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在宅勤務のメリットとは?間違いやすいテレワークとの違いも解説

在宅勤務のメリットとは?間違いやすいテレワークとの違いも解説

在宅勤務とは、雇用されている会社のオフィスに出勤せずに、自宅を就業場所として働く勤務形態です。昨今では、働き方改革のもとで在宅勤務を含むテレワークが注目されています。

この記事では在宅勤務について簡単にわかりやすく解説します。テレワークとの違いや、在宅勤務を取り入れるメリット・デメリット、導入時のポイントまで説明するので、参考にしてください。

この記事は2022年11月時点の情報に基づいて編集しています。
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在宅勤務とは?テレワークとの違いを解説

在宅勤務の概要と、混同しがちなテレワークとの違いについて解説します。

在宅勤務とは?テレワークとの違いを解説

まず在宅勤務とは、テレワークにおける3つの就業形態のうちの一つであり、会社のオフィスに出勤せずに、自宅を就業場所として働く勤務形態をいいます。主にノートPCなどのIT機器を使って作業し、会社との連絡はインターネットを使ったコミュニケーションツールや電話、FAXなどが用いられます。

毎日在宅勤務で一切出社しない…というよりは、対象の社員に対して週に1~2日ほどを実施する企業が多いようです。職種はエンジニアやプログラマーなど、パソコンを使う専門職の人が向いているといわれていますが、ほかにもさまざまな職種で実施されています。

一方テレワークとは、ICT(情報通信技術)を活用して、時間や場所に制限されずに業務をする就業形態の総称です。「在宅勤務」も「モバイルワーク」も「サテライトオフィスワーク」も、すべてテレワークです。つまりテレワークは、在宅勤務よりも広い概念として用いられています。

■テレワークの3つの就業形態
  • ・在宅勤務:雇用されている会社のオフィスではなく、自宅が就業場所。
  • ・モバイルワーク:出先や移動中の交通機関などで仕事をする働き方。
  • ・サテライトオフィスワーク:本社から離れた場所にある小規模オフィスに勤務。

参考:テレワーク総合ポータルサイト|厚生労働省

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企業が在宅勤務を導入する背景とは?

昨今では、働き方改革の推進のもとで、在宅勤務やモバイルワークなど、より柔軟な働き方の実現が促されています。在宅勤務制度の目的は主に労働人口の減少に対応するための施策であるとされています。

なお総務省によると、在宅勤務を含むテレワークの導入率は2021年時点で半数を超えたそうです。さらに、テレワークの導入形態のうち、9割以上が在宅勤務を導入しています。導入企業のほとんどが「新型コロナウイルスへの対応」を目的としており、テレワークに対応する環境整備を急いだ企業も多かったでしょう。

また、働き方改革の目的は長時間労働の是正や労働生産性の向上を目的としており、これらの問題点も在宅勤務を含めたテレワークの導入で解決できるでしょう。

参考:令和3年通信利用動向調査の結果|総務省

ただし、従業員一人ひとりの正確な労働時間の把握がこれまで以上に求められるようになるので、勤怠管理の重要性が増します。適切な勤怠管理を行いましょう。在宅勤務やテレワークにも対応できる人気の「勤怠管理システム」は以下のボタンから確認できます。

在宅勤務のメリット

在宅勤務のメリット

在宅勤務には以下のようなメリットがあります。

1.業務効率や生産性が高まる

会社のオフィスで働いていると、予定外の打ち合わせや会議、顧客からの連絡などで業務が中断され、集中して業務に取り組めない場合もあります。しかし在宅勤務ならひとりの時間も多く、業務を遂行する集中力を高く維持でき、業務効率や生産性の向上につながるでしょう。

2.通勤や移動におけるコスト削減

在宅勤務の導入で、社員がわざわざオフィスに交通費をかけて行く必要がないので、通勤や移動にかかるコストを削減できます。

会社のオフィスで働く人のなかには、満員電車や長距離移動等で肉体的な疲労や精神的なストレスを感じている人もいるでしょう。在宅勤務の場合、基本的にはオフィスに出社する必要がなくなります。そのため、通勤や移動による肉体的・精神的な負荷を軽減でき、結果的に企業の生産性向上にも寄与します。

3.良質な人材を確保できる

在宅勤務制度は、労働時間短縮制度などと組みあわせて利用できます。育児期間中の社員や、介護を必要とする家族がいる社員が利用すれば、出社準備や通勤に利用していた時間を業務や家族の看病に充てられます。

社員によっては育児や介護のために退職や転職せずに働き続けられるでしょう。企業にとっても経験豊富な人員を失わずにすむので、新たな人材確保の負担やコストを削減できます。離職率の低下にもつながるでしょう。

また柔軟な働き方を積極的に取り入れる企業は、ワークライフバランスを重視する人に評価されます。企業のアピールポイントになるでしょう。

4.災害時などのリスク分散につながる

感染症の流行や災害、テロが起きた場合であっても、在宅勤務ができれば被害を分散でき、事業の継続性も確保できるでしょう。

在宅勤務にも対応する、おすすめの勤怠管理システムは以下のボタンから無料で資料請求できます。ぜひ活用してください。

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在宅勤務のデメリット

一方、在宅勤務には以下のデメリットや課題点があります。対策方法とあわせて解説します。

1.勤務時間とプライベートの線引きが難しい

在宅勤務は自宅で仕事をするという性質上、仕事とプライベートの明確な線引きが曖昧になってしまうケースも少なくありません。家事などの合間に仕事をする場合に、都度準備や集中するために時間がかかってしまうと、時間の無駄も発生します。結果として、夜遅くまで仕事をするなど長時間労働につながる恐れもあります。

また、誰かが見ているわけではないので業務をサボる人も出てくるかもしれません。うまく自己管理できるよう、朝会での予定を共有するなど定期的な進捗確認・コミュニケーションが必要です。

2.情報漏えいなどセキュリティリスクが高まる

在宅勤務に伴うPCや記録媒体の持ち出しが必要になるため、紛失や盗難の恐れがあるほか、ウイルス感染やサイバー攻撃の危険性も高まります。また自宅のインターネット環境を利用するため、セキュリティ対策が必須です。

VPN機能の搭載されたUTM(総合脅威管理)を用いれば、社外からも安全に社内ネットワークに接続できます。在宅勤務の導入を機に、ぜひ社内のセキュリティ対策を見直してみてください。

3.業務上のコミュニケーション不足が生じる

在宅勤務では、上司や同僚と直接顔をあわせての仕事はほとんどなくなります。その結果、業務上でのコミュニケーション不足が生じかねません。

オフィスで顔をあわせていると、同僚・上司の雰囲気や様子からお互いの業務の進捗や優先度、モチベーションの変化も察知しやすいでしょう。相談などもその場ですぐ行えるので、スピーディーな対応が可能です。しかし同じオフィス内にいない在宅勤務の場合、この共有が難しくなります。在宅勤務に限らず、モバイルワークやサテライトオフィスワークにも共通した問題点です。

テレビ会議・チャット・バーチャルオフィスなどを活用し、気軽にコミュニケーションがとれるよう環境を整えましょう。定期的な出社も有効です。

4.勤怠管理や評価が難しい

在宅勤務の最大の問題点は、「いつどのように働いているのか」がわかりにくいという点です。上司は自宅で勤務する社員の業務進捗や勤務態度を確認できません。社員はオフィスで勤務するときと違い、仕事の結果や成果物だけで評価される可能性もあります。

人事評価は評価項目と評価方法の明確化が重要です。公正で納得してもらえるような評価制度を構築しましょう。また、勤怠管理システムは、法令に遵守した勤怠状況の把握が可能なため、在宅勤務の有無を問わず今や多くの企業が導入しています。ITツールをうまく活用し、在宅勤務の課題を解決していきましょう。

在宅勤務のメリットを理解し業務に活かそう

テレワークの一種である在宅勤務を導入すれば、生産性の向上・コスト削減・優秀な人材の確保など、多くのメリットを享受できます。一方セキュリティやコミュニケーションなどの課題点もあります。勤怠管理システムなどのITツールを活用し、適切にマネジメントを行いましょう。

北 光太郎
代表
北 光太郎さんのコメント
在宅勤務は生産性の向上やコスト削減が期待できる一方で、勤怠管理や通勤交通費などの費用について見直しが必要になります。在宅勤務におけるルールを就業規則に明記し、従業員に周知したうえで在宅勤務を取り入れましょう。また在宅勤務になると人間関係が構築できていない若手社員が仕事の相談をためらう場面が多くなります。チャットツールで「雑談部屋」などを作り、オンライン上でも気軽に交流できる場を作ることで若手社員が円滑に業務を遂行できる環境を整えてあげましょう。
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