CTIアプリとは
CTIアプリとは、従来はデスクトップ環境で提供されていたCTIの機能を、モバイル端末向けに最適化・拡張したものです。アプリを導入することで、外出先や移動中でも着信時に顧客情報を即座に表示し、通話内容の録音・保存や履歴管理が可能です。社内電話と同感覚で利用できるため、在宅勤務やフィールドセールスに適しており、移動の多い働き方でも顧客対応の質を落とさず業務を効率化します。
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CTIアプリの主な機能
CTIアプリの主な機能は、以下のとおりです。
- ■発着信機能
- スマホから顧客へ発信したり、会社番号宛ての着信を受けたりできる機能です。外出先や在宅勤務中でも、オフィスにいるときと同じように電話対応を行えます。
- ■顧客情報の表示
- 着信時に、顧客名や会社名、過去の対応履歴などをスマホ画面に表示します。電話に出る前に相手の情報を確認できるため、スムーズで的確な対応が可能です。
- ■通話履歴管理
- 発信・着信の日時や通話相手、対応状況などを自動で記録します。対応漏れや折り返し忘れを防ぎ、営業活動や問い合わせ対応の進捗管理にも役立ちます。
- ■通話録音
- 顧客との通話内容を録音し、あとから確認できる機能です。聞き間違いや伝達ミスの防止、応対品質の改善、トラブル時の確認などに活用できます。
- ■CRM・SFA連携
- 顧客管理システムや営業支援システムと連携し、顧客情報や商談履歴、問い合わせ履歴などを一元管理します。電話対応後の入力作業を効率化し、情報共有もスムーズになります。
- ■自動記録・メモ入力
- 通話内容や対応結果をメモとして残せる機能です。製品によっては、通話内容の文字起こしや要約に対応しており、報告業務の負担を軽減できます。
- ■内線・転送機能
- スマホを内線端末のように利用し、社内メンバーへの取次ぎや転送を行えます。担当者が外出中でもスムーズに連携でき、顧客を待たせる時間の短縮につながります。
- ■レポート・分析機能
- 通話件数や応答率、対応時間などを集計・分析する機能です。営業活動やコールセンター業務の状況を可視化し、業務改善や人員配置の見直しに役立てられます。
アプリ対応のCTIシステムのメリット
ここからはアプリ対応のCTIシステムのメリットについて、場所やコストに注目して解説します。
いつでもどこでもスマホで操作が可能
スマホアプリをインストールすれば、時間と場所を問わずCTIシステムが使用できます。外回りの多い営業担当者は、移動中でも着信時に顧客情報を即座に確認・参照できるため、対応精度の向上や商談成功率も改善されるでしょう。CTIアプリを活用すれば、業務の隙間時間も有効活用できるため、営業効率もアップします。
コストの削減が可能
アプリ対応のCTIシステムを使って電話対応ができると、業務効率の向上と人件費の削減が可能です。応対プロセスの自動化や顧客情報の即時参照により、1件あたりの通話時間を短縮でき、結果として通信コストの削減にもつながります。一部の製品ではスマホを内線端末として利用でき、社外からの発信でもオフィス内発信として処理されるため、外線通話料の抑制にも寄与します。
アプリ対応CTIシステムの選び方
スマホアプリ対応のCTIシステムは、下記に注意して選びましょう。
- ■セキュリティ
- スマホでCTIを利用する場合、端末紛失や不正利用のリスクが伴います。顧客情報などの機密データを安全に管理するため、ベンダーのセキュリティ対策の充実度を確認しておきましょう。多要素認証や端末紛失時のリモートログアウト機能など、堅牢なセキュリティ機能を備えたシステムがおすすめです。
- ■操作性
- 新人のオペレーターなど誰が操作しても、わかりやすく見やすいユーザーインターフェースのものや、初期設定に手間取らないものが推奨されます。トライアルなどを利用して操作感を確かめてみましょう。
- ■インバウンド・アウトバウンド対応か
- モバイル対応のCTIにも、顧客からの問い合わせや注文を社内から転送して受ける「インバウンド」型のCTIと、電話営業や案内などを発信する「アウトバウンド」型のCTIがあります。自社の業務フローや営業プロセスに適したものを導入しましょう。
「自社に合う製品を診断してみたい」、「どんな観点で選べばいいかわからない」という方向けの診断ページもあります。
ITトレンドで過去にCTIシステムを資料請求した方のお悩みや要望から作成した簡単な質問に答えるだけで、最適なシステムを案内します。
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【比較表】おすすめのアプリ対応CTIシステム一覧
ITトレンド編集部がおすすめするアプリ対応のCTIシステムを、一覧表にまとめました。特徴や機能、無料トライアルの有無などを比較しているので、参考にしてください。
気になる製品は、以下のボタンから一括資料請求(無料)も可能です。ぜひご利用ください。
アプリ対応のCTIシステムを紹介
ここからはiPhone・Androidのアプリに対応しており、スマホでも利用できるCTIシステムを紹介します。製品はすべて無料で資料請求できるので、比較のうえ自社に合うものを検討してください。
CT-e1/SaaS
- IP電話だけではなく、ビジネスフォンやモバイルでも利用可能
- クラウドでありながら柔軟に個別カスタマイズ可能
- 全機能、設定変更作業、カスタマイズ対応を追加費用不要で提供
株式会社コムデザインが提供する「CT-e1/SaaS」は、IP電話や既存のビジネスフォン、モバイルにも対応したクラウドCTIです。スマホ版アプリを使えば社外からでも電話対応ができます。また、カスタマイズ性に優れており、無料でSalesforceやFasthelpなどのCRMと連携が可能です。設定変更やカスタマイズもエンジニアが無料で行います。
- ■参考価格:外線ライセンス 初期費用300,000円、月額5,000円
MiiTel Phone
- リアルタイムトークアシストでアポイント獲得率・成約率を最大化
- 「売れるトーク」をデータで可視化!チーム全体の成約率を向上
- AIの自動フィードバックで教育を効率化!現場の営業力を強化
株式会社RevCommが提供する「MiiTel Phone」は、AIを搭載したクラウドIP電話です。AIが会話を録音、分析し改善点を見つけるので、顧客対応の質を向上させます。そのほか、SalesforceなどのCRM連携により顧客情報を一括管理します。「MiiTel Phone Mobile」というアプリが提供されており、iPhoneとAndroidで利用可能です。
- ■参考価格:初期費用無料、月額5,980円/ID
MiiTel Phoneを利用したユーザーの口コミ
PC環境がある場所での利用がほとんどなのでそこまで困っていませんが、 スマホアプリで当日のデータが見れるようになると電車での移動中なども確認ができるのでより便利です。
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インフィニトーク
- パソコンが苦手な方でも使いこなせる!
- デザインが良い!
- 製品サポートがしっかりしている!
ジェイエムエス・ユナイテッド株式会社が提供する「インフィニトーク」は、受電状況や応答率、通話時間をリアルタイムで可視化し、コールセンター運営の改善を支援するクラウド型電話システムです。連携アプリ「InfiniTalkPhone」を利用すれば、スマートフォンから会社番号での外線・内線の発着信が可能。在宅勤務にも対応し、柔軟な電話対応体制を構築できます。
- ■参考価格:初期費用無料、月額10,000円~
Zendesk
- メール、電話、SNS、チャットからの問い合わせを一元管理
- FAQで顧客の自己解決を促進・AIボットで顧客対応を自動化
- リモートワークや在宅勤務にも最適
株式会社Zendeskが提供する「Zendesk」は、Webや電話、SNSなど多様なチャネルからの問い合わせを一元管理できるカスタマーサポートツールです。FAQやナレッジベースの構築、AIボットによる自動応答、クラウド型コールセンター機能を備え、アプリでも利用可能で場所を問わず顧客対応を実現します。チーム間の情報共有も円滑に行え、顧客体験の向上と業務効率化を支援します。
- ■参考価格:月額2,600円~
Omnia LINK
- クラウド型のため、オンプレミス型より低予算ですぐ導入が可能
- 音声認識(標準装備)により対話内容をリアルタイムにテキスト化
- 生成AIによる通話内容の自動要約機能で後処理を効率化
ビーウィズ株式会社が提供する「Omnia LINK」は、クラウド型PBXを基盤としたコールセンター向けテレフォニーソリューションです。通話管理に加え、AIによる音声のリアルタイムテキスト化や自動要約機能を搭載。スマホアプリでの内線通話や外線発信にも対応し、通話履歴や録音データを一元管理できるため、オペレーションの効率化と管理負担の軽減につながります。
- ■参考価格:初期費用820,000円~、月額330,000円~ ※10席の場合
カイクラ (株式会社シンカ)
- ◉アカウント数(席数)によって料金の変動なし
- ◉電話番号の変更なしで利用可能
- ◉ワンクリックで最終対応者の情報追記ができる
導入製品にお悩みで、ひとまず最新の人気製品から検討してみたい、という方はこちらのランキングも参考にしてください。
導入前にチェック!アプリ対応CTIシステムのデモ画面集
こちらではアプリ対応のCTIシステムのデモ画面をまとめてご紹介しています。今回は、レビュー評価の高い製品から3製品をピックアップしデモ画面を比較してみました。「どんな操作ができるのか」「使いやすいのか」を事前に確認し、導入イメージを具体化してみてください。また、さらに詳しく知りたい方は製品によって無料トライアルで実際に体験できるので、各製品ページをご確認ください。
MiiTel Phoneのデモ画面
「MiiTel Phone」は通話内容を自動で解析できるIP電話システムで、会話データを可視化して営業やサポートの改善に役立てられるのが特徴です。PCやスマホから利用でき、音声解析を通じて応対品質の向上と業務改善を加速させます。
Zendeskのデモ画面
「Zendesk」は問い合わせ管理や顧客対応を一元化できるカスタマーサポートツールで、メールや電話、チャット、SNSなど複数チャネルをまとめて扱えるのが特徴です。チケット管理やタグ付けで対応状況を整理でき、顧客満足度の向上とサポート業務の効率化を可能にします。
インフィニトークのデモ画面
「インフィニトーク」はクラウド型コールセンターシステムで、オペレーターの稼働状況や通話内容をリアルタイムでモニタリングできるのが特徴です。稼働率や応対時間を可視化することで、業務改善やサービス品質向上につなげられます。
実際の画面イメージを確認したあとは、資料で詳細をチェックするのがおすすめです。以下から無料で複数製品の資料をまとめて請求できます。
アプリ対応CTIシステムに関するよくある質問
アプリ対応CTIシステムの導入を検討する際によくある質問をまとめました。スマホでできることや選び方、導入時の注意点を確認し、自社にあうシステム選定に役立ててください。
- アプリ対応CTIシステムとは何ですか?
- スマホやタブレットでCTI機能を利用できるシステムです。外出先や在宅勤務中でも、顧客情報の確認や通話履歴の管理ができます。
- CTIシステムはスマホだけで利用できますか?
- 製品によってはスマホだけで発着信や顧客情報の確認が可能です。ただし、管理画面や詳細設定はPC利用が前提の場合もあります。
- アプリ対応CTIシステムでできることは何ですか?
- 着信時の顧客情報表示、通話録音、履歴管理、CRM・SFA連携、スマホからの発信などが可能です。製品により対応機能は異なります。
- アプリ対応CTIシステムは営業担当者にも向いていますか?
- 外出先から顧客情報を確認しながら架電できるため、フィールドセールスやインサイドセールスにも適しています。
- アプリ対応CTIシステムを選ぶ際のポイントは何ですか?
- セキュリティ、操作性、スマホ対応範囲、インバウンド・アウトバウンド対応、CRM・SFAとの連携性を比較しましょう。
- スマホでCTIを利用する際の注意点はありますか?
- 端末紛失や不正アクセスへの対策が必要です。多要素認証やリモートログアウトなど、セキュリティ機能を確認しましょう。
アプリ対応のCTIシステムを導入して業務効率UPを図ろう
スマホアプリに対応したCTIシステムならどこでも利用できるので、外回りの多い営業担当者や在宅勤務の従業員でも使えます。電話対応をより効率化し、コストの削減も実現できます。今回紹介した製品以外にもさまざまなCTIシステムがあるので、比較検討して導入しましょう。




代表電話にかかった着信がアプリを通して、転送されカスタマーと簡単に通話ができ、履歴が残るので後から聞き返しやすい。
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