テレアポ管理ツールとは
テレアポ管理ツールとは、電話とパソコンを連携させテレアポ業務の効率化を図るシステムのことで、テレアポシステムやコールセンターシステム、CTIなどが該当します。
画面上からのワンクリック発信や通話内容の録音・分析機能などを有し、業務効率化に加えて通話品質の向上にも役立つでしょう。主な機能は以下のとおりです。
- ●ワンクリック発信
- ●プレディクティブコール
- ●自動発信
- ●顧客情報・対応履歴連携
- ●通話の自動録音
- ●架電記録・分析
- ●目標管理
おすすめ製品の比較表
この記事で紹介している一部製品の比較表を紹介します。各製品の詳細情報については、後ほど紹介しているので、複数製品を比較してみるとよいでしょう。資料請求も可能(無料)なため、社内検討する際に活用してください。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
おすすめのテレアポ管理ツールを紹介
CTIやコールセンターシステムなど、テレアポの業務に活用しやすい管理ツールを紹介します。
《GoodCall》のPOINT
- ユーザー目線で作った視認性と操作性の高いUI!
- インバウンド・アウトバウンド両方の効率化を実現!
- 業務に合わせてカスタマイズし業務効率化と部署間連携強化!
株式会社Good Relationsが提供する「GoodCall」は、ユーザー目線で作った視認性と操作性の高いUIが特徴です。業務にあわせて自由にカスタマイズでき、業務効率化と部署間の連携強化が可能です。さらに、テレアポの発信効率の向上や出先での会社番号での発信、営業マンとコールセンターのリアルタイム連携、低コストでのコールセンター開設などさまざまな課題を解決します。
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 10名以上 50名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 10名以上 50名未満
《List Navigator.》のPOINT
- 最大5倍の発信効率で行動量を最大化
- 充実の架電分析機能でテレアポを成功へ導き出す
- API連携で現運用はそのまま効率を最大化
株式会社Scene Liveが提供するクラウド型CTI「List Navigator.」は、アウトバウンド業務で必須となるリスト管理・案件管理・オペレーター管理をまとめて実行できるシステムです。「地域」「時間帯」「有効コール率」など架電データを自動収集し、テレアポ獲得数を増加させます。利用ユーザーからは、「60歳を過ぎたテレアポ従業員も問題なく操作できて簡単」という声もあり、使いやすさもポイントです。
改善してほしい点 その他 100名以上 250名未満
《サスケ》のPOINT
- 通話料金以外は発生しない
- CTIとCRMが一体化で豊富な機能を利用可能
- コストを50%削減した事例あり
株式会社インターパーク提供の「サスケ」は、クラウド型テレアポ管理サービスです。CTIだけでなくCRMも一体化しており、テレアポ管理業務の効率化に役立つ顧客管理やレポートなどさまざまな機能を搭載しています。また利用料金も安く、クラウド型のため初期費用や工事も必要ありません。
1,000社以上もの導入実績があるのも、安心のポイントでしょう。
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 50名以上 100名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 50名以上 100名未満
アポ王コネクト
株式会社 WinSoftが提供している「アポ王コネクト」は、低コストでテレアポの架電業務を最大限に効率化するコールシステムです。リストから未架電の電話番号のみ抽出してオペレーターに配布する「プレビューコール」とシステムから自動発信してつながった回線のみオペレーターへ接続する「プレディクティブコール」の2つから選択できます。
アポ放題
モズエンタープライズ株式会社が提供している「アポ放題」は、スマートフォンで利用できるCTIシステムです。定額のかけ放題プランが利用できるため、通話料無料で利用できます。顧客管理・スタッフ管理・通話自動録音管理などさまざまな機能を搭載しており、テレワークにも活用しやすいでしょう。
テレアポ管理に役立つSFAを紹介
テレアポを含む営業活動は、スタッフ個人の力量に成否が左右されがちです。しかし、社員の力量頼みでは企業として安定した成果を出し続けるのは困難でしょう。安定的な成果を実現するには、営業活動を組織的に管理する必要があります。
そこで役に立つのがSFAです。ここからはITトレンドにおいて特に問い合わせの多かった最新のおすすめSFAツールを紹介します。
《InfAjast インフアジャスト》のPOINT
- 2020年から4年連続SFA部門第1位!時代にマッチした進化するSFA
- はじめてでも安心!月契約&導入から定着まで手厚いサポート
- 独自の顧客履歴で営業ノウハウも蓄積、営業状況を即座に把握
株式会社エーエスピーコム提供の「InfAjast インフアジャスト」は、グループウェアをベースに顧客管理・日報や案件の管理・ワークフローなど、自社に必要な機能のみを導入できる「選択型システム」です。顧客管理機能は、メール・アタック・電話など顧客とのやり取りを時系列で可視化し、データベース化します。
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 250名以上 500名未満
製品・サービスのPOINT
- 定着率95%!定着支援の専門チームが課題に合わせて徹底支援。
- 5,500社超、185業種以上で採用されているCRM/SFA
- 確かな効果。売上192%、営業会議時間1/6を実現するCRM/SFAツール
ソフトブレーン株式会社が提供する「eセールスマネージャーRemix Cloud」は、現場での使いやすさを重視して作られたSFA/CRMツールです。営業活動内容を一度入力すれば、ダッシュボードや商談リスト、Excelなどに即時反映されます。さらに専門アドバイザーによる定期的なサポートがあり、高い定着率を保持しています。
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 1,000名以上 5,000名未満
法人向けIT製品比較サイトにおいて認知度・利用経験率No.1を誇るITトレンドでは、さまざまなSFA製品(営業支援システム)を取り扱っています。最新のSFA月間資料請求ランキングは以下のボタンからチェックしてみてください。
テレアポ管理ツールを効果的に活用するポイント
テレアポ管理ツールの効果を最大限に引き出すにはどうすればよいのでしょうか。
顧客像の設定
テレアポを成功させるには、顧客像の設定が欠かせません。自社にとって多くの利益を見込める顧客とは、どのような特徴をもつ顧客なのか考えましょう。
相手が一般客であれば、性別や年齢、家族構成や住所といった情報をもとに顧客像を設定します。しかし、BtoBにおいては役職や勤続年数、その企業の業種といった企業内での情報も必要です。
どのような特徴をもつ顧客が自社にとって理想的なのかは、既存顧客を分析して可視化しましょう。
例えば取引期間が長く、利益の大きい取引を探し、それらの顧客の共通点を見つけ出します。導き出された顧客像にマッチする顧客に対しては、これまでの成功事例にもとづいたアプローチが可能です。また顧客にとっても、自社と取引経験があるベンダー相手であれば安心感を抱けるでしょう。
優先順位の設定
一口に理想の顧客像に該当する顧客といっても、見込み度は千差万別です。すでに取引経験のある顧客が相手なら、これからも利益を見込める可能性があります。しかし、まったく関わりのない企業とゼロから関係を構築するのは困難を極めるでしょう。
したがって、理想の顧客像に当てはまる企業に優先順位を設定する必要があります。これまでの関わりや自社の実績、競合他社の状況などをもとに順位を決定しましょう。
また、同時に失注顧客の分析も重要です。過去に失注したことがあれば、その顧客と似た特性をもつ顧客とは相性が悪い可能性もあるため、順位は低く設定すべきでしょう。ただし原因を分析し、改善の見込みがあるのであれば、それも踏まえて順位を決定します。
テレアポ管理ツールやSFAを用い、成果を上げよう
テレアポ管理ツールは、リストやトークの作成などの機能によりテレアポを支援します。綿密に顧客像を設定し、優先順位をつけてテレアポ活動をすれば、高い成果を上げられるでしょう。
しかし、より本格的に営業活動の効果を高めたいのであれば、SFAも有効です。テレアポ管理ツールよりも組織的な営業活動の取り組みを支援してくれます。これらのツールの活用を視野に入れ、高い成果を目指しましょう。