CMSとは
CMSとは、Webサイトの構築・管理を効率化するシステムのことです。サイトを構成する画像やテキスト、レイアウト情報などをシステム内で一元管理します。インターネットが普及し、自社サイトの運営ニーズやECサイトの市場規模が高まるなか、誰でも簡単にサイトを作成できるCMSの導入数は年々拡大しています。
CMSの種類
CMSは導入形態により、以下の種類に分けられます。
- ■オープンソース型
- ソースコードが公開されており、基本的に無料で利用できる。高いカスタマイズ性が特徴。代表的なオープンソースCMSには、WordPress、Joomla、Drupalなどがある。個人ブログから企業サイト、電子商取引サイトまで幅広い用途で利用されている。
- ■パッケージ型
- ベンダーによって提供されるCMS。オープンソース型に比べるとベンダーの提供するフレームワークやツールに依存する。しかしあらかじめ企業向けに設計されているため、標準で豊富な機能をもつのが特徴。導入費用やライセンス料が発生する代わりに、ベンダーの一貫したサポートが受けられる。
- ■クラウド型
- インターネット環境があれば場所を問わずアクセスできる。初期費用を抑えた導入が可能で、月額・年額制や従量課金制のものが多く、予算計画が立てやすいのが特徴。サーバ管理やインフラのメンテナンスを気にする必要がなく、利用状況に応じて柔軟にリソースを変えられる。リモートワークや多拠点での作業にも対応。
WordPressの特徴と他製品との違い
CMSの導入を検討する際、候補としてよくあげられるのが代表的なCMSとして知られる「WordPress」です。サーバ構築のコスト・手間はかかりますが、無料で利用できます。高いシェアを誇り、拡張プラグインやテンプレートも多いため、充実したユーザーコミュニティが特徴です。
しかし、利用者の多さからサイバー攻撃の対象になりやすく、こまめなバージョンアップが必要となります。また、カスタマイズや運用には一定の知識が必要です。
この記事で紹介するCMSの多くは専門知識不要で利用でき、運用リソースをもたない企業にも適しています。セキュリティ性能も高いものがほとんどのため、予算や管理・運用リソースと照らし合わせ、自社に適したものを選びましょう。
CMSをお探しの方へ
この記事では、おすすめのCMSを2つのタイプに分類し、特徴や価格、導入ユーザーからの口コミを紹介します。各製品の違いがひと目でわかる比較表もあるので、導入をお考えの方は参考にしてください。
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【比較表】おすすめのCMSの機能や特徴一覧
CMSのメリット
CMSを導入することで得られるメリットについて解説します。
サイト構築が容易にできる
本来、Webサイトを構築するには、言語であるHTMLやWebサーバなどの幅広い知識が必要です。しかしCMSを活用すれば専門的な知識をもたずとも、直感的な操作でWebサイトを構築できます。
また、CMSは複数人で運用するための機能を備えています。コンテンツ作成から承認、投稿など、複数人で分担して作業できるフローの構築が可能です。これにより、担当者の負担軽減や業務の効率化が図れるでしょう。
サイトのコンテンツを一元管理できる
記事や画像、音声などを一元管理し、CMS内で扱えるため、それらの情報をサイト内容に反映させるのに手間がかかりません。サイト全体のリンク切れチェックなどもまとめて行え、業務にかかる手間を削減できます。
また、テンプレートを活用することで、サイト全体に統一感を出せるのもメリットです。従来、デザインを変更する際には1ページずつ設定を変える必要がありました。CMSではテンプレートを用いてすべてのページにデザインが反映されます。
必要最低限のSEOができる
CMSの利用はSEOにもつながります。サイトに統一感をもたせることで、ユーザビリティの高いサイトとして検索エンジンに認識されやすくなるためです。ただし、SEOの要はコンテンツの質であるため、CMSを利用するだけで優位に立てるわけではありません。あくまで、統一感のあるサイト作成による付帯的なメリットだと考えましょう。
CMSの2つのタイプ
CMSはサイト構築に強みをもつ製品とマーケティング支援機能を備えた製品に大別されます。それぞれの特徴は以下のとおりです。
- ■サイト構築の効率化に強みをもつCMS
- 余分な機能を省き、シンプルかつ低コスト。操作性の高さに定評のある製品が多いといえます。また、CMSの主要機能であるコンテンツ編集機能が充実しています。サイトデザインやコンテンツの編集の容易さや、チーム内での共同編集のしやすさなどが特徴です。
- ■マーケティング支援機能を搭載するCMS
- Webサイト運用に欠かせないSEOやメルマガ配信などのマーケティング施策に役立つ機能を搭載した製品を指します。製品によって異なりますが、アクセス解析やSNSとの連携、ショッピングカートやマイページの作成などが可能です。SEO機能を内蔵したワンパッケージツールなどもあります。
CMSの選び方
ここからは、CMSを選ぶ際に留意すべきポイントを解説します。
ニーズにあった機能の有無
CMSは、ECサイト・ポータルサイト・コミュニティサイトなど、運営するWebサイトの種類にあわせて必要な機能が異なります。また、サイト規模拡大による管理の煩雑化や運営チームの整備など、自社のもつ課題によっても製品ニーズは変わってくるでしょう。
そのほか、ユーザーにあわせて表示するページを変動させる必要があれば、動的CMSを選択する必要があります。テーマやプラグインの追加が可能か、自社独自の機能を開発できるかなどを確認しましょう。
セキュリティ性能の高さ
セキュリティやシステムのアップデートを定期的に行っているかも重要です。特に、オープンソース型CMSでは公式なサポートサービスが用意されていないため、ユーザーコミュニティの活発さなどを見るとよいでしょう。
外部システムとの連携可否
例えばAPIに対応していれば、顧客管理ツールやPOSデータとの連携ができるほか、コンテンツとSNSとの同時配信も可能です。利用用途に応じて、自社のもつ既存の決済システムや基幹システムとの連携に対応しているか確認してみてください。
そのほか、インターフェースの見やすさや作業手順のわかりやすさ、編集機能の使いやすさを導入前にデモ画面や無料トライアルで確認しておくのがおすすめです。製品の選び方についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
【比較表】おすすめのCMSの機能や特徴一覧
ITトレンド編集部おすすめのCMSを比較表にまとめました。また、ITトレンドで資料請求したユーザー様への検討状況のヒアリング内容や、この記事で紹介している主要な製品を細かく調査して見えてきた、CMSの特徴や傾向を以下にまとめています。ぜひ製品の比較検討にお役立てください。
- ●導入の容易さやトラブル時の復旧のしやすさから、近年クラウドCMSが主流
- ●企業サイト向けの有料CMSの多くがWebアクセシビリティに対応している
- ●マーケティング支援機能をもつCMSは全体の半数以下にとどまる
- ●求人サイトやマッチングサイト、口コミサイトなど、一定のサイト構築に特化した製品もある
以下のボタンからおすすめ製品を一括資料請求(無料)できるのでぜひご活用ください。
おすすめのCMS(サイト構築効率化に強み)
まずはWebサイトの構築やコンテンツ管理を効率化するおすすめのCMSについて、特徴や価格、適した用途などの面から比較していきましょう。
製品名 | 全体満足度 | 機能満足度 | 価格 |
---|---|---|---|
ShareWith | 4.0(1件) | 2.0 | 初期費用750,000円~ 月額120,000円~ |
Connecty CMS on Demand | 3.0(2件) | 3.0 | 初期費用1,200,000円~ 月額135,000円~ |
Experience Cloud | 3.8(6件) | 4.3 | 240円~ |
SHANON vibit CMS Neo | ー | ー | 初期費用600,000円~ 年額400,000円~ |
SITEMANAGE | ー | ー | お問い合わせください |
SHANON vibit CMS cloud | ー | ー | 400,000円~3,000,000円 |
RCMS | 3.0(1件) | 4.0 | 初期費用44,000円~ 月額11,000円~(税込み) |
infoCMS | 3.5(2件) | 3.5 | 初期費用150,000円~ 月額42,000円~ |
a-blog cms | 4.0(1件) | 3.0 | 月額1,650円~(税込み) |
NOREN | 3.0(1件) | 3.0 | 10,000,000円~ |
Buddy | ー | ー | お問い合わせください |
Movable Type | 3.8(14件) | 3.8 | 月額5,500円~(税込み) |
※レビュー評価は2025年3月13日時点における実数を表示しています。"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。
Connecty CMS on Demand
- 大手企業サイトでの利用において必要な機能を標準機能として実装
- クラウド環境のみでシステム提供。インフラ整備が不要
- 継続的な付加価値の提供(無償バージョンアップ)
株式会社コネクティが提供している「Connecty CMS on Demand」は、日本の大手企業の利用シーンにあわせて作られた国産クラウドエンタプライズCMSです。Web制作からシステム構築、インフラ整備まで、ワンストップで行えるのが強みです。インフラ整備の不要なクラウドCMSを探している企業におすすめできます。
対象企業規模 | 従業員100名以上 | 提供形態 | クラウド / SaaS |
参考価格 | 初期費用1,200,000円~ 月額135,000円~ | 無料トライアル | ー(※無料デモあり) |
用途 | Webサイト、グローバルサイト運用 |
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Connecty CMS on Demandを利用したユーザーの口コミ
UI/UXに新しさが無く、操作が煩わしく感じることが多いです。 特に公開日時の時間設定、承認を2回行わないといけない点が不便です。
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Experience Cloud
- コミュニケーションの活性化
- 顧客との信頼関係を構築
- パートナー企業との協働強化による売上拡大
「Experience Cloud」は株式会社セールスフォース・ジャパンが提供するオンラインソーシャルプラットフォームです。ポータルサイトやコミュニティサイト、FAQページをテンプレートで簡単に作成でき、顧客やパートナーなど、社外関係者への情報共有を容易にします。さらに取引先情報や顧客の行動履歴の共有をはじめ、営業支援へも活用できます。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | クラウド / SaaS |
参考価格 | 240円~ | 無料トライアル | ー(※無料デモあり) |
用途 | 顧客向けコミュニティサイト、ナレッジサイト、ECサイトなど |
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Experience Cloudを利用したユーザーの口コミ
弊社では自社営業担当者以外に社外の営業パートナーと提携し営業を行っている。 本サービスを導入したことで社外営業パートナーへの業績・成績資料の通知をペーパーレスにでき、作成コストを大幅に削減できた。
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ユーザ部門がCMSでカスタマイズするのには難易度が高いように感じた。そのため、エンジニアが各種設定をして提供する必要があった。
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SHANON vibit CMS Neo
- 見たまま簡単操作でWebサイト・データベースを作成、編集
- サイトコピー機能で多言語サイトをらくらく構築
- 1つのライセンスで複数サイトの運用が可能
株式会社シャノンが提供する「SHANON vibit CMS Neo」は直感的な操作が魅力で、テキストや画像ファイルを簡単にデータベース化できます。承認ワークフロー、バックアップ、リストアなど機能も充実しており、誰でも簡単に扱えるCMSを探している企業におすすめです。大手企業・官公庁での導入実績も多くあります。
対象企業規模 | 従業員50名以上 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS / ASP |
参考価格 | 初期費用600,000円~ 年額400,000円~ | 無料トライアル | ー |
用途 | 顧客向けコミュニティサイト、ナレッジサイト、ECサイトなど |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
SITEMANAGE
- 外部との連携やハイレベルなカスタマイズも可能
- フェーズと合わせて、段階的に様々なサイト構築が可能
- 使いやすさにこだわった直感的に使える管理画面
株式会社シフト提供のCMSパッケージ「SITEMANAGE」は、豊富なテンプレートやプラグイン、カスタマイズ機能を備え、短納期で柔軟な制作が可能です。動画埋め込みやプレビュー機能、HTML編集も対応しており、初心者から上級者まで幅広く利用できます。外部プラグインとの連携も強力で、運用の手間を大幅に軽減します。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / パッケージソフト |
参考価格 | ー | 無料トライアル | ー |
用途 | コーポレートサイト、ECサイトなど |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
SHANON vibit CMS cloud
- ローコストでスピーディーなWebサイト構築を実現!
- WAF、SSLサーバー証明書が標準搭載のセキュアなクラウド環境
- サーバー管理不要で、サイトを通じたDXを推進
株式会社シャノンが提供する「SHANON vibit CMS cloud」は、現場の担当者がスマホやタブレットで簡単にWebサイトを編集・管理できるCMSです。ローコストで迅速なサイト構築が可能なうえ、WAFやSSLサーバー証明書を標準搭載したセキュアなクラウド環境を提供します。シンプルなコーポレートサイトや製品サイト、LPページなどの作成に適しています。
対象企業規模 | 従業員50名以上 | 提供形態 | クラウド / パッケージソフト / SaaS / ASP / サービス |
参考価格 | 400,000円~3,000,000円 | 無料トライアル | ー |
用途 | コーポレートサイト、製品サイト、LPページなど |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
RCMS
- 3,000社を超えるさまざまな業種・業態の企業への導入実績
- 高度なカスタマイズでオリジナリティの高いサイトを構築可能
- 常時SSL対応や脆弱性診断など強固なセキュリティ対策
株式会社ディバータが提供している「RCMS」は、250もの機能を標準搭載している国産CMSです。メディアサイトから求人サイトまで、さまざまなWebサイトに対応しています。さらにオプションで追加機能の開発を委託でき、クラウド版でも高い拡張性をもつのが強みです。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | クラウドの場合:初期費用44,000円~、月額11,000円~(税込み) オンプレミスの場合:初期費用1,595,000円、サポート費275,000円/年(税込み) | 無料トライアル | ◯ |
用途 | コーポレートサイト、コミュニティサイト、ECサイト、求人サイトなどさまざまなWebサイトに対応 |
RCMSを利用したユーザーの口コミ
初めてWEB管理者になった人でもとっつきやすいインターフェイスであり使いやすいです。版数管理が簡単で失敗してもすぐに元に戻せます。
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複数のウインドウを立ち上げて作業するとマイページから弾かれてしまいます。作業途中のデータが何度も飛んでしまい悲しい思いをしたのでこれは改善してもらいたいです
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infoCMS
- 導入後の課題解決も含めたサポート・コンサルティング体制が充実
- ISO27001を取得するなどセキュリティが堅牢
- 規模に合わせて豊富な料金プランの中から選択可能
「infoCMS」は株式会社インフォネット提供のオールインワン商用CMSで、ビジネス向けWebサイトの構築から運用までをサポートします。高い冗長性をもつMicrosoft Azureのデータセンターを利用しているため、災害対策も万全です。そのほか承認フロー機能やマルチデバイス機能など20以上の管理機能があり、90以上の標準モジュールからカスタマイズできます。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | 初期費用150,000円~ 月額42,000円~ | 無料トライアル | ー |
用途 | Webサイト |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
infoCMSを利用したユーザーの口コミ
ブロック入力が可能であり、タイトルや見出しがつけやすいです。画像ブロックもわかれているので体型的に作りやすい。
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基本機能として、お知らせやプレスリリースなどを発信する機能がない。企業HPとしては必須の機能なので、実装してほしい。
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a-blog cms
- プログラムを一切書くことなくサイトを構築できる!
- サイト訪問者のニーズを満たすことができる充実した機能群!
- 国産CMSならではの制作者・運用者向けのサポート体制
「a-blog cms」は有限会社アップルップルが提供している国産ローコードCMSで、多機能かつ使いやすさに特化しています。SEOやセキュリティ対策、フォーム作成機能など、ビジネスに必要な機能があらかじめ備わっているため、導入後すぐにサイト構築をはじめられます。個人利用向けの無料プランも用意されているため、試用版として使い勝手を試してみるのもよいでしょう。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | SaaS / ASP |
参考価格 | サブスクリプションの場合:月額1,650円~/5ユーザー(税込み) ※無料プランあり 買い切りの場合:66,000円~/5ユーザー(税込み) | 無料トライアル | ◯(30日間) |
用途 | 個人ブログ、企業向けWebサイト |
a-blog cmsを利用したユーザーの口コミ
利用者にとって使いやすいインタフェースと直感的な操作性。初心者でも使いこなせる。ページを直接編集できる。一々管理ページをアクセスしなくても、UIを確認しながら内容を変えることができる。
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カスタマイズがあんまり効かない。海外製のツールの方がオプションが充実している。使いやすい分機能が少ない
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NOREN
- 静的CMSでありながらリアルタイムな情報発信を実現
- 多種多様なパートナー企業によるサポートが充実
- 柔軟なライセンス体系でスモールスタートから大規模な運用まで
「NOREN」は株式会社アシストが提供するコンテンツ管理システムです。静的CMSながらコンテンツの公開設定や、閲覧者に応じた公開範囲の制限が可能。安定性を維持しつつ柔軟性もあるのが特徴といえます。専任講師によるトレーニングや専任の担当者によるサポートセンターも提供されているため、はじめてサイト運営を行う場合も安心でしょう。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | 10,000,000円~ | 無料トライアル | ー |
用途 | Webサイト |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Buddy
- 制作プロセスを大幅に削減!
- SEOに強いWebサイトを作る機能が豊富!
- メールや電話における充実したサポート!
「Buddy」はシステムに内蔵された多くのパーツを選択するだけで、簡単にWebサイトの構築が可能です。マーケティングコンサルやSEO設定に関するサポートが受けられます。なおベンダーである株式会社WEBマーケティング総合研究所は、10,000社以上のWebサイトの作成実績をもちます。そのため、ノウハウを活かしたデザインやライティングの提供も魅力のひとつです。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | ー | 無料トライアル | ー |
用途 | Webサイト |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Movable Type
- 国内で5万以上のサイトに導入されてきた実績
- データの構造化により再利用を容易に
- オプションやソリューションが豊富
「Movable Type」はシックス・アパート株式会社が提供するコンテンツ管理システムです。Data API機能により、単一ソースからデバイスや出力形態を問わずさまざまなコンテンツが生成できます。またPHPなどのプログラムが不要なため、セキュリティ対策も行いやすいでしょう。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS / ASP |
参考価格 | クラウドの場合:月額5,500円~(税込み) オンプレミスの場合:99,000円~(税込み) | 無料トライアル | ◯(1か月間) |
用途 | Webサイト(静的Webサイトも可) |
Movable Typeを利用したユーザーの口コミ
WordPressのようないわゆるCMSであり、導入時の手間はかかったが運用に乗ればWebサイトの運用管理の手間が掛からない点は良い。ワイヤーフレームを作成してアップロードを情シスにお願いして、という事をしなくても良い。
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ホームページに画像を挿入する際、画像の大きさを定めたり、位置を決めたりするのが、直感的に操作できず、わかりにくかった。
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以下のボタンから、最新の資料請求数ランキングを確認できます。製品選びに悩んでいる方は、問い合わせの多い製品から参考にしてみてはいかがでしょうか。
おすすめのCMS(マーケティング支援機能を搭載)
ここからはWebサイト構築におけるコンテンツ管理だけでなく、マーケティングオートメーション(MA)ツールなどの、マーケティング支援機能が搭載された製品を人気順に紹介します。
製品名 | 全体満足度 | 機能満足度 | 価格 |
---|---|---|---|
WordPress | 4.3(982件) | 4.1 | 月額564円~ |
Drupal | ー | ー | お問い合わせください |
BlueMonkey | 3.0(2件) | 3.5 | 月額36,000円~ |
HeartCore CMS | 4.0(2件) | 4.5 | お問い合わせください |
Sitecore Experience Platform | 3.3(4件) | 3.3 | お問い合わせください |
※レビュー評価は2025年3月13日時点における実数を表示しています。"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。
WordPress
- ECサイトを含む多様な形態のサイト構築に対応
- 簡単な操作で美しいサイトを作れる
- 膨大なプラグインによりさまざまな機能を実装可能
「WordPress」は、多くのWebサイトで利用されているAutomattic Inc.提供のオープンソースCMSです。基本的なサイト構築機能は無料で利用できるほか、マーケティング機能やECサイト用機能をはじめ、ビジネス利用に適した5つのプランが用意されています。有料プランではベンダーに保守管理も任せられるため、運営工数を減らせるでしょう。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | 月額564円~ ※無料プランあり | 無料トライアル | ー |
用途 | 個人ブログ、eコマース用のサイトなど |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
WordPressを利用したユーザーの口コミ
初心者から始めましたが、ネットで検索するといろいろやり方は出てくるので、サーバーインストールからプラグインの適用、テーマなど特に躓くことなく、LPを作成できました。やはり、無料テーマが充実しているところは良いところだと思います。
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WordPress/PHP/アドオンのアップデートによる表示トラブルが長年使用すると多発する。ただこれはオープンソースなので仕方ないかもしれない。 ビジュアルエディターはhtmlがわからなくてもそこそことこまで思い通り記述できるが、やはり細かいところはクラシックエディターによる手打ちになるので、思い通りに記述するにはやはりhtmlの知識が必要かも。また管理者はPHPの知識が必要かと(と言っても、検索すればだいたいの事はわかるが)
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Drupal
- 完全無料で利用可能
- 小売業界や医療業界、教育業界など多様な分野に対応
- 100以上もの言語に対応しグローバルでのビジネスを実現
アクイアジャパン合同会社が提供している「Drupal」は、MA機能や顧客ごとのアプローチ施策の出し分けなど、マーケティング支援も可能なオープンソース型コンテンツ管理システムです。100以上の言語に変換できる自動翻訳機能があるため、グローバルサイトの構築も簡単に行えます。拡張性が高く、幅広い業界で活用できるのが強みです。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス |
参考価格 | ー | 無料トライアル | ー |
用途 | Webサイト、グローバルサイト、ECサイトなど業界を問わず利用可能 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
BlueMonkey
- 開発から保守までを運営会社がワンストップで実施
- Webマーケティングのコンサルティングサービスが提供
- シンプルで分かりやすい料金体系
クラウドサーカス株式会社が提供する「BlueMonkey」は日本の中小企業向けに作られたCMSです。デバイスに応じてレイアウトが最適化されるレスポンシブルデザインに対応しているため、Webサイト構築を効率化できます。また記事公開にあたってワークフロー機能を設けたり、ログ管理機能で操作履歴を管理できたりするため、ガバナンスの強化が可能です。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | ライセンス費用 月額36,000円~ | 無料トライアル | ー(※無料デモあり) |
用途 | Webサイト |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
BlueMonkeyを利用したユーザーの口コミ
自社開発のCMSなので相談に対しての解決は早く正確で使い勝手は良い。中小企業で「とりあえず見栄えの良いサイト構築がしたい。後々の運用も任せたい」と言うところには最適。
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Googleアナリティクス4の効果測定タグを挿入するためにHTMLを直編集しようと試みたが、当時ツールで対応してなかったため、やり方を工夫しないとタグの設置ができなかった。
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HeartCore CMS
- 大手企業や官公庁など世界中で3,500社への導入実績を
- 独自の関数による簡単な構築
- 導入から運用まで隙なく支援するサポート体制
ハートコア株式会社提供の「HeartCore CMS」はサイト構築のほか、マーケティング支援とシステム連携の3機能をメインとしたCMSです。170か国の翻訳エンジンと連携しているため、グローバルサイトの構築のほか既存サイトをグローバル対応させるのにも適しているでしょう。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | ー | 無料トライアル | ー |
用途 | Webサイト、グローバルサイト、顧客コミュニティサイトなど |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Sitecore Experience Platform
- カスタマーエクスペリエンスを最適化
- ヘッドレスCMSでさまざまなデバイスに対応
- 選べる3種類の導入形態
サイトコア株式会社提供の「Sitecore Experience Platform」は、顧客データの収集・分析を行い、ユーザーごとに最適化されたコンテンツの表示が可能です。あらかじめMA機能が備わっているため、情報連携がしやすいのも強みの一つです。Webコンテンツの作成だけでなく、顧客体験やCV強化を目的としている企業に適しています。
対象企業規模 | すべての規模に対応 | 提供形態 | オンプレミス / クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 | ー | 無料トライアル | ー |
用途 | Webサイト、マーケティング支援 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
まとめ
CMSを利用すれば、Webサイトの構築・管理が簡単になり、Web担当者の負担軽減や業務の効率化が図れます。ただし、どのようなCMSが適しているかは、企業の状態やサイトの目的によって異なります。おすすめ製品の一括資料請求サービス(無料)もぜひ活用し、自社に適したものを見つけてください。
更新内容もdiffを取ることができるので、誰がいつどの部分を更新したかなどが一目でわかり、サーバー内のディレクトリが一目でわかるので、開発経験があるユーザーにとってはとても使いやすい仕様になっている。
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