ビジネスチャットツールとは
ビジネスチャットツールとは、ビジネスシーンに特化して利用されているチャットツールのことです。グループチャット機能などで社内コミュニケーションを活性化することを主な目的とし、個人向けチャットに比べセキュリティ対策の強化されている製品が多い傾向にあるでしょう。対面やメールなどの手段と比べて気軽に会話ができ、業務効率化につながるなどメリットが多く、導入する企業が増えています。
社内SNSとの違い
ビジネスチャットと社内SNSでは目的が異なります。情報の公開や発信を行い、メンバー同士のコミュニケーションの活性化を目的としているのが社内SNSです。一方ビジネスチャットツールは、社内はもちろん社外も対象となり、タスク管理などによる業務の効率化が目的です。
ただ、現在では両方の機能を備えた製品がほとんどであるため、社内SNSツールとビジネスチャットツールは明確に区別されていません。
社内SNSの製品を比較したい方は、以下のページをご覧ください。
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ビジネスチャットツールのマナー
メールに比べてフランクなやり取りができるビジネスチャットツールですが、いくつかのマナーがあります。最低限のマナーを守らないと従業員が不快な思いをし、せっかく導入したのに使われなくなってしまう可能性もあるでしょう。ビジネスチャットツールを導入する際は、以下のようなマナーを周知し利用することをおすすめします。
- ●メッセージに反応する
- ●検索しやすい言葉をメッセージに含める
- ●間違った日本語を使わないように意識する
- ●ビジネスに相応しい内容にする
- ●通知機能をオフにする方法を覚えておく
以下の記事では、ビジネスチャットツールのマナーについてより詳しく解説しています。マナーを理解してからツールの導入を検討したい方は、あわせてご覧ください。
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ビジネスチャットツールの導入メリット
ビジネスチャットツールの導入には、以下のようなメリットがあります。
- ●コミュニケーション・タスク管理・会議の効率化
- ●情報共有の迅速化
- ●コミュニケーション不足の解消
- ●仕事とプライベートの連絡を区別
以下の記事では、ビジネスチャットツールの導入メリットについてより詳しく解説しています。導入事例も紹介しているので、ビジネスチャットツールの導入イメージを明確にしたい方は参考にしてください。
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ビジネスチャットツール導入の注意点とデメリット
ビジネスチャットツールにはさまざまなメリットがある反面、注意点を理解し正しく活用できなければデメリットになる可能性もあります。ビジネスチャットツールのデメリットは以下のとおりです。
- ●無駄なコミュニケーションの増加
- ●過度なコミュニケーションによるストレス
- ●既存ツールとの競合によるコミュニケーションの非効率化
- ●対面コミュニケーションの減少
- ●従業員への教育コストの発生
このようなデメリットを避けるためには、自社内でビジネスチャットツールの利用方法やルールを明確に定め、従業員への周知を徹底するとよいでしょう。また、資料請求や無料トライアルでツールの使いやすさや問題につながりそうな点を事前に確認し、比較検討してから導入することで、トラブル発生を防ぎスムーズな導入・運用ができます。
以下の記事では、ビジネスチャットツールのデメリットについて詳しく解説しています。導入前に注意点や解決方法を知りたい方はご一読ください。
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ビジネスチャットツールの選び方
ビジネスチャットツールを比較する際の選定ポイントを見ていきましょう。具体的な選定ポイントは、以下のとおりです。
- ●管理機能やセキュリティ性能
- ●操作性・デザイン性
- ●無料トライアルの有無
- ●連携できるシステムは何か
それぞれの選定ポイントについて詳しく解説します。
管理機能やセキュリティ性能
ビジネスチャットツールは全従業員で利用するため、不正行為や情報漏えいを防ぐ必要があります。導入前に、以下の機能を確認しましょう。
- ●組織・個別ユーザー単位の権限設定機能
- ●IPアドレスによるアクセス制限機能
- ●端末認証機能
- ●ログ履歴・保存機能
権限設定はセキュリティ対策上、便利という声が口コミに多い機能です。社外の関係者も招いたコミュニケーションの場を作るような場合は、より一層アクセス権限などの機能を重視して選びましょう。また不正アクセスのほか、誤送信やスマホの紛失などのトラブルも想定したうえで、安心して活用できる製品を検討してください。
操作性・デザイン性
全従業員が日常的にビジネスチャットを利用するうえで、気軽に扱える操作性やデザイン性は重要です。導入前にシンプルで使いやすいツールか、資料請求や無料トライアルを活用して比較しましょう。
例えばスタンプ機能があると簡潔にすぐ返信でき、コミュニケーションをより効率的に活発化できるため好評なようです。また、画面のデザインや見やすさも重要です。利用者別に画面のカスタマイズが行えると便利でしょう。
無料トライアルの有無
製品選定に迷ったら、体験版を利用してみるのもよいでしょう。無料トライアルを利用することで製品の使用感や操作性を確認でき、スムーズな導入につなげられるでしょう。また、フリープランが利用できる製品もあるため、実際に活用しながら最適な製品を選ぶのがおすすめです。
連携できるシステムは何か
ビジネスチャットツールは、連携できるシステムが多くあります。ファイル共有サービスや勤怠管理システム、SFAなどと連携すると業務の業務の効率化にもつながります。
例えば、グループウェアのスケジュールが更新されたときに、チャットから自動で通知が届くような機能は便利でしょう。顧客とチャットでかわした内容をCRMに自動反映させると入力業務が省けるなど、コミュニケーション面以外の業務効率化が期待できます。製品選定の際には、どのようなシステムと連携が可能か、ぜひチェックしてください。
以下の記事では、ビジネスチャットツールの選定ポイントについて詳しく解説しています。製品の比較検討の前に選定ポイントの理解を深めたい方は、あわせて参考にしてください。
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【比較表】ITトレンドおすすめビジネスチャットツール
ITトレンド編集部がおすすめするビジネスチャットツールを比較表で紹介します。
気になる製品がある方は、以下のボタンより資料請求してください。
\ 社内SNS・ビジネスチャット の製品を調べて比較 /
製品をまとめて資料請求! 資料請求フォームはこちら 資料請求した製品の比較表が無料で作成できます
ITトレンド編集部おすすめ!ビジネスチャットツール比較
比較表で紹介した製品を詳しく見ていきましょう。ここでは、各製品の特徴や料金のほか、無料トライアルの有無などを比較できます。導入した人の口コミから、実際の評判も見られますので参考にしてください。
《kintone》のPOINT
- シンプルな画面デザインで、誰でもかんたんに使える
- プロジェクトやチームごとに情報を整理して集約
- 取引先など、社外のメンバーともセキュアにやりとりが可能
「kintone」はサイボウズ株式会社が提供しており、業務に必要なアプリを簡単に作成できるツールです。社内のコミュニケーションに加え、顧客や取引先を交えた社外関係者との情報共有用アプリも作成できます。さらに、トップページにチャットアプリのスレッドや売上速報など、よく使うほかのアプリへの導線をまとめられるのも便利でしょう。
業種 | 公務員(教員を除く) |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
kintoneのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
初めて使う方でもマニュアルなどを読み込まずとも使いこなせることができると感じました。そのため、様々な年代の方々と一緒に仕事をするような場面でより活きると思いました。 |
kintoneの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
他アプリ(たとえばメール、スケジューラーやteamsなどのoffice製品)と連携できるようにしてほしい。kintoneだけで完結する業務はないため。 |
《Google Workspace》のPOINT
- どこからでも仕事ができる!リモートワーク環境実現にも貢献
- 共同で資料作成!複数名で同時に編集可能。履歴も確認できる
- タイムリーに共有!グループチャットやファイル共同管理が可能
グーグル・クラウド・ジャパン合同会社が提供する「Google Workspace」は、中堅中小企業向けグループウェアです。グループチャットをはじめ、ファイル共有や資料作成など、広範囲な業務に対応しています。グループチャットはスレッド別に管理が可能で、ダイレクトメッセージの送信も便利です。また、端末の紛失や盗難が発生した場合でも、データは保護されるため安心といえるでしょう。
《ChatLuck》のPOINT
- 政令市・金融・大手製造・鉄道など実績多数!
- チャットからファイル共有・ビデオ通話までこれ一つで完結!
- ゲストユーザー機能を使えば取引先や外部スタッフと一緒に使える
「ChatLuck」は、株式会社ネオジャパンが提供するセキュリティに特化したビジネスチャットシステムです。写真の送受信の際に端末にデータを残さないセキュアカメラが搭載されているため、私用のスマホ端末でも安心でしょう。そのほか直感的に活用できるチャットやビデオ通話、メッセージ検索機能、ファイル共有機能があり、社内外すべてのユーザーを自社管理できます。
業種 | 通信サービス |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
ChatLuckのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
リアルタイムでそれぞれとのやりとりができ、便利です。一対一のトークや複数人を交えたグループトークができて大変重宝しています。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
ChatLuckの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
たまにアクセスが集中すると動作が重く感じることがあるので改善して欲しいです。機能面では満足して利用してます。 |
《NotePM》のPOINT
- 社内版ウィキペディアでナレッジ共有とコミュニケーション活性化
- Slack、Chatwork、Microsoft Teamsとチャット連携
- マルチデバイス対応。スマホ・タブレットでもすべての操作が可能
「NotePM」は、株式会社プロジェクト・モードが提供する情報を蓄積して、社内Wikiの作成ができるナレッジ共有ツールです。過去のデータからノウハウなどの必要な情報を簡単に引き出せます。また更新履歴も自動で管理するため、あとから参照したときに見やすいでしょう。なお、SlackやChatwork、Microsoft Teamsなどと連携可能です。無料トライアルがあるので使用感を確認してみるとよいでしょう。
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
NotePMのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
以前はメールのみでお知らせなどの情報を共有していましたが、雇用形態の多様化により共有漏れが頻繁に発生するようになりました。ナレッジやマニュアルを一元化することで場所を問わず情報を参照できますし、検索もスピーディーになります。 |
業種 | コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
NotePMの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
社内の情報が多くなってくると、一つのキーワードで沢山の検索結果が出てくるため、欲しい情報にたどり着くのに時間がかかる。 |
《テロップ速報 for Cloud》のPOINT
- サーバの準備が不要!インターネットに接続できるだけでOK
- 外出中やテレワーク中でもメッセージを一番手前に表示できる
- すぐに利用できて初期費用不要&年間固定金額で安心
株式会社トインクスが提供する「テロップ速報 for Cloud」は、指定した文字列を従業員に一斉通知するメッセージ配信システムです。作業をしていても最前面に表示されるため、緊急性の高い障害通知などに役立つでしょう。組織やグループ単位で、送信先の設定が可能です。URLの設定により、メッセージからリンク先への誘導にも対応しています。
《WowTalk》のPOINT
- マニュアルいらずでカンタン操作!
- 月300円から使える!
- 電話サポート無料!
キングソフト株式会社が提供する「WowTalk」は、国産ビジネスチャットです。無料音声通話やトーク、情報共有に加え翻訳機能や安否確認機能といった特徴的な機能も備えています。マルチデバイス対応で、管理者はIPアドレスの通信制限や端末ID制限なども行えるため、セキュリティ面でも安心でしょう。カレンダーやストレージなど外部サービスとの連携も可能です。マニュアル不要の操作性のため、運用もスムーズでしょう。
WowTalkのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
LINEのような会社内のチャットに特化したアプリです。
個人所有のスマホと同期できて、会社のデバイスを開かなくても連絡ができ、LINEや本体の連絡先を増やさないところが助かっています。 |
業種 | エネルギー |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
WowTalkの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
写真の容量が大きいと写真を送れないことがあるので、送れるようになると良い。繋がりにくい状況にもなるので改善してほしい。 |
《RECOG》のPOINT
- 「可視化」で社内のコミュニケーションを促進!
- 簡単な操作と楽しく使える仕組み!
- 組織の課題解決にも効果的!
株式会社シンクスマイルが提供する「RECOG」は、ポジティブなコミュニケーションを仕組み化し、課題解決へと導くチームワークアプリです。サンクスカードによる称賛文化の醸成やコミュニケーションの可視化により、組織の活性に貢献します。楽しい仕掛けのあるUIで簡単に投稿・返信が可能です。
業種 | 金融・証券・保険 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
RECOGのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
企業理念に沿った行動を心がけた社員に対してポイント制で評価することができ、社内への企業理念や文化を浸透させるのに役に立つとは思う。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
RECOGの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
投稿で複数のファイルが添付できるようになるといいと思います。通知に気づかなかった際に相手からメッセージを貰っても閲覧できないので、履歴として残るようにしてもらいたいです。 |
《direct》のPOINT
- 現場の声を反映する純国産ビジネスチャット
- 連携チャットボットで定型業務を自動化・効率化
- 3,000社以上の幅広い業種に導入
株式会社L is Bが提供する「direct」は、10名まで利用可能な無料プランのあるビジネスチャットツールです。自社開発のため現場の声を反映するスピードが早く、頻繁に新機能が追加されます。また、専用のチャットボット開発ツールを無償公開し、完成版のレンタルも行っている点も特徴的です。
directのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
スマートフォンのアプリで使用しています。チャット形式で意思疎通ができるので、電話とは違って相手の時間を奪うことがなく、相手の都合に合わせたコミュニケーションができる点が良い点です。LINEのような絵文字も送ることができて、コミュニケーションの幅が広がります。 |
directの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
受け取ったデータやファイルをドラッグ&コピーできるようにして欲しい。保存名をつけての手順が手間です。
CADデータ(dwg)のプレビュー表示があれば尚良い。 |
《Talknote》のPOINT
- 馴染みやすい操作性で手軽に社員と連絡が取り合える
- 社員のモチベーションをデータで可視化できる
- 手厚いサポート体制で導入後継続率98.8%を達成
Talknote株式会社が提供する「Talknote」は、企業理念の浸透や文化醸成を促進するカルチャーマネジメントツールです。部門や店舗間のプロセス・ナレッジの共有にも有効活用できます。シンプルなUIに連絡もスレッド形式なため、情報が埋もれる心配はありません。また集計機能や労働時間・コミュニケーションの解析機能は、従業員のコンディションの把握にも役立つでしょう。
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Talknoteのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
50店舗展開の会社ですが、各部門、本部連絡など大変見やすく使い易いツールでした。
社外からでもログインでき、休みの日なども情報確認できた。
|
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Talknoteの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
エンターキーを押すと自動で相手にチャットが飛ぶ仕様になってるので、
「まだうち途中だったのに送ってしまった」が何度もあります…
ボタンでオンオフできますが、この仕様はいらないなぁと思います。 |
最新のランキングで人気製品を知りたいという方はこちらも参考にしてください。
シェア率の高い定番ツールを比較
ChatwoksやSlackなど、多くの企業で活用されている有名なチャットツールを紹介します。
《LINE WORKS》のPOINT
- すぐに使える!新しいシステムの導入に伴う負担は最小限
- 掲示板やアドレス帳などコミュニケーション機能が豊富!
- 24時間365日体制でサーバ監視!重要なデータの送受信も安心
「LINE WORKS」はワークスモバイルジャパン株式会社が提供する、ビジネス版のLINEです。普段使っているLINEのようにトークや通話ができ、スタンプも使用できます。馴染みのあるUIで誰でも利用しやすいため、導入ハードルは低いでしょう。共有カレンダー機能やアンケート機能、ファイル管理機能、タスク管理機能など、ビジネスで役立つ機能も搭載されています。なお、無料で活用できるフリープランがあります。
業種 | 医療 |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
LINE WORKSのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
個人の携帯にアプリを入れさせられていますが、社用携帯がない分こちらのチャットから電車遅延の報告や出先からの報告ツールとして使っています。同じチームの人が全員見れるため情報共有ができるのでありがたいです。
また、会社のイベントや社長のメッセージなどもこちらに発信されるので、会社の情報をいち早くキャッチできます。 |
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
LINE WORKSの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
内容を見たら既読機能でも良いのだが、ときに画面を開きっぱなしの人がいるため、見たら必ずアクションをするようにしている。スタンプなどがポップなものが多いので、年配者自身でも、若者が年配者に向けてでも使用しやすいイラストがあるとなお良い。 |
《Chatwork》のPOINT
- 導入社数304,000社以上の実績!
- ISO27001などセキュリティ規格を取得!
- さまざまなツールと連携して情報を一元管理!
Chatwork株式会社が提供している「Chatwork」は、導入社数40万社を超える実績豊富なチャットツールです。ISO27001(ISMS)のほか、国際的なセキュリティ規格を取得しており、堅牢なセキュリティが強みです。また、BacklogやX(旧Twitter)、Gmail、Googleカレンダーなどの外部ツールと連携できるのも魅力のひとつでしょう。
業種 | 介護・福祉 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
Chatworkのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
タスク管理機能を持っているところが良いところです。この機能を使うことで、チャットをしながら発生したタスクを即座に作成・管理できるので、別のタスク管理ツールを開く必要がありません。 |
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Chatworkの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
相手が読んだかがわかる既読機能が実装されると嬉しい。
投稿予約もできると、毎月決まったメッセージを打たなくてすむ。 |
《Workplace》のPOINT
- 91種類の言語に即座に自動翻訳が可能!
- ライブ配信、動画、画像などを利用して興味を引く投稿が作成可能
- インサイト機能で投稿の反応やアクセス数が分析できる
「Workplace」は、Facebook Japan合同会社が提供しているコミュニケーションツールです。「全社員をつなぐ」を目的としているため、ビジネスチャットのほかグループやリアクション、アンケートなどの機能が充実しています。自動翻訳機能も搭載しており、社外の人ともつながりやすいでしょう。また、Microsoft 365やGoogle Workspaceなどとの連携も可能です。
業種 | 食品、医薬、化粧品 |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
Workplaceのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
FacebookのUXに類似しており操作性に違和感がない点です。社員の年齢構成として、Facebookを使用している世代が多いため、多くの社員にとって投稿がスムーズにできるというところは活用が活性化している要因の一つだと思います。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Workplaceの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
多くのメンバーが属しているので仕方のないことですが、どんどん情報が流れてくるため見逃してしまうことが多いです。重要度などのチェックが入れられると嬉しいです。 |
Slack
「Slack」は株式会社セールスフォース・ドットコムが提供するビジネスチャットです。メッセージのやり取りやファイルの送受信、ビデオチャット機能はもちろん、カレンダーや共同編集ツール、アンケートツールなどとシームレスな連携が可能です。フリープランを含めた4種類の料金プランから選べるので、用途や自社の規模にあわせて導入できます。
無料版と有料版の違い
ビジネスチャットツールの中には、無料プランを設けている場合があります。無料版と有料版の違いは機能面にあることが大半です。
例えば、無料プランではチャットできる人数やストレージ容量に上限が設けられている場合が多くあります。また、ユーザー管理機能では退職者のアカウントを削除できないなど、利便性にかける点がデメリットです。本格的な利用を考えている場合は、有料プランとも比較したうえで導入を検討するとよいでしょう。
なお、無料で活用できるビジネスチャットツールに関しては、以下のページで詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
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製品を比較して自社にあうビジネスチャットツールを導入しよう
高いシェア率を誇る定番のチャットツールに加え、さまざまな特徴を持つビジネスチャットツールがあります。自社の導入目的や課題を明確にし、製品を比較検討してツールを導入することが重要です。
以下のボタンから各社製品の資料を一括請求できます。自社に最適なビジネスチャットツールを導入するために、まずは各社製品の特徴や機能・利用料金などを詳しく知り、比較検討するとよいでしょう。