無料のグループウェアを紹介【比較表】
この記事で紹介している一部製品を比較表で紹介します。各製品の詳細情報についてはのちほど紹介しているので、気になる製品をチェックしてみてください。また、ITトレンドでは実際の資料請求数を元に人気製品をランキング形式で紹介しているので、人気製品から導入を検討したい方は参考にしてください。
以下のボタンから、各社製品の資料を一括で請求できます。グループウェアの比較検討にぜひご活用ください。
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無料のグループウェアを徹底比較
ここでは、無料で利用できるグループウェア製品を紹介します。気になった製品は「+資料請求リストに追加」ボタンでカート追加をしておき、あとでまとめて資料請求も可能です。
《GroupSession》のPOINT
- 掲示板や在籍管理など20種類以上の機能を搭載
- エンタープライズ版はサポートが充実
- クラウド版はスマートフォンアプリにも対応
日本トータルシステム株式会社が提供する「GroupSession」は、ユーザー数無制限で利用できる無料のグループウェアです。日本の商習慣に対応した基本機能が搭載されています。公的機関や大学などでの導入実績があり、安心して導入できるでしょう。クラウド型の有料プランでは、無料トライアルも実施しています。
無料プラン内容 |
ユーザー数無制限 |
主な対応機能 |
Webメール機能/ファイル共有機能/ワークフロー機能 |
有料版参考価格 |
GroupSession byCloud:月額300円~/ユーザー GroupSession ZION:初期費用2,400,000円、年額853円~/ユーザー |
いい点 放送・広告・出版・マスコミ 100名以上 250名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 10名未満
《R-GROUP》のPOINT
- 追加費用なしでスマートフォンでも使用可能
- 名刺管理やシフト管理など便利な機能が多数
- 日本国内だけで2,000社以上の導入実績
R-GROUP株式会社が提供する「R-GROUP」は、利用者数や機能が無制限の完全無料クラウド型グループウェアです。追加費用ゼロで、PCだけでなくスマホでも利用できます。タイムラインやスケジュール、掲示板や無料通話など豊富な機能が搭載されています。アジア圏やアメリカ圏、ヨーロッパ圏などの全20か国語に対応しており、海外拠点での導入も容易です。
無料プラン内容 |
ユーザー数無制限 |
主な対応機能 |
Webメール機能/ファイル共有機能/勤怠管理機能 |
有料版参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点 公務員(教員を除く) 750名以上 1,000名未満
《GRIDYグループウェア》のPOINT
- 23もの機能を搭載!
- ISO27001(ISMS)に準拠した高度なセキュリティ環境!
- 登録から利用開始までわずか5分!
ブルーテック株式会社が提供する「GRIDYグループウェア」は、標準的な23機能をすべて無料で利用できるSaaS型のWebグループウェアです。多くの製品では有料オプションとして扱われる高度な機能も、標準搭載し無料で利用可能です。アクセス制限があるため、セキュリティ面も安心でしょう。社外のGRIDYグループウェアユーザーとも情報連携ができます。
無料プラン内容 |
ユーザー数無制限 |
主な対応機能 |
Webメール機能/ファイル共有機能/ワークフロー機能/プロジェクト管理機能/勤怠管理機能 |
有料版参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点 教育・教育学習支援関係 10名以上 50名未満
《Zoho Connect》のPOINT
- フィード機能で気軽に業務情報をやり取り
- タウンホール機能で専門知識を社内に周知
- ファイル共有機能でテキストやプレゼン資料の共同編集も
ゾーホージャパン株式会社が提供する「Zoho Connect」は、社内スケジュールや投稿などの機能を最大5ユーザーまで無料で利用可能です。グループ作成やマニュアル作成、ファイル管理にも対応しています。日本語以外にも中国語や英語など多くの言語で利用できるため、海外拠点のある企業にもおすすめのグループウェアです。
無料プラン内容 |
ユーザー数5名まで・グループ数3つまで・10MB |
主な対応機能 |
ファイル共有機能/ワークフロー機能 |
有料版参考価格 |
内部ネットワーク:月額40円~/ユーザー 外部ネットワーク:年額13,800円 |
いい点 卸売・小売業・商業(商社含む) 10名以上 50名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 50名以上 100名未満
e-Broad office
「e-Broad office」は、モバイル対応の無料グループウェアです。トップページに必要な情報だけが表示されるシンプルな画面設計のため、誰でも使いやすいでしょう。スケジュールや伝言メモ、タイムカードなど豊富な機能が搭載されています。
主な対応機能 |
掲示板/スケジュール/ToDoリスト/伝言メモ/タイムカード |
サークルスクエア
「サークルスクエア」は、サークル・部活動などのコミュニティ運営だけでなく、商用としても役立つ無料のグループウェアです。これまでに20,000団体以上が利用しています。コミュニケーションを活性化するチャットやつぶやき機能に加え、アルバム機能では画像データの共有も可能です。
主な対応機能 |
掲示板/スケジュール/ファイル共有/ToDoリスト/アンケート |
Stock
「Stock」は、チーム内の情報をノート形式で残せるため、情報を管理・把握しやすいツールです。無料プランでは、ノート数20・1GBストレージまで利用可能です。情報の共有やストックに特化したシンプルな設計で、誰でも操作しやすいでしょう。
enclo
「enclo」は、グループでの情報共有を円滑にするためのクラウドアプリです。フリープランでは最大300MBストレージを、5グループかつ1グループ5名まで無料で利用できます。メールでのサポートが受けられるのも、魅力の一つでしょう。
Chat&Messenger
「Chat&Messenger」は、アカウント登録なしで利用できる無料のグループウェアです。Web会議やビデオ通話が可能で、テレワークやモバイル連携にも対応しています。施設予約や勤怠管理など、機能が豊富な点も特徴です。
主な対応機能 |
掲示板/スケジュール/ファイル共有/ToDoリスト/Web会議 |
無料グループウェア導入の注意点
ここまで紹介したとおり、無料でも便利なグループウェアは多くありますが、注意点すべき点もあります。無料グループウェアを利用する際の注意点は、以下のとおりです。
- ●機能やデータ容量に制限がある
- ●サポート体制が弱い
- ●セキュリティ上の不安がある
それぞれの注意点について詳しく解説します。
機能やデータ容量に制限がある
無料のグループウェアは、チャットや掲示板などの基本的な機能のみの搭載など、有料版に比べて機能が制限されている場合もあります。ワークフローや経費精算、施設予約など、バックオフィス業務を効率化する便利機能が搭載されている製品を求める場合は、無料製品だと不十分かもしれません。
また、利用できるデータ容量も有料版に比べると少なかったり、スマホに対応していなかったりするので、利用環境にあっているかを確認しましょう。
サポート体制が弱い
Webサイト上によくある質問・FAQなどを設けているサービスもありますが、個別のサポートなどがない場合もあります。メールや電話で問い合わせができないので、困ったことがあっても自分で解決する必要があるため注意が必要です。自社内でトラブル対処ができるか検討したうえで導入するとよいでしょう。
セキュリティ上の不安がある
無料のグループウェアは、IPアドレスの制限がかけられないなど、セキュリティ面に不安を抱く製品もあります。最近では多くの製品でセキュリティ対策が施されていますが、導入前に確認するようにしましょう。例えばISO27001の認証やプライバシーマークを取得しているかは、確認しておくとよい項目です。
注意点を踏まえて、高度な機能や強固なセキュリティを希望する場合は有料製品もあわせて検討するとよいでしょう。有料製品でも低コストで安全に利用できる製品は多くあります。無料トライアルで試せる製品もあるので、以下のボタンより最新の資料請求ランキングを確認し比較してみてください。
グループウェアを導入するメリット
グループウェアの導入メリットは、以下のとおりです。
- ●リアルタイムな情報共有
- ●リモートワークでも利用可能
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
リアルタイムな情報共有
グループウェアの利用で、社内の迅速な情報共有が可能です。従来は、口頭やメールなどを利用して業務の確認や質問を行っていました。しかし、グループウェアによってリアルタイムに情報を共有できるため、業務効率化はもちろん伝達ミスも防げるでしょう。
リモートワークでも利用可能
ツール上で社内の情報がわかるため、時間や場所を問わずに利用できます。そのため、異なる拠点からはもちろん、リモートワークでも情報の一元管理が可能です。モバイル対応製品であれば、外出先からも操作できる点は魅力の一つでしょう。
企業の規模や、業務内容により必要な機能は異なるでしょう。以下のページでは、おすすめのグループウェアを紹介しているので、自社にあう製品選びの参考にしてください。
グループウェアを制約なく活用する方法
グループウェアを制約なく活用する方法は、「有料製品の導入」と「オープンソースのグループウェア導入」の2つがあります。それぞれの方法について詳しく解説します。
有料製品の導入
無料のグループウェアは機能制限があったり、サポート体制が十分ではなかったりする場合があります。そのため、制限なく本格的にグループウェアを活用するのであれば有料製品も検討してみるのがおすすめです。有料製品であれば基本的なグループウェアの機能を網羅しているほか、システム連携による業務効率化や十分なセキュリティ対策がされているといったメリットもあります。低価格で利用できる製品もあるため、グループウェアを導入する際は有料製品とも比較して検討しましょう。
オープンソースのグループウェア導入
「グループウェアを無料で使用したいけれど、機能の制約は受けたくない。」という方は、オープンソースのグループウェアを利用するのもよいでしょう。オープンソースとは、ソフトウェアの中身が公開され、だれでも自由に改修ができる形式のことです。そのため、カスタマイズすることで必要とする機能をすべて網羅し、使い勝手のよいグループウェアとして活用が浸透するでしょう。
ただし開発には人員が必要となり、工数もかかります。工数や人的コストを考慮した場合に、有料製品の導入にかかる費用はおおよそ妥当、費用対効果として見合うという判断に至る場合もあるかもしれません。以下のページでは、オープンソースのグループウェアを比較して紹介しています。社内のリソースを考慮して選択肢を広げて検討してみましょう。
自社にあったグループウェアで業務効率化を
グループウェアを利用すると、チャットツールやストレージサービスなどバラバラにいくつものツールを使い分ける必要がなくなり、円滑な情報共有が可能になるでしょう。今回紹介した無料製品は、掲示板やスケジュール管理、ファイル共有など基本的な機能を搭載しています。しかし、利用環境や企業ごとに必要な機能は異なります。まずは自社内で要件を整理したうえで、有料製品も選択肢に入れながらできるだけ多くの製品を比較しましょう。
以下のボタンより、グループウェア製品の一括資料請求が可能です。資料請求した製品で導入検討を進めていく際に便利なオリジナルの比較表ダウンロード(無料)ができるので、ぜひご活用ください。
株式会社etika 代表取締役
宮村 佳祐さんのコメント