EDIツールとは
EDIツールとは、企業間や行政機関の取引で発生する帳票を、電子データとして自動でやり取りできるソフトウェアです。EDIツールを活用し、注文書や納品書をコンピュータ間で直接やり取りすることで、紙ベースの事務処理を大幅に削減できます。従来の手作業を効率化し、業務負担の軽減に貢献するでしょう。
EDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)とは、このような電子的なデータ交換の仕組みそのものを指します。
EDIの種類
EDIは通信手段の違いにより、以下の種類に分けられます。
種類 |
内容 |
レガシーEDI |
固定電話回線を利用した旧型のEDI。IP化に伴い、利用できなくなるため、新しいEDIシステムへの移行が必須。 |
インターネットEDI |
インターネット回線を利用した高速なEDI。自動化に優れ、柔軟なシステム構築が可能。 |
Web-EDI |
インターネットEDIの一種で、Webブラウザから利用できる。導入が容易で、ユーザーインターフェースが直感的。 |
2024年以降、固定電話網がIP通信に切り替わる動きが進み、現在のEDIの主流はインターネットEDIとWeb-EDIです。
EDIの仕組みや種類については、以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてください。
EDIツールの必要性
EDIは企業間取引を効率化しますが、自社で一からシステムを構築するのは非現実的です。データ形式や通信方法の専門知識に加え、運用ルールの策定も必要で、時間とコストがかかるためです。一方、EDIツールは、業界標準のEDIフォーマットに対応したシステムをパッケージ化しており、導入するだけで手間とコストを大幅に削減できます。
また、2021年の電子帳簿保存法改正や2023年のインボイス制度施行により、電子取引のデータ保存が義務化されました。EDIツールには、これら法令に対応した機能を備える製品もあり、法令遵守の観点からも重要度は高まっています。
EDIツールの主要な機能
EDIツールの主な機能は以下のとおりです。
機能 |
内容 |
データ変換機能 |
多様なEDIフォーマットに対応し、データの生成・変換が可能 |
データ通信機能 |
さまざまな通信プロトコルに対応し、EDIデータの確実な伝送を担う |
運用管理機能 |
EDIの処理状況をリアルタイムで監視したり、ユーザー権限を設定したりできる |
システム連携機能 |
基幹システムと連携し、データを自動的にやり取り可能 |
EDIツールをお探しの方へ
この記事では、おすすめのEDIツールをタイプ分けして比較します。各社製品の特徴や対応プロトコルについては、一覧表から比較するのもおすすめです。「すぐにツール選定に移りたい」という方は、以下のタイプをクリックして、詳しい製品情報をご覧ください。
▼EDIツールを一覧表で比較したい方はこちら!
【比較表】おすすめのEDIツール
EDIツールのメリットとデメリット
EDIツール導入で期待できる効果や注意点は以下のとおりです。
- ■メリット
- EDIツールの導入により、注文から納品までのリードタイム短縮やコスト削減が実現でき、人手によるミスも防げます。また、サプライヤーとの情報共有が円滑になり、在庫や納期管理が最適化されます。
- ■デメリット
- 取引先もEDIツールを導入していないとメリットを十分に享受できません。また、取引量や取引先が少ない企業の場合、システム導入による効果が限定的となる可能性があります。
メリット・デメリットの詳細を知りたい方には、以下の記事がおすすめです。
EDIツールの3つのタイプ
EDIツールを機能や業務範囲で3つのタイプに分類しました。自社のニーズにあわせて最適な製品を選定しましょう。
多様な業界・業種に対応するタイプ
幅広いプロトコルやデータフォーマットに対応し、業種を問わず活用できるシステムです。柔軟な設定が可能で、業界の変化や企業の成長にも適応しやすく、長期的な導入に適しています。さまざまな取引先をもつ企業、中堅・大規模企業の利用にも適しています。
▶おすすめのEDIツール(多様な業種・業界に対応)はこちら!
特定業界での活用に強みをもつタイプ
小売業や卸業、製造業など、特定業界の業務フローに強みをもち、効率的なデータ交換が可能です。限定されたプロトコルのサポートに焦点を当てることで、スムーズな導入と初期費用が抑えられます。業界ならではの業務プロセスやデータフォーマットに対応したい企業に最適です。
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付加的な機能を備えたタイプ
EDI機能に加え、サプライチェーン管理や調達プロセス全体の最適化を支援する機能などを搭載しています。さらなる業務の効率化やコスト削減を目指す企業にとって、全体的な業務の一元管理を実現できる点が大きな魅力です。
▶おすすめのEDIツール(付加的な機能を搭載)はこちら!
EDIツールの比較ポイント・選び方
電子化により商取引を効率化するEDI。メリットを最大限に有効活用するには、自社に最適な製品を選ぶ必要があるでしょう。ここではEDIツール選定時の比較ポイントについて解説します。
データフォーマットと通信プロトコル
EDIは、銀行、流通など業界ごとに定められたデータ交換方式に対応していることが重要です。そのため、自社の取引で必要な業界規定に対応しているかを確認することが、選定の第一条件といえます。
EDIで利用される通信プロトコルとしては、JX手順・ebMS・AS2・全銀TCP/IP・全銀BSCなどが代表的です。また、流通業界では、流通BMSなどの業界標準データフォーマットが利用されることもあります。
自社の取引先が利用するプロトコルやフォーマットに対応したツールを選ぶことで、円滑なデータ交換が実現します。ただし、対応プロトコルが多いほど高額になる傾向があるため、自社のニーズとコストをバランスよく検討しましょう。
提供形態とEDIの種類
EDI導入では、オンプレミス、クラウド、アウトソーシングの3つの選択肢があります。
提供形態 |
特徴 |
オンプレミス |
柔軟なカスタマイズが可能。ただし初期費用が高く、自社での管理が必要。 |
クラウド |
ベンダーが管理するため、初期費用や管理負担が抑えられる。しかしカスタマイズが難しく、セキュリティリスクも。 |
アウトソーシング |
設備投資が不要で専門家に一任できる。自社リソースの削減が可能な一方でコストがかかる。 |
2024年のISDN廃止に伴いレガシーEDIが利用できなくなります。そのため、クラウド型のWeb-EDIへの移行が進んでおり、アウトソーシングも注目されています。
EDI導入を検討する際は、業界動向や取引先の状況を把握することが重要です。リプレイスの場合は、接続先との調整を早めに行い、適切な製品を選びましょう。
クラウドEDIについては以下の記事で詳しく解説しています。
品質と信頼性
EDIは企業のビジネスを支える重要なシステムであり、その品質と信頼性は非常に重要です。取引の遅延や在庫管理の混乱、顧客からの信頼喪失を防ぐためにも、以下の点に注目しましょう。
- ●24時間365日のサービス提供と監視体制:障害発生時に迅速な対応が可能か
- ●冗長性の確保:障害発生時に代替できる仕組みの有無
- ●データスループット:処理能力や転送量を確保し、大量のデータを迅速に処理できるか
実績とサポートスキル
EDIは業界知識など、特殊なプロセスやノウハウが求められる分野です。対象となる業界での導入実績や導入企業数を確認しましょう。また技術者のスキルは、トラブル発生時の対応やカスタマイズ対応の柔軟性を左右します。実績とスキルを兼ね備えたベンダーを選ぶことで、安心してEDIシステムを導入できるでしょう。
【比較表】EDIツール一覧
ここからは、おすすめのEDIツールを紹介します。まずは、この記事で紹介している主要な製品を調査し、見えてきたEDIツールの特徴や傾向を以下にまとめました。製品の比較検討にお役立てください。
- ●電子帳簿保存法やインボイス対応の製品は半数以下。 オプション利用やAPI連携により対応できる場合もある。
- ●多言語に対応する製品は少なく、全体の4分の1程度にとどまる。
- ●Web-EDIに対応していない製品は少ない。
- ●無料トライアルを利用できる製品はほとんどない。
- ●初期費用の金額は、数万円~数百万円と幅がある。搭載機能やシステム規模、カスタマイズ内容でも変動。月額料金は1万円から利用可能なものも。
比較検討を効率化したい方は、一括資料請求(無料)がおすすめです。複数の製品をわかりやすく簡単に比較できます。
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▶おすすめのEDIツール(多様な業種・業界に対応)
幅広い業種に適応可能で、柔軟性の高さが強みのEDIツールを紹介します。
《トラコ》のPOINT
- あらゆるEDIに対応したASPサービス
- 自社システムにあわせたファイルレイアウトでの連携
- 24時間サポート(夜間はベストエフォート)
「トラコ」は、デジタルトランスコミュニケーションズ株式会社が提供しています。あらゆるEDIに対応したASPサービスが特徴で、従来取引先ごとに異なる対応をしていた企業から高い支持を得ています。機能が豊富でレイアウト変換機能・メッセージの監視機能・スケジュール機能などを搭載。24時間365日のサポートがあるため障害対応も安心です。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
基本利用料:月額50,000円 1プロトコル:月額10,000円 1メッセージ:月額5,000円 |
提供形態 |
クラウド / ASP / サービス |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
全銀手順・全銀TCP/IP・流通JCA・流通JCA-H・製造CII標準・ebXML MS |
BL.TRUST -ビーエル・トラスト-
株式会社東計電算 / Toukei (Thailand) Co., Ltd.
製品・サービスのPOINT
- 取引企業からのEDI化要請への迅速な対応、簡単な導入
- 2024年にINSネットが終了することによる通信変更への迅速な対応
- 業務内容に応じた7つのサービスを展開、24時間365日サポート
「BL.TRUST -ビーエル・トラスト-」は株式会社東計電算が提供するEDIサービスです。EDIシステムや異なるシステム間でデータを連携させ、伝送手順やファイル形式を問いません。Web-EDIの操作を代行し、24時間365日サポートしてくれるので、運用負荷の軽減が見込まれるでしょう。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
初期費用45,000円~ 月額10,000円~ |
提供形態 |
SaaS / ASP / サービス |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
全銀BASIC・全銀TCP/IP・流通BMS(JX・ed XML・AS2)・SFTPなど |
製品・サービスのPOINT
- 各種通信手順・個別フォーマットに対応した、高いカスタマイズ性
- 基幹システムやWeb-EDI連携、API連携など多彩なシステム連携基盤
- EDI専門メンバーによる、導入から運用までのトータルサポート
株式会社JSOLが提供する「JSOL-EDIサービス/Web-EDIサービス」は、ファイル交換型EDIとWebブラウザ型EDI(WebEDI)に対応しています。幅広い通信手順に対応し、災害対策やセキュリティも完備されたセンター設備により、安定した運用を実現します。カスタマイズ可能なSaaS+BPO型のアウトソーシングサービスで、従業員数250名以上の大~中堅企業に最適です。
対象従業員規模 |
250名以上 |
参考価格 |
初期費用5,000,000円前後~ 月額200,000円~ |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP / サービス |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
全銀手順・全銀TCP/IP・ebXML MS |
《スマクラ》のPOINT
- 年間数10兆円超の商取引情報を支えるシステム連携基盤サービス
- マルチプロトコル・マルチフォーマットで様々な連携ニーズに対応
- 金融EDI(全銀EDI/ZEDI)、電子帳簿保存法にも対応可能
「スマクラ」はSCSK株式会社が提供する、中堅~大企業向けの統合EDIサービスです。専門の技術者が30年以上積み重ねた実績やノウハウをもち、信頼性も十分。安全性の高いデータセンターやサーバで24時間365日の安定稼働をサポートし、INSネット廃止による移行にも対応可能です。
同社は、AnserDATAPORT連携によるファームバンキング接続サービスや、電子帳簿保存法対応のEDIデータ保存サービスなども提供。以下で詳細を確認できます。
対象従業員規模 |
500名以上 |
参考価格 |
初期費用5,000,000円~ 月額200,000円 |
提供形態 |
クラウド / SaaS / アプライアンス / その他 |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
全銀手順・全銀TCP/IP・流通JCA・流通JCA-H・製造CII標準・ebXML MS |
いい点
情報処理、SI、ソフトウェア
100名以上 250名未満
改善してほしい点
卸売・小売業・商業(商社含む)
100名以上 250名未満
《JFT/SaaS》のPOINT
- 月額3万円から利用可能なクラウド型EDIサービス
- マルチプロトコル対応。サービス開始10年以上で豊富な接続実績
- EDI専門部隊による安心のサポート。24時間365日のサービス提供
株式会社TOKAIコミュニケーションズ提供のクラウド型EDIサービス「JFT/SaaS」は、マルチプロトコル対応で、豊富な接続実績があります。専用回線やインターネットVPNなどの閉域網接続にも対応し、国内外の企業や業界VANとも柔軟に接続可能。クラウドサービスとのAPI連携もカスタマイズ対応でき、設備投資を抑えつつEDI環境を構築したい企業に最適です。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
初期費用180,000円~ 月額30,000円~ |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP / サービス |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
全銀TCP/IP・ebXML MS |
OpenText B2B Managed Services
製品・サービスのPOINT
- 世界のビジネスコミュニティ全体のEDIデータ連携を実現
- 企業間B2Bデータ連携に関わる運用管理コストの削減
- グローバルな経験・実績と専門スキル
「OpenText B2B Managed Services」は、オープンテキスト株式会社が提供するB2B/EDIデータ連携クラウドサービスです。BtoB間のデータ連携を自動化し、取引にかかる業務を効率化。グローバルサポートがあり、海外ビジネスを行っている企業にも最適です。ERP統合の実績が豊富で、24時間365日のノンストップ監視サポートや、導入コンサルティングサービスも実施しています。
対象従業員規模 |
250名以上 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
クラウド / サービス |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
全銀手順・全銀TCP/IP・流通JCA・流通JCA-H・製造CII標準・ebXML MS |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点
通信サービス
1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点
通信サービス
1,000名以上 5,000名未満
《EDI-Master Cloud》のPOINT
- EDI運用サービスで運用負荷/サーバの維持保守にかかる負担を軽減
- 変化するビジネス環境に対応した機能拡張やシステム変更が可能
- OpenAPIを活用したデータやシステムの連携で業務効率化に貢献
キヤノンITソリューションズ株式会社が提供する「EDI-Master Cloud」は、拡張性・耐障害性・可用性を兼ね備えたクラウドネイティブなEDIサービスです。マイクロサービスアーキテクチャやコンテナ技術を採用し、OpenAPIで多様なシステム連携が可能。AWS基盤を用い、EDI運用からアプリケーションまで一気通貫で提供します。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
全銀TCP/IP |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Biware EDI Station 2》のPOINT
- ワークフローを自動処理し、受発注業務の効率化に最適
- 簡単操作でバックアップ・リストアでき、安心した運用を実現
- 導入企業は60,000社以上!業界・業種を問わず利用可能
株式会社インターコムが提供する「Biware EDI Station 2」は、発注データをワークフローに沿って自動処理します。インターネットEDIからレガシーEDI、FAXにも対応。ワークフローの構築はノンプログラミングで簡単に行えるほか、Webブラウザを通してリモート管理できるなど、操作性や使い勝手にも優れています。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
Biware EDI Station 2 Standard 632,500円~ |
提供形態 |
オンプレミス |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
全銀手順・全銀TCP/IP・ebXML MS・SFTP・JX手順など |
いい点
食品、医薬、化粧品
100名以上 250名未満
《REDISuite 汎用EDIサービス》のPOINT
- 医療・金融・物流・メーカーなど他業界の取引先へ導入可能!
- 取引先が接続できるインターフェイスの種類が多様!
- サービス導入時に、スムーズで効率な移行を実現!
株式会社日立システムズが提供する「REDISuite 汎用EDIサービス」は、製造業や流通業、金融業や医療業など多業種に対応できる企業間データ交換サービスです。Web画面でデータの送受信状況やエラーの有無をリアルタイムで追えるため、進捗の把握やトラブル対応がスムーズに行えます。また移行から運用までの期間、ベンダーが取引先からの問い合わせに対応してくれるサポートもあり心強いでしょう。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP / その他 |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
全銀TCP/IP・ebXML MS・JX Serverなど |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《EDI-Master B2B Gateway》のPOINT
- マルチプロトコルに対応し、最大32回線の同時接続が可能
- 3,800万人以上から収集したデータに基づくベンチマーク!
- 充実した機能を搭載し、業務の効率化を向上
キヤノンITソリューションズ株式会社が提供する「EDI-Master B2B Gateway」は、流通BMSロゴマークの使用許諾を得た信頼性が高いマルチプロトコル対応のEDIサーバです。仮想化対応や分散運転にも対応可能。さらには外部システムとの連携を叶えるAPIも準備されるなど、柔軟性の高さが魅力といえるでしょう。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
ハードウェア |
Web-EDI |
ー |
プロトコル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点
卸売・小売業・商業(商社含む)
1,000名以上 5,000名未満
改善してほしい点
卸売・小売業・商業(商社含む)
1,000名以上 5,000名未満
▶おすすめのEDIツール(特定業界での活用に強み)
特定の業界標準に沿ったプロトコルや、データフォーマットを活用したい場合におすすめのEDIツールを紹介します。
《Hi-PerBT ウェブ購買》のPOINT
- 購買業務を大幅に効率化する機能を標準でサポート
- 電子帳票保存法にも対応!!目的に応じた機能のみ利用可能です
- 著名ERP・会計パッケージ、個別スクラッチシステムとの連携豊富
株式会社日立ソリューションズ西日本が提供する「Hi-PerBT ウェブ購買」は、Web-EDIシステムです。サプライヤーとの見積、注文や検収をはじめとした調達業務を効率化します。直感的に操作できるUIが特徴で、画面操作も容易です。相見積り・自動発注・納期遅延回答アラート・分納管理・注文情報のステータス管理・一斉アンケートなど多数の機能を搭載。外部システムとの連携性や高いカスタマイズ性も備え、運用しやすいでしょう。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《NI+C EDIシリーズ》のPOINT
- 35年以上に渡るEDIサービスの提供と10,000サイト以上の接続実績
- NTTグループの高品質NWと国内最高レベルの堅牢なクラウド基盤
- EDI + 付加価値でお客様業務を幅広く支援
「NI+C EDIシリーズ」は、日本情報通信株式会社が提供しています。35年以上にわたっての接続実績は10,000サイト以上。EDI市場で高いシェアを誇ります。流通業や製造業など、各業界を対象としたサービスブランドを展開しており、自社に最適なソリューションを選べます。
対象従業員規模 |
250名以上 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS / ASP / サービス |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
全銀手順・全銀TCP/IP・流通JCA・製造CII標準・ebXML MS |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《MONQX EDI》のPOINT
- 導入費用大幅低減。クラウド型でメンテナンスや設備投資も不要
- 取引先に合わせ自在にカスタマイズ。多言語等、海外取引もカバー
- 業種を問わない豊富なテンプレートの活用で即運用可能
株式会社YEデジタル Kyushuが提供する「MONQX EDI」は、クラウド型のWeb-EDIサービスです。独自の自動生成ツールを用いることで、迅速かつ簡単にシステム構築が叶います。カスタマイズ性の高さも強みの一つで、取引先にあわせて画面項目や機能を柔軟に変更可能。また、専門性の高いコンサルタントのサポートも受けられます。製造業向けERPシステムと連携できるテンプレートを活用すれば、運用開始もスムーズになるでしょう。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
月額100,000円~ |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
JX手順 |
《EdiGate/POST》のPOINT
- 購買業務に関わる手間・コストを大幅削減!!
- Web画面で納期の回答・照会、データの二次活用も可能!
- 操作がシンプルで簡単に電子化をスタートできる!
大興電子通信株式会社が提供する「EdiGate/POST」は、仕入先とのEDIを低コスト・短納期で叶えられる発注型の簡易Web-EDIサービスです。社内システムとの連携や帳票のPDF化により注文書発行業務のコストが削減でき、納期回答・照会、送受信などの確認作業もスムーズに行えるでしょう。
対象従業員規模 |
50名以上 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点
その他製造
750名以上 1,000名未満
Skymart-EDI
株式会社東計電算 / Toukei (Thailand) Co., Ltd.
《Skymart-EDI》のPOINT
- Webでの受発注管理業務の最適化を実現
- 取引先への高付加価値サービスの提供が可能
- 卸売、小売業界への導入実績多数
株式会社東計電算提供のクラウドWeb受発注システム「Skymart-EDI」は、受発注から請求までの業務を一元管理できます。直感的な操作性と発注漏れを防ぐアラート機能により、効率的な受発注業務を実現。タブレット対応画面も提供されており、卸業や小売業界での豊富な導入実績がある信頼性の高いシステムです。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
最新の人気製品から導入を検討したいという方は、以下のランキングも参考にしてください。
▶おすすめのEDIツール(付加的な機能を搭載)
EDI機能+αの機能を備えたシステムを紹介します。サプライチェーンの複雑化が進んでいる企業にもおすすめです。
《Aladdin EC》のPOINT
- FAXや電話で行う受発注業務をシステム化
- 5000社以上のBtoBノウハウでさまざまな業種・業態に対応
- 貴社に合わせたカスタマイズが可能
「Aladdin EC」は株式会社アイルが提供しているWeb受発注システムで、BtoBのECサイトとしても活用できます。5,000社以上のBtoBノウハウをもち、経験と実績にもとづいたカスタマイズ力や提案力の高さが大きな魅力です。既存システムとの連携や、自社独自の機能を希望する場合にもよいでしょう。関東・関西・中部の企業が対象です。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
クラウド / パッケージソフト |
Web-EDI |
ー |
プロトコル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点
卸売・小売業・商業(商社含む)
10名以上 50名未満
《CBP》のPOINT
- 見積~受注/発注~出荷/入荷~請求/支払の一元管理に対応
- EDI/電子データ交換、ファイル共有、FAX AI-OCR読取にも全て対応
- 頻繁な法改正にも即対応(インボイス制度、改正電帳法対応済)
株式会社テクノスジャパン提供の取引情報共有プラットフォーム「CBP」は、既存のEDIとは異なり、企業間取引の全体最適化に貢献します。あらゆるデジタル取引に対応し、データはプラットフォーム上で取引先にも共有されるため、タイムラグや認識違いが生じません。基幹システムやERPと連携できる点も特徴の一つです。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Tradeshift》のPOINT
- クラウドベースで必要なのはブラウザだけ!
- アプリを使って業務をさらに効率化!
- マニュアルいらずでシステム連携も簡単。セキュリティも万全!
トレードシフトジャパン株式会社が提供する「Tradeshift」は、世界200万社が参加する企業ネットワークで、従業員数1,000名以上の大企業に適しています。使いやすいインターフェースで、見積から支払いまでのプロセスを一元化し、サプライヤーにも負担をかけません。PCやスマホからもアクセス可能で、アプリの追加により柔軟に機能を拡張できます。
対象従業員規模 |
1,000名以上 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
Web-EDI |
◯ |
プロトコル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
製品・サービスのPOINT
- 見積~検収までの一連の購買業務プロセスを実現
- 購買情報の一元化と可視化
- 購買業務のコンプライアンス強化
「PROCURESUITE(プロキュアスイート)」は、大興電子通信株式会社が提供しています。購買管理を行う調達支援システムで、見積から検収まで一連の購買業務を効率化します。購買情報が一元管理され、利用者ごとの進捗(見積中・承認中・受入済)の確認も可能です。承認ワークフローや履歴管理など、コンプライアンス強化に効果的な機能も備えています。
対象従業員規模 |
100名以上 |
参考価格 |
ー |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド |
Web-EDI |
ー |
プロトコル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
いい点
電気、電子機器
1,000名以上 5,000名未満
《Guide(ガイド)》のPOINT
- 生産材、一般購入品、工事など様々な品目の調達業務を支援
- BCP、企業調査、単価低減率、納期遵守率分析などの機能も搭載
- 95年から調達領域に特化した専門ベンダーが開発
株式会社横山システム経営研究所が提供する「Guide(ガイド)」は、見積から請求までのEDI取引を効率化する調達統合システムです。生産材や一般購入品など多様な品目に対応し、業務データを一元管理。選定や価格交渉に必要な情報を提供し、バイヤーを支援します。関連法規にも自動対応しており、法令順守の安心運用が可能です。
対象従業員規模 |
すべての規模に対応 |
参考価格 |
月額30,000円~100,000円 |
提供形態 |
クラウド / パッケージソフト / SaaS / ASP / サービス |
Web-EDI |
ー |
プロトコル |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
まとめ
EDI導入を成功させるには、自社の要件に合致するか事前にシミュレーションが必要です。特に業界対応や通信形式、サポート体制を確認しましょう。EDIツールは無料トライアルを利用できる製品が限られています。気になる製品は資料請求や担当者への問い合わせを行い、細部まで確認したうえで検討しましょう。
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