石川県加賀市と一般社団法人加賀市観光交流機構は、人材採用支援事業を手掛ける株式会社アドヴァンテージ(神奈川県横浜市)と連携し、宿泊産業における就労環境改善や雇用創出に向けた取り組み「KAGAルート」を平成29年8月7日より開始。加賀温泉郷経営塾を発足し、採用強化に向けた勉強会をプロジェクトの一環として実施している。

今回、平成30年1月22日に第五回勉強会を開催。仕事と生きがいの関係を、仕事そのものより「どんな環境で仕事をしているか」に着目し活動している、株式会社フリスコ 特定社会保険労務士である桑原和弘氏が講演を行った。


講演では、「約束を交わして、約束を守る。そして信頼関係を築くという関係。そんなステージに時代は差し掛かっている」「何をもって約束するかを書き記しているのが就業規則。守ることで信頼関係ができる」、「労使関係でなく、従業員同士の関係性も顕在化している」、「結果ではなく、何を大切にしたいかなど、経営トップの価値観、そこに至る議論・プロセスこそ重要である」といったことが解説された。

参加者からは「現状の就業規則を見直すきっかけになり、就業規則と経営理念をリンクさせる必要性を感じた」などの声が寄せられた。

編集部のココがポイント!

仕事に関わる人々の条件(性別や年齢、家庭環境など)の多様化に伴い、現在はオフィスでフルタイムワーク、オフィスで時短勤務、テレワークなど、働き方も多様化。同じ会社で働く社員でありながら、同じ時間、同じ場所を共有するわけではなくなってきています。

こうした中で共有できるのは、何のために働いているのかという価値観や、仕事上の約束事を守ってくれるだろうという信頼感ではないでしょうか。ただし働き方が多様化する中では、それらのベースとなる就業規則に基づいて業務が行われているかどうか、管理することも難しくなってきます。

価値観や信頼といった目に見えないものの重要さが増しているからこそ、勤怠管理・就業管理、人事評価といったはっきりと数字などで見える部分については、できる限り“見える化”を進め、透明性の高い管理を行った方がよいでしょう。

そのためには、クラウド型の勤怠管理・就業管理システムや人事システムの導入を検討することもポイントになりそうです。

気になる製品は無料でまとめて資料請求もできます。

おすすめ記事もチェック!