名刺管理ソフトとは
名刺管理ソフトとは、スキャナーやスマートフォンから名刺情報を取り込んでデータ化し、一元管理するためのツールです。名刺データを1箇所に集約して管理するため、名刺管理の煩雑な作業を省力します。社内共有や営業支援もあわせて行えるため、営業力強化にも効果的です。
名刺管理ソフトの基本機能
名刺管理ソフトには、主に以下のような機能が搭載されています。
機能 |
内容 |
名刺データの取り込み機能 |
スキャナーやスマートフォンのカメラなどを利用して、名刺データをシステムに取り込む |
検索機能 |
システムに取り込んだ名刺データを検索し、目的の名刺をすばやく見つけ出す |
名寄せ機能 |
同一人物の名刺データが重複している場合、名前や住所、電話番号などの情報をもとにしてデータを一つ1つにまとめる |
営業支援機能 |
名刺情報に紐づいた企業の組織ツリーや人事異動ニュースの表示、営業メールの配信など、営業活動を支援する |
データ連携機能 |
SFA(営業支援ツール)やCRM(顧客管理ツール)などの他システムや、SNSアカウントと連携して名刺情報を有効活用する |
以下の記事でも、名刺管理ソフトの機能について解説しています。より詳しく理解してから導入を検討したい方は参考にしてください。
名刺管理ソフトをお探しの方へ
この記事では、おすすめの名刺管理ソフトを比較紹介します。製品を機能・特徴別に以下のタイプに分類し、最適な製品の選び方についても解説しています。製品を新規導入したい方、システムの入れ替えを検討している方は必見です。
▼名刺管理ソフトを一覧表で比較したい方はこちら!
【比較表】おすすめの名刺管理ソフト
名刺管理ソフトのメリット
名刺管理ソフトを導入することで、以下のようなメリットが得られます。
- ●溜め込みがちな名刺を簡単に整理してデータベース化でき、検索の手間を省ける
- ●物理的な保管スペースが不要になる
- ●スマートフォンアプリに対応していれば外出先からでも閲覧できる
- ●社内で名刺データを共有すれば、新たな販路を見つけられる
- ●退職した従業員の顧客情報も簡単に引き継げる
名刺管理ソフトのメリットとデメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
名刺管理ソフトのタイプ
名刺管理ソフトの機能やメリットが把握できたら、次はどのようなタイプがあるのか見てみましょう。この記事では、「シンプルで使いやすいタイプ」「スマートフォンで利用できるタイプ」「連携性に優れたタイプ」「「無料・低コストで利用できるタイプ」の4つに分類して紹介しています。ここでは、「無料・低コストで利用できるタイプ」を除いた3タイプについて解説します。
シンプルで使いやすいタイプ
シンプルな画面構成で、マニュアルがなくても直感的に利用できるUI設計になっています。検索性にも優れており、社名や名前、名刺交換日などの細かな条件からすばやく名刺を探し出せます。複雑な機能を必要とせず、名刺の管理に特化したものを探している企業におすすめです。
▶名刺管理ソフト【シンプルで使いやすい】はこちら!
スマートフォンで利用できるタイプ
スマートフォンのカメラで名刺をスキャンするため、どこでもデジタルデータに変換できるのが特徴です。その場でクラウド同期されるため、展示会などで名刺交換後、すぐに資料や見積もりを送付できます。すばやい営業活動で受注率アップを目指す企業におすすめです。
▶名刺管理ソフト【スマートフォンで利用】はこちら!
他システムとの連携性に優れたタイプ
名刺情報を社内展開し、顧客管理や営業支援につなげたい企業におすすめのタイプです。CRMやSalesforce、kintone、Google Contactなど他システムとシームレスに統合し、名刺データを自動反映します。また、SFAやCRM機能を有している製品は、ほかのシステムやWeb媒体などから入手した顧客データを自動的に名寄せするため、アポイント先を効率よくリスト化し、営業活動を促進できます。
▶名刺管理ソフト【他システムとの連携性に強み】はこちら!
名刺管理ソフトの比較ポイント
名刺管理ソフトのタイプを絞ったら、実際に製品を選定しましょう。ここでは製品比較時にチェックしておきたいポイントを解説します。
- ●名刺の読み込み方法は何か(スキャナー・スマートフォン・複合機)
- ●OCR(光学文字認識)の精度は高いか
- ●名刺の活用範囲は保管のみか・営業活動に展開するか
- ●システム移行がしやすいか
- ●海外展開の場合は言語対応しているか
名刺の読み込み方法は何か(スキャナー・スマートフォン・複合機)
名刺の読み込みは、多くの場合で専用スキャナーやスマートフォン、複合機のOCR機能などを利用します。
- ■スキャナー
- セキュリティとデータ保護の観点から、スマートフォンでの名刺管理を禁止されている企業におすすめ。高画質かつ、PDFやJPEGなどのファイル形式での保存も可能。
- ■スマートフォン
- 外出先や出張時でも、手軽に取り込める。クラウド同期で即時性があり、スピード勝負の営業アプローチをかけたい企業におすすめ。
- ■複合機
- 複数の名刺をまとめてスキャンできる。やり取りする名刺枚数が多い場合におすすめ。
大部分の製品がスマートフォンでの読み取りに対応していますが、セキュリティや画質にこだわりたい場合は、スキャナー・複合機の対応有無もチェックしておきましょう。
OCR(光学文字認識)の精度は高いか
読み取り精度はソフトによってばらつきがあります。複雑なデザインや特殊なフォントが使われている場合や文字配列が不規則な名刺は読み取りづらいケースもあります。
精度が低ければ、オペレーターによる補正サービスを検討するのもおすすめです。なお手動入力サービスは、OCRの自動入力と比較すると精度は高いものの、データベースに反映されるまで時間がかかる場合があります。
名刺の活用範囲は保管のみか・営業活動に展開するか
名刺管理ソフトには、個人向けソフトと法人向けソフトがあります。個人向け製品の多くは、名刺の登録と整理を目的としているため、チームでの共有には不向きです。
名刺活用の範囲が、個人にとどまらずチームや全社までに及ぶ場合は法人向けの名刺管理ソフトを選択しましょう。法人向けの製品には、名刺管理以外にも取引先の組織ツリーや人事異動ニュースの表示、商談の記録や営業のメール配信など、さまざまな便利機能が搭載されています。
システム移行がしやすいか
既存の名刺管理ソフトからの乗り換えを検討している場合は、移行がスムーズに行えるかどうかも重要なポイントです。
主にデータ移行の方法には、CSVでテキストデータのみを移行する方法や、APIを利用して画像とテキストデータをあわせて移行する方法があります。なかには、ログイン後ボタン一つでデータを同期できる場合もあります。なかには移行サポートを行っているベンダーもあるため、移行のプロセスも視野に入れて製品を選定しましょう。
海外展開の場合は言語対応しているか
海外に拠点がある、もしくは海外市場に進出している企業の場合は、名刺管理ソフトの対応言語もチェックしておきたいポイントです。非対応言語の名刺情報を読み込んだ場合、
社名が個人名として認識されたり、文字の一部が誤って認識されたりするなど、OCRが文字列を誤って解釈することがあります。
名刺管理ソフトの多くは、日本語・英語に対応していますが、なかには10か国以上の言語にも対応している製品もあります。自社で取引がある国の言語が網羅されているかチェックしておきましょう。
名刺管理ソフトの費用相場
クラウド型の名刺管理ソフトの場合、月額利用料は、利用するユーザー数や管理する名刺の枚数に応じて変動します。さらに、オペレーターによる手動入力サービスを活用する場合は、追加で料金が加算されることがあります。
現在ITトレンドに掲載中の名刺管理ソフトは、無料製品を除いて1ユーザーあたり600円からの価格設定となっています。一方、インストールタイプの買い切り型名刺管理ソフトを購入する場合は、初期費用が数百万円ほどかかる場合もあります。ただし導入後は、人数や枚数による追加費用がかからないため、ランニングコストを抑えたい場合におすすめです。
【比較表】おすすめの名刺管理ソフト一覧
ここからは、おすすめの名刺管理ソフトを紹介します。まずは、この記事で紹介している主要な製品を調査し、見えてきた名刺管理ソフトの特徴や傾向を以下にまとめました。製品の比較検討にお役立てください。
- ●対応言語は主に日本語・英語。10か国以上に対応しているものは少数
- ●オペレーターによる入力代行に対応しているものは、約半数
- ●システム移行では、CSVで移行するパターンが多数
- ●連携機能がある場合は、kintoneやSalesforceが多い
- ●人脈管理や同一人物の名刺データまとめる更新機能は8割方付帯している
- ●ほとんどの製品はスマートフォンでの読み込みに対応しているが、iPhone・Android両対応のアプリを提供しているものは約半数
効率よく比較検討をしたい方には、一括資料請求(無料)がおすすめです。資料請求した場合、価格や機能、特徴を一覧で比べられる比較表を作成できるので、ぜひ活用ください。
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▶名刺管理ソフト【シンプルで使いやすい】
まずは、シンプルで使いやすい名刺管理ソフトを紹介します。「複雑な機能は不要」「さまざまな年代の従業員が使いやすいものを探している」といった企業におすすめです。
《SKYPCE》のPOINT
- 「使いやすく」「高精度」「スピーディ」に名刺をデータ化
- 営業支援・マーケティング・名刺管理まで。名刺をビジネスに活用
- いつでも・どこからでも、毎日の営業活動で便利に使える
Sky株式会社が提供する「SKYPCE」は、名刺をスキャンするだけで、顧客情報として簡単にデータベース化できるサービスです。オペレーターによる補正機能を搭載しているため、名刺を正確に読み取れます。データ化した名刺情報は宛名リストとして利用可能なため、メール配信機能を使って一括メール配信するなど、営業活動の効率化に役立ちます。また、スマートフォンから名刺の取り込みや、名刺情報の確認が行えるのもポイントです。
参考価格 |
ー |
対応言語 |
日本語/英語/中国語 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS / サービス |
主な機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/人脈管理/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Eight Team》のPOINT
- 4,000社を超える中小企業に選ばれています
- Eightの名刺を社内で一元管理します
- 名刺データを一括でCSVダウンロードし活用できます
Sansan株式会社が提供する「Eight Team」は、個人向け名刺管理アプリ「Eight」の企業向けサービスです。Eightは、個人が名刺データを管理し情報交換するアプリですが、Eight Teamでは従業員が受け取った名刺を集約してデータベース化し、管理できます。システム内に登録してある名刺データは、CSVでまとめてダウンロードできるため、年賀状やメールの一括配信にも役立ちます。組織の営業効率アップを推進したい企業におすすめです。
参考価格 |
初期費用無料 月額18,000円~ |
対応言語 |
日本語/英語 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
主な機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/人脈管理/入力代行 |
いい点 教育・教育学習支援関係 250名以上 500名未満
改善してほしい点 コンサル・会計・法律関連 5,000名以上
《名刺de商売繁盛》のPOINT
- ユーザー数に関係なく月額32,000円の低価格
- 部署を超えた社内の人脈を活用し、営業効率アップ!
- 万全のセキュリティ対策を講じた自社IDCで大切な名刺を安全管理
ヤマトシステム開発株式会社が提供する「名刺de商売繁盛」は、社内の営業名刺を一元管理し、売上アップにつなげるSaaS型の名刺管理サービスです。PCやスキャナー、スマートフォン対応の名刺情報読み取りはもちろん、名刺情報の共有・閲覧、タグ付けの機能も搭載されています。また、日報や議事録、商談内容をスマートフォンから記録できるので、営業パーソンの効率アップにも一役買うでしょう。
参考価格 |
月額32,000円~/ユーザー数無制限 |
対応言語 |
ー |
提供形態 |
クラウド |
主な機能 |
名寄せ/人脈管理/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 金融・証券・保険 5,000名以上
《アルテマブルー》のPOINT
- 導入前の丁寧なコンサルティング・無料トライアルあり
- kintoneやSalesforceと連携可能
- 権限設定やパスワードによる保護でセキュリティを確保
キヤノンエスキースシステム株式会社が提供する「アルテマブルー」は、現場スタッフの使いやすさを追求した名刺管理サービスです。営業日報の作成やメールの一括送信、人脈マップの作成など、名刺管理に役立つ機能を豊富に取り揃えています。丁寧なコンサルティングサービスと2週間の無料トライアルも提供しているので、はじめて導入する企業にもおすすめです。
参考価格 |
月額3,000円~/ID |
対応言語 |
ー |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP / サービス |
主な機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/人脈管理/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
▶名刺管理ソフト【スマートフォンで利用】
つづいて、iPhoneやAndroidなどのスマートフォンで利用できる名刺管理ソフトを紹介します。外出先からの名刺の取り込みや検索を容易にし、すばやい顧客アプローチにつなげたい企業におすすめです。なお、ここでは、iPhone・Android量対応のアプリを提供している製品を厳選しています。
《Sansan》のPOINT
- 名刺管理の市場シェア82%・利用企業は業種、規模問わず1万社
- 精度99.9%でデータ化、正確な顧客情報を全社で可視化、共有
- 名刺や企業情報、営業履歴など、商談に必要な情報の管理が可能
Sansan株式会社が提供する「Sansan」は、メガバンクや官公庁などで導入されており、高い信頼度をもつクラウド名刺管理サービスです。AIとオペレーターが名刺のデータ入力を行うので、名刺をスキャンするだけでデータ化が完了します。スマートフォンアプリからもスキャンできるため、社外でデータ化すれば、見込み客に迅速なアプローチがしやすくなるでしょう。
参考価格 |
ー |
対応言語 |
日本語/英語/中国語/韓国語/ドイツ語/フランス語など11か国語 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
主な機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/人脈管理/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 100名以上 250名未満
改善してほしい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 100名以上 250名未満
《PHONE APPLI PEOPLE》のPOINT
- 名刺はスマホで撮影するだけで登録でき、ペーパーレスを促進
- 顔写真と居場所が表示されるため誰がどこにいるかが即座に分かる
- 社員のスキルを可視化。コラボレーション活性化や人的資本活用
株式会社 Phone Appliが提供する「PHONE APPLI PEOPLE」は、大手企業向けのコミュニケーションポータルです。iPhoneやAndroidでのアプリを提供しています。Web電話帳・名刺管理・スキルの可視化・サンクスカード機能などを一つに集約し、業務効率を向上させます。個人で管理している名刺情報は、部署やチーム、メンバー単位で権限をつけた共有フォルダを作成できます。
参考価格 |
ー |
対応言語 |
日本語/英語 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
主な機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/入力代行 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《名刺バンク2》のPOINT
- ID数ではなく名刺枚数による従量課金
- アイネット社管理のデータセンターにてセキュリティを担保
- スマートフォンやタブレットなどのカメラから画像の取り込み可能
株式会社アイネットが提供する「名刺バンク2」は、クラウド型の名刺管理サービスです。専用スキャナーや複合機以外にも、PCやiPhone、iPad、Androidなどの端末から名刺の取り込みや情報の確認ができます。さらにデータセンターで情報管理するため、セキュリティ面でも安心です。料金形態はユーザー単位の課金ではなく名刺枚数による従量制課金のため、利用人数に縛られることなく、社内全体で活用しやすいでしょう。
参考価格 |
ー |
対応言語 |
日本語/スペイン語/トルコ語/ドイツ語/ポルトガル語/簡体字中国語/英語 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
主な機能 |
OCRスキャナー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 その他製造 1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点 その他製造 1,000名以上 5,000名未満
▶名刺管理ソフト【他システムとの連携性に強み】
名刺情報を、SFAやCRM、MAツールなどと連携して活用できる名刺管理ソフトを紹介します。名刺データを管理・共有するだけにとどまらず、機能をフル活用して、営業支援やマーケティングに役立てましょう。
《ホットプロファイル》のPOINT
- 毎日、「購買意欲の高い見込み客情報」が営業に届きます。
- 営業の組織力を強化し営業の効率的な活動を支援
- BtoBビジネスで求められるサービスを容易に拡張
株式会社ハンモックが提供する「ホットプロファイル」は、クラウド型の営業支援ツールです。スキャナーや複合機、スマートフォンアプリで名刺をスキャンし、役職や部署などの情報をもとに顧客データベースを自動作成します。さらにシステム上で、営業活動の記録や営業メールの作成・送信も可能です。異動や企業情報も届くため、営業活動の効率化が期待できるでしょう。また、Microsoft TeamsやSalesforceなど、さまざまなシステムとの連携もスムーズです。
参考価格 |
ー |
対応言語 |
日本語/英語/中国語 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
主な機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/人脈管理/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 自動車、輸送機器 100名以上 250名未満
改善してほしい点 自動車、輸送機器 100名以上 250名未満
《mソナー》のPOINT
- 日本最大の企業情報のアクセスし放題!
- 部門・グループを横断した名刺データの活用を促進!
- 社内コミュニケーションをスムーズに!
ユーソナー株式会社が提供する「mソナー」は、日本最大拠点の法人データベースLBCから、あらゆる情報を活用した名刺管理ツールです。業種や従業員規模・売上高などの基本属性のほか、市場規模やトレンドの情報などを管理できます。登録したデータは顧客データを統合するuSonarを介して、CRM/SFAにもシームレスに連携可能です。
参考価格 |
ー |
対応言語 |
ー |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
主な機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/人脈管理 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《CAMCARD BUSINESS》のPOINT
- 精度の高いOCR機能により名刺画像を最短5秒でデータ化可能
- オペレーターによる精度ほぼ100%の補正でより正確な情報を保存
- 17ヶ国語に対応しており、グローバルな企業でも使用できる
キングソフト株式会社が提供する「CAMCARD BUSINESS」は、高精度のOCR機能により最短5秒で名刺をデータ化し、ほかのデータと紐づけできる名刺管理システムです。ソートやタグ付けなどを簡単に行える機能や、オンライン上での名刺交換機能を搭載しています。SalesforceやGoogle Contactなど、外部サービスと連携できる点もポイントです。
参考価格 |
月額1,700円~/ID |
対応言語 |
日本語/英語/中国語/韓国語/フランス語/スペイン語など17か国語 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
主な機能 |
OCRスキャナー/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
いい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 10名以上 50名未満
改善してほしい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 10名以上 50名未満
《Smart Visca》のPOINT
- 個人任せだった名刺の管理をはっきりとしたデータベースに昇華!
- 世界基準の高いセキュリティによって情報漏洩防止
- クラウド連絡帳によって顧客情報や社員情報を共有
株式会社サンブリッジが提供する「Smart Visca」は、Salesforceユーザーに適した名刺管理ツールです。Salesforce内の顧客情報と紐付けて管理されるため、商談やコンタクト履歴と連携できます。名刺の読み取り精度は90%と高水準であり、オペレーターによるデータ化では100%の読み取りが可能です。また、セキュリティ面において定評のあるSalesforce上での管理・保存のため、信頼性も高いでしょう。
参考価格 |
月額1,300円 ~/ID |
対応言語 |
日本語/英語 |
提供形態 |
クラウド / サービス |
主な機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/人脈管理/CRM/SFA/入力代行 |
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 250名以上 500名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 250名以上 500名未満
▶名刺管理ソフト【無料・低コストで利用できる】
つづいて、低コストから利用できる名刺管理ソフトや無料の個人向けソフトを紹介します。コストを抑えて製品を導入したい企業におすすめです。
製品・サービスのPOINT
- AIによる機械学習機能で読み取り精度向上
- 世界最高峰の開発エンジニアの高い技術が注ぎ込まれている!
- コスト削減しながら人脈を共有したいというユーザー様にお勧め!
東日印刷株式会社が提供する「トーニチ・ネクスタ・メイシ」は、世界最高峰とされるインド工科大卒のエンジニアが開発した法人向け名刺管理アプリケーションです。AIによる機械学習機能搭載で読み取り精度が高く、使いやすい画面設計もポイントです。さらに人脈情報を可視化・共有できるほか、オンライン名刺交換機能が標準で搭載されているため、テレワークなどの柔軟な働き方にも適しているでしょう。
参考価格 |
月額660円(税込み)~/ユーザー |
対応言語 |
日本語/英語 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
主な機能 |
名寄せ/人脈管理/商談管理 |
いい点 放送・広告・出版・マスコミ 50名以上 100名未満
改善してほしい点 放送・広告・出版・マスコミ 50名以上 100名未満
《Eight》のPOINT
- 日本最高クラスのOCR技術で正確にデータ化され、利用率はNo.1※
- スマホをかざして”タッチ”やQRコード、URLでデジタル名刺交換
- つながった相手の名刺情報が変更された際に通知
Sansan株式会社が提供する「Eight」は、名刺データ化枚数や保存容量を無制限で利用できる無料の名刺管理アプリです。名刺の電子化のみならず、デジタル名刺交換が可能です。互いにスマートフォンを近づけるだけ名刺交換できるほか、URLやQRコードを送信するだけで名刺登録が完了します。日本最高クラスのOCR技術による、最高水準の精度もポイントです。
参考価格 |
無料 有料版(Eightプレミアム):月額600円または年額6,000円 |
対応言語 |
日本語/英語 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
主な機能 |
OCRスキャナー/入力代行 |
いい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 10名以上 50名未満
改善してほしい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 10名以上 50名未満
《Wantedly People》のPOINT
- 相手の人間関係や過去の役職まで深堀りできる
- 転職や昇進に伴うプロフィール変更をリアルタイムに取得
- 暗号化や強固なデータセンターによる厳重なセキュリティ環境
ウォンテッドリー株式会社が提供する「Wantedly People」は、完全無料の名刺管理システムです。最大10枚の名刺を無造作に並べてまとめてカメラで撮影するだけで、すべての名刺情報を同時に読み取れます。また、名刺交換した相手が異動・転勤などによりプロフィールを更新した場合、アプリ上で自動的に更新され、常に最新の情報を取得できます。無料で利用できるにもかかわらずセキュリティが高く、通信はTLS プロトコル v1.2 (SSL)を用いて暗号化されています。
参考価格 |
無料 |
対応言語 |
50か国語以上 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
主な機能 |
OCRスキャナー/人脈管理 |
《myBridge》のPOINT
- スマホで撮影するだけで、名刺情報を正確にデータ化可能。
- 登録した名刺はキーワードで簡単に検索。
- 顧客の名刺を社内で共有し、ダウンロードやエクスポートが可能。
マイブリッジ株式会社が提供する「myBridge」は、無料の名刺管理アプリです。アプリはiPhoneとAndroidに対応しており、100枚までの名刺共有を無料で利用できます。文字認識技術と人の手作業によって名刺をデータ化し、共有名刺帳で社内の名刺データを一元管理します。LINEとの相性がよく、トーク上で名刺データの共有が可能です。また、ほかの名刺管理サービスを利用していた場合でも、データ移行がスムーズにできる点もポイントです。
参考価格 |
100枚まで名刺共有無料 |
対応言語 |
日本語/英語/韓国語/中国語 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
主な機能 |
OCRスキャナー |
最新の人気製品から導入を検討したいという方は、以下のランキングも参考にしてください。
無料製品と有料製品の違い
無料製品は、スマートフォンでの読み取りや個人利用向けのベーシックな機能を提供しています。しかし、機能や名刺枚数に制限があり、データ保存量が不十分な場合があります。さらに、セキュリティはベンダーに依存するため、プライバシーマークの有無もチェックしておきたいポイントです。
一方、有料製品は名刺データを堅牢なデータセンターで管理し、通信の暗号化や二重のログイン認証など高度なセキュリティ対策を施しています。また、社内で名刺を一括管理し、部署やチームで共有できるため、新規顧客開拓や営業活動の効率化が図れます。機能性やセキュリティ性に不安がある場合は、有料版がおすすめです。
参考:プライバシーマーク制度|一般財団法人日本情報経済社会推進協会
以下の記事では、無料で利用できる名刺管理ソフトやアプリの概要や注意点について詳しく解説しています。
まとめ
名刺管理ソフトは、名刺管理機能に特化している製品や、SFA・CRMと連携して営業支援やマーケティングに活かせる製品などさまざまです。製品によって強みや特色が違うため、各社製品の資料請求をして製品をよく比較し、自社に最適な名刺管理ソフトを検討しましょう。