おすすめ社内SNSツール・アプリを比較
まずはITトレンド編集部が厳選した社内SNSツール・アプリを紹介します。
kintone の比較ポイント
- シンプルな画面デザインで、誰でもかんたんに使える
- プロジェクトやチームごとに情報を整理して集約
- 取引先など、社外のメンバーともセキュアにやりとりが可能
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
月1,500円~/1ユーザー
※最低契約数5ユーザー~ |
全ての規模に対応 |
必要なツールが簡単に作れる |
サイボウズ株式会社が提供する「kintone」は、マルチデバイス対応の社内コミュニケーションアプリが作れるツールです。ITトレンド2020年間ランキングで1位を獲得しています。業務に合わせて必要なアプリを簡単につくれるので、コミュニケーションアプリのほか、プロジェクト管理や交通費申請などを作成して連携でき、トップページに集約させられるのが魅力です。
Coo Kai BBS/掲示板 の比較ポイント
- 操作説明不要!Share Pointよりもシンプルな操作で誰でも使える
- データのインポートができ、既存ツールから移行可能!
- Microsoftゴールドパートナーの総合IT企業が提供
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
200円~/1ID |
従業員数250名以上 |
Office 365のアカウントで使える社内向けBBS |
「Coo Kai BBS/掲示板」は、Microsoft社のゴールドパートナーである株式会社ピーエスシーが提供する社内コミュニケーションツール掲示板です。Office 365のアカウントを持っていれば、用途に合わせた掲示板を複数作成して利用できます。そのほか、掲示板ごとに閲覧や投稿の権限を設定したり、公開や終了の予約をしたりと、便利な機能が揃っています。
direct の比較ポイント
- 現場の声を反映する純国産ビジネスチャット
- 連携チャットボットでRPA業務を自動化・効率化
- 2,500社以上の幅広い業種に導入
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
月0~50,000円 |
全ての規模に対応 |
チャットボットとの連携が可能 |
株式会社L is Bの「direct」は純国産かつ自社開発のビジネスチャットです。そのため、現場の声を吸収し反映するのが早く、9週間ごとに機能の追加や改修を行っています。チャット機能はもちろん、アンケート作成機能や情報鏡に役立つノート機能などが搭載されています。さらに、専用のチャットボット開発ツールを無償公開しており、業務系システムとの連携や日報報告などの効率化も期待できます。
JANDI
東証一部上場(証券コード:9416)株式会社ビジョン
JANDI の比較ポイント
- エンゲージメント向上に繋がる多彩な機能を搭載
- 意思決定のスピードを加速度的に上げることができる
- 社内外での情報を集約しタイムリーにやり取りができる
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
月400円~/ユーザー |
全ての規模に対応 |
ファイル管理用ストレージ付きビジネスチャットツール |
「JANDI」は東証一部上場(証券コード:9416)株式会社ビジョン提供のクラウド型コミュニケーションツールです。AWSを使ったセキュアな環境下でデータをやりとりしたり、メッセージを保存したりできます。また、自分専用のファイル管理ができるドライブ機能や、やることリストも便利でしょう。
NotePM の比較ポイント
- 社内版ウィキペディアでナレッジ共有とコミュニケーション活性化
- Slack、Chatwork、Microsoft Teamsとチャット連携
- マルチデバイス対応。スマホ・タブレットでもすべての操作が可能
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
月1,000円~/3ユーザー |
全ての規模に対応 |
ノウハウ共有がしやすい情報共有ツール |
株式会社プロジェクト・モードが提供する「NotePM」は、社内Wikiが作成できるナレッジ共有ツールです。議事録や日報なども管理でき、コメント機能が搭載されているので、コミュニケーションツールとしても活用可能でしょう。SlackやChatwork、Microsoft Teamsなどのチャットと連携することも可能です。なおマルチデバイス対応で、スマートフォンやタブレットからでも操作を行えます。
Slack の比較ポイント
- チャンネル内で気軽にコミュニケーション!情報共有が簡単に
- 過去のメッセージを簡単検索!やり取りが埋もれない
- ほかのツールとも連携!さまざまなツールがまとめて便利に
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
月0~1,600円 |
全ての規模に対応 |
ビデオチャットで会議も可能 |
「Slack」はSlack Japan株式会社が提供するビジネスチャットです。ファイルの送受信や音声・ビデオチャット機能も用意されています。多様なツールとのシームレスな連携が強みで、カレンダーツールやファイル編集ツール、アンケートツールとの連携により、さまざまな業務の効率化が実現するでしょう。
LINE WORKS の比較ポイント
- すぐに使える!新しいシステムの導入に伴う負担は最小限
- 掲示板やアドレス帳などコミュニケーション機能が豊富!
- 24時間365日体制でサーバ監視!重要なデータの送受信も安心
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
月0~1,000円/ユーザー |
全ての規模に対応 |
LINEと同じ操作感でビジネス利用できるチャットツール |
ワークスモバイルジャパン株式会社提供の「LINE WORKS」は、モバイル版のLINEと同じように使える社内SNSです。チャット機能以外にも、カレンダーでスケジュールを共有したり、アンケート機能を使って社員の意見を収集できたりします。馴染みのあるUIであるため、誰もが使いやすく導入のハードルは低いでしょう。
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
月180円~/1ユーザ
※最低契約数30ユーザ~ |
100人以上 |
高セキュリティ |
「TAGS」は鈴与シンワート株式会社が提供する、高セキュリティのビジネスチャットです。DBや通信の暗号化はもちろん、クライアント端末のキャッシュまで暗号化しているので安心です。
また、他のシステムとチャットボットの連携が可能なため、他システムの呼び出しが簡単で、手軽に必要な情報へアクセスできるでしょう。
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
月980円~/1ユーザ |
全ての規模に対応 |
導入実績12,000社 |
「gamba!」は、株式会社gambaが提供する導入実績12,000社の日報アプリです。SNSのような仕組みで日報を管理でき、タイムライン形式で日報を閲覧したり、日報にコメントやいいねをつけられたりします。さらに既読の表示機能やメンション機能も用意されています。
また、日報は役職などに合わせてテンプレート項目を設定できるので、情報に抜け漏れが発生しづらくマネジメントの効率化も期待できるでしょう。
社内SNS・ビジネスチャット の製品を調べて比較
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まだまだある!社内SNSツール・アプリ
ほかにもまだ紹介していない社内SNSがあるので、いくつかピックアップして紹介します。
Talknote
Talknote株式会社が提供する「Talknote」は、アクションリズム解析機能を搭載した社内コミュニケーションツールです。社員がTalknoteを利用した頻度や投稿量を分析し、モチベーションの変化にいち早く気付けるようサポートしてくれます。もちろん、グループやタスク管理など基本機能も搭載しています。
Yammer
「Yammer」は、Microsoft社が提供している社内コミュニケーションツールです。企業番付の「Fortune 500」に掲載された企業の85%が導入しています。Microsoft Teams、SharePointなど、Office製品との連携がしやすい点が特徴です。
ChatWork
Chatwork株式会社が提供する「ChatWork」は、国産のビジネスチャットです。円滑なコミュニケーションをサポートする「絵文字」や、自分のメモやファイル置き場として利用できる「マイチャット」、チャットを一覧の上部に固定できる「ピン機能」など、便利機能が豊富です。API連携やモバイルアプリにも対応しています。
Workplace
「Workplace」は、Facebook社が提供している社内SNSです。使い慣れたFacebookのインターフェースを採用しています。社員全員とコミュニケーションをとるための機能が豊富で、投稿の日時指定や自動翻訳機能により、グローバルな活用も可能です。
Microsoft Teams
「Microsoft Teams」もMicrosoft社が提供しています。チャットやビデオ会議、通話、Officeアプリとの連携機能が1つに集約されたツールです。社内、社外問わずにコミュニケーションがとれます。また、モバイルアプリにも対応し、セキュリティも高いため、外出先で利用しやすいでしょう。
社内SNSの比較ポイント
多くのベンダーから社内SNSがリリースされていますので、その中から自社に最適なものを見極めなければなりません。社内SNSを選ぶとき、どこを見て比較すべきなのか、ポイントを見ていきましょう。
1.自社の求める機能があるか
社内SNSはチャット機能がメインで、以下のような機能も搭載されています。
- ■グループ作成機能
- ■ファイル共有機能
- ■タスク管理機能
- ■Web会議機能
製品によってはこれ以外にも便利機能が充実していますが、利用料金が高額になりやすいです。業務を進めるうえでそれが必要な機能であるのか確認し、コストを最小限に抑えましょう。
2.セキュリティ対策は十分か
社内SNSでは、重要な情報やファイルのやり取りが行われます。そのため、その製品がどの程度のセキュリティ強度なのかを確認しなければなりません。
不正アクセスを防止するためのID・パスワードの管理機能や、チャットやファイルのやり取りを暗号化する機能があると良いです。なお、管理権限やアクセス制限が細かく設定できるものが人気なようです。外部に情報が漏えいしないよう、セキュリティ対策が十分なサービスを選びましょう。
3.操作感を試せるか
社内コミュニケーションを円滑にする社内SNSは、使いやすいことが重要です。使いにくければ、かえって業務効率が悪くなってしまい、ツールが定着しません。
初めて社内SNSを利用するときは、操作感を事前に確認してください。期間や機能は限定されますが、無料トライアルや無料プランのある製品で試してみるのもいいでしょう。
必見!社内SNSの導入サポートサービス
ここからは、社内SNSを初めて導入する方を支援してくれるサービスをご紹介します。
Provisioning Flow の比較ポイント
- Microsoft Teams の設定を自動化し作業負担を軽減
- チームの乱立、処理漏れ、設定ミスなどを防止する運用を実現
- ユーザーインターフェースは SharePoint Online を基に提供
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
別途お問い合わせ |
1,000人以上 |
Microsoft Teamsの導入・運用の自動化を支援 |
「Provisioning Flow」は、SBテクノロジー株式会社が提供するMicrosoft Teamsの導入支援サービスです。Office 365の設定を自動化するProvisioning Flowという独自のソリューションを用いて、MicrosoftTeamsの導入設定を代行してくれます。Teamsの設定ミスを防ぎ、均整な運用管理を実現します。さらに、Microsoft AzureやOffice 365の設定にも対応しているので、初心者でも安心でしょう。
Microsoft Teamsサポートパック の比較ポイント
- 最短1週間で対応!
- Teamsをもっと活用したい企業様をサポート!
- 必要なプランを自由に組み合わせてご購入可能!
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
200,000円~1,000,000円 |
1,000名未満 |
代行作業の範囲に合わせた料金プラン |
株式会社ディライトテクノロジーの「Microsoft Teamsサポートパック」は、同じくMicrosoft Teamsの導入をサポートする中小企業向けのサービスです。最短1週間で作業が完了します。4つのプランがあり、できない作業だけを任せられるため、無駄なコストがかかりません。もちろん、利用環境設定やセキュリティチェック、運用環境整備、Q&A対応などすべて任せることも可能です。
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
導入支援費用:88,000円~ |
全ての規模に対応 |
Office365を導入していない場合も支援 |
OrangeOne株式会社の『「Microsoft 365」 Teams スピード導入パック』は、Microsoftが提供するコミュニケーションツールである、Microsoft Teamsの導入支援サービスです。具体的には、オンラインのワークショップや、テンプレートとマニュアルの提供、Q&A対応などを行い、導入までサポートしてくれます。Office365を導入していない場合も、ワンストップで導入可能です。
価格 |
対象従業員規模 |
比較ポイント |
6,500円~ |
100名以上 5,000名未満 |
スモールスタート向きのテレワーク支援ツール |
株式会社シーイーシーの「テレワークスモールパック」は、社内SNSの利用だけでなく、テレワークもスタートさせたいという方におすすめです。パック内容はUSBモバイルルーター、LINE WORKS ライトプラン、モバイル勤怠管理、コンビニ印刷(オプション)です。最小限の機能なので、低コストかつスピーディーにテレワークをスタートできます。すでに他のツールを利用している場合は、パック内容のいずれかを単独で契約することもできます。
そもそも、社内SNSとは
社内SNSとは、企業や組織内で情報の公開・発信を目的としたツールです。ナレッジ共有や情報交換により業務効率化が期待できます。同様のツールで社内コミュニケーションを目的としたビジネスチャットがありますが、最近では両者の特徴を併せた製品が多く登場していることもあり、大きな違いは見られなくなっています。
近年、スマートフォン(スマホ)の普及により、いつでもどこでも利用できるアプリの需要が高まっています。社内SNSでもアプリ対応の製品が登場しており、その利用は増加傾向にあります。
以下の記事では社内SNSの概要をより詳しく説明しています。社内SNSに関してもう少し詳しく知りたいという方は、ぜひご覧ください。
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社内SNSツール・アプリをスマホで利用するメリット
ここでは、社内SNSをスマホで利用する場合のメリットを解説します。
1.いつでもどこでも情報共有ができる
時間や場所を問わず利用できるので、外出の多い営業担当者だけでなく、在宅勤務やリモートワークなど多様な働き方をする社員と、いつでもコミュニケーションをとることができます。
2.手軽に写真を共有できる
写真や動画などの共有も簡単に行えます。PCはもちろん、スマホでも確認できるので、社外にいても資料の共有が可能です。
3.プッシュ通知機能で即時対応できる
情報が送信される際に、プッシュ通知をすることができます。アイコンやポップアップで通知されるので、見逃し防止にも役立ちます。
社内SNSツール・アプリをスマホで利用する際の注意点
メリットも多く便利である一方、スマホで社内SNSを利用する場合は注意が必要です。以下、詳しく見ていきましょう。
1.紛失・盗難に備えて情報漏えい対策が必要
パスワードロックやリモート操作機能を搭載した社内SNSなら、万が一、紛失・盗難にあっても外部への情報漏洩を防止することができます。
2.不正利用の防止策が必要
業務に関係のないアプリをダウンロードすると、生産性の低下やセキュリティリスクの増大につながりかねません。アプリの利用制限機能を使うことで、社員による不正利用を防止したり、すでにダウンロードされた場合は削除したりできます。
3.端末情報の一元管理が必要
社員に渡した各端末の情報を一元管理しなくてはいけません。製品によっては、業務で必要なアプリなどを全端末に一斉にインストールできる機能を備えたものもあり、情報システム担当者の業務効率化にも役立ちます。
以上の注意点を踏まえて対策するには、MDMが有効でしょう。MDMとはMobile Device Managementの略で、業務で利用するスマホやタブレット端末の管理を支援するシステムのことです。リスクを抑えるためのさまざまな機能が搭載されているため、社内SNSをスマホで利用する際はこのMDMをあわせて行うことが重要です。
以下の記事では、MDMの基本的な機能について紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
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2020.12.16
MDM(モバイル端末管理)ツール5つの基本機能を解説!
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最適な社内SNSの導入を!
今回、主要な社内SNSツールやアプリを紹介しましたが、最適な製品を見つけるためには、機能・セキュリティ・操作感を比較しましょう。無料トライアルや資料請求などを活用して複数社の製品を比べ、導入イメージを具体的にしてみてください。