2020年上半期クラウド型SFA資料請求ランキング TOP3
まず、資料請求が多かったクラウド型SFAのTOP3をランキング形式で紹介します。
InfAjast - ES3.7 インフアジャスト
InfAjast - ES3.7 インフアジャスト の比較ポイント
- 属人化防止、可視化、共有化を図りたい企業
- 営業力を底上げし売上アップしたい企業
- 営業レベルをUPしながら働き方改革をしたい企業
「InfAjast - ES3.5 インフアジャスト」は株式会社エーエスピーコムが提供する営業支援システムです。機能を選んでカスタマイズできるため、必要最低限の機能のみに絞れば、比較的低コストで導入が可能です。
ASPCOM Cloud版のベースのクラウド版の場合は、月1,000円~となり、追加する機能によって価格は変動します。また、オンプレミス版もあり、こちらは年額ライセンスとなります。
eセールスマネージャーRemix Cloud の比較ポイント
- 定着率95%!定着支援の専門チームが課題に合わせて徹底支援。
- 5,000社超の導入実績!日本の営業シーンにあったUIで使い勝手No1
- 確かな効果。売上192%、営業会議時間1/6を実現するSFA/CRMツール
ソフトブレーン株式会社の「eセールスマネージャーRemix Cloud」は、定着率が高いSFAシステムです。「シングルインプットマルチアウトプット」によって、営業報告は1度の入力で済み、入力されたデータをさまざまな切り口で活用できます。図表やグラフを生成し、戦略立案に用いることも可能です。
料金はスタンダードプランの場合、1ユーザー月額6,000円〜となります。なお、オンプレミス版も提供しており、75,000円~利用できます。
Knowledge Suite の比較ポイント
- 2年連続ITトレンド年間ランキング1位、働き方改革の促進に貢献!
- 簡単な営業日報入力だけで商談・案件情報を手間なく一元管理!
- 名刺管理と顧客台帳が連携!手入力なしで顧客情報が最新に更新!
ナレッジスイート株式会社の「Knowledge Suite」は、SFAをはじめとしたさまざまなビジネスアプリケーションが複合的に搭載されたクラウド型システムです。営業日報の入力がわずか3ステップで完了します。また、蓄積されたデータの集計・分析により、戦略的な営業活動を行うことができます。
データ蓄積量に応じた従量課金制なので、ユーザー数は無制限です。ストレージ容量5GBで、1企業あたり月額50,000円~となります。
クラウド型SFAのメリット
ここで一度クラウド型SFAのメリットを確認しておきましょう。
スムーズに導入できる
クラウド型のSFAシステムを導入する際は、サーバや専用のハードウェアを自社で購入する必要がありません。基本的にはベンダーのデータセンターに設置されているものをレンタルして使用するため、スムーズな導入が可能です。
「既に運用されているシステムを借りる」のがクラウド型の特長です。
場所を選ばずに利用できる
クラウド型であれば、さまざまなデバイスから場所を選ばずに利用可能です。PCやタブレットはもちろんですが、出先からスマホで利用できるSFAも増えており、報告業務を行うためにいちいち自社に戻る必要はありません。
クラウド型SFAを導入すれば、営業担当者の負担軽減につながるため、その分もっと重要な営業活動にリソースを割くことができます。
安い初期費用で導入できる
クラウド型SFAはハードウェアを購入する必要がないため、初期費用がオンプレミス型に比べてかかりません。月額費用はかかりますが、必要な機能やストレージを必要な分だけ契約すれば、コストがかさむようなことはないでしょう。
ITトレンド編集部厳選!クラウド型SFAシステム
クラウド型SFAのメリットをご理解いただけたところで、ITトレンド編集部が厳選したクラウド型SFAを比較してみましょう。この記事内で気になる製品はピックアップし、資料請求でさらに詳しく検討することをおすすめします。
「Sales Force Assistant」は、ユーザー一人ひとりにAIアシスタントをつけ、担当者がそれぞれ必要とする情報を個別に受け取ることができます。それにより、営業生産性のアップや業務品質の改善に繋がることが期待できるでしょう。
価格は、クラウド版であれば月額3,500円〜導入可能です。
Sales Cloud の比較ポイント
- 世界でも日本でもトップシェアのSFA/CRM
- 15万社の圧倒的な導入実績とノウハウ
- 導入企業は、売上25%アップを実現!
株式会社セールスフォース・ドットコムの「Sales Cloud」は、世界でトップシェアを誇るクラウド型SFA/CRMシステムです。MA、SFA、CRMの機能を搭載し、見込み客の獲得から販売まで、セールスプロセス全体を総合的に管理することができます。
最も利用されている「ライトニングエンタープライズプラン」の場合、1ユーザー月額18,000円です。
Salesforce Essentials の比較ポイント
- 簡単な設定ですぐに使える!
- AIを活用して、よりスマートかつスピーディな営業活動を実現!
- ビジネスの成長に合わせて容易に拡張!
「Salesforce Essentials」も株式会社セールスフォース・ドットコムが提供しており、Salesforceを小規模企業やスタートアップ向けに開発されたシステムです。Salesforceよりも低価格で始められるうえ、セットアップガイドによってスムーズに運用できるのが特長です。
1ユーザー月額3,000円で利用でき、企業規模が拡大した際にはそのままSalesforceに移行できます。
株式会社USEN ICT Solutions提供の「kintone」は、営業支援アプリを簡単に作成できるクラウド型ツールです。案件管理や集計機能などをノンプログラミングでカスタマイズが可能で、自社仕様のSFAアプリが完成します。
5ユーザーから契約でき、ライトプランが1ユーザー月額780円、スタンダードプランが1ユーザー月額1,500円です。
kintone の比較ポイント
- 低価格で⾃社の業務にぴったりなSFAアプリケーションを作成
- マルチデバイス対応で、外出・出張先からもかんたんアクセス
- SFA以外にも、問い合わせ管理などCRM業務にも活用可能
こちらの「kintone」はサイボウズ株式会社が提供しています。
顧客リストや案件管理など、100種類以上の無料テンプレートがあるので、それをベースにしてSFAアプリを作ることができます。もちろん、最初から作成も可能です。
株式会社USEN ICT Solutions提供の「kintone」と同様、5ユーザーからの契約となり、ライトプランが1ユーザー月額780円、スタンダードプランが1ユーザー月額1,500円です。
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートが提供する「intra-martDPS for Sales」は、名刺管理機能が充実したSFAです。名刺をスマホのカメラで撮影するだけでデータ化できたり、エクセルで作成した帳票を取り込めたり、入力の手間を省けます。
提供形態は、クラウド・プライベートクラウド・オンプレミスとなっており、参考価格は1,500円~120,000円です。
ちきゅう の比較ポイント
- 【業務効率UP】会議の回数が3分の1に、管理業務も6〜7割削減
- 【マルチデバイス対応】簡単な入力で商談情報をどこでも一元管理
- 【1480円〜】低価格ながら、外部連携・カスタマイズも自由自在
株式会社ジーニーの「ちきゅう」は、シンプルで使いやすいクラウド型SFAです。グラフィカルな管理画面で商談管理ができます。また、マルチデバイスに対応し、SlackやChatWorkなど外部ツールとの連携が容易です。
料金プランは4つで、1ユーザーあたり、ライト月額1,480円、スタンダード月額2,980円、プロ月額4,980円、エンタープライズ月額9,800円です。
Freshsales の比較ポイント
- 【コロナ対策キャンペーン中】無料ライセンス提供有り
- 【瞬間導入】かんたん設定で、最短1日で運用開始可能!
- 【業務効率化を実現】①情報共有、②自動化、③営業分析・予測
「Freshsales」はOrangeOne株式会社が提供するクラウド型のCRMです。CRMの機能がベースとなっていますが、営業状況を把握できるSFAの基本機能も搭載しています。システムからワンクリックで電話できる機能がついているため、効率的な営業活動が可能になるでしょう。
料金は年間一括契約の場合、15,600円~104,400円で、月額だと2,100円~です。
JUST.SFA の比較ポイント
- PCでもスマホでも、圧倒的な見やすさ
- 専門知識不要のカスタマイズ
- リアルタイム集計や帳票出力を標準装備
株式会社ジャストシステムが提供する「JUST.SFA」は、営業組織の成長をサポートするクラウド型のSFAです。システム上で営業活動を報告すると、さまざまな分析項目にリアルタイムで反映され、改善に活かせます。また、カスタマイズ性にも優れていて、自社仕様の管理画面にできます。
利用料金は別途お問い合わせください。
「AMATA system」は、株式会社ニュートン・フィナンシャル・コンサルティングが提供するクラウド型の課題解決ツールです。診断コンテンツやアンケートを用いて、営業チームが抱える課題を洗い出し、解決へと導いてくれます。
利用料金は別途お問い合わせください。
「UPWARD」はフィールドセールスを最適化し売上向上に貢献するクラウド型SFAシステムです。スケジュール作成機能によって「訪問する」業務を効率化し、優先度と移動時間を考慮した最適なルートを提示します。モバイル対応で現場から商談データの更新が可能です。
価格は1ユーザーあたり一ヶ月¥2,200~です。
「ジョブマネ」は充実した基本機能を備え多くの機能の中から利用する機能をチョイスしてカスタマイズできます。初期設定がかんたんなため即日導入が可能。予算に関する多彩な機能でコスト管理も正確かつ効率的に行えます。
10名まで無料で利用できるため導入のハードルが低く、以降20人までの利用で¥10,000/月~です。
そもそもSFAとは?
SFAは、Sales Force Automationの略であり、直訳すると「営業力の自動化」、意訳すると「営業支援システム」となります。SFAは各営業担当者の行動や工程、成果を管理し、「どういった営業施策が効果が高いか」を測定することが可能です。
また、営業担当者がそれぞれ行うべきことを個別に整理するため、やるべきことが明確になり、生産性の向上も期待できます。
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SFAの活用シーン
SFAを導入すると、どのようなシーンで活用が期待できるのでしょうか。SFAの活用シーンについてご説明します。
外出先からの業務報告・資料閲覧
ほとんどのSFAがさまざまなデバイスに対応し、営業担当者は外出先からの業務報告や、商談前に必要な情報の閲覧ができます。担当者が社内に戻る手間を省けるため、業務効率化につながるでしょう。
日々の営業データからの迅速な経営判断
SFAには各営業担当者が行った営業活動の履歴が蓄積されていきます。どの顧客がどのような流れで商品を購入し、リピートするかといったデータは、販売戦略を立てる際の参考になるでしょう。
また、蓄積されたデータはグラフなど、さまざまな形で視覚化できるため、予実管理や売上予測がしやすくなります。
他システムと連携した案件プロセスの一元管理
SFAは日々の営業活動をデータとして収集し、効率的な営業ノウハウの共有や迅速な経営判断を支援するシステムですが、他システムと連携させることでさらに効果を発揮します。たとえば、名刺管理ツールやMA(マーケティングオートメーション)において、獲得した新規のリード情報が入力されたときにそのままSFAに情報を反映させることができます。
また、既存顧客との関係構築に役立つCRMとも連携が可能です。、顧客情報と商談履歴が自動的に紐づけられるので二重入力が不要になり、より業務を効率化することが可能です。
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営業の成果を飛躍的に上げるクラウド型SFAの導入を!
クラウド型のSFAシステムには多くの種類がありますが、大切なのは自社に合ったシステムを導入することです。検討が不十分なまま導入した結果、適切な運用が行われず損をしてしまう企業も少なからずあります。
これを防ぐためにも、資料請求やトライアルの申込みなどを行い、導入後のイメージを固めたうえで導入しましょう。