ITトレンド編集部おすすめのCMS比較
まずはITトレンドでおすすめのCMSから比較していきましょう。
オークCMS の比較ポイント
- オークCMSは大手上場企業への導入多数
- リピート率8割以上
- 15年以上の開発ノウハウと実績
株式会社オークが提供。大手上場企業への多数導入実績を持ち、独自技術で開発した拡張性の高いCMSがポイントです。Webサイトの構築だけでなく、その先のコンテンツ運営に注力したい企業におすすめです。
- ■会員管理、ポイント管理、商品管理など顧客対応機能が豊富
- ■PCやスマホ、モバイル、アプリなどマルチデバイス対応
- ■外部サービスとAPI連携可能
- ■大手メガバンクで採用された高度なセキュリティ
- ■問い合わせやアップデートなどの手厚いサポート
- ■価格:初期費用15万円、月額1万円(その他データ移行などに要費用)
vibit CMS Neo の比較ポイント
- 見たまま簡単操作でWebサイト・データベースを作成、編集
- サイトコピー機能で多言語サイトをらくらく構築
- 1つのライセンスで複数サイトの運用が可能
ヴィビットインタラクティヴ株式会社が提供。直感的な操作感が魅力で、大手企業・官公庁へ多数の導入実績があります。誰でも簡単に扱えるCMSを探している企業におすすめです。
- ■テキストや画像ファイルを視覚的にわかりやすい操作でデータベース化
- ■1つのライセンスで複数のサイトを作成可能
- ■承認ワークフロー機能や、バックアップ、リストア機能搭載
- ■多言語サイトも簡単管理・作成可能
- ■スマホやタブレットからでも管理画面を操作可能
- ■価格:初期費用30万円、月額2万円(ライトプランの場合)
Connecty CMS on Demand の比較ポイント
- 大手企業サイトでの利用において必要な機能を標準機能として実装
- クラウド環境のみでシステム提供。インフラ整備が不要
- 継続的な付加価値の提供(無償バージョンアップ)
株式会社コネクティが提供。大企業向け製品として多くの機能を搭載し、リーズナブルなコストで導入できます。インフラ整備の不要なクラウドCMSを探している企業におすすめです。
- ■定期的に無償でバージョンアップを実施
- ■ソフトとハード両方の保守サポートを受けられる
- ■ステータス確認、承認プレビューなど管理機能が豊富
- ■個人やチーム単位で細かく権限を設定可能
- ■多言語(日、英、中)対応
- ■価格:初期費用1,200,000円~、月額費用135,000円~(オプションにより増額)
Community Cloud の比較ポイント
- コミュニケーションの活性化で更に繋がる
- 顧客との信頼関係を一層強化
- パートナーとの協働体制強化で売上拡大を加速
株式会社セールスフォース・ドットコムが提供。顧客やパートナー、従業員のコミュニケーション活性化を図り、情報共有を可能にするオンラインソーシャルプラットフォーム。顧客満足度の向上や従業員の生産性向上を実現します。
- ■顧客とパートナー、社員をつなげ、あらゆる人々が参加可能なコミュニティを構築
- ■テンプレートを使用し、ドラッグ&ドロップで簡単操作
- ■顧客との信頼関係を構築するコミュニティポータル
- ■あらゆる種類のモバイルブラウザを使ってコミュニティにアクセス可能
- ■マーケティング、取引先、見積、注文などの情報をパートナーと連携し収益向上を図る
- ■価格:240円~
SITE PUBLIS の比較ポイント
- ブロック単位でのコンテンツ管理で、追加・削除などの編集が簡単
- 直観的な操作と作業の定型化により、誰にでも簡単に運用可能
- 売上前年比150%up!国産CMSならではの手厚いサポート体制
株式会社サイト・パブリスが提供。直観的な操作と作業の定型化により、誰でも簡単にWEBサイト運営を行うことができます。導入実績600社以上、国産CMSならではのサポート体制も充実しています。
- ■ブロック単位でのコンテンツ管理で簡単編集
- ■WordやExcelのように直感的でストレスフリーな操作感
- ■クラウド・オンプレミス2種類の提供形態
- ■ファイルアップロード利用で、制作会社からの納品物も簡単取り込み
- ■価格:100,000円~
Growth Satellite の比較ポイント
- 初期費用が無料!
- 最短5分で作業が完了!
- 検索流入や問合せが増加!
株式会社LeanGoが提供。ロングテールワードを使用した流入対策ページや、絞り込みの条件に必要なデータを最短5分で生成可能です。Growth Satellit上で運用が完結し、面倒な作業を省いたUXで、初心者でも簡単にスタートできるCMSです。
- ■キーワードの選定作業や紐づけ作業を簡略化
- ■CSVファイルをアップロードするだけ簡単作業
- ■タグ一覧のページを作成することで検索流入の増加が見込まれる
- ■数百万円規模のコストカットが可能
- ■1か月の無料トライアルあり
- ■価格:20,000円~
日本オラクル株式会社が提供。AI/機械学習を活用し、画像やビデオを活用したサイト構築に最適な商用CMSです。幅広くサービスが提供されているオクラル社のクラウドは、必要なものを組み合わせて利用することも可能です。
- ■画像・動画等のコンテンツ管理や作業フローを統一化
- ■アップロードした画像も自動でタグ付け
- ■ヘッドレスCMSで迅速なサイト構築・速やかなオムニチャネル展開
- ■「Smart Search」で必要な画像を簡単に検索・活用
- ■「クラウド&簡単な」商用CMS 第1位を獲得
- ■価格:別途お問い合わせ
まだまだある!CMS比較6選
そのほかのCMS製品6つを比較していきましょう。
WordPress
世界中で最大のシェアを誇るオープンソースCMS。無料で高品質なCMSを利用したい企業におすすめです。
- ■豊富なプラグインにより機能を拡張可能
- ■タブレットやスマートフォンで利用可能
- ■ポートフォリオやビジネスサイトなど幅広く対応
- ■SEOツールや高度なカスタマイズ機能を搭載する有料版へのアップグレードも可能
- ■ドラッグアンドドロップを始めとした直感的な操作が可能
- ■価格:基本無料
Joomla!
数々の受賞歴があり、世界中の企業、政府、非営利団体が利用しているオープンソースCMS。大規模なサイトの運営に向いた無料CMSを利用したい企業におすすめです。
- ■豊富なテンプレートからデザインを設定可能
- ■トップクラスのセキュリティと安定性
- ■インストールとセットアップが簡単
- ■継続的にアップデートされている
- ■8,000以上の拡張機能
- ■価格:基本無料
Drupal
高い拡張性・カスタマイズ性が魅力のオープンソースCMS。自社に適したスタイルを追求したい企業におすすめです。
- ■SEOやSNS連携など多くの拡張モジュールを利用可能
- ■業界や目的に適したモジュールのセット(ディストリビューション)を利用可能
- ■100カ国以上の言語に対応
- ■豊富なデザインテンプレートを利用可能
- ■URL最適化やアクセス解析などのSEOツール搭載
- ■価格:基本無料
MakeShop
GMOメイクショップ株式会社が提供。ネットショップ構築向けのCMS。サイト作成だけでなく、売れるショップを目指せるCMSを求める企業におすすめです。
- ■173種類のテンプレートからデザインを選べる
- ■会員制ショップ構築機能搭載
- ■再入荷お知らせ機能や予約販売機能などの販売促進機能が搭載
- ■各プランの月額費用と初期費用だけで売上手数料は0円!
- ■電話やセミナーなど支援体制が充実
- ■価格:初期費用10,000円~、月額10,000円~(最安はプレミアムショッププランの場合)
EC-CUBE
株式会社イーシーキューブが提供。オープンソースのネットショップ構築用CMS。オリジナリティのあるネットショップを目指す企業におすすめです。
- ■800種以上のプラグインで機能をカスタマイズ可能
- ■EC-CUBEを中心としたパートナーネットワークが存在
- ■電子マネーや定期購入など幅広い決済方法に対応
- ■セキュリティは専門家からのサポートを受けられる
- ■モールとの在庫連携や主要物流会社に対応
- ■価格:基本無料
Magento
Magento社が提供。海外で普及しているECサイト向けオープンソースCMS。グローバル対応したECサイトを構築したい企業におすすめです。
- ■無償、有償の拡張機能が豊富
- ■多言語、多通貨、税管理機能搭載
- ■分析、レポートなどSEO対策機能搭載
- ■クラウドホスティングにより低コストでシステムメンテナンス可能
- ■価格:基本無料
その他のおすすめのCMSについては以下の記事を参考にしてください。
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2020.12.23
クラウド型CMS比較おすすめ13選・初心者が知っておくべき種類や選び方
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CMSの選び方
CMSはどのようにして選べばよいのでしょうか。
自社サイトの目的に合っているか
Webサイトには運営する目的があり、その目的に応じたCMSを選ぶ必要があります。たとえば、サイトの種類によって以下のような目的が考えられます。
- ECサイト
- 商品の販売
- 情報発信サイト
- 継続的な記事の投稿、更新
- コミュニティサイト
- コミュニケーションの場の提供
CMSによって得意としている分野が異なります。自社のサイトが何を目指しているのかをはっきりさせ、それに適した製品を選定しましょう。
また、自社で解決したい課題を明確化することも大切です。たとえば、以下のようなケースが考えられます。
- ■ECサイトを構築したものの、集客できない
- ■サイトの規模が大きくなり、大量の記事の管理が大変
- ■運営者の人数を増やしたいが、現状のシステムでは対応しづらい
SEOツールを搭載したものや、ユーザー管理機能の充実した製品など、さまざまなCMSがあります。製品を比較し、自社の課題を解決できるものを見つけましょう。
オープンソースか商用のツールか
CMSにはオープンソースのものと商用のものがあります。それぞれ、以下の特徴があります。
- オープンソース
- 費用が安く済む分、ある程度知識が必要
- 商用
- 費用がかかる分、手厚いサポートを受けられる
オープンソースのCMSは気軽に利用できますが、トラブル発生時などには自力で対処しなければなりません。また、商用のものと比較してセキュリティが弱いという弱点もあります。
安心して使いたい場合は商用ツール、社内に知識を持ったスタッフがいるならオープンソースにするなど、自社の状況を踏まえて選びましょう。
動的CMSか静的CMSか
Webサイトには動的サイトと静的サイトが存在します。動的サイトを構築するのが動的CMS、静的サイトを構築するのが静的CMSです。それぞれのサイトには以下の特徴があります。
- 動的サイト
- 読み込みに時間がかかる分、柔軟性の高いサイトを実現できる
- 静的サイト
- 読み込み時間は早いが、柔軟性は低い
動的サイトは、アクセスに応じてその都度Webページを構築します。そのため、サイト内検索やコメント欄への記入など、動きのあるサイトを実現できます。
一方、静的サイトはすでに完成したサイトを表示するだけなので、サイト訪問者のアクションによって変化できません。その分、動的サイトと比較して読み込み時間は短いというメリットがあります。
CMSのメリット
CMSにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
サイトの構築が容易にできる
CMSの以下の2つの特徴により、サイトの構築が簡単になります。
- ■専門知識がなくてもサイトを構築できる
- ■分業体制を整えやすい
本来、Webサイトを構築するには言語であるHTMLやWebサーバなどの幅広い知識が必要です。しかし、CMSであればそれらを意識することなく、直感的な操作でWebサイトを運用できます。
また、CMSは複数人で運用するための機能も備わっています。コンテンツ作成から承認、投稿など、複数人で分担して作業できるフローを構築できます。これにより、担当者の負担軽減や業務の効率化が図れるでしょう。
サイトのコンテンツを一元管理できる
CMSを使うことで、サイトのコンテンツを一元管理できます。記事や画像、音声などをまとめてCMS内で扱えるため、それらの情報をサイト内容に反映させるのに手間がかかりません。サイト全体のリンク切れチェックなどもまとめて行え、業務にかかる手間を削減できます。
また、テンプレートを活用することでサイト全体に統一感を持たせられるのもメリットです。デザインを変更する際にはテンプレートを変更するだけでよく、すべてのページに手を加える必要はありません。
必要最低限のSEO対策ができる
CMSの利用はSEO対策にもつながります。サイトに統一感を持たせることで、ユーザビリティの高いサイトとして検索エンジンに認識されやすくなるためです。
ただし、SEOの要はコンテンツの質であるため、CMSを利用しさえすれば優位に立てるわけではありません。あくまで、統一感のあるサイトを作れることの付随的なメリットだと考えましょう。
自社に合ったCMSでサイトの効果を最適化しよう
CMSのおすすめ製品を比較紹介し、製品の選び方や導入メリットについて解説しました。CMSを利用すれば簡単にWebサイトを構築・管理できるようになり、Web担当者の負担軽減や業務の効率化が図れます。
ただし、どのようなCMSが適しているかは、企業の状態やサイトの目的によって異なります。ぜひ、CMSを比較検討し、自社に適したものを見つけてください。