オンプレミス型の勤怠管理システム
自社でサーバやシステムを管理する「オンプレミス型」の勤怠管理システムを紹介します。
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製品名 |
対象企業規模 |
参考価格 |
対応機能 |
打刻方法 |
レビュー評価 |
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就業管理システム TimeWorks |
従業員数500名以上 |
ー |
36協定支援/同日複数勤務/申請承認/シフト作成/給与計算連携/スマホ対応 |
PC/スマホ/タブレット/指静脈認証/手のひら静脈認証 |
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TimePro-VG |
従業員数100名以上 |
1,500,000円~ |
36協定支援/申請承認/シフト作成/給与計算連携/スマホ対応 |
ICカード/タイムカード/PC/スマートデバイス/生体認証など |
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皆伝!勤務管理 |
すべての規模に対応 |
3,000,000円~ |
36協定支援/同日複数勤務/申請承認/給与計算連携/スマホ対応 |
PC/タブレット/スマートフォン/入退室時刻やPCと連動可 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
TimeWorks
株式会社WorkVision (FUYO LEAS GROUP) 《TimeWorks》のPOINT
- 累計2,000社以上(250名から45,000名規模)の導入実績
- 複雑な就業規則に標準対応できる設定機能と各種オプション機能
- ノウハウと経験を駆使した導入支援、サポートメニューが充実!
株式会社WorkVision (旧社名:東芝ソリューション販売株式会社)の「就業管理システム TimeWorks」は、健康管理と勤怠管理に加え目標管理まで行えるシステムです。出退勤時刻の記録だけでなく、サーモグラフィカメラとAI顔認証による体温検知が可能です。また、働き方改革アドバイザーの設定を支援する導入サービスオプションも用意されており、法令に即したチェックやアドバイスが受けられます。
対象企業規模 |
従業員数500名以上 |
提供形態 |
クラウド / オンプレミス / SaaS |
参考価格 |
ー |
対応機能 |
36協定支援/同日複数勤務/申請承認/シフト作成/給与計算連携/スマホ対応 |
打刻方法 |
PC/スマホ/タブレット/指静脈認証/手のひら静脈認証 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 医療 1,000名以上 5,000名未満
《TimePro-VG》のPOINT
- やるべきことをシステムが通知「クリックだけで業務が完了」
- 収集した勤怠データから労務リスクを警報「違反を未然に防止」
- 初めてのシステム導入も安心「専任SEが導入~運用までサポート」
「TimePro-VG」は、創業90年のアマノ株式会社が提供する中・大規模向けの勤怠管理システムです。労務リスク対策と業務効率化を同時に実現します。また実績データだけでなく、見込みデータを基にした予測計算も可能です。見えにくいリスクもシステムが自動で可視化し、アラートメッセージで知らせます。
対象企業規模 |
従業員数100名以上 |
提供形態 |
パッケージソフト / オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
最低基本価格:1,500,000円~ |
対応機能 |
36協定支援/申請承認/シフト作成/給与計算連携/スマホ対応 |
打刻方法 |
ICカード/タイムカード/PC/スマートデバイス/生体認証など |
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 250名以上 500名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 250名以上 500名未満
《皆伝!勤務管理》のPOINT
- 多様化する勤務形態に対応!業種・業態を問わず導入可能!
- アラートによる警告や注意喚起でコンプライアンス違反を防止!
- プロジェクトごとの作業実績入力、原価管理にも利用可能!
スミセイ情報システム株式会社(SLC)が提供する「皆伝!勤務管理」は、コンプライアンス強化に役立つ勤怠管理システムです。時間外労働時間が規定を超えるほか、休暇取得日数が不足するとアラートで通知します。また、企業ごとの複雑な勤務形態に対応するだけでなく、プロジェクト単位の作業時間も集計できます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト |
参考価格 |
●皆伝!フレームワーク:1,000,000円 ●皆伝!勤務管理:2,000,000円 ※皆伝!勤務管理の利用には、皆伝!フレームワークが必須です。 |
対応機能 |
36協定支援/同日複数勤務/申請承認/給与計算連携/スマホ対応 |
打刻方法 |
PC/タブレット/スマートフォン/入退室時刻やPCと連動可 |
改善してほしい点 食品、医薬、化粧品 1,000名以上 5,000名未満
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オンプレ型勤怠管理システムとクラウド型の違い
現在、勤怠管理システムはクラウド型が主流となっており、クラウド型が気になる方も多いでしょう。オンプレミス型とクラウド型の勤怠管理システムには、主に費用面や導入工数などの違いがあります。
両者の違いを以下の表にまとめました。どちらの導入形態が自社に適しているのか、あらためて確認してみましょう。
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オンプレミス型 |
クラウド型 |
導入規模の目安 |
社員規模1000人~ |
社員規模2人~1000人 |
初期費用 |
自社でシステムを構築するので、数十万から多いと100万円以上の導入コストがかかる場合も。 |
自社でシステムを構築する必要がなく、0円~数万円の導入コストに抑えられる。 |
導入期間 |
自社でシステムを構築するのに3か月~の期間が必要。 |
クラウドサーバを利用するのですぐに導入できる。 |
ランニングコスト |
自社でシステム・サーバを管理するので維持費がかかる。 サーバ交換費用、システム変更費用、法改正の対応費用など。 |
月額料金は利用人数に対応した従量課金制。 |
拡張性 |
自社の要望にあわせて自由にカスタマイズでき、拡張性が高い。 |
基本的に変更できず、拡張性はあまりない。 オプション機能としてカスタマイズができるサービスも。 |
他システムとの連携 |
他システムとの連携は簡単にできる。 |
連携機能の有無は製品によるが、多くのサービスでは給与計算システムなどとの連携機能が充実している。 |
セキュリティ |
自社のセキュリティポリシーに合ったセキュリティ対策が可能。 |
セキュリティの強さはサービス事業者に依存する。 社外で勤怠情報を管理するので十分な対策が必要。 |
サポート体制 |
保守契約を結べばシステムサポートを受けられる。 就業規則に関するサポートはない場合も。 |
サービス事業者によってサポートの充実度は大きく異なる。 基本的にはサービスの価格に依存する。 |
導入後の満足度 |
実際にシステムが自社に合うかどうかは完成するまでわからない。部署によって望ましい機能が異なるため、満足度が低くなることも。 |
サービスによっては無料お試し期間がある。 活用することで自社に本当にマッチしているのかを確認できる。 |
サービスの選定ポイント |
最適な勤怠管理システムにカスタマイズできるかどうかはサービスの担当者の能力次第。 担当者の能力やシステム事業者の実績から選んだほうがよい。 |
必要な機能とコストを比較し、費用対効果が高い製品を選ぶべき。 サポートがサービスによって異なるので、サポートの手厚さを確認しよう。 |
オンプレミス型とクラウド型のメリット・デメリット
さまざまな観点からオンプレミス型とクラウド型の勤怠管理システムを比較しました。続いて、それぞれのメリット・デメリットについても確認しましょう。
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オンプレミス型 |
クラウド型 |
メリット |
自由にカスタマイズでき、独自のシステムを構築できる。 |
トータルコストを抑えつつ、高性能なシステムを迅速に導入できる。 導入や運用のサポートを受けられ、法改正にもすぐに対応可。 |
デメリット |
導入コストが高額で、運用管理を自社で行う必要がある。 サービス事業者からのサポートがほとんどないことも。 |
比較的自由度が低く、自社仕様にカスタマイズしにくい。 情報を外部に持ち出すので、セキュリティ対策が必要になる。 |
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勤怠管理システム導入形態の選び方
ここでは、勤怠管理システムにおける導入形態の選び方について解説します。オンプレ型を選ぶべき企業、クラウド型を選ぶべき企業とはそれぞれどのような企業なのか見ていきましょう。
オンプレミス型勤怠管理システムを選ぶべき企業
オンプレミス型の最大のメリットは、自由にカスタマイズできることにあります。カスタマイズしたほうがいい複雑な就業規則を採用している企業や、専門性の高い優秀なシステムエンジニアが在籍している企業はオンプレミス型がよいでしょう。
クラウド型勤怠管理システムを選ぶべき企業
クラウド型勤怠管理システムの最大のメリットは、あまりコストをかけずに基本的な機能を搭載したシステムをすぐに導入できることです。低コストの理由は人数に応じた従量課金制ですが、社員規模が1,000人以上だと一人あたりのコストはオンプレミスのほうが安くなります。
つまり、社員規模が1000人に満たない企業や、以前までシステムを使っていなかった企業に、クラウド型がおすすめです。
勤怠管理システムは自社に合った提供形態を選ぼう!
オンプレミス型・クラウド型それぞれの特徴を理解し、最適な勤怠管理システムを導入しましょう。サービス提供会社によっては、両方のパターンでの提供が可能な場合もあります。どちらが合うか迷うのであれば、ベンダーに一度相談をしてみるとよいでしょう。
なお、オンプレミス型の勤怠管理システムだけでなく、クラウド型の勤怠管理システムも検討したい方には、以下の記事がおすすめです。