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自社のERPセキュリティは大丈夫?危険性や対策、運用ポイントを解説

自社のERPセキュリティは大丈夫?危険性や対策、運用ポイントを解説

サイバー攻撃による被害が相次ぐ中、ERPのセキュリティに不安を感じてはいませんか。「どのような脅威に晒されているか把握したい方は多いでしょう。

この記事では、ERPのセキュリティリスクや具体的な対策を紹介します。運用のポイントも解説するため、ぜひ参考にしてください。

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目次

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    ERPのセキュリティに対する脅威

    ERPは、情報の宝庫です。また、ERPと関連のあるアプリケーションをネットワークに常時接続し、脆弱性を生み出している現状もあります。これが、サイバー攻撃の対象となっている要因です。

    米国土安全保障省(DHS)も、ERPの脆弱性を利用した攻撃への警告を表明しています。これによると、修正パッチが公開されても、複雑なアーキテクチャーが足かせになり、すばやく脆弱性に対処できない企業が多いそうです。また、攻撃者の中には、一般人だけでなく国家のサポートを受けた人間もいます。

    サイバー攻撃は年々巧妙化しており、トレンドも変わります。そのため、既存のセキュリティに頼りきりでは対応しきれないのが現状です。特に標的型攻撃は、事前に相手の情報を調べ上げるため見破りにくいです。そのため、強固なセキュリティが求められているのです。

    ERPのセキュリティを高める方法

    ERPのセキュリティを高めるには、どのようにすればよいのでしょうか。

    エンドポイント対策の実施

    最近のサイバー攻撃は、エンドポイントを起点とすることが多いです。そのためセキュリティ対策も、エンドポイントを重視する必要があります。

    たとえば「サンドボックス」は、添付ファイルを安全な領域内(仮想空間)で展開し、不正な動作を事前に検知・排除することが可能です。もしウイルスが含まれていたファイルだとしても、それを開封するのは仮想空間の中なので、端末に悪影響は及ぼしません。

    また、「次世代エンドポイントセキュリティ対策ソフト」を活用すると、オンライン・オフライン問わずセキュアな環境を構築できます。攻撃者の思考パターンを分析し、未知のマルウェアを防止することも可能です。ERPのセキュリティ対策にたいへん有効なので、ぜひ導入しましょう。

    内部対策の実施

    内部対策とは、マルウェアが感染することを想定したセキュリティ対策のことです。マルウェア感染後であっても、攻撃を受けた事実にすばやく気付ければ、情報漏えいのリスクを低減させられます。

    内部対策として有名なのは、ログ監視やファイル暗号化です。

    ログ監視は、アプリケーションを監視し、権限のないユーザーがアクセスした場合に警告を発します。システム全体を監視するため、社内不正の防止にも効果的です。

    ファイルを暗号化すると、情報資産の流出を防げます。第三者が復号するのは難しいため、仮にデータを持ち出されたとしても、中身を盗み見されることはありません。

    クラウドERPの導入

    クラウドERPは、クラウド環境での使用が可能なアプリケーションです。オンプレミス型より導入・運用コストを抑えられるのが最大の特徴です。

    日々進化するマルウェアに対抗するには、ERPのバージョンを最新に保つ必要があります。バージョンが古いと、脆弱性が生まれやすくなるためです。しかし、オンプレミス型は複雑な構造なので、バージョンアップには時間がかかります。ほかの業務を止めなくてはいけないケースもあるでしょう。

    しかし、クラウドERPなら、バージョンアップはベンダーが担当してくれます。そのため、かかる労力は最小限になります。また、クラウドERPのベンダーは巨大なデータセンターを自主運用しており、セキュリティ認証のレベルもトップクラスです。高い確率で、サイバー攻撃による情報流出を防止できます。

    関連記事 クラウドERPとは?メリットや選び方、人気製品を紹介

    ERPのセキュリティを高めるポイント

    ERPのセキュリティを高めるには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。

    社内教育の実施

    社内教育の実施すると、社員のセキュリティ意識が向上し、事前に脅威を排除できる可能性が高まります。たとえば標的型攻撃は、メールを巧妙に偽装しますが、その特徴や見分け方さえ知っていれば看破は可能です。どんなに本物と見間違うようなメールでも、違和感を完全に消すのは難しいからです。

    また、IT部門を中心にセキュリティポリシーも策定し、その資料を全社員に共有しましょう。このとき資料を配布するだけでなく、定期的な研修を実施すると周知しやすいです。違反した場合の罰則についても明記しておくと、セキュリティ意識が高まるためおすすめです。

    有事における対応策の策定

    実際にマルウェアに感染した場合の行動マニュアルを作成します。実際に攻撃を受けた際の対応手順や相談先などを、できるだけ分かりやすく記載するのが望ましいです。これにより、万が一の場合にも、迅速に対応することが可能です。

    社内のみで対応策を考えるのが難しい場合は、専門家に依頼するのがおすすめです。プロ(セキュリティツールのベンダーなど)のアドバイスを聞くことで、より適切な対策が可能となります。第三者からのお墨付きをもらうと、会社の信用性も増大するでしょう。

    ERPへのセキュリティ対策を実施し、情報を安全に管理!

    ERPは情報の宝庫なので、サイバー攻撃に狙われやすいです。特に常時インターネットに接続されているアプリケーションはセキュリティホールになりやすく、以下の対策が必要になります。

    • ■エンドポイント対策
    • ■内部対策
    • ■クラウドERPの導入

    あわせて社内教育を実施し、有事における行動マニュアルを作成して、強固なセキュリティを構築しましょう。万全な対策で情報を安全に管理してください。

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