良いと思います。
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SPPM
- 次世代のセキュリティ対策「ゼロトラスト環境」の構築をサポート
- サポート満足度97%!トライアル中から回数無制限でサポート
- 基本プランの料金内で利用できる機能が多数 オプションも充実
「SPPM」は株式会社AXSEEDが提供するIT資産管理ツールです。社外でのPC利用や管理に必要な機能を搭載しており、資産管理からセキュリティ対策まで対応しています。直感的に理解しやすい指示・設定方法など操作性がポイントです。また、初期費用が無料で月額費用も安価なため、初期コストやランニングコストを抑えたい企業におすすめです。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ◯(30日間) |
提供形態 | クラウド / SaaS | ||
参考価格 | 初期費用無料、iOS / Android / Windows / Mac:月額330円/台(税込み) SPPM Security One:月額1,100円/ユーザー(税込み) |
SPPMを利用したユーザーの口コミ
OSバージョンアップや企業の個別ニーズにも柔軟に対応する姿勢を持つ会社の風土がある。オプションサービスも沢山ある。
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作業時に立ち上がっているのは気にならないのですが、スマホの電源をオンしたときにいちいち通知がでるのと、PCのツールバーにも通知が出てくるのがやや煩わしいです。
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AssetView
- PCの管理・セキュリティ対策を包括的に実現!
- 多彩な機能をひとつの画面で操作・管理でき、使いやすい!
- 導入コスト・環境に合わせた理想的な管理が可能
「AssetView」は、株式会社ハンモックが提供するトータルクライアントソリューションです。組織内のハードウェア、アプリケーションなど70種類以上ものインベントリ情報の自動収集が可能です。また、PCの設定コントロールや制御、マルウェア対策なども行えます。IT資産情報の一元管理のほか、ハードウェア・利用ソフトウェア・ライセンス・関連部材などの各台帳の効率的な作成が可能です。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ◯ |
提供形態 | オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS | ||
参考価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
AssetViewを利用したユーザーの口コミ
WSUSなしでWindows製品のパッチ管理ができる点と拠点ごとに配信の制御をするなど、柔軟な配信に対応できる点がいいです。
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情報取得は標準的な情報は取得できますすが、レジストリ値等の取得は少し知識が必要です。 操作ログは収集されているのですが、過去データ検索時のフィルタリング条件にAndとOrがごちゃ混ぜになっているので検索しにくいです。
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QND Premium/Standard
- 社内外問わずマルチデバイスの一元管理が可能!
- 32億以上のデータベースに登録された不審なサイトへの接続制限!
- 個人情報・機密情報を自動探査でリネームし可視化!
「QND Premium/Standard」は、クオリティソフト株式会社が提供しているクラウド型IT資産管理ツールです。オンプレミスとクラウドのハイブリッド式で資産管理を効率的に行えるのが特徴。システムをインストールしていないPCからの通信はすべて遮断されるため、不正アクセスの検知・防止をはじめセキュリティ管理に役立ちます。また、操作ログの取得や外部メディア制御にも対応しています。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ◯(30日間) |
提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS | ||
参考価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
▶おすすめのIT資産管理ツール(統合管理型)
ここでは、統合管理型のIT資産管理ツールを紹介します。一つのツールでシステム全般の管理をしたい場合や、セキュリティ対策など関連業務の効率化も実現したい企業におすすめです。
クライアント運用管理ソフト SKYSEA Client View
- 「日経コンピュータ 顧客満足度調査 2024-2025」で1位を獲得!
- IT資産情報を自動で収集し安全な運用管理をサポート
- 情報を素早く可視化し管理業務の負荷を軽減
「クライアント運用管理ソフト SKYSEA Client View」は、Sky株式会社が提供するクライアント運用管理ソフトウェアです。資産管理やセキュリティ管理、ログ管理などIT資産管理をサポートします。テレワークでの運用支援機能やサイバー攻撃に対処する多層防御機能を搭載しているほか、他社のセキュリティ製品との連携も可能です。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ◯(3か月:オンプレミス版) |
提供形態 | オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS | ||
参考価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
クライアント運用管理ソフト SKYSEA Client Viewを利用したユーザーの口コミ
リモート操作によるサポート業務がこちらから強制的に出来る。OSやソフトウェアのバージョン管理等多岐に渡る項目の資産管理が出来る。ルーターやネットワーク複合機及びプリンターも資産登録して可視化出来る。
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設定次第だと思うが、アラームが頻繁に出るとどうしても処理が手間だと感じることがある。この辺りをもうちょっと使いやすくなれば良いのだと思うが、あまり簡易的なものだと確認が薄くなる気もしてもどかしい。
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LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版
- 使いやすい管理コンソールで PC・スマホをクラウドで一元管理
- IT 資産管理・操作ログ管理など PC 管理に必要な機能を網羅
- Apple Business Manager・Android Enterprise にも対応した MDM
「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」は、エムオーテックス株式会社が提供する統合管理ツールです。IT資産管理・内部不正対策・外部脅威対策を一つのツールに集約しています。トップシェアを誇る製品で、導入実績や継続利用率の高さが特徴です。IT資産管理機能は、ソフトウェア資産管理やファイル配布(脆弱性対策)ネットワーク検知、リモートコントロール機能などがあります。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ◯(60日間) |
提供形態 | クラウド / SaaS | ||
参考価格 | ライトA(スマホ):初期費用30,000、月額300円~/台 ベーシック(PC):初期費用30,000円、月額500円~/台 |
System Support best1(SS1)
- 顧客満足度No.1(※)だから、安心して活用できる!
- オンプレミス/クラウドを状況に応じて検討できる!
- 選べるオプション機能でコストパフォーマンスが高い!
「System Support best1(SS1)」は、株式会社ディー・オー・エスが提供するIT資産管理ツールです。インターネット経由のログ収集などハイブリッドワーク環境に対応します。契約管理やソフトウェア管理などの基本的なIT資産管理機能のほか、オプションでログ管理や運用支援機能、情報漏えい対策機能を追加できます。また、エクセルのように直感的に操作できる管理画面や、専門スタッフによる迅速なサポートも魅力です。製品詳細ページにて大手サービス業での導入事例も紹介しているので参考にしてください。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ◯ |
提供形態 | オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS | ||
参考価格 | 5,000円~/ライセンス SS1クラウド:初期費用無料、月額8,000円+ライセンス利用料200円~/台+オプション機能利用料 |
System Support best1(SS1)を利用したユーザーの口コミ
とにかく操作性は抜群です。まるでエクセルのような機器一覧画面の表示が見やすいですし、右クリックメニューから選択したpcを遠隔操作できるなど、マニュアルがなくても直感的に操作することができます。
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基本的な動作が少し重くなる。また、稀にCPU使用率がものすごく高くなり、他のソフトが動かせないといった問題が発生する。
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MaLionCloud
- 勤怠管理システムと連携し、従業員の働き方をグラフで見える化
- PC・スマホ・タブレット一元管理!社内外すべてのIT資産見える化
- PCの操作ログやIT資産の監視・制御で、情報漏洩リスクの見える化
「MaLionCloud」は、株式会社インターコムが提供するクラウドサービスです。社内外のIT資産を一元管理し、内部不正や情報漏えいリスクを抑止します。PC操作や外部デバイスの利用を監視・制御し、不正アクセスの防止が可能です。さらに、勤怠管理システムとの連携により従業員の働き方を見える化し、働き方改革をサポートします。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ◯(30日間) |
提供形態 | クラウド / SaaS | ||
参考価格 | 初期費用無料、月額900円~/ライセンス ※最小契約は5ライセンスから、追加は1ライセンスより可能 |
Jira Service Management
- AI搭載の単一プラットフォームでIT、開発、ビジネスチームを統合
- AIエージェントでサービス管理をさらに効率的に
- 高いROIと素早い価値提供のスピード
アトラシアン株式会社が提供する「Jira Service Management」は、IT、開発、ビジネスチームの業務を統合し、効率的なサービス管理を支援するクラウドプラットフォームです。リクエスト管理をワークフロー化し、ナレッジの蓄積を促進。AIを活用した自動化や分析機能により、インシデント対応や問題管理を迅速化します。さらに、仮想エージェントによる即時対応や感情分析機能を備え、顧客満足度向上にも貢献。組織全体の業務最適化を実現します。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ◯(7日間) |
提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS | ||
参考価格 | Standard:月額2,494円、Premium:月額6,248円 ※無料プランあり |
ベニックソリューション株式会社のITサービスマネジメントソリューション
- Enterprise企業向け高い拡張性を有する業務横断プラットフォーム
- 川崎重工業のリアルフィールドで培った構築/運用ノウハウ
- 要件定義から設計/実装、その後の運用伴走まで支援可能
ベニックソリューション株式会社が提供する「ITサービスマネジメントソリューション」は、ITサービス管理を統合し、運用の高度化を実現するソリューションです。各管理項目の一元化により、プロセス横断的な分析やレポート作成が可能。インシデントや変更管理のシームレスな連携を通じ、対応品質とスピードを向上させます。さらに、自動化機能や直感的なUIを備え、安定したサービス提供と適正なコスト管理を支援します。
対象従業員規模 | 500名以上 | 無料トライアル | ー |
提供形態 | クラウド / SaaS / サービス | ||
参考価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
CTCシステムマネジメント株式会社のSKYSEA Client View
- 30年以上システム運用サービスを提供してきたプロが対応
- 最短20日で運用可能!導入から運用までワンストップでサポート
- 1万台以上の大型案件からPC数台まで多くの案件実績あり
CTCシステムマネジメント株式会社が導入支援サービスを提供する「SKYSEA Client View」は、IT資産管理に必要な機能を統合したパッケージソフトウェアです。IT機器の情報収集や利用状況の可視化により、管理負担を軽減し、セキュリティリスクを低減します。さらに、USBメモリなどのデバイス制御や操作ログの活用が可能。導入後のトレーニングや迅速なサポート体制も整い、運用の安定性向上を支援します。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ー |
提供形態 | クラウド / SaaS | ||
参考価格 | 規模100台:最低利用価格1,500,000円、規模1,000台:最低利用価格3,500,000円 規模10,000台:最低利用価格9,600,000円 ※金額にライセンス(サーバ・クライアント)と年間保守は含まれていません。 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
▶おすすめのIT資産管理ツール(独自の強み)
ここでは、独自の特徴をもったIT資産管理ツールについて紹介します。インベントリ収集型や統合管理型とは違った点を重視してIT資産管理を行いたい企業におすすめです。それぞれに特徴が異なるため、各社製品をよく比較して検討してください。
Senju/SM
- 効率的なITILプロセスを実現
- ナレッジの活用で情報共有をホワイトボックス化
- 日本特有の精緻な運用にも柔軟に対応
「Senju/SM」は株式会社野村総合研究所が提供するIT資産管理ツールです。インシデント管理をはじめ、サービス要求や問題管理、構成管理などさまざまなプロセスを統合し、ITサービスの品質向上を実現します。また、同社において自社開発から保守サービスまで一貫して対応しているため、自社の要件に沿って柔軟な環境が構築できます。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ー |
提供形態 | パッケージソフト / SaaS | ||
参考価格 | SaaS版:月額150,000円~ |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Senju/SMを利用したユーザーの口コミ
この製品の良い点としましては、やはりインシデントが発生してから起票をしてその後のクローズまでの更新が至って簡単なことです。 ビジネスシーンで特に良い点としては過去インシデントを一覧表示はもちろんのこと、特定のキーワードなどでもピックアップできるのは本当に助かります!
続きを読む
改善して欲しい点としては、画面のデザインがクラシカルというか古臭い感じがしたり、不要なポップアップが表示されたりするので、その辺は次回のリリースには修正して欲しいです。
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PerfectWatch Advance
- IT資産をポータルサイトで一括管理しリアルタイムで対処
- ライフサイクルに応じたワークフロー申請書により維持運用を支援
- スクリプトベース動作のオフライン端末等のイベントリ収集も支援
「PerfectWatch Advance」は、SCSK Minoriソリューションズ株式会社が提供しています。企業のIT資産の利用状況を可視化し、正確かつ効率的な管理体制を支援するソリューションです。ハードウェアやソフトウェア、ライセンスなど資産管理に必要な6種類の台帳を整備。さらに、インベントリデータと連携して利用上の問題点を検出できます。また、ソフトウェア資産管理の国際規格ISO19770-1に準拠している点も特徴です。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ー |
提供形態 | オンプレミス / クラウド | ||
参考価格 | ライセンス:3,000,000円~、保守:600,000円~ ソフトウェア辞書サービス:年額360,000円 ※ライセンス管理対象デバイス2000台以下の場合。 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
AssetView Cloud +
- ヒトを軸とした人事情報連携による管理でセキュリティ対策
- 業務に必要なプランのみ選択しコスト削減と高効率な運用を実現
- 目的に沿った運用ができるよう導入から運用まで幅広くサポート
株式会社ハンモックが提供する「AssetView Cloud +」は、IT資産・情報資産・SaaSを「ヒト」を軸に一元管理します。IT資産管理のほか、情報漏えい対策、PC更新管理、SaaS管理の4つのプランから選択可能。サポート窓口や管理コンソールの統一により、効率的な運用が可能です。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ー |
提供形態 | クラウド / SaaS | ||
参考価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
M365マネージドPC
- 最新PC&M365(Microsoft 365)の機能がローコストで利用可能
- 業務効率化アプリをセットアップして提供!DX推進を加速
- PC選定・キッティングから運用後のサポートまでワンストップ対応
株式会社トインクスが提供する「M365マネージドPC」は、ひとり情シス・ゼロ情シスの企業向けに、Microsoft 365をセットアップ済みのレンタルPCを提供し、運用までサポートするサービスです。PC調達や管理の手間を削減し、セキュリティ対策やヘルプデスク対応を一括で支援。Power AppsやPower Automateも標準搭載されており、業務自動化をスムーズに開始できます。問い合わせ対応の負担を軽減しつつ、DX推進の下地を整えることで、企業の成長を後押しします。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ー |
提供形態 | サービス | ||
参考価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
マネーフォワード クラウド固定資産
- 複数台帳管理で税務基準・会計基準の差異にも対応
- クラウドサービスで資産の見える化を実現
- 会計・税務・業務担当者全員が管理しやすい
株式会社マネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウド固定資産」は、固定資産管理に関わるすべての担当者の業務を効率化するクラウド型管理システムです。会計・税務業務はもちろん、総務やIT部門、現場職員にも使いやすい設計で、写真付きの直感的な画面で資産情報を一元管理できます。税務基準・会計基準の異なる償却計算にも対応し、増減集計などの業務負担を軽減。税制改正や会計基準の変更にも柔軟に適応し、資産管理の精度を向上させます。
対象従業員規模 | すべての規模に対応 | 無料トライアル | ー |
提供形態 | クラウド / SaaS | ||
参考価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
まとめ
IT資産管理ツールの導入により、管理者の負担軽減やITコストの削減、セキュリティ強化などのメリットがあります。自社のIT資産管理を改善したいと考えている方は、この機会にIT資産管理ツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
下のボタンからIT資産管理ツールの各社製品資料を一括請求できます。IT資産管理ツール比較にぜひお役立てください。

最近、デジタルトランスフォーメーション(DX)が進展し、多くのIT資産が導入されています。しかし、その急速なDXにより管理が追いついていない企業が多いのが現状です。PCやスマートフォンが放置されていたり、リース契約やソフトウェア更新、ライセンス契約の内容を正確に把握できていない企業は少なくありません。
管理していないIT資産が存在すると、企業経営の効率が低下するだけでなく、不正アクセスやマルウェア感染、情報漏えいのリスクが高まります。このような状況では、IT資産管理の重要性が一層増しています。多様化するIT資産を効果的に管理するために、IT資産管理ツールの導入は有用な解決策となります。