無料で使える!勤怠管理システム9選
まずは無料で使えるおすすめの勤怠管理システムを9種類厳選しました。比較検討の参考にしてください。
マネーフォワードクラウド勤怠
クラウド上で自動バージョンアップや複数人での勤怠管理が可能です。スマートフォンでの打刻にも対応しており、外出先からでも利用できます。無料で使えるのは、従業員が30人以下の場合です。
IEYASU
ベンチャー企業が対象の勤怠管理システムです。勤怠状況のリアルタイム把握・残業休日申請・CSV出力など、勤怠管理に必要な機能を網羅しています。Suicaなど、交通系ICカードを利用した打刻も可能です。完全無料で利用できますが、一部機能に制限があります。
就業奉行10
ICカード・生体認証・タイムレコーダなど、さまざまな打刻方法を用意しています。打刻や申請は、自動で収集・計算が可能です。未打刻の場合は、システムが自動で本人や上司に通知してくれます。コミュニケーションツールとしても利用可能で、業務連絡を手軽に行えます。無料で使える期間は3ヶ月。一部機能に制限があります。
フリーウェイタイムレコーダー
タイムカードの収集・計算を自動で行い、勤怠管理業務を効率化させます。打刻はパソコンのほかに、スマートフォンからも行えます。支社・支部・支店ごとに管理者を設定でき、従業員10人までなら永久無料で利用可能です。
MosP(モスプ)オープンソース勤怠管理
400社以上の利用実績を誇る勤怠管理システムです。勤務形態・有給休暇・承認プロセスなどの設定を、個人やグループ単位で行えます。いつ誰が何を登録したかが履歴として残るため、不正打刻の心配もありません。収集したデータはCSVファイルとして入出力可能です。
- 「MosP(モスプ)オープンソース勤怠管理」の製品情報
Web勤怠システム オツトメ!
必要な機能だけ厳選した、シンプルな勤怠管理システムです。全ページSSLに対応しており、セキュアな環境で通信できます。また、au・docomo・softbankに対応しており、スマートフォンからも手軽にアクセスすることが可能です。
コーパス(Corpus)
従業員数に関係なく、完全無料で利用できます。タイムカード・有給管理・給与計算・コスト管理・ワークフロー機能などはもちろんのこと、給与明細の作成まで可能です。打刻方法は手入力・Felicaカード・静脈認証が用意されています。対応デバイスは、パソコン・スマートフォン・iPadの3種類です。
USBタイムレコーダー
5人までなら永久無料、6名からは1人あたり99円で利用できます。打刻方法は、SuicaやPasmoなどのICカード・おサイフケータイです。時計機能は電波仕様になっており、正確な出退勤時刻を記録できます。USBタイプなので、外出先にも持ち運び可能です。
Pochikin
インターネット上から利用できるタイムレコーダーです。タブレットやスマートフォンから打刻できます。収集データをCSVファイルで出力し、Excelから編集可能です。小規模向けのシステムで、1社あたり1拠点、最大従業員登録数は50人までとなっています。
無料トライアルのある勤怠管理システム
無料の勤怠管理システム以外にも、「有料の勤怠管理システムの無料トライアル」であれば無料での実施が可能です。「ずっと無料で使いたい!」という方は難しいですが、「勤怠管理システムでどれくらい効率化できるのか試したい」という方には、こちらのほうが試せる機能も多いのでおすすめです。ここでは、無料トライアル期間が設定されている、勤怠管理システムを12種類紹介します。比較検討の参考にしてください。
ジョブカン勤怠管理 の比較ポイント
- 働き方改革関連法案にも対応!
- 勤怠管理・シフト管理共に業界トップクラスの機能をご用意!
- 導入実績60,000社以上! あらゆる業界、企業規模に対応可能!
無料トライアル期間は30日です。
打刻データを自動収集・計算し、実労働時間・残業時間・深夜労働時間・休日労働時間などを個別に出力します。GPS機能を利用するため、営業・訪問介護・人材派遣などにも対応可能です。また独自アルゴリズムにより、最適なシフト管理表を作成できます。提供元は株式会社Donutsです。
jinjer(ジンジャー)勤怠 の比較ポイント
- 300円/1名で業界TOPの多様な機能と運用までの充実サポートを実現
- 「働き方改革関連法案」やあらゆる就業規則や勤務形態に対応
- 業界初の管理者画面のスマートフォンとタブレット完全対応
30日間無料で使える、勤怠管理システムです。
クラウド上からリアルタイムにデータ管理ができ、テンプレートを用いたシフト入力が可能です。複数拠点間での打刻・シフト連携も可能です。勤務表から給与計算もできます。提供元は株式会社ネオキャリアです。
タッチオンタイム の比較ポイント
- 勤怠管理システム シェアNo.1 / 利用ID数190万突破!
- 働き方改革で義務化となる 有給休暇、残業時間の管理ができる!
- 初期費用0円、300円 /人の従量課金制で導入しやすい
勤怠データの自動収集・計算、給与システムとの連携機能などにより、業務効率化を実現できます。
曜日・月・個人別でのスケジュール管理も可能です。打刻方法は、指紋認証・ICカード認証・ID+パスワード認証・静脈認証などがあります。ベンダーからの設定サポートは、30日間の無料トライアル期間中であっても受けられます。提供元は株式会社デジジャパンです。
KING OF TIME の比較ポイント
- 16年以上要望に応え続けた圧倒的信頼性!細かな要望に応えます!
- 導入から運用後も。豊富なノウハウと体制万全のサポート!
- 2019年4月からの「働き方改革関連法」にもバッチリ対応!
無料トライアルは30日間で、ログオン/オフ連携・出退勤・時間集計などを自動化できます。
LINE WORKSやWowTalkなどと連携することで、社内コミュニケーションツールとしても利用可能です。打刻方法は、ICカード・生体認証などがあります。提供元は株式会社ヒューマンテクノロジーズです。
e-就業 ASP の比較ポイント
- 育児介護休業法改正に対応!
- 通勤費実費精算にお役立ち!出社と在宅の日数管理が可能!
- おまかせください!圧倒的なサポートを標準提供!
基本的な勤怠管理機能はもちろんのこと、自社の就業規則に応じたカスタマイズも可能です。
「有給休暇の5日取得義務化」「残業上限規制義務化」などの、働き方改革関連法にも対応できます。さらに導入前後にかかわらず、労務管理に強い営業担当者からのサポートも受けられます。提供元は株式会社ニッポンダイナミックシステムズです。
kinnosuke(キンノスケ) の比較ポイント
- 導入コンサルタントが相談~設定代行まで。100名~クラウド勤怠
- 自社の就業規則に応じた設定の代行をフルサポート
- 提案型アラート等、勤怠管理を便利にする機能目白押し
出退勤・残業時間・休日労働時間など、全ての勤怠データをクラウド上で管理できます。
専任の設計チームによる導入支援を受けられるため、システム化に自信のない企業にもおすすめです。打刻忘れや申請漏れなどの不備があれば、システムがアラートで教えてくれます。提供元はHOYA株式会社です。
CLOUZA の比較ポイント
- パソコン・スマートフォン・タブレットがタイムレコーダーに!
- 時間と場所も自由自在。リアルタイムに勤怠管理!
- 多店舗・多事業所の管理もクラウドサービスでラクラク!
弥生給与・PCA給与・給与奉行などの、給与管理システムと連携できます。
無料トライアル期間は30日間です。トライアル期間中であっても、サポートセンターによるサポートサービスを受けられます。クラウド型のため、インターネットさえ繋がっていれば、すぐに導入・運用可能です。アマノビジネスソリューションズ株式会社が提供しています。
電話の着信によって、打刻が完了します。
無料期間は1か月で、通話料などは発生しません。着信履歴は、クラウド上で勤怠データとして管理されます。インターネットさえあれば利用でき、新たに電話線を引く必要もありません。1日の間で複数回勤務、複数拠点管理が可能です。株式会社アットデルが提供しています。
NEW! e-就業OasiS の比較ポイント
- 導入時・運用時はもちろん、お試し期間中も手厚いサポートで安心
- 企業ごとの就業規則に合わせた柔軟なシステム設定が可能
- プロジェクト工数管理、英語表示切替、カスタマイズ対応可能
クラウド上で残業時間・36協定時間・有給休暇取得状況などを管理できます。
長時間労働者や有給未取得者などを一括把握可能です。インフォメーション機能を使えば、残業抑制・ノー残業デー・全社休日などを社員に発信することも可能です。お試ししたい方は、無償体験版を利用しましょう。提供元は、株式会社ニッポンダイナミックシステムズです。
90日間無料で運用できます。無料期間中であっても、すべての機能を利用可能です。シフトパターンは10種類、打刻方法はタイムレコーダー・ICカード・指静脈などがあります。休暇管理や年休管理も可能です。日通システム株式会社が提供しています。
勤怠管理システムの選び方
勤怠管理システムにはたくさんの製品がありますが、どのようにして選べばよいのでしょうか。
現場の従業員が使いやすいか
無料でも使いにくいシステムだと、かえって運用コストがかかります。いくら自社に必要な機能が搭載されていても、それを使いこなせなければ意味がありません。勤怠システムを選ぶときは、機能性もちろんのこと、使いやすさも重視しましょう。
外出先から操作したい場合は、スマホアプリに対応しているものがおすすめです。
導入形態は適切か
勤怠管理システムの導入形態には、「クラウド型」と「オンプレミス型」があり、それぞれ導入・運用方法が異なります。勤怠管理システムを選ぶ際は、事前に自社に合っている導入形態を把握しておきましょう。
無料で使える製品は、ほとんどがクラウド型です。クラウド型なら短期間で導入でき、初期コストを抑えられます。関連法の改正対応やマルチデバイスによる打刻管理も可能です。サポート体制が充実している製品も多く、トラブルにも迅速に対応できます。
ただし外部企業のリソースに依存するため、企業独自のルールを設定するのには向きません。
システムを自由に設計・管理したいなら、オンプレミス型がおすすめです。ただし初期費用や運用コストがかかるため、資金に余裕のない企業には不向きです。無料のものも少なく、ほとんどの製品は有料となっています。
必要な機能が揃っているか
自社が求める機能を有しているかも重要です。例えば打刻方法には、IC カード・ビーコン、指紋・静脈・顔といった生体認証などがあります。
スケジュール管理なら、パート・アルバイト・正社員など、さまざまな勤務形態に対応しているものがおすすめです。人事システムと連携すれば、名前・住所・部署名などの属性ごとに従業員を管理できます。
ただし無料の勤怠管理システムで、これらの機能を全て有しているものはほぼありません。そのため自社が求める機能がなければ、有料版の導入を検討するのもよいでしょう。有料の勤怠管理システムなら、上記のような機能を、自社に必要な範囲で導入できます。
無料で使える勤怠管理システムを比較し、最適な製品を導入!
無料の勤怠管理システムは、コストを抑えたい時におすすめです。
導入の際は、使いやすさと機能性を重視しましょう。ただし無料版は使える機能が制限され、大規模での利用には向きません。また、クラウド型がほとんどのため、独自のシステム設計・管理も困難です。自社が求める機能が見つからない場合は、有料版の導入も検討しましょう。
無料で使える勤怠管理システムを比較検討し、自社にあった製品を導入してください。