クラウドERPとは
クラウドERPとは、インターネット環境で活用できるERPのことです。人材・物資・資金・情報などの主要資源を一元化し、リアルタイムでデータ共有します。クラウドERPは、自社内でサーバなどのインフラを整備する必要がなく、どこからでもアクセスできる柔軟性が特徴です。
クラウドERPがおすすめな企業
従来はオンプレミス型ERPが主流でしたが、現在はコスト面や利便性、スケーラビリティなどの観点から、クラウドERP導入を積極的に検討し、移行するケースが増えています。主にクラウドERPは、以下の企業におすすめです。
- ●中小企業:導入コストをかけず、規模にあわせた料金を選択できる
- ●急成長企業:業務プロセスやデータ量増加にも対応できる
- ●多拠点展開企業:多拠点・リモートワークでもリアルタイムなデータ管理が可能
- ●IT人材が少ない企業:ベンダーにシステムの管理・メンテナンスを任せられる
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クラウドERPを導入するメリット
クラウド型のERPを導入すると、以下のようなメリットが得られます。
- ●インフラ不要・低コストで導入できる
- ●場所を選ばず活用できる
- ●リアルタイムに情報共有できる
- ●グローバルに対応できる
- ●BCP対策ができる
インフラ不要・低コストで導入できる
クラウドERPは、自社でインフラを用意する必要がありません。そのため、導入にかかる時間や初期費用を大幅に削減できます。初期費用が無料で、必要なコストは月額利用料のみといったサービスもあり、とくに中小企業やスタートアップ企業にとって利用しやすいです。
またシステム運用やバージョンアップへの対応も基本的にベンダーが行うため、導入企業に負担が少ないのもメリットです。人件費削減のほか、管理業務が少ない分ITリソースを大幅に活用できます。
場所を選ばず活用できる
クラウドERPは、インターネット環境さえあればどこでも利用できるのが特徴です。また多くのクラウドERPは、スマートフォンやタブレットに対応しており社外でもデータの確認や更新が行えます。
例えば、営業先で顧客との商談を進めるにあたって、商品の在庫や納期などの生産情報をリアルタイムに把握することが重要です。クラウドERPを活用すれば、その場でデータを確認したり共有したりできるため、スピーディーな対応が実現します。商機を逃さない営業活動にも寄与し、成約率向上の効果も見込めるでしょう。
リアルタイムに情報共有できる
クラウドERPは、各部署のデータを一元管理しリアルタイムに情報共有できます。グループ会社の利益確認や集計、分析なども瞬時に表示され、スピーディーな連結決算にも対応可能です。
部門別や拠点別はもちろんのこと、グループ企業全体のデータ集計や分析もリアルタイムに把握できます。情報のズレやタイムラグがなくなるため、迅速な意思決定を支援し、ビジネスの効率化と競争力の向上に寄与します。
グローバルに対応できる
クラウドERPは、海外拠点をもつ企業で活用しやすいのもメリットです。オンプレミスERPを海外で導入する場合、各国の事情にあわせたシステム構築が必要なためカスタマイズ費が高額になりがちです。クラウドERPであれば初期費用を抑えられるうえ、スピーディーに導入可能です。
また多くのクラウドERPは、多言語や各国の会計基準に対応しており、業務をグローバル展開するうえで有効な機能を備えています。海外拠点の業務も国内本社から一元管理すれば、業務を標準化できるだけでなく、グローバルレベルでのコンプライアンス強化にも貢献するでしょう。
BCP対策ができる
ERPのベンダーは、最新のセキュリティを施したデータセンターを利用しているため高い安全性を保証しています。また災害復旧プランもあるため、システム障害や自然災害が発生した場合でも迅速にサービスが復旧できるでしょう。
さらに、クラウドERPは自動的にデータのバックアップが取られるため、データの損失リスクも低減します。クラウドERPはBCP対策として効果的であり、災害や予期せぬ事態が発生した場合でも、業務継続を支援します。
クラウドERPのデメリット
メリットの多いクラウドERPですが、導入前にデメリットも確認しておきましょう。
インターネット環境が必要
クラウドERPはインターネット環境がないと利用できません。なんらかの理由でオフライン環境に身を置いている場合は、システムにアクセスできないのがデメリットです。営業先やリモートワーク先などの社外からERPを活用したい場合、利用の可否はその場所のネット環境に左右されるため、通信状況をチェックしておきましょう。
カスタマイズ性が低い
ベンダー提供のサービスを利用するERPは、ある程度テンプレート化されたシステムを利用するため、柔軟性に劣ります。クラウド型のシステムをカスタマイズする場合は高額な費用がかかり、なかには1,000万円を超える製品もあります。しかし最近では、拡張性に優れたクラウドERPが増えてきているため、アドオンを活用すれば自社仕様に機能追加が可能な場合もあります。
セキュリティはベンダーに依存する
クラウドERPを導入すると自社内のデータを外部のサーバに置くため、ハッキングや不正アクセスなどの危険性はゼロではありません。セキュリティ認証やデータ暗号化の有無、セキュリティアップデートやパッチの管理など、セキュリティレベルはベンダーによって異なるため、自社のセキュリティポリシーとの適合性をチェックしておきましょう。
クラウドERPの種類
クラウドERPの効果を最大限発揮するためには、自社に最適なタイプを選択する必要があります。ここでは、クラウドERPの3タイプ「プライベートタイプ」「パブリックタイプ」「ハイブリッドタイプ」について解説します。
プライベートタイプ
自社で運用しているオンプレミスERPを、クラウド環境に移行して利用する形態です。AWSなどのデータセンター上に実装し、IaaS業者やPaaS業者が提供する専用のインフラを利用します。
クラウド型でありながらオンプレミス型と似ており、あくまで自社が所有するシステムとしてERPを利用します。そのため、特定の業務プロセスやニーズに合わせてERPシステムをカスタマイズしたい企業やオンプレミスで運用しているERPシステムをクラウドに移行したい企業などにおすすめです。
パブリックタイプ
ベンダーが提供するサービスをインターネットで利用する形態のことです。SaaS型であり、月額料金あるいは従量課金を支払ってERPをレンタルする形式です。
提供されるERPは複数の企業が利用するためカスタマイズは制限されますが、パラメータ設定は可能です。システムのメンテナンスやデータバックアップなどをベンダーに一任できるのがメリットです。IT管理やメンテナンスのリソースが不足している企業、初期投資を抑えたい中小企業、システムを急ぎで立ち上げたい企業などに向いています。
ハイブリッドタイプ
ハイブリッドタイプとは、「プライベート+パブリック」「オンプレミス+パブリック」のように複数の形態を組み合わせたタイプであり、それぞれの長所を活かすことで最適なシステム構成を目指します。
例えば、機密情報はプライベートタイプで管理し、それ以外の情報はパブリックタイプで管理する形態です。また、本社ではオンプレミス、支社ではパブリックタイプを採用し、両者を連携させる「2層ERP」も含まれます。セキュリティとコンプライアンスのバランスを求める企業や複数の業務形態をもつ企業、既存システムと新システムを統合したい企業などにおすすめです。
なお、ITトレンドでは、多種多様なERP製品を取り扱っています。以下の記事では、製品をタイプ別に分類し比較紹介しています。あわせてご覧ください。
クラウドERPの比較ポイント
クラウドERPを選定する際には、導入目的や利用予定の機能を明確にしたうえで、コストやセキュリティ性、アップデートの頻度などに注目してみましょう。具体的なチェック項目は以下のとおりです。
- ■コスト
- 初期費用を抑えて導入できるものが多いが、月額利用料金は製品によって異なる。ユーザー数や機能、データ量に応じて課金されるケースが多いため、見積もりを取り正式な利用料金を算出して比較する。
- ■アップデートの頻度
- クラウドERPのシステムアップデートはベンダー側で実施するが、製品によって更新頻度は異なる。会計機能を利用する場合、法改正の際に素早く対応できるよう定期的にアップデートされる製品が望ましい。
- ■セキュリティ性
- クラウド型の場合はセキュリティはベンダーに依存するため、ISMS認証の取得やセキュリティオプションなどの安全対策を確認する。
製品により機能やサービス内容は異なるため、資料を取り寄せて相談することをおすすめします。以下のボタンから、一括資料請求も可能なのでぜひご利用ください。
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【ランキング】クラウドERP比較一覧
おすすめのクラウドERPを比較表で紹介します。なお、ITトレンド上半期ランキング2024「ERP(統合基幹業務システム)」より、ユーザーにもっとも支持された人気TOP3のクラウド型ERPは以下の製品でした。
なお、TOP3の製品をはじめとするITトレンド掲載中のクラウドERPについて、機能や特徴、口コミなどを一覧表にまとめました。
最新の人気傾向を参考にしたうえで製品選定を進めたい方は、ぜひ以下の月間ランキングページもご覧ください。
おすすめのクラウドERPを比較
ここからはおすすめのクラウド型ERPについて、各製品の特徴や口コミ、価格に注目し紹介します。気になる製品がありましたら、ぜひ資料請求してください。
NetSuite(Shearwater Japan株式会社)
製品・サービスのPOINT
- 【業務効率化】国内外データの一元化で残業時間20−25%削減
- 【グローバル展開】国内外問わず、複数拠点をシステム統合可能に
- 【導入コスト・期間短縮】クラウドで年一億円以上のITコスト削減
「NetSuite(Shearwater Japan株式会社)」は、Shearwater Japan株式会社が代理店として提供しているERPシステムです。財務会計やCRM、Eコマースなどの機能が統合されており、あらゆる情報の一元管理と経営の見える化に寄与します。
OracleのNetSuiteは世界200か国以上で導入され、190通貨と20以上の言語に対応しています。また、すべてのOECD諸国やドイツ、シンガポールなど多くの国の電子監査ファイル形式をサポートしています。複数拠点への導入も2か月ほどとスピーディーで、中小企業では最短1か月からグローバル対応が実現します。
対象従業員規模 |
10名以上 |
対象売上規模 |
1億円以上 |
価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 1,000名以上 5,000名未満
《クラウドERP ZAC》のPOINT
- 業種に特化した機能をパッケージにより低コスト・短納期で提供
- UIを2022年末に刷新。以後3ヶ月おきにバージョンアップ
- 業務に紐づくワークフローにより内部統制も強化
株式会社オロが開発・提供している「クラウドERP ZAC」は、開発や広告、建設、イベントなどのプロジェクト型ビジネスに特化した製品です。
商談や受発注、工数、売上、原価、利益など受注前から支払いまで管理します。集約した情報を顧客や部門などのセグメント別に分析する機能を搭載しているため、プロジェクトごとの案件情報を一元管理できるでしょう。
対象従業員規模 |
10名以上5,000名未満 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 コンサル・会計・法律関連 1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 250名以上 500名未満
《OBIC7》のPOINT
- 会計軸のERPが、業務統合から経営意思決定支援までフルカバー
- 豊富なソリューションの全てを自社運営クラウドで提供
- 自社開発・直接販売・自社一貫体制で、将来の安心をお約束
「OBIC7」は、株式会社オービックが開発・提供するクラウドERPです。会計・人事・給与・就業・販売・生産などの各システムを組み合わせて構築するため、基幹業務を一元管理できます。
会計を軸にしたシステムで、内部統制強化や国際会計基準(IFRS)に対応可能です。さらに、システムの企画・導入コンサルティングやネットワークインフラの構築、稼働後の支援などがあり、手厚いサポートも魅力です。
対象従業員規模 |
100名以上 |
対象売上規模 |
50億円以上 |
価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 750名以上 1,000名未満
改善してほしい点 自動車、輸送機器 250名以上 500名未満
製品・サービスのPOINT
- バックオフィス全体をシームレスに連携!面倒な手作業を自動化
- 事業フェーズに合わせて、機能を組み合わせることが可能
- 様々なサービスと連携!利用中のサービスと柔軟に連携可能
株式会社マネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウドERP」は、経理や人事労務などのバックオフィス業務を統合管理できるソリューションです。
財務会計や予実管理、勤怠管理やワークフローなどから成り、必要なサービスを組み合わせて導入できます。また、kintoneやセールスフォースといった複数システムとの連携が可能であるほか、AIによる業務の自動化も強みの一つです。
対象従業員規模 |
50名以上 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Microsoft Dynamics 365 Business Central
製品・サービスのPOINT
- 世界196カ国で22万社以上の導入実績!(2018年9月時点)
- 多言語・多通貨対応のグローバルERPソリューション
- 複数拠点展開に最適な統合型ビジネス管理ソリューション
「Microsoft Dynamics 365 Business Central」は、株式会社パシフィックビジネスコンサルティングが提供する中堅・中小企業向けグローバルERPです。126言語、43か国以上の商習慣に対応しており、カスタマイズしやすいのが特徴です。
財務管理機能をメインに販売管理や在庫管理、倉庫管理、生産管理、プロジェクト管理など多彩な機能を搭載しています。Microsoft Office製品と似たUIで使いやすく、WordやExcelなどとも連携できます。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《RobotERPツバイソ》のPOINT
- 国内最大級 IT製品レビューITreviewにてERPパッケージ満足度1位
- 管理会計|案件損益の予実が自動的、リアルタイムにBIで可視化
- 内部統制|承認フロー統合。データ網羅性、正確性、正当性の担保
ツバイソ株式会社提供の「RobotERPツバイソ」は、コンサル・Web・建設・不動産・士業などに適したクラウドERPです。フロント業務を自動化するツバイソPSAと、経理などのバックオフィス業務を自動化するツバイソERPをAPI連携して利用します。
フォースプラットフォーム上で使用するシステムのため、セールスフォースの基本機能を使えるだけでなく、便利なアプリとの連携が可能な点も魅力です。
対象従業員規模 |
50名以上 |
対象売上規模 |
10億円以上1,000億円未満 |
価格 |
初期費用あり、月額60,000円~ |
改善してほしい点 コンサル・会計・法律関連 10名以上 50名未満
《NetSuite》のPOINT
- 企業活動のすべてを統合管理
- 日本国内約800社、世界でも38,000社以上の導入実績
- インターネットから利用可能で、豊富な標準機能と容易な機能拡張
株式会社SuiteUPが代理店として提供しているクラウドERP「NetSuite」は、会計やCRM、生産管理のほかにBIなどを標準装備しており、機能拡張も容易に行えます。分析レポートや帳票をノンプログラミングで作成でき、専門知識不要で利用可能です。
既存システムと比較して低コストかつ短期間でのシステム構築が可能なほか、システム管理やメンテナンスの負担も抑えられるため、中堅・中小企業でも導入しやすいでしょう。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
1億円以上 |
価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 その他 500名以上 750名未満
《GRANDIT(グランディット)》のPOINT
- 基幹業務を超えて全てを統合した比類なきオールインワン
- 多彩な業務ノウハウを集大成させた次世代コンソーシアム方式
- 幅広い企業規模や業種に対応する、すぐれたフレキシビリティ
GRANDIT株式会社提供の「GRANDIT(グランディット)」は、多彩なノウハウや技術を集約し次世代コンソーシアム方式のクラウドERPです。
販売・調達在庫・経理・債権債務・人事給与などの基幹業務に加え、ワークフローやEC、BIなどの機能も標準装備されています。必要なシステムを自由に組み合わせられるコンポーネント型での導入も対応可能なため、拡張性を保持し、あらゆる企業規模・業種に適応するでしょう。
対象従業員規模 |
50名以上 |
対象売上規模 |
50億円以上 |
価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 コンサル・会計・法律関連 1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点 その他製造 100名以上 250名未満
Dynamics 365 for Finance & Operations
製品・サービスのPOINT
- 様々な業種業態とグローバル対応
- 事業の成長や変化に合わせた、拡張的な導入が可能
- Power BIが組込まれ、全社員が経営情報を活用できます
株式会社パシフィックビジネスコンサルティングが代理店として提供する「Dynamics 365 for Finance & Operations」は、大企業~中堅企業向けERP「Dynamics AX」の最新バージョンです。販売や購買、会計、サプライチェーン、生産管理などの基本機能はもちろん、プロジェクト会計や人材管理、流通・小売業向け機能も搭載しています。
またMicrosoftが開発するシステムのため、Office製品のユーザーが使いやすいのも特徴です。さらに世界2,500社を超えるパートナーとの連携により、海外拠点での展開や保守などを支援します。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
価格 |
初期費用30,000,000円 オンプレミス・パッケージソフト:月額200,000円~ SaaS:月額45,000円~ |
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点 食品、医薬、化粧品 10名以上 50名未満
Infor SyteLine (CloudSuite Industrial)
製品・サービスのPOINT
- グローバルで製造業を中心に6,000社以上の導入実績!!
- 国内外の製造、販売拠点の統合管理を実現し、企業力強化!!
- 自社運用が可能なカスタマイズ性と使いやすいインターフェース!!
「Infor SyteLine (CloudSuite Industrial)」は、京セラコミュニケーションシステム株式会社が提供するオンプレミス・クラウドERPです。製造業に特化し、グローバル環境にも対応しています。
統合BOMをベースに、工程や利用環境ごとに柔軟な管理や、APS(スケジューラ)・EDI・MESなどの機能を拡張可能です。導入実績豊富なコンサルタントとサポートもあるため、初めての企業でも安心して利用できるでしょう。
対象従業員規模 |
100名以上5,000名未満 |
対象売上規模 |
100億円以上5,000億円未満 |
価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 電気、電子機器 100名以上 250名未満
Reforma PSA(レフォルマ・ピーエスエー)
製品・サービスのPOINT
- 導入企業170社以上!初めてのERPに!初期コスト“0” 月額3万円~
- 自動で工数集計!作業時間から案件別工数/労務費を自動集計
- 利益がすぐ見える!プロジェクト原価をタイムリーに自動計算
株式会社オロが提供する「Reforma PSA(レフォルマ・ピーエスエー)」は、Webや広告、開発、コンサル業におけるプロジェクト管理型ビジネスに特化したERPです。
低価格で導入でき、初期費用無料、月額3万円から利用可能です。工数管理や販売管理、経費管理に対応しており、各データを一本化し管理会計も効率化します。操作方法に関する説明会や動画マニュアルを提供しているほか、充実したサポートも魅力です。
対象従業員規模 |
50名未満 |
対象売上規模 |
10億円未満 |
価格 |
初期費用無料 販売ライセンス:月額6,000円/ユーザー 購買ライセンス:月額2,000円/ユーザー 勤怠ライセンス:月額300円/ユーザー 経費ライセンス:月額300円/ユーザー セキュリティオプション:月額300円/ユーザー |
いい点 放送・広告・出版・マスコミ 10名以上 50名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 100名以上 250名未満
《Plaza-i》のPOINT
- 業種別フレームワークを用いて業務標準化を推進、属人化から脱却
- 多通貨多言語で海外取引、海外進出、外資系企業をサポート
- サポート期限からの解放、継続コストの最小化を実現
株式会社ビジネス・アソシエイツ提供する「Plaza-i」は、中堅中小企業向けERPパッケージです。複数の通貨や言語、会計基準に標準対応しており外資系企業や海外進出を考えている企業にも適しています。
また専門商社や役務提供、シェアードサービスなどの特定業態に特化しており、対象業種にとって必要な機能を深堀りして網羅されているのも魅力です。
対象従業員規模 |
50名以上1,000名未満 |
対象売上規模 |
10億円以上 |
価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 250名以上 500名未満
《MA-EYES》のPOINT
- プロジェクト中心の豊富な機能とセミオーダーによる機能追加
- 「一括導入版」と「SaaS版」を選択することが可能
- 快適な操作性や状況に合わせた機能拡張により、高いROIを実現
「MA-EYES」は、株式会社ビーブレイクシステムズが提供するプロジェクト型企業向けのERPシステムです。プロジェクト管理や作業実績管理、財務会計やワークフローなどを標準搭載しており、追加で必要な機能はアドインで開発できるセミオーダー型です。
システム連携も容易で、柔軟性が高いのもポイントでしょう。短期間・低コストで導入でき、現行の業務フローにあわせたシステム構築が可能です。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 電気、電子機器 100名以上 250名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 5,000名以上
《Plaza-i総合会計ERP》のPOINT
- 多通貨、バイリンガル、複数会計基準、外貨支払
- 複数会社管理、自動換算による本社支社簡易連結
- 財管一致でストレスの無い財経管理と経営判断
株式会社ビジネス・アソシエイツが提供する「Plaza-i総合会計ERP」は、外貨換算やバイリンガル対応により、海外進出企業や外資系企業に最適な総合会計システムです。管理画面や帳票はすべて日本語と英語で表示されます。
日本の会計基準のほか、各国のGAAPやIFRSにも対応しており、各会計基準ごとの財務諸表の出力も可能です。さらに外貨支払や入金では、レートの差額を為替差損益として自動で計上します。
対象従業員規模 |
100名以上 |
対象売上規模 |
10億円以上 |
価格 |
5,000,000円~ ※導入会社規模・オプションによって変動 |
改善してほしい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 100名以上 250名未満
《アラジンオフィス》のPOINT
- お客さまの声を反映した完成度の高いパッケージ
- 導入実績5000社以上!
- 販売・在庫管理だけでなく、豊富なオプション機能をご用意
株式会社アイルが提供する「アラジンオフィス」は、関東・関西・東海を対象とし、5,000社以上の導入実績があります。販売管理に必要な機能を豊富に取り揃えており、カスタマイズなしで利用可能です。
卸・商社、製造・加工、小売業などの各種特化業種パッケージがあり、多くの業種・業態で利用されています。導入後のきめ細かなサポートに定評があり、ユーザーリピート率は98.4%を誇ります。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 10名以上 50名未満
《Galileopt DX》のPOINT
- 外部連携基盤の強化やAI 仕訳の展開と拡張
- 業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進
- ワークフローのスマホ対応
株式会社ミロク情報サービスが提供する「Galileopt DX」は、財務を核としたマネジメントシステムで、全体業務最適化や経理事務省力化、決算早期化に貢献します。財務や人事給与、債権管理などモジュールごとに導入でき、企業の成長にあわせて柔軟なシステム構築が可能です。
主にバックオフィスを支援するシステムですが、BIツールやワークフローの機能を搭載しており、AI機能も拡張できます。
対象従業員規模 |
100名以上 |
対象売上規模 |
10億円以上500億円未満 |
価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 人材サービス 1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点 食品、医薬、化粧品 500名以上 750名未満
《MJSLINK DX》のPOINT
- 新機能「AI仕訳」で仕訳作成も自動化。業務のスピードアップ実現
- 安定した基盤を利用し、システム維持・管理にかかる負荷を低減
- データ連携・AIでDX推進し、スピード経営と企業価値を向上を実現
「MJSLINK DX」は、株式会社ミロク情報サービスが提供するERPシステムで50名以上の中堅・中小企業に適しています。オンプレミス製品と同じように多彩な機能をクラウド上で再現した製品です。
AIによる仕訳や監査支援機能が特徴で、経理業務の効率化のほか経営の可視化にも役立つでしょう。また、バージョンアップが自動で行われるのもポイントです。
対象従業員規模 |
50名以上 |
対象売上規模 |
10億円以上100億円未満 |
価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 コンサル・会計・法律関連 100名以上 250名未満
《multibook》のPOINT
- 海外多拠点の経営状況をリアルタイムに、一目で把握
- 海外拠点管理の精度向上、不正防止、連結決算早期化を実現
- クラウド型で低価格、短期導入可能!サーバ設置、IT担当も不要
株式会社マルチブックが提供する「multibook」は、世界30か国・500社以上で利用され、海外拠点の経営情報を管理するクラウド型会計・ERPサービスです。英語や中国語のほか、タイ語やベトナム語など12言語に対応しています。
現地の会計基準と日本の会計基準間における調整ができ、差異比較もしやすいため、監査対応も効率化します。業種や規模を問わず、製造・商社・飲食・建設などさまざまな企業で利用されています。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対 |
価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
中堅企業向けInfiniOne ERP
FutureOne株式会社(英文表記: Future One, Inc.) 《中堅企業向けInfiniOne ERP》のPOINT
- 40年にわたる実績・ノウハウを凝縮
- 全体最適による業務の迅速化・効率化、正確性の担保
- 食品製造/小売・総合商社向けなどの業務テンプレート
「中堅企業向けInfiniOne ERP」は、FutureOne株式会社(英文表記: Future One, Inc.)が開発・提供するカスタマイズ型ERPです。
各基幹業務に対する機能が拡張パーツとして提供され、組み合わせてシステムを構築します。1,200社の導入実績から得た知見やノウハウを反映したカスタマイズが可能なため、企業特有の業務処理に対応したシステム構築が実現します。
対象従業員規模 |
50名以上1,000名未満 |
対象売上規模 |
50億円以上500億円未満 |
価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 500名以上 750名未満
改善してほしい点 建設 100名以上 250名未満
《Biz∫》のPOINT
- 大企業向けERPパッケージ 採用社数 第1位!
- 販売・会計・人事の他に、BI・EAI など幅広く取り揃えている
- 国内外の豊富な導入実績持つワークフローで迅速な意思決定を実現
「Biz∫」は、株式会社NTTデータ・ビズインテグラルが提供する大企業向けのERPシステムです。サービス業や流通業、建設業など業界別のテンプレートがあるため、幅広い業種で利用できます。
基幹業務はもちろん、情報系ツールも豊富で業務効率化や敏速な意思決定の支援が可能でしょう。大規模企業向けERPで採用社数1位を獲得しています。(出典元:富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2022年版」)
対象従業員規模 |
100名以上 |
対象売上規模 |
100億円以上 |
価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 その他製造 250名以上 500名未満
《SAP Business One》のPOINT
- 27か国の言語、世界42か国の税制や商習慣に対応
- 低コスト・スピーディーに導入できるクラウドプランも利用可能
- 国内トップクラスの実績で海外拠点への確実な導入を実現
「SAP Business One」は、株式会社日立システムズが代理店として提供するERPソリューションです。27か国の言語、世界42か国の税制や商習慣に対応しているため、海外拠点をもつ中小企業や大企業に適しているでしょう。
財務・会計や在庫管理、生産管理や販売管理、購買管理など経営に必要な機能を網羅しています。現地ベンダーと協業して導入サポートを提供しています。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
価格 |
初期費用:個別見積もり クラウドプラン:月額14,560円~/ユーザー |
改善してほしい点 電気、電子機器 5,000名以上
《kintone》のPOINT
- 受発注管理,商品管理,プロジェクト管理など幅広い業務に対応
- コミュニケーション機能も搭載、業務に必要な情報を一箇所に集約
- 多言語対応で、海外拠点でも利用可能
サイボウズ株式会社が提供する「kintone」は、アプリを作成できるノーコード・ローコードツールです。自社の基幹業務にあわせた開発をすれば、ERPとしての運用が可能です。管理会計や受発注管理、生産管理など幅広い業務に活用できます。
またアプリ開発の知識がなくても操作可能であるほか、社内データとの連携しやすさもポイントです。日本語のほか、英語や中国語などにも対応しています。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
価格 |
ライトコース:月額780円/ユーザー スタンダードコース:月額1,500円/ユーザー |
改善してほしい点 電気、電子機器 10名以上 50名未満
《JUST.DB》のPOINT
- 完全ノーコード!プログラミング知識なしで、かんたん・高速開発
- 繰り返しの作業や複雑な処理もRPA不要で自動実行が可能
- ワークフローや帳票出力、外部連携など高度な機能を標準搭載
株式会社ジャストシステムが提供する「JUST.DB」は、多彩な機能と高い拡張性を備えたクラウドデータベースです。プログラミングの知識がなくてもノーコードで業務システムを迅速・簡単に開発可能です。
複雑な処理もRPAなしで自動実行でき、ワークフロー機能でペーパーレス化を支援します。リアルタイム集計や帳票出力、外部連携も標準搭載され、社内のDX化を促進します。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
対象売上規模 |
すべての規模に対応 |
価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
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まとめ
クラウドERPはインターネットを介して利用するERPです。従来のオンプレミスERPに代わり、主流になりつつあります。クラウドERPは、プライベートタイプ・パブリックタイプ・ハイブリッドタイプに分類されるので、利用環境や要件に応じて最適なタイプを選択しましょう。
またクラウドERPを導入すれば、導入時間やコスト削減だけでなく、生産性や安全性の向上などのメリットが得られます。さっそく資料を取り寄せ、自社にあった製品導入のためにさまざまなクラウドERPを比較してみましょう。