ファイル転送サービスとは
ファイル転送サービスとは、メールで送信できない大容量ファイルを転送するサービスのことです。「ファイル送信サービス」とも呼ばれます。
画像や動画、CADなど、容量の大きなデータをやりとりするケースは多くあるでしょう。送信者がWeb上にファイルデータをアップロードし、受信者がダウンロードすることで、大容量データの受け渡しが可能です。
ファイル転送サービスの代表的な種類は以下のとおりです。
- ■Web上でアクセスすれば誰でも無料で利用できるサービス
- ■オープンソースでカスタマイズできるサービス
- ■セキュリティ対策や機能が充実している有料のサービス
以下の記事では、ファイル転送における課題とともに、ファイル転送サービスの利用でどのように課題を解決できるのか紹介しています。
無償・無料プランのあるファイル転送サービス
まずは、無償提供されているサービスや、無料プランのあるファイル転送サービスを紹介します。
Kozutumi
- 無駄な項目がなく初心者でも使いやすい直感的なUIで5名まで無料
- 暗号化/ウイルスチェック/誤送信防止で高セキュリティ機能が充実
- 万が一の場合に安心な、サイバーリスク保険とタイムスタンプ付き
株式会社ハートビーツが提供する「Kozutumi」は、暗号化やウイルスチェックなどにより、安全にデータの受け渡しができるファイル転送プラットフォームです。メールと似た手順で操作できますが、メールやストレージサービスよりも高セキュリティのファイル送信が実現します。また、タイムスタンプを利用した転送サービスとして特許を取得。電子データが存在した日時や、改ざんされていないデータであることの証明が可能です。
提供形態 | クラウド / SaaS / サービス | 有料プラン価格 | 月額990円~ |
無料プランの内容 | 利用人数5名まで、月間ファイル送信量100MBまで、送受信履歴表示3か月、ログ保管期間3か月 |
Kozutumiを利用したユーザーの口コミ
特にありません。 が、良い点裏返しで送信できる添付ファイルのサイズは2GBまでなので、 2GB以上の大きなファイルを送ることが多い方には向かないシステムです。 ここを改善すれば、容量の大きいデータを扱う事が多いSNSコンサル企業さんや、動画作成代行企業などの層も使いやすいのかなと思います。
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楽天ドライブ
- ファイル数・回数無制限の転送サービス
- 1人最大3TBのクラウドストレージ
- 有効期限日やパスワード設定などファイル管理機能も搭載
Rakuten Symphony Korea, Inc.が提供する「楽天ドライブ」は、ファイル数や転送回数無制限のファイル転送サービスです。楽天ドライブクラウドにはモバイル端末からもアクセスでき、最大3TBのファイル保存が可能です。マニュアルを読まなくても操作できる直感的なデザインで、メールと同じように利用できます。多種多様な拡張子に対応しているため、専門的なファイル形式を利用する企業に有効でしょう。
提供形態 | クラウド / SaaS / ASP | 有料プラン価格 | 月額680円~ |
無料プランの内容 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Giga File(ギガファイル)便
株式会社ギガファイルが提供する「Giga File(ギガファイル)便」は、データ容量無制限の大容量無料ファイル転送サービスです。1ファイルのサイズが300GBまでであれば、いくつでも転送可能です。アップロードしたファイルデータは、最大100日間保持できます。ユーザー登録不要で使用できるのも特徴です。
データ便
株式会社ファルコが提供する「データ便」は、すぐに利用できる無料プランから、転送容量無制限の有料プランまで用意されているサービスです。会員登録をしない場合は最大500MB、無料会員登録をした場合は2GBまで無料で利用できます。
firestorage
ロジックファクトリー株式会社が提供する「firestorage」は、会員登録なしで1ファイル2GBサイズまで転送が可能なオンラインストレージです。ファイル数に制限はありません。無料の会員登録を行えば、さらに写真管理やストレージ保存機能が使えます。有料版になると、最大10GBのファイルサイズに対応し、ダウンロード追跡などの機能も追加されます。
おくりん坊
ビット・パーク株式会社が提供する「おくりん坊」は、未登録あるいは無料会員登録で利用できるファイル転送サービスです。未登録の場合は500MBまで利用可能です。無料会員登録をすれば2GBまでのファイル送信に対応し、送信履歴の確認もできます。
オープンソースのファイル転送サービス
次に、オープンソースのファイル転送システムやサービスを紹介します。自社の運用にあわせてファイル転送システムを構築したい法人向けとして有効です。
OpenUpload
有限会社ディアイピィが提供する「OpenUpload」は、オープンソースの大容量ファイル転送システムです。PHP(プログラミング言語)のアプリケーションで、コストをかけずにシステムを構築できます。プラグインや禁止IPアドレス設定などの管理機能をはじめ、複数の認証方式やアップロードファイルの圧縮など機能が豊富です。日本語を含めた7か国語に対応しています。
DECO
徳島県庁と株式会社ニューメディア徳島が共同で開発した「DECO」は、大容量のファイル送受信に対応したWebアプリケーションです。オープンソース版のほか、クラウド版と自治体向けLGWAN-ASPサービスの3種類があります。SSL通信暗号化やウイルスチェックなど、セキュリティ機能も充実しています。
CDC File Transfer
Googleが開発した「CDC File Transfer」は、オープンソースの高速ファイル転送ツールです。同期処理を行う「CDC RSync」と、ストリーム転送を行う「CDC Stream」の2つの機能が搭載されています。
無料のファイル転送サービスは危険か
無料のファイル転送サービスは手軽に利用でき、コストを抑えられるのがメリットです。しかし無料のファイル転送サービスは、セキュリティリスクにおける懸念があります。
データ容量が大きく、機密性の高いファイルを送信したい場合、注意したいのは情報漏えいのリスクです。無料のファイル転送サービスのなかには、セキュリティが万全ではないものもあり、過去には悪意ある第三者にサーバのぜい弱性を突かれて、ユーザーの情報を流出させたサービスも存在します。したがって、重要なファイルデータの送信時には、あらかじめ暗号化を施すなどの対策が必要です。
無料のファイル転送サービスで懸念される具体的なセキュリティリスクは、以下のとおりです。
- ■セキュリティレベルの設定が不可
- ファイル転送サービスは、提供会社のサーバにファイルを預ける形で利用するため、サーバはほかの利用者と共用です。自社でセキュリティレベルの設定ができず、提供会社にセキュリティは依存します。
- ■ファイル転送の履歴やログの管理が不可
- 万が一情報が漏れた場合、いつ誰が利用したかの履歴をもとに調査しますが、無料のファイル転送サービスでは、自社で利用履歴やログの管理ができない場合も多くあるでしょう。
無料のファイル転送サービスを利用するには、「通信暗号化機能」「データの改ざん防止機能」「送信履歴の管理機能」が搭載されたサービスを選ぶのがおすすめです。また、共有サーバではなく占有サーバを利用することも対策として有効でしょう。
しかし、対策をしても機密情報の送信に無料サービスの利用は望ましくありません。利用規約には「提供会社は一切責任を負わない」など記載している場合もあるため、企業でファイル転送をする際は、有料の法人向けファイル転送サービスの利用をおすすめします。
有料ファイル転送サービスには、月額3,000円ほどから利用できるものや、無料トライアルを利用できるものもあるため、ぜひ利用を検討してみてください。
以下のボタンより、おすすめのファイル転送サービスの一括資料請求が可能です。各サービスの特徴を知る一助にしてください。
無料でファイル転送サービスを利用する方法
ここでは、ファイル転送サービスを無料で利用する方法をまとめました。3つの利用方法を紹介します。
無料トライアルを利用する
将来的に本格的なファイル転送サービス導入を検討するなら、有料サービスの無料トライアルを利用する方法があるでしょう。機能の確認や使用感を試すことが目的のため、長期的に無料で使用したい場合には適していません。
無償・無料プランのあるサービスを利用する
無償で提供されているサービスや、無料プランのあるファイル転送サービスを選ぶ方法もあります。ただし有料プランと比べて、使用できるデータ容量や機能に制限がある場合が多いでしょう。
オープンソースのシステムを利用する
オープンソース(open source)とは、プログラミングされた言語(source)が公開されたソースコードのことです。ソースコードの編集・加工が可能なので、自社に適した仕様にカスタマイズして独自システムを構築できます。オープンソースのファイル転送システムを利用するメリットとして、以下の点が挙げられます。
- メリット
- ●ライセンス利用料やソフトフェアのコストをかけず無料で利用できる
- ●カスタマイズして独自のソフトウェアを開発できる
- ●ソースが公開されているので、運営会社の倒産やトラブル時でも利用を継続できる
一方で以下のようなデメリットもあるため、注意が必要です。
- デメリット
- ●プログラミングの知識がなければ利用が困難
- ●サポートがなく、トラブル時は自社で対応するか運営会社のコミュニティに依存する
- ●運営会社に定期的なアップデートの義務はないため、バグが発生しても対応されない場合がある
無料トライアルのあるおすすめファイル転送サービス
ここからは、ファイル転送サービス導入前に、無料トライアルで操作性や機能性を試せるおすすめのサービスを紹介します。
クリプト便
- 脱PPAP等、取引先と安全にファイルのやり取りを行いたい企業
- USB運用を廃止、大容量ファイルの受け渡しをサービス上で実現
- Webブラウザとインターネット環境だけでファイル送受信が可能
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社が提供する「クリプト便」は、情報セキュリティ専門会社が開発・運用を行うファイル転送サービスです。メールを使ったファイルの送受信やシステム上でのファイル共有、システム連携によるファイル送受信の自動化などの機能があります。情報セキュリティ格付けにおいて最高ランクの「AAAis」を取得済で、利用顧客の4割が銀行や証券などセキュリティ要件の高い業界です。
提供形態 | クラウド / SaaS / ASP / サービス | 無料トライアル | 1か月 |
価格 | 【エントリプラン】初期費用20,000円、月額20,000円【ライトプラン】初期費用100,000円 、月額50,000円【スタンダードプラン】初期費用100,000円 、月額90,000円 |
クリプト便を利用したユーザーの口コミ
ブラウザを使用してファイルをやり取りする場合、メールソフトを使用する場合よりも簡単に送受信できます。また、ファイルの暗号化技術が高く信頼できるので、機密情報を含むファイルを安全に扱うことができます。月額料金は必要ですが、セキュリティ上のリスクを軽減でき、コスト対効果が高いです。
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ファイル未取得者へのリマインド機能を追加してもらえると、当方からのリマインドが不要になるため、非常にありがたいと思います
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EASY FILE EXPRESS
- 数GBクラスの大容量ファイルを1度に5ファイルまで送受信できる
- 誰でも使いやすい操作性で導入後の社内教育やマニュアルは不要
- Outlookアドインによるファイル転送を実現
トーテックアメニティ株式会社が提供する「EASY FILE EXPRESS」は、2GB超えのファイルを同時に5つまで送受信できる大容量データ転送サービスです。直感的にわかるユーザーインターフェースで、誰でも利用しやすいでしょう。個別カスタマイズも可能なため、他システムとの連携も可能です。
提供形態 | オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS / サービス | 無料トライアル | 2週間 |
価格 | 月額3,000円~/5ユーザー・ディスクサイズ0.5GB・50送信 |
EASY FILE EXPRESSを利用したユーザーの口コミ
業務で通常使用するメールでは10MB以上のデータのやり取りができず、何通かに分けて送信しないといけないのが面倒ですが、このサービスのおかげで図面データ等の大容量ファイルも手軽にやり取りができています。
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クラウド版をブラウザで利用しているのですが、出来ればデスクトップアプリがあるとサービス起動が簡単になるかと思います。
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OKURN(オクルン)
- ファイル転送に最適な機能のみを標準搭載
- 利便性とセキュリティを両立
- 想定外の超過料金発生なし
日本ワムネット株式会社が提供する「OKURN(オクルン)」は、データ送受信に必要な機能を搭載したシンプルなファイル転送サービスです。IDごとに課金され、転送するファイルの量が増加しても、金額の変動はありません。パスワードポリシーの設定や認証パスワードを必須化するなど、セキュリティ対策機能も豊富です。サーバ内や通信経路は暗号化されているため、安心して利用できるでしょう。
提供形態 | クラウド / ASP | 無料トライアル | ◯ |
価格 | 初期費用50,000円、月額24,500円/10ID |
OKURN(オクルン)を利用したユーザーの口コミ
機密性の高い情報を、安全に連携することができます。また、メールでの送付と比較して、手軽にファイル送付することができると感じました。
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メーラーとの互換性を持たせてThunderbirdなどのアドオンとして、手軽に起動して利用できるアプリなどがあるとより便利と思います。(既にあったら申し訳ないです。)
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以下より、ファイル転送サービスの最新ランキングを確認できます。紹介しているサービスの一括資料請求(無料)もできるので、ぜひご利用ください。
DIRECT! EXTREME
- 大容量ファイルの超高速転送を実現
- 1ファイル2TBまでの大容量ファイル転送が可能
- ファイル送受信の自動化に対応
日本ワムネット株式会社が提供する「DIRECT! EXTREME」は、中国・ASEAN地区に大容量データを送るファイル転送システムです。ドラッグ&ドロップによる簡単操作で、従来ハードディスクで物理的に搬送していたサイズのデータを転送できます。データはブロック単位に分けられ、アップロードが完了したファイルからダウンロードが可能です。
提供形態 | クラウド | 無料トライアル | あり |
価格 | 初期費用50,000円【EXTREME PPU】月額19,800円/従量課金【EXTREME 500】月額73,000円/500GB【EXTREME 1000】月額121,000円/1000GB |
eTransporter
- 登録ユーザー数無制限!送受信ファイル容量無制限!
- 充実したセキュリティ機能!送信後でも取消し可能な誤送信対策!
- メール連係オプションで普段のメール送信でファイル転送を実現!
株式会社NSDが提供する「eTransporter」は、登録ユーザー数・送受信ファイル容量無制限のファイル転送システムです。送信後でも取り消し機能を使用できるため、誤送信による情報漏えいを防止できるでしょう。メール連係オプションによって、普段のメール操作で大容量のファイル送信が可能です。
提供形態 | オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS | 無料トライアル | あり |
価格 | 【クラウドサービス型】月額50,000円~ |
eTransporterを利用したユーザーの口コミ
メール送付が難しい大容量ファイルは、無料サイトを利用してきました。ですが、セキュリティ担保に課題がありました。この製品を使えば、安心してファイルを送ることができます。
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細かい設定が可能なのですが、正直難しいため、もう少しわかりやすいマニュアルや操作例などがあると助かります。
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IMAGE WORKS
- 1ファイルで最大60GBまで対応可能
- 導入実績 2,000サイト以上
- 自動タグ付けなどAIによる効率化が可能
富士フイルムイメージングシステムズ株式会社が提供する「IMAGE WORKS」は、映像データやCADなどの容量の大きなデータにも対応した大容量ファイル転送システムです。検索機能に優れ、AIによる類似画像検索によって、探しにくい画像データも管理ファイルのなかから容易に見つけ出せます。プロジェクト管理や他システムと連携できるため、業務の効率化につながるでしょう。
提供形態 | クラウド / SaaS / ASP | 無料トライアル | あり |
価格 | 初期費用15,000円~ 、月額費用15,000円~※プランにより異なる |
IMAGE WORKSを利用したユーザーの口コミ
送信したいファイルをドロップでアップロードすることができ、送信相手にダウンロードされた際の通知を受け取ることができる。利用したことはないが、往復便もあるため、大容量のシステムを採用していない取引先とのやりとりにも活用できると思う。
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出来れば、メールでのやり取りでは無く、フォルダー共有機能があればなお良いと思います。もっと感覚的にファイルを扱えればうれしいです。
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どこでもキャビネット
- 50GBを月額3,000円から利用できる安心感
- ウイルスチェックやIPアドレス制限などセキュリティが充実
- 複合機との連携で名刺管理にも対応
株式会社大塚商会が提供する「どこでもキャビネット」は、スマートフォンからも利用できるオンラインストレージサービスです。企業間でのファイル共有サービスとしての利用はもちろん、IDをもたない外部とも最大2GBまで送受信可能です。ファイルバージョン管理機能により、誤って古いデータを使用するなどのトラブルを防止します。50GBから低コストで提供しているため、必要な分のみ利用できます。
提供形態 | サービス / クラウド / SaaS / ASP | 無料トライアル | 14日間 |
価格 | 【50GB】月額3,000円/10ユーザー【100GB】5,000円/50ユーザー【1TB】月額50,000円/1,000ユーザー【ユーザー追加】500円/10ユーザー【ディスク追加】5,000円/100GB |
どこでもキャビネットを利用したユーザーの口コミ
メールに添付できない大きさのファイルであってもURL一つで誰とでも共有できるので仕事がスムーズに進む。同種のサービスは多くあると思うが、UIが良く使いやすい。
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相手側にデータを転送してもらうよう、どこでもキャビネットを使用してメールを送った後、相手がデータを送信した旨の連絡がメールでも届くと助かります。
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Confidential Posting
- 金融機関への導入実績が多数
- 高い信頼性を誇る富士通データセンターにデータを保存
- SaaSとパッケージの2種類から選択可能
富士通Japan 株式会社が提供する「Confidential Posting」は、セキュリティ対策に強みをもつファイル転送システムです。データの保存先は、セキュリティレベルの高い富士通データセンターを使用しており、金融機関への導入実績が多数あります。送信後の取り消し機能で、メールの誤送信による情報漏えいも防止できます。
提供形態 | パッケージソフト / SaaS / クラウド / ASP | 無料トライアル | 14日間 |
価格 | 【クラウド(SaSS)】月額20,000円/5GB~【パッケージ】500,000円/100ID |
Confidential Postingを利用したユーザーの口コミ
ファイルは暗号化されて送受信されるそうで情報漏洩を防ぐことができると、安心感があります。また、メールの内容によっては送信前に上司に確認を必要とする承認ワークフローを利用しているため、誤送信を防ぐことができています。
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使用する際にログインして、といった手間はかかります。安全に使用するためには必要かとは思いますが、もう少し簡単に送れるとうれしいです。
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OneDrive
- バックアップやウイルス対策などセキュリティ機能が充実!
- モバイルアプリで撮影すれば紙文書をPDF化可能!
- Microsoft 365の他アプリと連携してさらに便利に!
日本マイクロソフト株式会社が提供する「OneDrive」は、Microsoft 365の他アプリと連携できるオンラインストレージサービスです。転送の際にアップロードの必要はなく、OneDriveにデータ保存をするだけで、ファイル共有ができます。WordやExcel、PowerPointなどのOfficeソフトと連携しているので、保存したまま複数人で共同編集が可能です。
提供形態 | クラウド / SaaS / ASP | 無料トライアル | 1か月(Microsoft 365のトライアル) |
価格 | 【OneDrive for Business (Plan 1)】月額540円/ユーザー【OneDrive for Business (Plan 2)】月額1,090円【Microsoft 365 Business Basic】月額540円/ユーザー【Microsoft 365 Business Standard】月額1,360円/ユーザー |
OneDriveを利用したユーザーの口コミ
導入と同時にPC上のファイルがオンラインストレージに転送される。そしてローカルにデータがあるように見えて、実は逐一ネットにアクセスしてファイルを開くようになるという仕組み。強制的にバックアップが取られるようなもので、うっかりデータを保存し忘れるというヒューマンエラーが格段に減った。
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ファイル名を変更するとリンクが機能しなくなるのが残念です。名称が変わっただけで、格納場所は変わらないので何とか変更前のリンクも使えるようにしてくれると嬉しいです。
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SECURE DELIVER
- 転送数に基づく従量課金制
- 承認・監査機能が内部統制を支援
- シングルサインオンに対応
富士フイルム株式会社が提供する「SECURE DELIVER」は、送受信に特化した法人向けファイル転送サービスです。最大60GBまでデータの送受信が可能なため、動画やCADなどの大容量データのやりとりもスムーズに行えます。頻繁に取引する送信相手のテンプレート化など業務サポート機能も搭載されているため、送受信の工数を削減できるでしょう。日本語・英語・中国語の表記に対応しています。
提供形態 | クラウド / SaaS / ASP | 無料トライアル | あり |
価格 | 【デリバー500】月額34,500円/~500通【デリバー1000】月額59,500円/~1,000通 【デリバー2500】月額89,500円/~2,500通 【デリバー5000】月額144,500円/~5,000通 【デリバー10000】月額254,500円/~10,000通 |
SECURE DELIVERを利用したユーザーの口コミ
会社標準ソフトとして認められた、大容量ファイルの送付ソフトです。メールで送付すると会社により制限があるため、何度もメールやり取りをしなければならなかったのですが、それが解消出来ました。
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outlookのアドレス帳から一気に連絡先をすべて読み込む機能があれば、一々宛先を入力して登録する必要がないのでより効率的になると思う。
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Smooth File
- 直感的な操作画面で簡単に安全にファイル送受信することが可能!
- 誤送信防止機能や暗号化など豊富なセキュリティ機能を実装!
- ユーザー数無制限ライセンスによる低コストな導入が可能!
株式会社プロットが提供する「Smooth File」は、ユーザー数無制限で利用できるファイル転送ソリューションです。大容量ファイルの転送では、上長承認や操作ログなど安全性を確保した通信が可能です。ユーザー数無制限のため、利用人数の増加によるコスト増加の心配がありません。2003年に提供を開始して以来1,000社以上の導入実績をもち、「ASP・SaaS・クラウドアワード2014」を受賞しています。
提供形態 | クラウド / SaaS / ASP / アプライアンス | 無料トライアル | 1か月 |
価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Smooth Fileを利用したユーザーの口コミ
メールでは送れない大容量のファイル送信ができます。宛先の複数指定やパスワード設定、受け取り通知など、必要な機能がひととおり揃っています。
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セキュリティ面を考慮すると難しいが、パスワード変更の要求される期間が短すぎて、パスワードを忘れることが多発しているため、改善してほしい点です。
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メールdeファイル
- Webメール感覚で使えるのに高いセキュリティ性を実現
- 一時保留機能で誤送信を防止
- ゲストからのファイル受取にも対応
株式会社リステックが提供する「メールdeファイル」は、添付ファイルを安全にやり取りできるメールセキュリティサービスです。メールに添付するファイルを自動的に分離して、安全に大容量のデータを転送します。一部の機能はユーザー登録していないゲストも利用できるので、取引先などから大容量のファイルを受け取りたい場合にも有効です。人的ミスによる情報漏えいの防止に役立つ誤送信防止機能が搭載されています。
提供形態 | クラウド / SaaS / ASP | 無料トライアル | 30日間(5ユーザー) |
価格 | 月額800円/ユーザー※最小10ユーザーより契約 |
活文 Accelerated File Transfer
- 数百Mbyte~数十Gbyteの大容量に対応!
- 既存のHTTP通信と比較し数倍~十数倍もの高速通信!
- セキュリティ機能も多数!
株式会社日立ソリューションズが提供する「活文 Accelerated File Transfer」は、海外への送受信にも対応したファイル転送システムです。通信インフラが整備されていない新興国との大容量データ送受信も可能です。専用ネットワークの整備が必要ないため、10営業日程度で導入できます。対応言語は、日本語・英語・中国語です。
提供形態 | クラウド / SaaS / ASP | 無料トライアル | 1か月 |
価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
活文 Accelerated File Transferを利用したユーザーの口コミ
大容量の文書を分かりやすくカテゴリー分けして保存、共有できる。また閲覧やプリントアウトも簡単にできるので便利。またペーパーレスにも最適。
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一定の時間でログアウトされてしまうため、都度ログインする必要がある。パスワードロックをかけてしまった場合、管理者でないと解除出来ない。
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IBM Aspera
- グローバル単位での共同作業をサポート
- 大容量の動画も遅延なくストリーミング配信
- 帯域幅を自動計算し最大限に活用
日本アイ・ビー・エム株式会社が提供する「IBM Aspera」は、独自のプロトコルで高速通信を可能にしたファイル転送ソフトです。FASPという独自プロトコルによって、従来のHTTPなどの転送より数十倍から数百倍の速度を実現。ほかのトラフィックを妨げることもありません。システムの状態を監視してレポートを作成するため、進行状況やパフォーマンス統計を把握できます。
提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP | 無料トライアル | 30日間 |
価格 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
オフィス宅ふぁいる便
- メール添付の代替手段!豊富な機能で情報漏洩対策が可能
- ブラウザを利用せず、Outlookアドインでのファイル送信ができる
- APIでシステムと連携し、ファイル送信の自動化が実現
株式会社オージス総研が提供する「オフィス宅ふぁいる便」は、法人向けのセキュリティ対策機能を搭載したファイル転送サービスです。不正ログイン検知や送信後の自動ファイル削除、IPアドレスによるアクセス制限などのほか、ログ管理や送信時に上長へ通知する機能により、内部統制も強化できます。ISMS認証を取得しており、安心な通信が可能です。
提供形態 | クラウド / SaaS / ASP | 無料トライアル | あり |
価格 | 【スタンダードプラン】月額3,000円~【プロフェッショナルプラン】月額34,000円~【エンタープライズプラン】月額53,000円~ |
オフィス宅ふぁいる便を利用したユーザーの口コミ
ファイル送信サービスはたくさんあるが、その中でも相手方がダウンロードした際に即時通知のメールがきたり、ログインした際にそのIPアドレスの情報も通知されるなど、とにかくセキュリティ面が強固なこと。
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自分の入力したメッセージがどのように反映されて、送信相手にメールとして届くのかを送信前にプレビューとしてみれると良いです。
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デカメール
- 使いたいときのみ契約するスポットプラン
- 安定して毎月使える月額プラン
- 大容量を複数アカウントでシェアするマネージメントプラン
株式会社シーズが提供する「デカメール」は、3種類の有料プランがあるファイル転送サービスです。使いたい時に数日間だけ利用するプランや、定期的な利用に便利な定額制プラン、最大100GBを複数アカウントで利用する法人向けプランから、目的や規模に応じて選択できます。日本語だけでなく英語にも対応しています。一定期間がすぎたファイルデータは自動削除されるため、情報漏えいの防止に役立つでしょう。
提供形態 | クラウド / SaaS / ASP | 無料トライアル | 30日間 |
価格 | 【スポットプラン】550円/3日間~【月額プラン】月額2,750円~【マネージメントプラン】月額16,500円~ |
デカメールを利用したユーザーの口コミ
業種柄、お客様のillustoratorデータやその他重めのデータをいただくことがあるのですが、デカメールを導入してからやり取りが簡単になりました。お客様にデータを添付して送っていただくだけなので、説明もいらず、助かっています。
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サービスには満足していますが、強いて改善してほしいと思うところは、サイト(フォーム?)のデザインが古臭いところです。もう少しスタイリッシュに今っぽいデザインにしてほしいです。
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以下の記事では、おすすめのファイル転送サービスを比較して紹介しています。各サービスの料金や機能などがひと目でわかる比較表もあるため、サービスごとの特徴を把握する際の参考にしてください。
無料ファイル転送サービスのリスクを把握しよう
無料のファイル転送サービスには、会員登録が不要で気軽に利用できる場合が多くあるでしょう。しかし、利用できる容量や機能に制限があります。
また、ビジネスで利用する際には、よりセキュリティに注意しなければなりません。無料のファイル転送サービスは機密情報の流出など、さまざまなトラブルにつながる恐れがあります。
トラブルを回避するために、ファイル転送サービスの安全性を比較しましょう。セキュリティ面や機能性を見比べるために各社の資料請求を行い、自社のセキュリティ要件に沿って安全に運用ができるサービスを見つけてください。
KOZUTUMIの利点は、『安心感』が一番です。 送るファイルはKozutumiが自動でウィルススキャンし、安心なものに。 Kozutumiが通信経路・ファイルが自動で暗号化で安心なものに。 サイバーリスク保険が自動付与されてるので、万が一な場合でも安心。 最初は無料でお試しで使える点も非常に良いなと感じてます。 また、送信できる添付ファイルのサイズは2GBと大容量なので、サイズの大きい動画も送れるのも素晴らしいですね。
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